カワウの個体群管理を行いました

更新日:2022年05月09日

十日町市小根岸地内の信濃川沿いの林地にカワウの営巣地(コロニー)があり、河川や湖沼における漁業被害が懸念されることから、ヒナを捕獲し個体数調整を行っています。

令和4年5月8日(日曜日)に新潟県猟友会十日町支部の会員55名が作業を行い、123羽捕獲しました。

カワウのヒナを捕獲する猟友会員

カワウのヒナを捕獲する猟友会員

参加従事者集合写真

参加従事者集合写真

カワウについて

カワウは大型の水鳥であり、集団で繁殖し、群れで採食を行います。1羽あたり1日約500グラムの魚を捕食します。さらに1日15キロメートルほど離れた場所まで移動することができ、様々な河川や湖沼で魚を捕食します。

カワウは主に河川沿い等の樹木に巣を作ります。カワウの対策として樹木を伐採すると新たな営巣地を求めて、各地に分散し、生息域や被害が拡大することが確認されています。

小根岸における個体群管理について

十日町市の小根岸地内にある営巣地(コロニー)には最大で約2000羽のカワウが生息していたことがあり、河川や湖沼で魚を捕食し、漁業や養鯉業に影響を与えています。

現在は、個体数増加と生息域拡大を防ぐために、ヒナの捕獲による個体数の調整を行い、200羽から400羽程のカワウが営巣しています。

この記事に関するお問い合わせ先

産業観光部 農林課 林業振興係

所在地:〒948-8501 新潟県十日町市千歳町3丁目3番地(本庁2階)
直通電話番号:025-757-9917
ファックス番号:025-752-4635

メールでのお問い合わせはこちら