平成22年市長年頭あいさつ

更新日:平成28年2月15日

動き出した十日町市に勢い付けて

 新年明けましておめでとうございます。十日町市長の関口芳史でございます。平成22年の年頭に当たり、市民の皆様にご挨拶申し上げます。
 昨年当市では、トキめき新潟国体冬季大会に始まり、第4回大地の芸術祭や全国棚田サミットなど全国規模の催しが目白押しで、大変にぎわいのある一年でした。市民の皆様からは、心のこもった温かいおもてなしで来訪者をお迎えいただきました。人と人、地域と地域の交流が育まれたことに加え、十日町市とその魅力を全国に向けて発信することができましたことに心から感謝申し上げます。
 これらの催しをとおして、来訪者の方から十日町市へのおほめの言葉や羨む言葉をたくさんいただきました。それは、この地域の人であり自然であり食であり歴史文化であり、それらさまざまなものに厚みがあり質感があるからです。端的にいえば、この地域そのものが魅力的だからです。
 この地域で生活している私たちにとっては、当り前でありふれたものでも、外から訪れた人の目や新たな視点で見つめると、これまでとは違った輝きを放つことがあります。これまでの価値観や既成概念にとらわれないでいきましょう。今こそ柔軟な発想が必要であり、そうすることのできる人にのみ大きなチャンスが生まれると信じます。
 新しい十日町市が誕生して5年が経ちます。それまでは、近隣市町村として同じ土地柄の中で協力しながら、あるいは競争しながら自治の営みをなしていたものが、合併して一つになりそれぞれの良いところを持ち寄ることで相乗効果が生まれ始めています。早くからこのことに気付いていれば良かったと少し悔やまれます。だから、観光庁の主導のもとに新潟、長野、群馬の県境にある7市町村を圏域とした「雪国観光圏」の取り組みはとても重要だと思っています。互いに連携しながら、一体的な観光戦略を展開し相乗効果を生むことで、より大きな広がりで地域の活性化を目指すものです。情報化とスピード化が進む現在において、広域で活動することのメリットを生む新たな地域振興策として着実に推進していきます。
 私は本年、これまで訴えてきたやさしさのあるまち、元気のあるまちづくりの実践に向けて具体的に取り組んでまいります。まずは、高齢者や障がいのある皆さんにやさしい施策を行うとともに、子育て世代の皆さんをしっかりと支援するなど、福祉政策の充実した十日町市を目指します。そのうえで、公共交通対策や環境対策など将来に向けて住む人にやさしいまちづくりの基盤を創っていきます。
 一方で、未来に向けて市が発展していくために、元気のあるまちづくりを進めていきます。各地域で行われているさまざまな行事を一層充実させ、今地域にあるものに磨きをかけるとともに、新しい魅力作りにチャレンジし、がんばっている方々を支援しながら、わくわくドキドキできる事業を展開したいと考えています。
 今、市内には、生まれ育ったこの十日町市に大いなる自信を持ち、いろんなことにチャレンジして頑張っている若者が増えています。このにぎわいも実に頼もしく十日町市の将来に希望を感じます。もっともっとたくさんの人たちから、どんどん前に出てきてほしいと願っています。そのために、彼らが活躍できるステージを作っていかなければならないと思っています。
 目の前に背丈の何倍もある大きな大きな丸い石があると想像してみてください。重く大きな石を動かすには、最初は大きな力が必要です。はじめはためらいもあるかもしれません。動くわけがないとあきらめる人もいるでしょう。しかし、みんなが同じ方向に力を合わせぐらりとさせることができれば、あとはしめたものです。私は、今の十日町市は例えてみれば、長年ピクリともしなかったこの大きな石がいろんな力によって、ぐらりと動いたところのように感じています。今年は、この動き始めた大きな石に市民みんなが駆けつけて、力を合わせて動きを確実なものにする一年だと思っています。
 私は、市民の皆さんの立場に立った市役所改革を進めながら、知恵を出しお金をつくり出し「選ばれて住み継がれる十日町市」の創造に取り組んでまいります。市民の皆様もいっしょに勢いを付けていきましょう。
 結びに、今年一年、市民の皆様が健やかに過ごされることを祈念し、年頭のご挨拶といたします。

十日町市長 関口芳史

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