【市長メッセージ】新型コロナウイルス「新潟県・注意報発令」に伴うお願い 市民の皆様へ(令和2年8月3日)
いまだに収束の見えない新型コロナウイルス感染症でありますが、市民の皆様には、日頃より感染予防を実践いただき、心より感謝申し上げます。
皆様のご努力のおかげで、8月3日現在、市内での感染者はありません。
しかしながら、全国各地で連日のように感染者数が過去最多を更新し、新潟県内でも感染拡大の傾向があります。
先月31日の夜に、県は4段階ある基準のうち下から2番目の「注意報」を発令し、花角知事から県民に対する注意の呼びかけがありました。
この状況を踏まえ、私から市民の皆様へ3つのお願いをさせていただきたいと思います。
1点目に、市民の皆様が感染拡大地域に出かけたときのことです。
ナイトクラブなど接待を伴う飲食店や大声を出すカラオケなどはもちろん、単なる会食の場でも感染が広がっているという報告もあります。こうしたマスクを取って長時間会話するような場面は、ぜひ避けてください。
2点目に、感染拡大地域からご自身またはご家族が戻られたときであります。
ご家族や職場の同僚、ご友人に「私がうつすかもしれない」という気持ちを持って、行動を自重してください。特に、家庭内の感染が発生しています。高齢の家族と接するときは、家庭内でもマスクを着けて、長時間の会話をしないなどの配慮をお願いします。
そして、万が一具合が悪くなったときは、ためらうことなく「帰国者・接触者相談センター」の十日町保健所に相談してください。
3点目に、市内で会食をするときのことですが、感染防止対策がしっかりとなされているお店を選んでいただきたいと思います。そして、できるだけ少人数で長時間とならないようにしてください。
また、事業者の皆様には、市民から選ばれる立場ということを自覚いただき、業界ごとのガイドラインを順守し、今まで以上の感染防止に取り組んでいただきたいと思います。特に、県が例示しているピクトグラムを活用したポスターは、ご自身の店がどういった対策を実施しているのか一目でわかるので、ぜひこれを掲示していただきたいと思います。
以上のことにつきまして、ご理解とご協力をお願いいたします。
そして、万が一、市内で感染者が発生した場合ですが、感染された方やそのご家族、職場の方、そして医療関係者などに対して、不確かな情報で差別をしたり偏見を持つことは、厳に慎んでいただくよう再度お願いいたします。
私たちは、生命と健康を守るための感染拡大防止と、生活を守るための地域経済の活性化という2つの相反する目標に向かって、終わりの見えない道を進んでいるように思えます。
しかし、歴史を振り返れば、克服できなかった感染症はなく、新型コロナウイルスも終息する日が必ず到来します。
ワクチンが開発され、広く普及されるその日まで、市民の皆様には、一人ひとりが新型コロナウイルスに「うつらない、うつさない」ということを改めてご理解いただき、行動していただきますようお願いいたします。
令和2年8月3日
十日町市長 関口 芳史
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更新日:2021年04月01日