新潟日報朝刊広告掲載

更新日:2023年03月23日

新潟日報朝刊への広告掲載について

再生可能エネルギーや十日町市の取り組みを広く理解してもらうことを目的に、県内で65%程度のシェアのある新潟日報朝刊で3回にわたり広告を掲載しました。

平成29年10月12日(木曜日)朝刊(1回目)

10月12日の広告ポスター

つかう、つくる、つながっていく

いつからだろう、

子どもを育てるのが難しい世の中だなんて

言われるようになったのは。

生まれたばかりの小さな命を見つめながら、

ふと思う。

「この子のために何かをしてあげたい」と。

両手で抱えた愛おしいぬくもりを感じながら、

澄んだ水が流れる川やお日様に照らされた木々の緑を見つめる。

季節を重ねて実りを与えてくれる土や風の匂いを吸い込む。

いつか伝えたい「この世の中に無駄にしていいことなんて何もない」と。

毎日使うおむつでさえエネルギーになるという。

例えば、私の暮らす十日町市では

1年に1,023トンもの紙おむつが使われていて、

これをエネルギーに変えて暮らしに利用する。

想像するだけでわくわくする未来が待っている。

明日も、明後日も、この先もずっと、

この子のふるさとが美しい国でありますように。

今、始めよう。私にもできることから。

平成29年11月11日(土曜日)朝刊(2回目)

11月11日の広告ポスター

つかう、つくる、つながっていく

きっかけは、東日本大震災でした。

福島第一原発事故による電力供給量不足がもたらした、

日常への不安と未来への懸念。

エネルギー自給率6%の日本が直面した現実に対し、

私たちは、今すぐ取り組むべき目標を決めました。

それは、エネルギーの地産地消。

十日町市には、化石燃料に頼らないエネルギー供給を

実現できる資源があります。

信濃川の豊かな水、緑まぶしい森林、降り注ぐ太陽光、

主産業のひとつ、きのこ生産で発生する廃菌床、

そして捨てるだけだった生ごみや紙おむつなど、

自然を始め、生活の営みがつくる廃棄物に至るまで、

これらを資源と捉えエネルギーに変えていきます。

動き出した再生可能エネルギープロジェクト。

十日町市の未来はここから始まります。

平成29年12月9日(土曜日)朝刊(3回目)

12月9日の広告ポスター

(重要)12月9日掲載のこちらの画像は、複写および他への使用はできません。

つかう、つくる、つながっていくー10年後の十日町市ー

ただいま!

白い息を吐きながら帰ってきた娘を迎えたのは、

私と暖かなストーブの炎。

冬のお手伝いはこれにすると決めて、

嬉しそうにペレットの減り具合を確かめている。

私の腕の中で笑っていた小さな命は

すくすく育ってくれた。

あれから10年私たちは森林資源や水力、

地熱、紙おむつなどを使った

再生可能エネルギーを利用して暮らしている。

エコロジーに繋がることは、

少し手間がかかるけれど、

毎日をていねいに暮らしてる気がして、

環境にやさしく、何よりも心地いい。

もう少し大きくなったら、

娘も自分の町を誇りに思うはず。

私がそうであるように。

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この記事に関するお問い合わせ先

環境エネルギー部 環境衛生課 エネルギー政策係

所在地:〒948-0056 新潟県十日町市高田町六丁目915番地2(エコクリーンセンター内)
直通電話番号:025-752-3924
ファックス番号:025-757-1751

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