公務レポート(平成25年度)

更新日:2021年04月01日

4月

日本初の共生教育施設がスタート 平成25年4月8日(月曜日)

4月8日(月曜日)に十日町市立ふれあいの丘支援学校開校式、十日町市立十日町小学校入校式、十日町市発達支援センター開所式を同時に開催しました。
十日町市では平成14年4月、十日町小学校に小出養護学校ふれあいの丘分校が併設され、共生教育がスタートしました。その後、平成22年に十日町小学校の改築に併せ、市立の特別支援学校の設立と、幼児の発達を支援する発達支援センターを併設した全国でも初の発達支援・共生教育施設を建設することとし、今回この3つの施設が誕生しました。
市立のふれあいの丘支援学校、十日町小学校、発達支援センターが、一つの建物、学び舎の中にあるという環境と、これまでの共生教育の実績を生かして、障がいの有無を問わず、子どもたちの健やかな発達と成長を図る拠点として、皆さまから愛される施設になってほしいと願っています。

関口市長が壇上で話をしている。
2人の大人が壇上で旗を受け渡している。
式場内に多くの人が集まっている。

十日町クリーン作戦2013 平成25年4月29日(祝)

4月29日(祝)に妻有大橋付近の河川敷を中心に、十日町クリーン作戦2013が開催されました。
このクリーン作戦は、空き缶やタバコの吸殻などの「ポイ捨て」を禁止した「十日町市住みよい環境づくり条例」の制定を契機として、きれいなまちづくりを目指し、平成9年から実施しており、今年で17回目となりました。
クリーンな環境づくりには、一人ひとりのモラルが最も大切であり、ごみを「捨てない」「出さない」「発生させない」という取り組みが重要になってきます。
今回収集したごみの量は、燃やすごみ1,400キログラム、埋立てごみ600キログラム、空き缶類など1,000キログラム、全体では3,000キログラムにもなりました。市では今後も市民の皆さまや各種団体の皆さまの協力のもと、環境美化に取り組んでまいります。

参加された皆さま、本当にありがとうございました。

関口市長が参加者の前に立って話をしている。
参加者によって集められたたくさんのごみ。

5月

平成25年度十日町市成人式 平成25年5月3日(憲法記念日)

5月3日(憲法記念日)にクロステン大ホールにおいて、平成25年度十日町市成人式が行われました。当日は、艶やかな振袖や羽織袴・スーツ姿の新成人約550人が出席(対象者は625人)しました。
久しぶりの再会を喜び、記念写真を撮り合ったり、お互いの近況を話し合ったりと、笑顔と弾む会話で会場が包まれていました。
また、今年は成人式に続き、きものまつりを盛り上げようと、新成人が企画した「きものパレード」や「十日町きものコレクション」が新たに実施され、多くのきもの姿の皆さんが市街地にあふれ、華やかな一日となりました。
新成人の皆さんには、これまで温かく見守り、支えてくれた多くの方々への感謝の気持ちを忘れずにいてほしいと思います。私も十日町を自信を持って誇れる市にして新成人の皆さんに渡すことを約束しました。新成人の皆さんが生まれ育った十日町をどこにいても大事に思い、そしてより良い十日町市を創るためのパートナーになってくれることを期待しています。

振袖、袴、スーツ姿で集合写真を撮る新成人たち。

「十日町織物 産地特別招待会」 平成25年5月10日(金曜日)~12日(日曜日)

5月10日(金曜日)から12日(日曜日)の3日間、クロステン大ホールにおいて、十日町織物産地特別招待会が開催されました。
これは私が市長就任以来考え続けてきた、「きものの総合産地である十日町市に、首都圏のお客様から実際にお越しいただきたい。」「十日町市の大自然や人情に触れながら、きものを楽しんでいただきたい。」という想いが実現し、商工会議所はじめ関係団体のご尽力により開催されたものです。
期間中の売上げは、目標額を大きく上回る約8,500万円であり、また来市した方々に十日町の魅力を伝えられたと感じています。
今後もこの産地特別招待会が十日町市の新たな春の風物詩として定着していくよう心から期待するとともに、十日町市を訪れた方々に十日町を堪能していただけるように取り組んでいきます。

着物姿で挨拶をする関口市長。

信濃川水防訓練 平成25年5月22日(水曜日)

5月22日(水曜日)午後7時から信濃川水防訓練が行われました。
訓練には市消防団の各方面隊の団員など約200人が参加し、夜間に集中豪雨が発生したという想定で行われました。
近年、各地で発生する異常豪雨をみると、洪水時における水防活動は今までにも増して、その重要性が高まってきていると感じます。特に新潟・福島豪雨では市街地の中小河川が氾濫し、その流域では甚大な被害を受けました。今回の訓練は信濃川を想定したものでしたが、消防団の皆さまの活動は、その技術力により中小河川の氾濫時にも重要なものとなってきます。
いつ発生するか分からない災害に備えるため、訓練を通じて水防技術の向上や防災意識の高揚を図ることはもちろん、市では今後も河川管理者や水防管理者、そして関係機関と密接な連携を図り、いざという時に備えておくことが重要であると改めて感じました。

屋外の壇上で大人の人が話をしている。
隊員たちが木を持ち上げようとしている。
夜間、ライトをつけて訓練が行われている。

「大地を包む」プロジェクト~シンポジウム「繊維の街からの再考と展望」~ 平成25年5月24日(金曜日)

大地の芸術祭を通じて文化・芸術を今後、地元の産業・教育・人の暮らしにどのように連携させ、次世代に繋いでいくかを考察し、いずれは実験的な新規の商品開発までを行う長期アートプロジェクト「大地を包む」が始まりました。5月24日(金曜日)には、このプロジェクトの一環としてシンポジウム「繊維の街からの再考と展望」がキナーレで開催され、プロジェクトディレクターの眞田岳彦さん、大地の芸術祭総合ディレクターの北川フラムさんとともに、織物の良さについて話し合いました。
大地の芸術祭は十日町市にある地域資源の良さを再認識できるイベントに成長しています。これからの芸術祭を活用した十日町市の発展には、芸術祭が単なる観光イベントではなく、市民をはじめ地域のあらゆる産業分野からの熱意や盛り上がりが重要となってきます。
今回は織物に関するシンポジウムでしたが、織物産業だけでなく、このプロジェクトを契機として十日町市にある様々な地域資源、産業があらためて発展することを期待しています。

シンポジウムで多くの参加者が関口市長を囲んでいる。

6月

鈴木壮六陸軍大将歌碑建立除幕式 平成25年6月1日(土曜日)

6月1日(土曜日)、伊達のつつじ原公園において行われた、鈴木壮六陸軍大将歌碑建立除幕式に参加してきました。
鈴木大将は現三条市出身で、文人としても知られています。昭和14年、鈴木大将夫妻がつつじ原を詠んだ歌が歌碑として、当時のつつじ原に建立されました。しかし、太平洋戦争の混乱のなか、消失してしまい、これを憂えた「つつじ原をよみがえらせる会」や地域の皆さまなどが、つつじ原公園のシンボルにしようと歌碑を復元させる活動を始めました。そしてこの度、歌碑が完成し、鈴木大将の親族の方々をお招きして、除幕式が行われました。
歌碑が建立されたつつじ原公園は、「つつじ原をよみがえらせる会」の皆さまを中心に整備されてきました。市でも昨年度創設したパワーアップ事業交付金により、公園整備事業の一部を後押しさせていただきました。
水沢地域には、当間高原リゾート、なぐも原、観光くり園と多くの観光資源がありますが、歌碑建立によりこのつつじ原公園も観光の核へと育っていただきたいと願っています。

レッドカーペットの上に整列して記念撮影をする関係者たち。

「清水の棚田」で復興田植え 平成25年6月8日(土曜日)

6月8日(土曜日)、長野県北部地震(平成23年3月)による地滑りで崩壊し、3年ぶりに復旧した十日町市の棚田景勝地の「清水の棚田」で復興田植えを行ってきました。
被災直後は、棚田の復旧は難しいとの声もありましたが、新潟県をはじめ関係者の皆さまから迅速なご対応と適切なご指導をいただき、棚田の景観を極力維持するため「平行畦畔型等高線区画」という手法により、見事復旧することができました。
長野県北部地震からの復旧工事は一部残っているものの、3月には松之山において災害公営住宅の入居がはじまり、今回の清水の棚田の田植えによって、復旧・復興に向けて更なる前進となりました。市では今年度、長野県北部地震からの完全復旧を目指し、全力で取り組んでいます。
棚田は維持管理に大変な労力を要し、効率のよい作業は出来ませんが、国土保全、自然環境の保全には大きな役割を果たしています。また、美しい棚田景観は「文化的景観」とも呼ばれ、日本の原風景が残る当地域には、全国から大勢のカメラマンが押し寄せ、十日町市の観光の一翼を担っています。
清水の棚田が十日町市の観光の名所として、また復興の象徴として、今後も維持・管理されていくことを願っています。

たくさんの人々が田植えをしている。
横断幕を持って記念撮影をするたくさんの参加者たち。

第5回全国大井田氏サミット 平成25年6月8日(土曜日)~9日(日曜日)

第5回全国大井田氏サミットが6月8日(土曜日)、9日(日曜日)の二日間、十日町市を会場に10年ぶりに開催されました。
大井田氏は、中世の一時期に中条・大井田地区を本拠に活躍され、現在、その子孫などでつくる全国大井田同族会と市及び地元中条・大井田地区との交流は継続的に行われています。
また、全国大井田同族会からは、中越大震災でのお見舞い金や地域教育機関・雪まつりへのご寄附、中条大井田城跡の『清風萬里 大井田城』の石碑の寄贈など、多くのご支援をいただいています。
今回も同族会から大井田の郷公園内に『大井田郷 大井田氏発祥の地』の石碑を建立、寄贈いただきました。
寄贈いただいた石碑が、大井田一族とこの妻有地方との関係を末永く後世に示す記念碑となること、そして今後も、大井田一族の皆さま方と十日町市民との交流が続いていくことを願っています。

石碑の後ろに立って記念撮影をする関口市長と関係者たち。

食材の放射性物質簡易測定を始めました 平成25年6月10日(月曜日)

食の安全と安心の確保を目的に、食品用ガンマ線スクリーニング計数機を本町分庁舎に設置し、6月10日(月曜日)から持ち込み食材の自主測定を開始しました。
今回設置した計数機は、米や野菜、山菜などに含まれている放射性セシウム134と137を測定できるものです。これまでの計数機は食材を刻むなどの処理が必要で、測定も前処理を含め1時間程かかっていましたが、同機器は食材の前処理が不要で、測定も最短で3分余で出来ます。私も初日の10日に使用しましたが、大変簡単に測定することができました。
この計数機は年末年始を除く毎日、無料で予約なく測定できます。ぜひ市民の皆さまも使用していただき、食に対する不安を解消していただきたいと思います。

計数機を操作する関口市長。

7月

U-17クロアチア代表が当間で合宿 平成25年7月9日(火曜日)~11日(木曜日)

新潟市などで行われた第17回国際ユースサッカーin新潟(7月13日(土曜日)~15日(祝))に出場するため来日したU-17クロアチア代表が、7月9日(火曜日)から11日(木曜日)までの3日間、当間で合宿を行いました。
10日(水曜日)午後6時30分からは、ミラ・マルティネツ駐日クロアチア大使やイヴァン・グディリュ監督をはじめ、選手や関係者を集めての歓迎レセプションが行われました。
合宿が行われたグラウンドは、平成14年FIFAワールドカップ クロアチア代表チームのキャンプ地でもあったことから、親しみを込めて「クロアチアピッチ」という愛称がつけられています。また、昨年完成したクラブハウスは、クロアチア共和国と十日町市の友好を更に深める拠点として愛称を「ジャパン・クロアチアフレンドシップハウス」としています。
今回の合宿でも選手からは施設に対して高い評価をいただきました。今後もクロアチア共和国と十日町市の友好が更に深まるよう願うとともに、クロアチアピッチが国内外のサッカーチームの合宿地となるよう、引き続きPR活動や誘致活動を展開していきます。

関口市長が挨拶している。
大勢のクロアチア人と日本人が宴会場で交流している様子

十日町市・和光市少年サッカー交流大会 平成25年7月13日(土曜日)~14日(日曜日)

7月13日(土曜日)、14(日曜日)の2日間、当間のクロアチアピッチにおいて、和光市の少年サッカーチームをはじめ、市内外のサッカーチームが参加しての十日町市・和光市少年サッカー交流大会が開催されました。また、13日(土曜日)午後6時からは、松本和光市長をはじめ、大会に参加した選手や関係者を集めての開会式及び交流会が行われました。
和光市とは平成16年に防災協定を結び、その年に少年・少女サッカー交流大会を実施し、今年で10年目を迎えました。現在では、都市と十日町市を結ぶ無料直通バス「グリーンライナー」も和光市を経由するなどして、多くの皆さまから気軽に十日町市へお越しいただけるようにしていますが、今後ともスポーツだけでなく、様々な面で市民同士の親睦・交流を深めながら、お互いの市が発展していくことを願っています。
さて、大会が行われたクロアチアピッチは、6月にJ1の「横浜Fマリノス」と「FC東京」がそれぞれキャンプを行い、ピッチと周りの環境の良さに、選手やチーム関係者から高い評価をいただきました。
このような素晴らしい環境のもと、子どもたちが元気にプレーし、サッカーを通して多くの友達と交流できたことは、大変嬉しいことです。大会に参加した選手の中から将来日本を代表するプレーヤーが出てきてくれることを願っています。

会場内のテーブルにたくさんの子供たちが着席している。

第4回新潟県あじさいサミットin八箇あじさい公園 平成25年7月14日(日曜日)

7月14日(日曜日)に第4回新潟県あじさいサミットが八箇地区で開催されました。
あじさいサミットは、あじさいによる地域おこしに取り組む県内の団体が、お互いの活動内容や課題などを情報交換し、交流を図ることで、組織の活性化と交流の輪を広げることを目的に行っているもので、十日町市では初の開催となりました。
八箇あじさい公園がある八箇地区からも、八箇地区振興会あじさい部会がサミットのメンバーとして参加しました。八箇あじさい公園は、昭和55年に地域の若者による、「観光を兼ねた市民が憩える場所として後世に遺せる財産を創ろう」との発想から造成が始まりました。
その後、造成開始以来、今年で33周年を迎えるまでになり、春の八重桜、夏のあじさい、秋の紅葉と、年間を通して楽しめる市内でも有数の観光スポットになりました。
八箇地区の方々が地区を挙げて、あじさい公園の管理・運営をされていることに感謝申し上げるとともに、本サミットから交流の輪を広げてもらい、さらに多くのお客様を魅了する公園にしていただきたいと思います。

会場前方で関口市長が話をしている。
たくさんの大人たちが青や紫色のあじさいの花を見下ろしている。

平成25年度「政策自慢合戦」 平成25年7月17日(水曜日)

7月17日(水曜日)に見附市において政策自慢合戦が行われました。
政策自慢合戦は一昨年から三条市・見附市・十日町市の3市で、それぞれが誇る施策を披露し自慢し合うことで、互いに認め合い、新たな発見・刺激・ひらめきにつなげることを目的に始めました。
3回目の開催となる今回は、見附市を会場に、内閣府参事官補佐の北村崇史さんをコーディネータにお招きし、計6つの施策を発表し合いました。
十日町市からは、4月に開校した十日町小学校、ふれあいの丘支援学校、開所した発達支援センターでの共生教育の取り組みと、松代地域で行っている都市交流の取り組みを紹介しました。
他市の取り組みは参考になるものが多く、また、十日町市の施策を発表することは、自らの取り組みを見つめ直すよい機会となり、大変意義のある自慢合戦でした。

参加者がステージ上でスライドを用いて発表している。
発表を見つめる関口市長と関係者たち。

8月

首都圏企業懇談会 平成25年8月2日(金曜日)

8月2日(金曜日)に東京都の東京新潟県人会館において、首都圏企業懇談会を開催しました。この企業懇談会は、市内立地企業本社やその関係企業、首都圏で活躍する地元出身者、市内産業界の皆さまなどと、十日町市の今後の産業や観光振興などについて意見交換を行うため、毎年開催しているものです。
会では、企業誘致を進めるために市が取り組んでいる産業支援制度の説明や、現在作成中のカタログギフトの紹介などを行った一方、出席いただいた皆さまからは、企業誘致に向けたご提言などをいただきました。
お話しをいただく中で、市として取り組んできた産業振興・雇用施策、そして情報発信などが、まだまだ十分ではないと再認識しました。いただいたご意見・ご提案を参考に、今後も活力ある元気なまちづくりに向けて、産業振興・観光振興に取り組んでまいりますし、貴重なご意見・ご提案をくださいました出席者の皆さまとは末永くお付き合いしていきたいと考えています。

参加者の前で話をする関口市長。
それぞれの席に着席する参加者たち。

中心市街地活性化キックオフ記念講演会 平成25年8月6日(火曜日)

十日町市が平成25年5月17日付けで内閣総理大臣に認定申請していた「十日町市中心市街地活性化基本計画」が、平成25年6月28日付けで認定されました。これにより、ようやく中心市街地活性化がスタートラインに立ち、8月6日(火曜日)にはクロステンにおいて、中心市街地の現状や活性化の必要性、基本計画の内容などについて広くお知らせするため、中心市街地活性化キックオフ記念の講演会を開催しました。
講演会では、中心市街地活性化基本計画の第1号として認定を受けた富山県富山市の森雅志市長と、黒壁の街づくりで有名な滋賀県長浜市の長浜まちづくり株式会社から吉井茂人さんを講師としてお招きし、ご講演をいただきました。
過疎・高齢化が進む十日町市にあって、中心市街地の課題にチャレンジすることは容易なことではありませんが、市民の皆さまと夢を共有し、5年後にはにぎわいに満ちた中心市街地になるよう取り組んでまいります。

壇上で参加者に向けて話をする関口市長。
席に座って発表を聞く大勢の参加者たち。

松寿荘改築工事安全祈願祭 平成25年8月7日(水曜日)

8月7日(水曜日)に松之山天水越にある十日町市高齢者福祉施設「松寿荘」の改築工事安全祈願祭が行われました。
昭和49年の開設以来、地域の皆さまに慣れ親しんで利用されてきた現在の松寿荘は老朽化が進んでおり、今回、高齢者の皆さまの健康増進やレクリエーションの場を提供する「高齢者憩いの家」として改築することになりました。
新しくなる松寿荘は、ひとり暮らしの高齢者の皆さまが冬の生活や雪処理に対する不安を解消して、安全安心な暮らしをしていただくための「冬期間の一時滞在施設」となります。また、夏場は地域を中心とした地域交流施設として、年間を通した利用が期待されています。さらに、改築後の松寿荘のお風呂には、松之山温泉の温泉水を新たに引き込みます。
市では「人にやさしいまちづくり」の一つとして、「お年寄りや介護者への支援」に取り組んでおり、松寿荘の改築はその取り組みの一つです。高齢者の皆さまから大いに利用いただき、健康な毎日をお過ごしいただくことと、「この地域に住んでいてよかった。」と思える施策をこれからも進めていきます。

祈願祭の様子。
祈願祭で話をする関口市長。

イタリア人観光客誘致パイロットツアー歓迎会 平成25年8月23日(金曜日)

十日町コモ姉妹都市交流協会が今年度から、コモ市との関係を活用したイタリア人観光客を誘致するプロジェクトをスタートさせ、8名のコモ市民が8月23日(金曜日)から29日(木曜日)までの7日間、当市に滞在し、日本での生活、文化、観光などのパイロットツアーを体験しました。
23日(金曜日)午後7時からは、パイロットツアー参加者の歓迎会が行われました。
コモ市と十日町市は、お互いが産地である絹織物が縁で、1975年2月に姉妹都市関係を締結しました。以来、両市の交流協会により交流が続けられ、青少年交換留学や両市の小学校間の交流などが継続的に行われています。そして、平成27年には姉妹都市締結から40周年を迎えます。
今後も両市の交流がより活発になり、多くのコモ市の皆さまをはじめ、イタリアの皆さまが十日町市へ来てくださるよう願っています。また、外国人観光客の増加による地域活性化についても、市として取り組んでまいります。

記念撮影をする関口市長とコモ市民たち。
食事の席について関口市長の話を聞く参加者たち。

9月

新潟県と十日町市の合同による総合防災訓練を実施 平成25年9月1日(日曜日)

9月1日(日曜日)に総合体育館周辺において、新潟県と合同の総合防災訓練を実施しました。
新潟県と合同の訓練は16年ぶりであり、当日は中越地方を震源とするマグニチュード6.7の地震が発生したとの想定のもと、約3,000人が参加し、情報収集や避難、救助、救護、救援物資運搬、火災消火など22の訓練を実施しました。
訓練に参加した泉田知事からも、災害を何度も経験されている方が多くいるせいか、スムーズに訓練が実行できていたとのお言葉をいただきました。
十日町市は中越地震をはじめ度重なる災害を経験してきましたが、災害発生直後に行政ができることは非常に限られます。市では今後も、防災訓練などを通じて危機管理意識の醸成を図っていくとともに、市民の皆さまには、緊急時における自助はもちろんのこと、地域においてお互いに助け合う共助の活動もあわせて行っていただくようお願いいたします。

テント内で消防隊員が話し合っている。
隊員が傷病者に処置を行っている。
大勢の隊員が建物に向かって放水している。

信濃川ふるさと森づくりの植樹 平成25年9月14日(土曜日)

9月14日(土曜日)に清津スキー場において、JR東日本主催による「信濃川ふるさとの森づくり」が実施され、私を含め約700人が参加しての植樹が行われました。
この植樹は、JR東日本が生命の源としての森を、その土地本来の木を植えて再生する活動を通じ、自然への感謝の気持ちを持つとともに、地球の未来に貢献したいとの考えのもと、全国的に展開している事業であり、信濃川周辺地域では、3年前から津南町のニューグリンピア津南で開催されており、今回第4回目が当市で開催されたものです。
小さな苗木が何十年、何百年と育ち、命の森になるよう願っています。
また、平成26年6月1日には、新潟県で42年ぶりに2回目の開催となる「全国植樹祭」のサブ会場として、当市も植樹会場を提供し、植樹祭を開催することとなっています。
森林が本来持つ生命の源を今後も大切にしていき、市としても地球環境の保全に微力ながら貢献していきたいと考えています。

大勢の参加者が苗を植えている。
子供が苗を植えているのを大人が見守っている。

下村博文文部科学大臣が来市 平成25年9月21日(土曜日)

9月21日(土曜日)に下村文部科学大臣が来市され、今春から併設して開設しました十日町小学校・ふれあいの丘支援学校・発達支援センターと、十日町市博物館及び笹山遺跡などを視察されました。
当日は下村大臣に、火焔型土器や当市で実施している大地の芸術祭、女子レスリング、サッカーなどスポーツを通した交流活動の説明や、十日町小学校・ふれあいの丘支援学校・発達支援センターを併設して設立した経緯や目的などをご紹介させていただくとともに、「2020年夏季東京オリンピック・パラリンピックの聖火台のデザインに十日町市の笹山遺跡から出土した火焔型土器を用いること」「第6回大地の芸術祭への支援」の2点について要望しました。
また、視察後は下村大臣から「意志あるところ必ず道あり」と題した教育講演会を開催していただきました。会場には用意した席数を超える聴講者からご来場いただき、教育立国日本を目指す下村大臣の熱いご講演に、会場から大きな拍手が送られました。
現役の大臣が来市されることは、十日町市にとりまして名誉なことであり、また、下村大臣からは要望に対して前向きなお言葉をいただき、大変心強く感じました。

大人が火炎型土器の展示を見ている。
大人たちが屋外に展示された大きな火焔型土器を見ている。
関口市長が下村文部科学大臣(当時)に要望書を渡している様子

10月

全国川西会議 平成25年10月16日(水曜日)~17日(木曜日)

「川西」という名のもと、互いに連帯意識を高め、災害時の応援体制の確立やイベント等を通じた交流事業、各市町の情報交換などを行う場として毎年開催されている全国川西会議が、10月16日(水曜日)~17日(木曜日)に兵庫県川西市で開催され、出席してきました。
当日は、台風の影響により予定の変更もありましたが、お互いに交流を深めることができ、大変有意義な機会をいただきました。
会の中では、お互いのシティープロモーション活動について情報交換を行い、まちづくりには“人が宝である”という共通のキーワードが発見されました。そして、住民一人ひとりがプロモーターになるのと同時に、職員自らがまちのプロモーターにならなければいけないのではないかとの思いから、お互いの市町で「若手職員の体験型交流研修」を今後実施することとしました。
魅力あふれるまちづくりに向け、全国に協力し合える大切なパートナーがいることを再認識でき、大変実りある会となりました。

金色の屏風の前に整列して記念撮影をする関係者たち。
スーツを着ている大勢の男性が手に紙資料を持ち、円になって説明を聞いている様子

十日町地域広域事務組合発足40周年 平成25年10月28日(月曜日)

10月28日(月曜日)に十日町地域広域事務組合発足40周年記念事業の講演会と祝賀会を開催しました。
当組合は昭和47年4月に、当時の十日町市、川西町、津南町、中里村により、「総合福祉センター」と「と畜場」の事業で発足し、翌48年に消防事務を加え、本格的に業務を開始しました。そして、平成8年には松代町、松之山町を加え、消防業務、家畜指導診療業務及び広域行政推進に関する業務を担いながら、40周年を迎えました。
当日は、記念事業として、防災・減災の分野で全国的に活躍されているNHK解説主幹の山崎登様の講演会を開催し、豊富な知識と様々な災害を取材された中で培った経験をお話しいただき、大変有意義な講演会となりました。
40年を節目に組合では、これまで培ってきた経験と実績をもとに、地域住民の安全・安心に対する期待に応えられるよう、新消防庁舎の整備をはじめ、新十日町病院内への救急ステーションの設置など、より高度な消防救急体制の確立と、関係機関との連携の深化に全力を挙げて取り組んでいきます。

壇上で関口市長が話をしている。
壇上で大人が話をしている。

「越五の国リレーフォーラムin十日町市」 平成25年10月30日(水曜日)

10月30日(水曜日)にクロス10において、越五の国リレーフォーラムin十日町市を開催しました。
「越五の国」とは、北陸新幹線開業を控えた今、上越市、妙高市、柏崎市、佐渡市、十日町市の5市が連携し、それぞれが持つ豊かな自然や雪国文化、歴史、食、多彩なイベントなど、数多くの地域資源を全国に発信していこうとスタートしたプロジェクトです。
このリレーフォーラムはPRイベントの一環として、7月に上越市を皮切りに始まり、十日町市が最後の開催地となったものです。
十日町市では第6回の大地の芸術祭を、北陸新幹線が開業する平成27年の夏に開催するので、これまで以上に北陸・関西方面からの観光誘客に大きな期待が寄せられています。また、十日町市を走る「飯山線」と「ほくほく線」は、市民にとっても、観光客にとっても不可欠な鉄道であり、その2つの鉄道の活性化と、更なる人の流れを作りだすために、市では今年度から奥信越ロマンレールプロジェクトの取り組みも始めています。北陸新幹線と上越新幹線の両新幹線と2つの在来線の連携により、一層のにぎわいを生み出していきたいと考えています。

壇上で関口市長が話をしている。
会場に着席した大勢の参加者がスライドを見ながら話を聞いている。

11月

平成25年度中部消防応援協定協議会総会 平成25年11月8日(金曜日)

11月8日(金曜日)に平成25年度中部消防応援協定協議会総会が十日町市を会場に開催されました。
当協議会は昭和28年に発足し、新潟県内の消防応援協定では唯一の協議会です。
近年の災害対応においては、常備消防の活動はもとより、消防団の活動が欠かせないものとなっており、地域の安全・安心を確保する組織として住民から高い期待が寄せられ、その存在価値も益々大きくなっています。一方で、消防団は全国的にも団員数の減少や高齢化への対策、組織と施設の充実強化など、多くの課題を抱えており、総会当日は関係各市町村の消防団長、消防長の皆さまから、消防団の活性化策、確保対策などについて、意見交換をしていただきました。
消防団が直面している課題について、知恵を出し合って、よりよい消防団活動が実現できるよう、今後も協議会内のネットワークを十分活かしてまいります。

会場内に大勢の参加者が着席している。

火焔型土器風の妻有焼き湯飲みセットを知事に贈呈 平成25年11月11日(月曜日)

11月11日(月曜日)に国宝火焔型土器の風合いをイメージした「妻有焼」の新作湯飲みセットを、妻有焼陶芸センターの樋熊センター長とともに、泉田知事に贈呈してきました。
火焔型土器風の湯飲みは、既に市長室でも来客者用として利用していますが、今回、泉田知事に新作の湯飲みセットをプレゼントし、来客者用として利用していただくことで、妻有焼の素晴らしさを県内外に広く情報発信していただけると思っています。
また、国宝火焔型土器についても、9月に下村文部科学大臣に2020年夏季東京オリンピック・パラリンピックの聖火台のデザインに火焔型土器を採用していただくよう要望するなど、十日町市の宝として今後もPRしてまいります。

関口市長と泉田知事が懇談している。

世田谷区との災害時相互応援協定を締結しました 平成25年11月15日(金曜日)

11月15日(金曜日)に東京都世田谷区の区庁舎において、世田谷区と災害時相互応援協定を締結しました。
世田谷区と十日町市の交流は、旧松代町において平成元年からはじまり、その長年に渡る太い交流を基盤として今回、相互応援協定を結びました。
本協定は、世田谷区と十日町市の災害時における物資や資機材などの提供、また職員の派遣などの応援事項を定めたほか、この応援が円滑に行われるよう、平時からも情報交換や関係職員の交流を図るものとなっています。これにより、大災害に対応するための広域的な備えが強化されるとともに、世田谷区との友好関係が一層深まるものと考えています。
世田谷区との協定は、十日町市における自治体間協定の20例目で、県外自治体では10例目となります。今後もこのような防災対策を行い、災害に強いまちづくりを推進してまいります。

関口市長と関係者が横に並んで記念撮影している。

日本初の共生教育施設が竣工 平成25年11月17日(日曜日)

11月17日(日曜日)に十日町市立十日町小学校・十日町市立ふれあいの丘支援学校・十日町市発達支援センターおひさまの校舎竣工記念式典を行いました。
今年4月には校舎が完成し、この2校1施設の入校式、開校式、開所式を行いましたが、今回はグラウンドを含めた屋外環境整備工事が完了し、竣工式を迎えることとなりました。
当日は、下村文部科学大臣から揮毫いただいた「ふれあいの丘」の額もお披露目しました。また、9月には下村大臣から当施設を見ていただき、「全国のモデル地区として、十日町方式をPRする。」とのお褒めの言葉もいただきました。
十日町小学校、ふれあいの丘支援学校、発達支援センターが一つの建物、学び舎の中にあるという環境と、これまでの共生教育の実績を生かして、障がいの有無を問わず、子どもたちの健やかな発達と成長を図る拠点として、保護者、地域の皆さまから信頼され、愛される施設になるよう、今後も取り組んでまいります。

関口市長が壇上で話をしている。
校舎の外観。

12月

「職員知恵出し会議プレゼンテーション」を実施 平成25年12月4日(水曜日)

12月4日(水曜日)に千手中央コミュニティーセンターで「職員知恵出し会議」の政策提案プレゼンテーションを行いました。
平成22年度から実施している知恵出し会議も今回で4回目となり、過去に提案されたものの中では、11の事業が実施されています。知恵出し会議は、若い職員が中心となって、前例や形式主義にとらわれない広い視野と柔軟な発想で、他市町村に誇れる事業を考案する取り組みとして実施しており、この取り組みによって専門性や行動力が伴った職員が養成されるとともに、市役所が常に住民ニーズを捉えた政策を展開できる組織になってきたのではないかと感じています。
今回は「安全・安心」と「環境」の分野から各班が自由にテーマを設定し、政策を検討してくれました。そして前回に引き続き、今回も市民公開によるプレゼンテーションを実施し、当日は市民・関係者約160名が集まる中、提案発表をしてくれました。今回提案のあった事業については全て採用され、今後取り組めるよう現在準備を進めています。

発表者がステージ上でプレゼンしている。

「トオコンseason4」本選会を開催 平成25年12月14日(土曜日)

12月14日(土曜日)にクロステンで「十日町市ビジネスコンテスト(通称:トオコン)season4」の本選会を開催しました。
平成22年度から実施しているトオコンも今回で4回目となり、昨年8月に開催された「清津ピクニックコンサート」や10月19日から販売開始となった「十日町カタログギフト」など、過去に事業化され、好評を博しているものもあります。
今回は十日町市の「女性」「高齢者」そして「公共施設」を活かしたビジネスをテーマに挙げ、県内外の大学生にビジネスアイデアを競い合ってもらいました。発表されたプランは、予選会の時よりもさらにブラッシュアップされた内容となっており、素晴らしいものばかりでした。また、今回は地元高校生が政治・経済の授業で行った「チャレンジ!トオコン」で提案された最優秀プランの発表もありました。
市内外の若い人たちが十日町市の魅力に気づき、活性化のための事業提案など、様々な応援をしてくれることは、本当に嬉しいことだと感じています。

発表者が壇上でプレゼンしている。
参加者と関口市長が壇上でガッツポーズで記念撮影をしている。

十日町市高齢者憩いの家がオープン 平成25年12月21日(土曜日)

12月21日(土曜日)に松之山天水越において、高齢者の冬期共同住宅を併用した「十日町市高齢者憩いの家」の竣工式が行われました。
この施設は、旧松之山町において、地区の交流施設として、また高齢者の冬期共同住宅として利用してきた「老人憩いの家松寿荘」の老朽化が著しいことから改築を行い、これまでの高齢者の冬期共同住宅部分に加え、新たに温泉を引き込んで、温泉付きの高齢福祉施設としてグレードアップしたものです。
松之山地域ならではの温泉付き高齢者施設として、多くの方々から利用していただきたいと思っています。そして、十日町市にとって重要な課題である高齢者福祉、特に冬期間の生活確保に関して、この憩いの家が十日町市内でも先進的な事例として、また、モデルケースとなるよう期待しています。

関口市長が参加者の前で話をしている。
施設の外観。

1月

平成26年仕事始め 平成26年1月6日(月曜日)

平成26年の仕事始めにあたり職員に訓示を行いました。
今年は十日町市にとって、今まで計画を立ててきたことが形となって現れてくる年でもあります。
訓示では、個人の力だけでなく、チーム力、組織力で仕事を行い、持っている力以上のものを発揮してもらいたい。そして互いに励まし合いながら、一つの目標に向かって進み、事業を達成してほしいと伝えました。
十日町市出身選手のソチ五輪出場や箱根駅伝での活躍など、十日町市民として本当にうれしいことがあった年末年始を過ごしましたが、仕事始めに職員に対して訓示を述べたことにより、また一年気を引き締めて頑張っていこうと自分自身決意を新たにできました。
今年が市民の皆さまをはじめ、十日町市にとって輝かしい年になることを願っています。

着物姿の関口市長が壇上で話をしている。
職員が起立して整列している。

世田谷新年子どもまつりに参加してきました 平成26年1月12日(日曜日)

1月12日(日曜日)に35回目を迎えた東京都世田谷区の「新年子どもまつり」に参加してきました。
今年も松代地区から真っ白な雪を約30トン運び込み、世田谷区の皆さまをはじめ大勢のボランティアの皆さまからご協力いただき、雪の滑り台などを設置しました。当日は過去最高となる23,000人の来場者があり、大変賑わいました。
さて、11月の公務レポートでも紹介しましたが、世田谷区とは25年11月15日に大規模災害時の相互応援協定を結ばせていただきました。この協定は、災害時のみ応援するということではなく、平常時の日ごろの交流を深め、これまで以上に親密な関係を深めていくという意味も含まれています。
また、3年前から世田谷区役所と十日町市を結ぶ無料シャトルバス「グリーンライナー」を運行し、大変好評をいただいており、来年度も継続して運行したいと考えています。
様々な活動を展開する中で、今後も更なる交流の幅を広げながら、世田谷区をはじめ全国にある交流都市と末永くお付き合いしていきたいと考えています。

子供が雪の滑り台を滑っている。
子供がかまくらの中に入っているのを大人が見ている。

エコクリーンセンター大規模改修工事安全祈願祭 平成26年1月24日(金曜日)

1月24日(金曜日)に十日町市ごみ焼却施設「エコクリーンセンター」大規模改修工事の安全祈願祭が行われました。
十日町市において、ごみ焼却場は平成5年に供用を開始し、年月とともに設備の老朽化や能力が低下してきたため、安定したごみの焼却業務が困難になっていました。そのため今回、二酸化炭素排出量7パーセントの削減を実現しながら、施設の長寿命化を進めるための大規模改修を行うこととしました。
新たな焼却施設は、24時間連続運転が可能となり、今まで津南地域衛生施設組合で処理していた中里、松之山地域のごみ処理を当施設で行うことができ、市のごみ処理体制の一本化が可能となります。
ごみ処理は市民生活を支える大きな仕事であるとともに、環境対策も大切な取り組みですので、リサイクルなどの再資源化も積極的に進めてまいります。

関口市長が紅白幕の前で話をしている。

2月

第65回十日町雪まつり 平成26年2月14日(金曜日)~16日(日曜日)

第65回十日町雪まつりが2月14日(金曜日)から16日(日曜日)の3日間開催されました。
今年の雪まつりにも災害時相互応援協定締結都市の鹿児島県指宿市から観光親善大使にお越しいただき、雪まつりに華を添えていただきました。
さて、14日のオープニングフェスティバルは、スッキリ!!商品開発部とのコラボレーション企画により、前回より多い入込みとなりましたが、15日は関東圏の記録的な大雪により交通機関が運休や交通止めとなり、出演者やスタッフが来市できなくなり、雪上カーニバルが開催以来初めて当日になっての中止となりました。
市民の皆さま並びに市外からのお客様が楽しみにしていたメインイベントでしたが、熟慮した結果、断腸の思いで中止を決定しました。足元の悪い中、おいでいただいた多くの皆さまに心よりお詫び申し上げますとともに、雪まつりの準備や各広場の運営にご尽力いただきました多くの市民の皆さまに心より御礼申し上げます。
今回は、全国的な大雪の中での開催となり、市外からのお客様が少なかったですが、そのような中でも、各広場では様々な催しを実施し、来場した方々から楽しい時間を過ごしていただくなど、市民が中心となって作る「雪を友とし、雪を楽しもう」という雪まつりの原点も見ることができました。

市長が雪のステージの上で話をしている。

「なかさとアリーナ」が完成 平成26年2月19日(水曜日)

中里地域の皆さまから愛称を募り、「なかさとアリーナ」と命名した新中里体育館が完成し、2月19日(水曜日)にオープニングセレモニーを行いました。
当体育館建設については、旧体育館が老朽化と設備不足のため、現在のスポーツ需要に応えられない状況にあることから、平成21年3月に「中里地域体育館建設を考える会」から建設に関する報告書の提出を受け、当市のスポーツ振興基本計画の重点取組事項である「地域でのスポーツ活動の充実」を推進するための中核体育館として、平成22年3月に建設を決定し、平成24年6月に着工、本年1月31日に完成したものです。
1階にバスケットボール場2面が取れるアリーナやキッズルーム・会議室、2階は公式試合のできる柔道場と剣道、空手道場、1周156メートルの床張ランニング走路、376の観客席が整備されています。
特徴としては、アリーナ照明のLED化や太陽光発電装置、地下熱利用の空気循環装置の設置により環境負荷低減に配慮したこと、また田沢小学校グラウンド側には観客席のある雁木を設置し、スポーツなどのイベントの観覧のほか、災害時の避難所機能として炊事場、仮設トイレが設置できるよう整備しました。
中里地域の拠点施設としてスポーツ人口増加と生涯スポーツ活動が推進されることを強く願っており、スポーツイベントや合宿誘致による市内外のスポーツ交流人口の増加も期待されます。この施設を利用してスポーツに励んだ子どもたちの中から、将来のオリンピック選手が生まれることを願っています。

6人の大人が施設入口の前でテープカットを行っている。
体育館でバスケットボール選手が整列している。

3月

「越後妻有 雪花火」 平成26年3月1日(土曜日)

3月1日(土曜日)に初となる「越後妻有 雪花火」を開催し、市内外から約2,500人もの大勢のお客様からお越しいただきました。
当日は、信濃川沿いの花火はもちろん、会場となったナカゴグリーンパークでの高橋匡太さんの光の花畑や、ミュージックスターマイン、屋台の料理など、お越しいただいた方々から楽しんでいただくことができました。このイベントの開催に
際して、大勢のサポーターの方々からご協力をいただき、多くの方々と力を合わせて作り上げることができたことを大変嬉しく思っています。
今回の開催で得た経験や課題などを活かし、来年はこの雪花火を第6回大地の芸術祭のプレイベントとして位置付け、さらに魅力的な内容と万全な体制でお客様をお迎えするため、そして雪花火が十日町市の冬の新たな一大イベントとなるよう、準備を進めてまいります。

カラフルにライトアップされた雪原の上にたくさんの花火が上がっている。

北原保育園36年の歴史に幕 平成26年3月21日(金曜日・祝日)

3月21日(金曜日・祝日)に十日町市立北原保育園の閉園式を行いました。
北原保育園は、昭和53年4月に開園以来、中条地区、飛渡地区はもとより、下条地区や他の地区の子どもも受け入れ、344人の卒園生を送り出してきましたが、園児数の減少や園舎の老朽化などにより、今回長い歴史に幕を閉じることとなりました。
閉園にあたって、特にこの1年間は、父母の会、後援会、地域の皆さまから思い出づくりに積極的に取り組んでいただき、子どもたちにとっても思い出深い1年になったと思っています。
園児は4月から近隣の保育施設に通うこととなりますが、1日も早く新しい環境に慣れて、健やかに成長するよう願っています。市としても、今後も子育て支援のサービス向上に努めてまいります。

関口市長と子供たちが保育園の看板を持ち上げている。
保育園の看板の横で市長と子供たちが記念撮影している。

「協働のまちづくりフォーラム2014」 平成26年3月23日(日曜日)

3月23日(日曜日)にクロステンにおいて「協働のまちづくりフォーラム2014」を開催しました。
当日は、『住みよい十日町市の実現を図るために』をテーマに、地域おこし協力隊の大庭隊員や、市民活動を様々な手法で支援する中間支援組織「ひとサポ」の渡貫会長から、協働のまちづくりの特徴的な取り組みについて発表していただきました。また、フォーラムのまとめには、「まちづくり基本条例」のアドバイザーである明治大学教授の牛山久仁彦先生と、素案検討に関わってきた「育てる会」の柳代表、そして私の3人による鼎談も行いました。
会の中で私も、まちづくりのあり方や、そのために必要な仕組みについてお話ししましたが、まちづくりは行政だけで出来るものではなく、やはり地域自治組織や自主防災組織、NPO法人、地域おこし協力隊、十日町市の応援団(サポーター)、市民の皆さまの様々な活動が必要になります。そして、それらの力を結集するための環境づくりが「まちづくり基本条例」の制定であると考えています。
まちづくりは常に動いているものであり、我々は自分に何ができるのかということを問いかけながら、20年後、30年後の市民に明るい十日町市を手渡すために活動していかなければならないと考えています。

発表者がプレゼンをしている。
関口市長が会場前方の席に座って話をしている。

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