クマに注意してください

更新日:2021年10月25日

クマに遭遇しないために大切なこと

クマに自分の存在を知らせる

ラジオや鈴などで音を出して行動してください。
クマは嗅覚や聴覚が人より優れているため、人の接近をいち早く察知し、人を避けます。
ただし、風や雨、川の音などで人の気配を察知できないこともありますので、注意してください。

早朝や夕方の外出は特に注意

クマは、早朝や夕方に活発に行動します。
この時間帯に外出する場合は一人での行動は避けて、見通しの悪い山林には立ち入らないでください。
過去に、クマによる農作物などの被害があった場所は遭遇の危険がありますので、十分に注意してください。

クマに遭遇したときは

落ち着いて行動を

  • クマまで距離があるようなら、そっと立ち去ってください。
  • 急に大声を出さないでください。
    大声を出したり、物を投げつけたりするとクマは興奮します。
  • クマに逃げる機会を与えるよう心掛けてください。

走って逃げない

クマは「逃げるものを追う」習性があるといわれています。
クマの走る速さは時速約35キロといわれていて、追いかけられたら逃げ切ることは大変難しいです。
背中を見せて逃げるなどの行動は危険です。

クマが立ち上がるのは威嚇行動ではない

クマが立ち上がるのは、たいていの場合は攻撃しようとしているのではありません。
クマは視覚があまりよくないため、視覚で確認できないものを嗅覚で察知しようと周囲をうかがい、あなたが何者か確かめようとしているのです。
十分に距離があるときは、ゆっくりとその場を離れてください。

子グマに出会った時は特に注意

子グマの近くには親グマがいますので、危険な状況であると認識してください。

クマに攻撃されたときは

急所(頭部や首)を守ってください

万が一、クマが襲ってきた場合には、素早く地面のくぼみや岩陰にうずくまり、両手で頭部や首を守りましょう。
頭部や首に攻撃を受けると致命傷になりかねません。

クマを目撃した後の対応について

クマやクマの足跡などの痕跡を目撃した場合は、安全な場所に避難をしたうえで十日町市役所または、十日町警察署までご連絡ください。詳しい状況の聞き取りや出没現場への立ち合いをお願いすることがあります。

現場確認を行ったうえで、注意喚起やパトロール等を実施します。

通報先

  • 十日町市農林課:025-757-9917(平日)
  • 十日町市役所:(代表)025-757-3111(土日祝日)
  • 十日町警察署 :025-752-0110

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この記事に関するお問い合わせ先

産業観光部 農林課 林業振興係

所在地:〒948-8501 新潟県十日町市千歳町3丁目3番地(本庁2階)
直通電話番号:025-757-9917
ファックス番号:025-752-4635

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