火災保険・地震保険の申請サポートトラブルに注意!
あなたの保険金が狙われています!
台風や大雨、大雪などの自然災害の後には、それに便乗した悪質商法トラブルが多くなります。
全国の消費生活センター等で受付けた住宅の損害保険等に関連するトラブルの相談件数は2021年に約1,640件で、2016年の約3倍にまで急増しています。
トラブル事例
〈事例1〉保険の申請をサポートすると勧誘
「火災保険を使って屋根の修理工事ができる。面倒な保険申請はサポートする」と言われ契約した。しかし契約書をよく見ると、保険金の40パーセントを手数料として支払うことになっていた。手数料が高額すぎる。
〈事例2〉自己負担ゼロ円を強調
「火災保険を利用すれば自己負担なしで屋根・外壁を修理できる。保険申請は代行する」と修理業者に言われ契約した。しかし実際に支払われた保険金は修理代金より少なく、足りない分は結局自分で負担しなくてはいけなくなった。
〈事例3〉うその理由で保険請求
「雪による被害には保険金を請求できる。古くなって壊れたところも雪のせいにして請求しましょう」と保険請求を勧められた。業者は問題ないと説明したが、うその理由で請求しても本当に大丈夫なのか不安だ。
アドバイス
- 請求は保険の加入者自身で行うことが基本です。申請サポート会社に頼らずとも、契約中の保険会社に問い合わせれば請求方法や補償内容等は詳しく案内してくれます。
- 「自己負担なし」と言われても見積りどおりに保険金が下りるとは限りません。安易に契約しないようにしましょう。
- うその理由で保険金請求すると、詐欺に該当するおそれがあります。
保険金の請求にサポート契約は不要! 甘い言葉をうのみにしない!
不安な時、トラブルになった時は、一人で悩まずすぐに相談してください。
一般社団法人日本損害保険協会および会員会社の相談窓口連絡先一覧(PDFファイル:158.9KB) (PDFファイル: 158.9KB)
この記事に関するお問い合わせ先
十日町市消費生活センター(市民生活課内)
所在地:〒948-8501 新潟県十日町市千歳町3丁目3番地(本庁1階)
消費生活相談ダイヤル:025-757-3740
ファックス番号:025-752-6924
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更新日:2023年01月18日