雪おろし・雪かきで使う道具

更新日:平成28年2月15日

スノーダンプを使って屋根の雪下ろしをする画像

十日町市にふる雪は1立方(りっぽう)メートルで約350キログラムもの重さがあります。屋根につもったたくさんの雪をそのままにしておくと、重みで戸や窓の開け閉めができなくなり、最後にはたてものがつぶれてしまう危険性があります。

そこで、雪が屋根に1メートルくらいつもると「雪おろし」という除雪(じょせつ)作業をします。雪おろしや庭先(にわさき)の雪かきでは、さまざまな道具が使われます。

雪を運びならおまかせ「スノーダンプ」

スノーダンプの画像

スノーダンプを使って屋根の雪下ろしをする画像

スノーダンプは雪おろしや雪かきに使う道具です。スノーダンプには、もち手の先に約1平方メートルの板がついています。雪のかたまりを板の上にのせて移動(いどう)させることができます。スコップよりも一度にたくさんの雪を運ぶことができます。スノーダンプは重くて頑丈な鉄製(せい)か、ほとんどが軽いアルミ製がほとんどです。中にはプラスチック製のものもあります。スノーダンプが軽いのは、体力をつかう雪かき作業を少しでも楽にするための工夫です。

とても軽い「アルミ製(せい)スコップ」

雪おろしや雪かきでは軽くてがんじょうな、アルミ製のスコップが使われます。鉄製のスコップにくらべて軽いのは、作業をしてもつかれないための工夫です。

一度に運べる雪の量はスノーダンプよりも少ないのですが、今でも、雪を投げすてたり、「雪とよ」にのせたりする場合などにかつやくしています。

雪のすべり台「雪とよ」

雪とよは屋根の上など傾斜(けいしゃ)のある場所に置いて使う細長い板です。木製(もくせい)で幅(はば)は約50センチ、長さは3.6メートル(2間)くらいあります。表面にはロウがぬってあり、この上に乗せられた雪がすべりおちるようになっています。

雪とよを連結(れんけつ)することで、10メートル以上も先に雪をすてることができるようになります。大きな屋根の雪おろしなどでかつやくします。

雪おろしでの転落事故(てんらくじこ)をふせぐ「雪どめアングル」

雪アングルがついた屋根の画像

屋根につもった雪はとてもすべりやすくなっています。そこで雪おろしをする家の屋根には、雪どめアングルという金属製(きんぞくせい)の長い棒ぼうが横方向にとり付けられています。

雪どめアングルによって、屋根雪(やねゆき)が急にすべり落ちたり、雪おろしをする人が足をすべらせるのをふせいでいます。

雪どめアングルは、雪を屋根からすべり落とす「落雪式住宅(らくせつしきじゅうたく)」にはついていません。

雪の上を歩くときの「かんじき」

カンジキの画像

かんじきを履いた様子の画像

かんじきは、ふかふかの雪の上を歩くときや、屋根の雪おろしをするときに長靴(ながぐつ)の下につける昔からの道具です。

かんじきをつけると、地面にせっする面積が大きくなるので、雪の上を歩いてもうまりにくくなります。また、屋根の上ではすべり止めの役わりもします。

今は道路除雪が普及しているので、道ふみも必要なくなってきていて、利用することはなくなっています。