今から700年以上昔の南北朝時代、一羽の鷹が舞い降りて傷ついた羽を休めているのを木こりが見つけ、そこに熱泉を発見したのが始まり。また、室町時代は越後守護上杉家の隠し湯であったという説もあります。近隣に火山がないのに90度にもなり、塩分が強いのは、隆起運動によって地下に閉じこめられた1200万年前の海水が、マグマで温められ噴出しているのではないかとの説が有力。現在、7つの源泉を持つ「松之山温泉郷」の中心には十数軒の旅館が軒を連ね、趣のある温泉街を形成しています。効能高いお湯とノスタルジックな雰囲気は、多くの観光客をひきつけて離しません。
泉 質 |
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ナトリウム・カルシウム−塩化物温泉 |
効 能 |
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神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻ひ、うちみ、くじき、関節のこわばり、慢性消化器病、痔症、冷え性、病後の回復期、疲労回復、健康増進 |
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ホウ酸と塩分濃度が高く、苦くしょっぱい味がする独特の泉質。
十数件が軒を並べる小さな温泉街はゆったりとぜい沢な時間を楽しめる。
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