十日町市産木材を住宅建築に活用しています

更新日:2021年04月01日

市産木材が住宅建築に利用されるまでの様子を紹介します

伐採

木を伐り倒す作業です。

チェーンソーを使っての伐採と、重機での伐採があります。

山深く、足場が不安定な森林で白い服の人が木を伐採している処の写真
赤いチェーンソーで、大きな木を伐採している男性の写真

こんなに大きな木でもチェーンソーで伐採できます。

林業用機械「グラップル」

グラップルは伐採された丸太を掴んで移動したり、運搬車へ積みこんだりします。

「グラップル」と呼ばれる蟹の手の様なアタッチメントが付けられた車両の写真
「グラップル」で大きな丸太を掴んでいる様子の写真

林業用機械「フォワーダ」

フォワーダはトラックが入れない森林の中から林道まで丸太を運びます。

「フォワーダ」と呼ばれるキャタピラーが付いた運送機械の写真
「フォワーダ」に木材をたくさん積んで運んでいる様子の写真

運搬

森林内から運び出された丸太はトラックに積み込まれ、製材工場へ運搬されます。

青いトラックに多くの丸太が積まれ、製材工場に到着した処の写真
製材工場に降ろされ、綺麗に積み上げて整理された木材の写真

製材・乾燥

製材は丸太を必要な形に加工する作業です。

中心部は角材に、その周辺は板材などに利用します。

製材したばかりの木材は含水率が高い(水分をいっぱい蓄えている)状態です。

伐採した後からだんだんと含水率が下がりますが、その過程で縮んだりゆがんだりする性質があります。

出荷後に変形しないよう、機械乾燥や天日乾燥で含水率を下げます。

丸太を角材や板材に加工する作業の写真

製材の様子

木材を製材加工した後、天日に干して乾燥させている様子の写真

乾燥の様子

利用

こうして、様々な過程を経て出荷された木材は、住宅の柱や梁など様々な場所に使用されます。

職人の手によって美しく組み上げられた木材でできている屋根裏の写真
木材本来の美しさを利用した、美しい和室の写真

補助事業があります

十日町市では、市産木材の利用を推進するため、市産木材を使用した住宅建築に対する補助事業を行っています。

この記事に関するお問い合わせ先

産業観光部 農林課 林業振興係

所在地:〒948-8501 新潟県十日町市千歳町3丁目3番地(本庁2階)
直通電話番号:025-757-9917
ファックス番号:025-752-4635

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