とおかまち 10の道を歩く−散歩みち−
散歩みちホームページ
十日町市ホームページ
ともに歩む/暮らしを支えるもの。それは、将来のビジョンを見据えた教育、産業、福祉などの施策。公と民が助けあい、ともに歩むまちづくりこそが、より豊かで明るい未来のライフステージを築く。
歴史を歩く 川を歩く 空を歩く 里山を歩く まちを歩く 屋号を歩く 温泉を歩く アートを歩く 交流の道を歩く ともに歩む 十日町の将来像・施策方針 数字で見る十日町市
十日町市長 田口直人 夢を耕しつづける感動と創造のまちづくり/新市のまちづくり理念


人と自然の調和する21世紀のトップランナーを目指そう
十日町市長 田口直人

 2005年4月1日、旧十日町市、川西町、中里村、松代町、松之山町が合併して、新制十日町市が誕生しました。新しい十日町市は、都市機能と豊かな自然が共存するバランスのよいまちです。この地域の財産、市民、そして行政の力を合わせて、新しい十日町市を次の世代も夢を耕しつづけられるような、明るく元気なまちにしていきたいと考えています。

 それにはまず、市民と行政との信頼関係と協働体制の構築が最も大切です。私は物事の本質はつねに現場にあると考えています。ですから、市民との対話、職員との対話を通して、市民と市長、そして職員と市長の間に信頼関係を築き、課題の本質を見極め、市長としての職を全うしていきたいと考えています。

 新市の課題であるまちづくりは、中心部と周辺部の均衡ある発展が基本と考えています。周辺地域が安定してこそ中心部もまた輝き、合併の理念が実現するものと思います。中心部では、伝統産業を振興させると同時に、情報化の時代を先取りする産業づくりが欠かせません。市では高速通信網の基盤を整備し、新しい産業の発掘や誘致を支援していきます。また、周辺部での田舎体験を通して、全国に交流の輪が広がっています。この地域の特徴である美しい自然と雪を生かし、なつかしさが感じられるふるさとづくりを目指していきたいと考えています。

 まちづくりは市民が主人公です。今までにも、市民発の交流活動やイベントが大きく育ち、まちづくりの原動力となってきました。自分たちでアイデアを出し、その実現に向けて動いて初めて、喜びは自分のものになります。市では若い世代が力を磨き、自信をもてるような地域自治組織づくりを支援し、ワークショップを通して、まちづくりのリーダーとなる人材を育成していきます。

 このほか、福祉の向上のため、信頼できる医療ネットワークと介護支援制度をつくり、市民が安心して暮らせるまちづくりに務めていきたいと考えています。

 課題は多くありますが、まずは震災からの復興が第一です。本格的な復興はまだ軌道にのったばかりです。市では災害拠点病院などの公共施設の整備はもとより、農業などの産業施設を速やかに復旧し、住宅・宅地に大きな被害を受けた市民が一日も早く安定した生活に戻れるよう支援を続けていきます。

 地震をのりこえ、心をひとつに、新たな一歩を踏み出しましょう。



総務課広報広聴係 TEL:025-757-3111 内線213、214 FAX:025-752-4635
お問い合せはこちらから