とおかまち 10の道を歩く−散歩みち−
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里山を歩く/里山は命の源。樹木を育て、虫や動物に住みかを与え、土に帰し、再び新しい命を芽吹かせる。ただの通り道としてではなく、五感を澄ませて、森を見て、聴いて、歩いてみよう。
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まつのやまきのこ探険/森の学校キョロロのきのこ博士と行く!!/季節は秋。里山には木の幹、木の根にさまざまな種類のきのこが生えている。松之山「森の学校キョロロ」のきのこ博士といっしょに、きのこ探険に出かけよう。


ポイント1
幹か、地面か、切り株か?
きのこはどこに生えている?

森に入ってほんの1分もたたないうちに、細いブナの幹に点々と生えた白いきのこを発見!!「見てごらん。これはヌメリツバタケモドキ。ブナ林にしか生えないきのこです」ときのこ博士。手の中を見ると、小ぶりでコロンと丸いきのこが転がっている。ブナの幹を見上げると、3メートルくらいからバサッと先がない。

ヌメリツバタケモドキを発見!!/博士「今日のデザートにしよう」/えっ!?デザート??
ヌメリツバタケモドキを発見!!/博士「今日のデザートにしよう」/えっ!?デザート??
ヌメリツバタケモドキを発見!!
博士「今日のデザートにしよう」
えっ!?デザート??

ポイント2
枯葉・木材を土に返すきのこは「森の掃除人」
「この木、どうしたんですか?」と聞くと、「生存競争に負けて、枯れてしまった木です。きのこは枯れた木を腐らせて、土に返す働きを持っているんですよ」と博士。周りのブナを見回してみると、枝をのびのびと伸ばしている。幹にはきのこが一つも生えていない。「きのこって生態系の一部なんだ」と初めて意識する。

きのこの生えた木を見上げてみると、幹は細く、枯れて、先が折れている。きのこの生えた木を見上げてみると、幹は細く、枯れて、先が折れている。

ポイント3
食用きのこにドクキノコ
知らないきのこを次々発見!

さらに森の奥へと入っていくと、あっちにもこっちにも、いるいる!きのこがたくさんいる!!「それは食用のツエタケ。サッといためるとおいしいですよ」と博士。うすい紅色のきのこに手を伸ばすと、「残念。それはドクベニタケ。毒キノコですね」。思わず手をひっこめる。ほかにも、割ると中の色がどんどん変わる「クロアザアワタケ」など、今まで見たこともないきのこをたくさん発見!!

ほ〜ら、内側をさわってごらん。いいにおいがするでしょう?
ほ〜ら、内側をさわってごらん。
いいにおいがするでしょう?

クロアザアワタケを割ってみると・・・中身が青から赤、そして黒へとどんどん変わる。
クロアザアワタケを割ってみると・・・
中身が青から赤、そして黒へとどんどん変わる。

こんなに大きなきのこが採れたよ!!こんなに大きなきのこが採れたよ!!

ポイント4
採ったきのこを試食
なんとデザートも登場!?

森から帰るといよいよ試食。「おいし〜っ!!」。歓声をあげる子どもたち。ハシが止まらず、最後は残った汁の奪い合いに。そこに「デザートですよ〜」と博士が持ってきてくれたのは、赤いおわんに白く浮かぶヌメリツバタケモドキだ。「さっとゆでて、はちみつと和えるとおいしいんですよ」と博士。口に含むと、ふわっと柔らかい。黒みつやきなこにもよく合いそうだ。見て、採って、味わって。きのこの新しい姿に出会った大満足のきのこ探険だった。

フライパンでさっと炒めて、醤油をちょろっとたらす。
フライパンでさっと炒めて、
醤油をちょろっとたらす。

おいし〜い!!
おいし〜い!!

本日のメニューはきのこの醤油炒めとヌメリツバタケモドキのハチミツ和え。本日のメニューはきのこの醤油炒めとヌメリツバタケモドキのハチミツ和え。

十日町で採れるきのこたち
ナラタケ類/十日町市ではモグラボウズ・アマンダレと呼ばれ、最も親しまれているきのこ。
ナラタケ類
十日町市ではモグラボウズ・アマンダレと呼ばれ、最も親しまれているきのこ。

マイタケ/秋にミズナラなどの広葉樹の根元より発生。現在では栽培も盛ん。
マイタケ
秋にミズナラなどの広葉樹の根元より発生。現在では栽培も盛ん。

ナメコ/日本海側を代表する食用きのこ。秋にブナなどの枯れ木に発生する。
ナメコ
日本海側を代表する食用きのこ。秋にブナなどの枯れ木に発生する。

ヤマブシタケ/食感が良く、最近、栽培もされるようになったきのこ。人気上昇中。
ヤマブシタケ
食感が良く、最近、栽培もされるようになったきのこ。人気上昇中。

アブラシメジ/昔から食用とされてきたが、最近では里山が荒れて少なくなってきた。
アブラシメジ
昔から食用とされてきたが、最近では里山が荒れて少なくなってきた。



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