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ポイント1 |
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幹か、地面か、切り株か?
きのこはどこに生えている?
森に入ってほんの1分もたたないうちに、細いブナの幹に点々と生えた白いきのこを発見!!「見てごらん。これはヌメリツバタケモドキ。ブナ林にしか生えないきのこです」ときのこ博士。手の中を見ると、小ぶりでコロンと丸いきのこが転がっている。ブナの幹を見上げると、3メートルくらいからバサッと先がない。
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ヌメリツバタケモドキを発見!!
博士「今日のデザートにしよう」
えっ!?デザート??
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ポイント2 |
枯葉・木材を土に返すきのこは「森の掃除人」
「この木、どうしたんですか?」と聞くと、「生存競争に負けて、枯れてしまった木です。きのこは枯れた木を腐らせて、土に返す働きを持っているんですよ」と博士。周りのブナを見回してみると、枝をのびのびと伸ばしている。幹にはきのこが一つも生えていない。「きのこって生態系の一部なんだ」と初めて意識する。
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きのこの生えた木を見上げてみると、幹は細く、枯れて、先が折れている。
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ポイント3 |
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食用きのこにドクキノコ
知らないきのこを次々発見!
さらに森の奥へと入っていくと、あっちにもこっちにも、いるいる!きのこがたくさんいる!!「それは食用のツエタケ。サッといためるとおいしいですよ」と博士。うすい紅色のきのこに手を伸ばすと、「残念。それはドクベニタケ。毒キノコですね」。思わず手をひっこめる。ほかにも、割ると中の色がどんどん変わる「クロアザアワタケ」など、今まで見たこともないきのこをたくさん発見!!
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ほ〜ら、内側をさわってごらん。
いいにおいがするでしょう?
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クロアザアワタケを割ってみると・・・
中身が青から赤、そして黒へとどんどん変わる。
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こんなに大きなきのこが採れたよ!!
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ポイント4 |
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採ったきのこを試食
なんとデザートも登場!?
森から帰るといよいよ試食。「おいし〜っ!!」。歓声をあげる子どもたち。ハシが止まらず、最後は残った汁の奪い合いに。そこに「デザートですよ〜」と博士が持ってきてくれたのは、赤いおわんに白く浮かぶヌメリツバタケモドキだ。「さっとゆでて、はちみつと和えるとおいしいんですよ」と博士。口に含むと、ふわっと柔らかい。黒みつやきなこにもよく合いそうだ。見て、採って、味わって。きのこの新しい姿に出会った大満足のきのこ探険だった。
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フライパンでさっと炒めて、
醤油をちょろっとたらす。
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本日のメニューはきのこの醤油炒めとヌメリツバタケモドキのハチミツ和え。
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