平成28年市長年頭あいさつ

更新日:平成28年3月4日

新たなフィールドを実感する年に

 年頭にあたり、謹んで新年のごあいさつを申し上げます。市民の皆さまには、日ごろより市政にご理解とご協力をいただき、厚く御礼申し上げます。

 

 昨年は、市制施行10周年の節目を迎え、この喜びを市民の皆さまとともに分かち合い、これを機に花開く年として十日町市の未来ストーリーを描いてまいりました。

 信濃川は水利使用許可の期間更新の時期を迎え、5月8日には、東日本旅客鉄道株式会社と河川環境の向上や地域活性化の取組などを盛り込んだ覚書を締結しました。川の流量も回復し、大勢の子ども達からラフティングを体験してもらうとともに、河川環境が改善されたことで、秋のサケの遡上は前年の2倍以上となる1,500匹を超えました。

 また、夏に開催した大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ2015は、作品の数、質ともに過去最高のものとなり、前回展を超える約51万人の方々からこの地域にお越しいただきました。この芸術祭が地方創生の先駆的な取組事例として注目を集め、文部科学大臣をはじめとした大勢の方々から視察にもお越しいただき、十日町市流のまちづくりの手法に手ごたえを感じたところです。

 さらに、この市制施行10周年を機に、11月1日に新たな市民憲章を定めました。詩人の谷川俊太郎さんからご起草いただき、雪や縄文などの言葉が散りばめられた十日町らしいものができあがり、親から子へ、子から孫へと受け継がれる未来への道しるべとなることを期待しています。

 そして、4月1日に施行した「十日町市まちづくり基本条例」をはじめ、今後目指すべき将来の方向や人口の将来展望を示す「十日町市人口ビジョン」、今後の5か年の目標や具体的な施策を示す「十日町市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定してきました。

 

 これまでの取組を足掛かりとして、今年、十日町市は次のステップに大きく歩みを進めるための「第二次十日町市総合計画」を策定します。これまでと同様に、人にやさしいまちづくり、活力ある元気なまちづくり、安全・安心なまちづくりの3つを基本方針として、誰からも選ばれて住み継がれるまちを目指します。

 例えば、活力ある元気なまちづくりとしては、新規創業を促進するためにビジネスプランコンテストの開催、創業支援補助金制度の創設、インキュベーションオフィスの設置を行います。また、中小企業診断士による経営指導や創業相談の充実、そして若者の就業促進にも取り組みます。

 また、次の10年間で重点的に推進する未来戦略の1つとして、市内の電力消費量の30%相当を再生可能エネルギーで創出することを目標に掲げ、豊富な温泉熱を使った温泉バイナリー発電や宮中取水ダムの維持流量を活用した小水力発電事業など、里山の資源をフル活用した取組にチャレンジしていきます。

 2020年には東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催されます。昨年11月には、当市を事前キャンプ地としてもらえるよう、平成14年サッカーW杯以来交流を続けてきたクロアチア共和国を訪問してきました。今年もなお一層、国際的スポーツキャンプの誘致を進めてまいります。併せて、当市が誇る県内唯一の国宝火焔型土器を、新国立競技場の聖火台のモチーフにしていただくよう、引き続き、関係機関に強く働きかけてまいります。

 一方、平成25年認定の中心市街地活性化事業が佳境を迎え、昨年の産業文化発信館「いこて」と複合住宅施設「アップルとおかまち」に続き、この春には「市民交流センター」と「市民活動センター」がオープンします。さらに、新消防庁舎の完成や十日町病院の外来棟部分の開院など、まちの装いも大きく変わってきます。市内で活動する人、訪れる人、そして移住する人を増やす取組も積極的に進めていきます。

 引き続き、地方創生のフロントランナーとして、山も里も元気なまち、選ばれて住み継がれる十日町市の実現に向けて全力で取り組んでまいります。

 

 繰り返しになりますが、昨年で十日町市は市制施行10年を迎えました。しかし、この10年はあくまでも通過点であり、これからの20年、30年後に進むべき十日町市の輝けるビジョンを市民の皆さまとともに描いてまいりますので、今後も変わらぬご理解と、温かいご支援をお願い申し上げます。

 結びに、本年が皆さま一人ひとりにとりまして、素晴らしい1年となりますよう心からお祈り申し上げ、新春のあいさつとします。

 

十日町市長 関口 芳史

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