 |
 |
 |
|

|
緑豊かな自然環境や雪国の風土と調和した快適な生活環境づくり
十日町市のまちづくりでは、地域の財産である緑豊かな美しい自然環境を保全しつつ、豪雪地帯特有の課題を克服し、住民にとって快適な生活環境を創出していく必要があります。
そのため、計画的な土地利用に基づいて、地域が有する環境や風土を守り、冬期間の日常生活や経済活動を維持するための克雪対策の充実や、生活道路、上・下水道、情報通信網などの基盤整備を推進します。また、公共交通機関の充実を図り、住民生活の利便性向上を目指します。
環境保全・水資源の確保
緑豊かで美しい自然環境の保全に配慮しながら、安全確保のために治山・治水事業を促進します。また、河川の流量確保を図るとともに、雪利用なども含め水源かん養を図ります。
交通・通信網の整備
地域間の移動が安全・円滑に行えるよう道路の改良整備や鉄道及びバス路線の連携などを推進します。また、情報通信ネットワーク整備を推進し、情報基盤の確立を目指します。
生活環境の充実
上・下水道の整備やごみのリサイクルなどを推進し、循環型社会の実現を目指します。克雪・利雪の両面から生活を見つめ、緑豊かな自然を生かした生活環境を整備します。
|
情報通信ネットワークの整備
光ファイバー敷設
十日町市では、地域の情報通信ネットワーク化を目指し、高速情報通信網整備事業に取り組みます。具体的には、市役所、小・中学校、保育所などの施設を光ファイバーケーブルでつなぎ、ネットワーク化します。これにより、災害時におけるスムーズな情報交換などが可能となります。今後はこのネットワーク網を各家庭に広げ、より安心・安全・便利な自治体サービスの提供を目指します。
|
 |
一般の家庭にも高速通信網を整備。
|
循環型社会の実現を目指して
川西有機センター
2005年7月に完成した「川西有機センター」は、環境に負荷をかけない資源循環型社会の構築と地域農業の発展を目的に整備されました。生ごみなどをたい肥化し、有機肥料として活用するシステムが構築されています。
この施設は、川西地域の住民有志が家庭生ごみのたい肥化に取り組んだことが建設のきっかけとなりました。今後は施設を有効活用し、地域全体の環境意識の向上、循環型農業の促進を目指します。
|
 |
広く清潔なセンター内。約42日間かけて生ゴミをたい肥化。
|
雪に強いまちづくりに向けて
克雪・利雪対策
冬期間の快適な生活のために、克雪・利雪は欠かせません。十日町市では、屋根雪や市街地の小路から押し出された雪を投雪する流雪溝や、道路に地下水を散水する消雪パイプを早くから整備してきました。
また、年平均3〜4回の屋根の雪下ろしをしなければならない当市では、効率的な雪処理のために、克雪住宅の整備が進められてきました。これにより、現在では融雪、耐雪、自然落下式住宅や高床式住宅が広く普及しています。
|
 |
熱で雪を溶かす融雪屋根なら、高齢者世帯も安心して暮らせる。
|

|

|