除雪車で毎日が快適

更新日:平成28年2月15日

雪をとりのぞくことをじょせつ(除雪)といいます。除雪をするための特別な車をじょせつ車といいます。じょせつ車には「ロータリーじょせつ車」「じょせつドーザー」「じょせつグレーダー」などがあります。広い道路では、こうした大型のじょせつ車をつかいます。また、細い道路や歩道、庭先などでは、小型のじょせつ機がかつやくします。

道路じょせつは早朝(そうちょう)のしごと

早朝に除雪ドーザーが除雪作業をしている画像

道路じょせつは朝の通きんや通学が始まるまえに、終わらせるようにしています。朝でかける多くの人が、雪でこまらないようにするためです。

じょせつ作業をする人は、まだ暗い早朝3時から作業を始めることもあります。ただし、雪がふり続くときには朝も昼も夜もこうたいで作業します。

じょせつ車いろいろ

雪を取りのぞく場所や雪のじょうたいによって、いろいろなじょせつ車がかつやくしています。

「ロータリーじょせつ車」は前についている鉄の刃を回転させて雪をけずり取り、最大50メートル先まで吹(ふ)き飛ばすことができます。「じょせつドーザー」は雪を押し出したり、ダンプにつみこんだりします。「じょせつグレーダー」は地面に凍(こお)りついた固い雪や氷を、鉄板ではがして道路わきに集めることができます。

雪を吹き飛ばす「ロータリーじょせつ車」

ロータリー除雪車の除雪作業の画像

ロータリーじょせつ車は、最大50メートルも先に雪を吹き飛ばすことができます。道路じょせつでは、空き地や道路わきに雪を吹き飛ばします。雪を吹き飛ばす場所がないときは、ダンプに雪をつんで別の場所に雪をすてにいくこともあります。ロータリーじょせつ車のしくみを説明します。

  1. ロータリーじょせつ車は、車体の前についているらせん形の輪を回転させて、雪のかたまりをくだき、車体の中央によせ集めます。
  2. 車体の中央(らせん形の輪のすぐうしろ)には、スクリューのような羽根が高速で回転しています。くだかれた雪は羽根の力で、いきおいよく車体の上に吹き飛ばされます。
  3. 車体の上には象のはなのような、長い筒(つつ)がついています。この筒は、角度や方向をかえることができます。吹き飛ばされた雪は筒を通って外に出ていきます。

雪のかたまりだって持ち上げる「じょせつドーザー」

除雪ドーザーが除雪作業をしている画像

じょせつドーザーは、建設(けんせつ)現場ではたらくブルドーザーのように、わん曲した鉄板で雪を押すことのできる大型機械(きかい)です。

ブルドーザーとのちがいは、前面にある鉄板の角度を上下だけではなく、左右にもかえられることです。この写真では、鉄板の角度をかえて道路上の雪を歩道側によせ集めています。

また、じょせつドーザーは鉄板についている長いアームを腕(うで)のように曲げて、雪のかたまりを高く持ち上げることもできます。じょせつドーザーからダンプに直接雪をいれることもできます。

雪をひっかく「じょせつグレーダー」

除雪グレーダーの画像

かたくふまれた道路上の雪を、車体の下の鉄板ではぎとります。鉄板はななめになっていて、はぎとった雪を歩道側によせることができます。

じょせつグレーダーがよせた雪を、さらにロータリーじょせつ車などで片づけたりすることもあります。

雪運びならおまかせ「排雪(はいせつ)用トラック」

ダンプにロータリー除雪車で排雪している様子の画像

市街地(しがいち)や住宅が集まっている場所のように、雪をすてる空き地がないところでは、ロータリーじょせつ車やじょせつドーザーで集めた雪を排雪用トラックにつんで、広い空き地にすてにいきます。トラックは工事げん場ではたらいているものと同じです。

せまいところも大かつやく「小型じょせつ機」

小型除雪機で除雪する様子

大型のじょせつ車が入ることのできないせまい場所や、家の庭先などでは、小型じょせつ機がかつやくします。小型じょせつ機にも、人が乗って運転するものから、芝刈(しばか)り機くらいの大きさのものまでさまざまな種類があります。

歩行者にもやさしい 「歩道専用じょせつ機」

歩道用ロータリー除雪機で除雪している様子

車道だけでなく歩道も機械でじょせつします。歩道が雪にうもれてしまうと、歩行者は車道を歩かなくてはならないので、とても危険です。

そこで、専用のじょせつ機を使って歩道もきちんとじょせつをします。歩道専用のじょせつ機は、歩道にあわせて幅が1.5メートルくらいしかありません。