雪さらし

更新日:平成28年2月15日

十日町市では「越後上布(えちごじょうふ)」「越後縮(えちごちぢみ)」とよばれる布をつくっていました。上布とは、カラムシという植物の繊維(せんい)で織(お)った織物(おりもの)です。

カラムシの糸や布を、雪の上に置き、さらに雪をかけて、とけるのを待ちます。すると、きれいに漂白(ひょうはく)されるのです。

これは、雪がとけるとき、水素イオンというものが発生して食物性繊維(しょくもつせいせんい)を漂白するはたらきを利用したものです。雪と日光には殺菌(さっきん)のこうかもあることから、カイコ用品やふとんわたなどの雪さらしも行われていました。

漂白作用などがある「雪さらし」(昭和33年・塩沢町)

「雪さらし」(昭和33年・塩沢町)