公務レポート(平成21年度)

更新日:2021年04月01日

7月

集落の将来に夢馳せて ボランティアとともにまちづくり 7月27日(月曜日)

7月27日、池谷集落(6世帯)で、集落の皆さんや同集落でまちづくりのボランティア活動を行う特定非営利活動法人ジェン(JEN)の皆さんが関口市長との懇談会を行いました。JENは、主に海外で紛争や災害などの国際支援を続けている団体です。JENと池谷集落との交流は、平成16年の中越大震災で JENの皆さんが復旧支援のボランティア活動を行ったことが始まり。以来、JENの皆さんは、年間約10回、延べ150人が池谷集落を訪れて、改築した分校を拠点に農作業や雪おろしのボランティアを行っています。JEN事務局長の木山啓子さんは「震災が過疎に拍車をかけないかと心配でした。池谷は何度も来たい魅力があります。ここはどんどん発展していく要素があります」と期待を込めます。また、池谷集落区長の曽根藤一郎さんは「地震の経済的な被害は大きかったが心のつながりをもたらしてくれた。JENの皆さんとの活動は集落の将来に向けた土台づくりです」と集落の将来に望みをかけます。現在、池谷集落では集落挙げての耕地の活用と新しい農業のシステム作りが進められています。
懇談会に参加した関口市長は「JENと池谷の皆さんとの交流が集落発展の大きな原動力になっていてとてもうれしい。将来の夢をいつまでも追いかけてほしいです」とエールを送り、「このようなつながりをモデルに、市内で頑張っている皆さんを応援したい」と話しました。

写真:上
懇談会には集落やJENの皆さんなど20人が参加

写真:下
ボランティアによる空き家改修。集落外から人材を受け入れる施設づくりが進められています。

懇談会で談笑する集落やJENの皆さんの様子と空き家を視察する関口市長

第4回大地の芸術祭 1000人参加で盛大に開会 7月26日(日曜日)

7月26日、キナーレにおいて、泉田県知事をはじめ多くの来賓やアーティストをお迎えして、第4回大地の芸術祭「越後妻有アートトリエンナーレ2009」の開会式が盛大に行われました。
第4回大地の芸術祭は、これまでの作品も含めて約370の作品が越後妻有の里山に展開されています。
その多くの作品がアーティストと地域住民との協働によって制作されました。
関口市長は「この地域に活力と笑顔があふれ、国内外のさまざまな人々や地域とのかけがえのない絆が数多く生まれることを願っています」と挨拶しました。

第4回大地の芸術祭開会式の様子

白倉地区で「だんだんトーク」スタート 7月23日(木曜日)

「だんだんトーク」が、23日夜、白倉地区を皮切りにスタートしました。
関口市長は、市民の皆さんから意見や提案、要望などをお聞きする広聴活動に積極的に取り組んでいます。「だんだんトーク」は、その取り組みの一つで、関口市長が地域や集落に出向き、概ね30人の市民の皆さんとひざ詰めで直接話し合いをするものです。今年度は約30回の「だんだんトーク」を行う予定です。お近くで開催の折は、是非ご参加ください。
この日、白倉地区の「だんだんトーク」では、地区住民35名が参加し、白倉地区での外国人学生との交流やしめ縄組合の活動などが紹介されたほか、冬季間のスクールバスの安全確保や農道補修への原材料支給、国道403号大倉トンネルの早期完成などが要望され、予定した時間はあっという間に過ぎました。

畳の部屋で正座をしながら説明をする関口市長と説明を受ける大勢の集落住民

松本和光市長との面談 7月19日(土曜日)

7月19、20日、十日町市和光市少年サッカー交流大会が当間高原リゾートのクロアチアピッチで開催され、選手の激励に松本和光市長も来訪されました。
和光市とは、平成16年に防災協定を締結して以来、サッカー協会主催による年2回のサッカー交流大会や和光市からベルナティオを保養施設として利用していただくなど交流を続けています。
松本和光市長は、5月26日に市長に就任したばかりで、十日町市来訪は今回が初めてです。関口市長も5月1日に就任したばかりであることから、はじめての面談を行うこととなりました。1時間ほどの短い時間でしたが、お互いに市の概要紹介や市政運営などについて意見を交換し、また、これからの交流促進と相互協力などを約束しました。

松本前和光市長と笑顔で握手をする関口市長

市長と新旧副市長とで事務引き継ぎ 7月17日(金曜日

7月20日をもって退任する丸山俊久副市長と7月21日から副市長に就任する村山潤教育長、そして関口市長の三者で事務の引き継ぎが行われました。
丸山副市長から、市長から事務の委任を受けていた事項や各種団体等の役職などが、関口市長と村山新副市長に引き継がれ、「緊急経済対策が執られる大変な時期であるが、がんばっていただきたい」など、今後の市政を担う二人に激励の言葉が贈られました。一方、関口市長からは、これまで長い間市政にご尽力いただいたご労苦に対し、ねぎらいの言葉が贈られました。

丸山前副市長と村山副市長の事務引継ぎの様子

市議会各会派との懇談会 7月14日(火曜日)

7月14日午後、関口市長と市議会各会派との懇談が行われました。市側からは、丸山副市長、村山教育長及び総務課長ほかが同席し、新政会、不羈の会、妻有クラブの3会派とそれぞれ50分ずつの懇談を行いました。各会派からは、関口市長が掲げた政策についての質問や経済対策など喫緊の課題に対する要望が投げかけられ、関口市長が一つ一つ考え方や取り組みを答える形で、熱心に懇談が行われました。
政策クラブかけはし、日本共産党十日町市議団との懇談は、7月21日(火曜日)に行われる予定です。

市議会各派との懇談会の様子

まつだい郷土資料館竣工式 7月11日(土曜日)

市内池尻から移築工事をしていたまつだい郷土資料館が、7月11日、新装オープンしました。
オープンにあたり、関口市長は「この資料館は、昔と現在、人と人を結ぶ架け橋として、歴史と文化を継承するつなぎ役として、その役割を果たすとともに、次代を担う子どもたちに良い故郷の思い出をいつまでも語り継いでもらえるような、そんな施設になってもらいたいと念願しています。十日町では、この資料館が皆さんに親しまれ、身近な施設として地域に溶け込むように、皆さんから愛称を募集したいと考えております。募集要項が決まりましたら、市報等でお知らせしてまいります。多くの皆さんから応募くださるようにこの場を借りてお願い申し上げます」と式辞を述べました。
この後、松代では家を建てたときの恒例行事のもちまきが盛大に行われました。また、開館特別展として、上杉謙信公が松苧神社に奉納した「軍配」と「短刀」も展示されました。

まつだい郷土資料館開館式でテープカットを行う様子

7月定例記者会見 7月6日(月曜日)

7月6日、市長定例記者会見を行いました。発表事項は、以下の通りです。詳しくは「市長定例記者会見(7月6日)」をご覧ください。

  1. 平成21年度十日町市第2次緊急経済対策について
  2. 高田町3丁目南駐車場(予定地)用地取得について
  3. 平成19年度の実質公債費比率の訂正について
  4. 第15回全国棚田(千枚田)サミット開催について
  5. 「十日町産コシヒカリを食べられる店認証制度」がスタートしました
  6. 第15回十日町石彫シンポジウムについて
  7. 2009新潟県大観光交流年に関する取り組みについて
  8. エコイベントチェックシートの策定について
  9. 大地の芸術祭について
定例記者会見にて記者の前で説明を行う関口市長

第28回十日町小唄日本一大会 7月5日(日曜日)

7月5日、第28回十日町小唄日本一優勝大会がクロス10で行われ、市内外から出場した90人が十日町小唄日本一の座を競い合いました。総合優勝を果たした千葉市在住の堀ひろみさん(24歳)は、今回で3回目の出場。優勝を目指して練習を重ねた見事な歌声が、会場に詰めかけた約400人の観客を魅了しました。

十日町小唄日本一優勝大会表彰式の様子

8月

奇祭「もみじ引き」 多くの観光客でにぎわう 8月30日(日曜日)

8月30日、小白倉集落で、五穀豊穣などを祈念してもみじの巨木を引き回す珍しいお祭り「もみじ引き」が行われました。その年に祝事のあった家々に立ち寄り、振る舞いを受けながら喜びを分かち合うという、古くから伝わるこの奇祭。
今年は大地の芸術祭の期間とも重なり、多くの参列者でにぎわいました。また、毎年このお祭りには、ロンドンの建築学系の学生約30人が参加し、小白倉集落と交流を深めています。伝統を大切に現代へ伝える集落の取り組みは、活気に満ちていました。

関口市長を先頭に、大勢の大人が綱を引っ張り、道路を走っている。

取手アートプロジェクトに取り組む取手市長が大地の芸術祭を視察 8月28日(金曜日)

8月28日、藤井取手市長と取手アートプロジェクト(TAP)の関係者が大地の芸術祭の視察に十日町市を訪れました。
取手市は、文化都市としての発展を目指し、平成11年(平成12年)から毎年、行政機関と市民、東京芸術大学などで組織した実行委員会によるTAPを実施しています。 11回目となる今年の「TAP2009」は、「産直とれたてアート」と題し、10月17日から11月15日まで開催され、期間中の土、日、祝日には、「TAP トラベル」と銘打った魅力的なツアーをメインに、市内全域のアトリエや、ギャラリー、カフェなどでさまざまなイベントが行われます。
一行は、視察の途中に市長室の関口市長を訪問し、「今後は、情報交換を行い、お互いよりよいイベントとなるよう協力していきましょう」と、今後の交流を約束していかれました。

関口市長を囲み、大勢の大人が懇談している。

芸術祭典の先進地香川県の真鍋知事が大地の芸術祭を視察 8月27日(木曜日)

8月27日、真鍋武紀香川県知事が大地の芸術祭の視察に十日町市を訪れました。
香川県は、昭和33年から文化芸術の祭典を実施している芸術祭の歴史ある県です。同県では、文化芸術で元気な香川を作ろうと平成19年に文化芸術振興条例を設置。世代を超えて心豊かな社会を形成するために、文化芸術の持つ力をまちづくりに生かしています。
また、平成22年7月19日から10月31日まで、瀬戸内海の美しい島々を舞台に現代アート作家や建築家が作品を展示する「瀬戸内国際芸術祭2010」が開催されます。同芸術祭の会長でもある真鍋知事は、興味深く「うぶすなの家」(願入)「最後の教室」(松之山東川)を視察されました。

真鍋武紀香川県知事と関口市長が隣り合って微笑んでいる。

愛知県知事が大地の芸術祭に来訪 8月20日(木曜日)

8月20日、神田愛知県知事が大地の芸術祭の鑑賞に十日町市を訪れました。神田知事は、11時に十日町駅に到着後、わずか半日間の滞在でしたが、10か所余りの作品を観て回られました。関口市長とは、最後の鑑賞先である旧真田小学校の「絵本と木の実の美術館」で対面し、ご一緒に作品を観賞されました。
神田知事は、絵を描くことが趣味で、世界の巨匠から、愛知ゆかりの作家、果ては作者不詳のお土産品まで、身近にあふれる美について思いつくままに書き綴った著書「忙中美あり-身近な美の発見-」を執筆しているだけあって、とても熱心にご覧になっていました。

絵本と木の実の美術館で、大人が作品を観賞している。

8月定例記者会見 8月17日(月曜日)

8月17日、市長定例記者会見を行いました。関口市長は、十日町の紬の端切れを使って制作された袖なしの羽織を身につけた着物姿で会見に臨みました。
この羽織はきものの街のキルト展実行委員会のメンバーが制作したもので、関口市長から身につけてもらい、きものの街をPRしてもらいたいとプレゼントされたもの。第6回きものの街キルト展の開催期間中は、キナーレの多目的ホールに展示されます。
記者会見での発表内容は、「市長定例記者会見」をご覧ください。

関口市長が、十日町の紬の端切れを使って制作された袖なしの羽織を身につけて会見をしている。

なぐも原で花嫁行列 8月8日(土曜日)

8月8日(土曜日)、なぐも原・結いの里で花嫁行列が行われました。
これは、大地の芸術祭の作品「Scrap and Bride」(作家:南雲由子さん)のイベントとして行われたもので、南雲神社から結いの里までの1キロほどの間をトラクターにけん引されたトレーラーに乗った新郎新婦と集まった約300人が行列し、その日結婚する二人を祝福しました。
制作にあたった南雲さんは、5年前の中越地震の破壊とその後の復興を経験した十日町の大地が、「古い家を捨て」「誰かと新しい世界を築く」花嫁の人生の一場面に重なるとして、作品をイメージ。時折降る小雨が、古式ゆかしい婚礼儀式のおごそかな雰囲気を演出していました。

新郎新婦と関口市長が記念撮影をしている。

第5回「染織の祭典・十日町フェア」 有楽町で盛大に開催 8月7日(金曜日)

8月7日から9日までの3日間、東京有楽町の東京交通会館12階展示場で、十日町の地場産業である織物(着物)の展示販売会「第5回染織の祭典・十日町フェア」が開催され、関口市長ほか関係者が出席し、盛大に開会式が行われました。
この事業は中越大震災復興基金の支援を受け、低迷する着物産業の復興と全国に十日町の着物をPRするため、東京と名古屋を会場に交互に開催しているものです。今回は織物メーカー21社と流通関係11社が参加し、業界が一致団結して取組みました。
会場では3日間で900名近い来場者があり、十日町の織と染の技術を堪能していただくとともに、販売に関しても前回に近い売上となりました。着物を購入された方には豪華な賞品が当たる抽選会が行われたほか、来場者には十日町の和装小物が漏れなくプレゼントされました。

開会式で着物姿の関口市長が挨拶をしている。

核兵器の廃絶と世界平和を祈念して 第55回原水爆禁止市民大会 8月6日(木曜日)

8月6日、原水爆禁止十日町市協議会主催による第55回原水爆禁止十日町市民大会が、約300人の市民の参加のもとキナーレ北側「平和の火」前で行われました。
式典では、平成20年度広島派遣生徒代表の春日勇輝さん、上村恵さん、山口椋さんが、「原爆の本当の恐ろしさ、平和の尊さ、核兵器廃絶への取り組みを多くの人達に伝えていきたい。」と感想を述べました。参加者全員で、広島へ原爆投下された午前8時15分に黙とうをした後、「原爆ゆるすまじ」を斉唱し、平和への誓いを新たにしました。
今、「核兵器のない世界」に向かって、流れが変化しています。

式典で、関口市長が挨拶をしている。

いざ出発!100キロメートル先のゴールを目指し徒歩の旅 8月5日(水曜日)

8月5日、午前7時45分、十日町青年会議所主催による「第1回越後つまり100キロメートル徒歩の旅」の出発式が、城ヶ丘ピュアランドで行われました。 100キロメートル徒歩の旅は、5日から9日まで一日約20キロメートルを歩き、馬場小学校、津南小学校、松之山小学校、犬伏集会所に順に宿泊し、5日間かけて100キロメートルの道のりを完歩するもの。十日町市と津南町の小学校4年生から6年生までの男女17名が参加。
出発式では、青年会議所の澤野理事長から、「地域教育の一環として、子供たちの生きる力を育成するためにお力になれればと開催した。参加した子供たちからは、みんなで力を合わせ元気に歩き通してほしい。そして、どんな困難にも負けない、最後までやり抜く強い子供に育ってほしい」とあいさつがあり、そのあと、関口市長からの激励とハイタッチを受けた子供たちは、心配そうに見守るお父さんお母さんには目もふれず、100キロメートル先のゴール、キナーレを目指し、元気に出発していった。

出発前に子どもたちが列になって、順番に関口市長からハイタッチを受けている。

芸術文化の息づくまちを目指して 石彫シンポ開会 8月1日(土曜日)

8月1日、石彫シンポジウムの開会式が市総合体育館北側広場で行われました。石彫シンポは、芸術文化のかおるまちづくりを目指して平成7年度から毎年開催されているもので、15回目となります。今回お招きした作家は浜田彰三さん(山梨県)、本多正直さん(埼玉県)、阿部光成さん(東京都)の3名です。8 月23日までの開催期間中、同会場で作品の公開制作が行われるほか、ギャラリー6坪(稲荷町3)では参加作家の小作品展が開催されます。制作会場では真夏の炎天下の中、ひたむきに石と向き合い、生命を吹き込む作家たちの制作活動が繰り広げられます。今回制作される3作品はすべて、ほくほく線十日町駅西口の市道西中央通り線の歩道に設置されます。

屋外で、大勢の大人たちが椅子に座って関口市長の話を聞いている。

9月

学校給食で学ぶ「食べる・作る」大切さ 9月29日(火曜日)

9月29日、今年度または来年度に事業などを実施する市内の主な施設を周りました。訪れた施設は、ミオンなかさとやエコクリーンセンター、旧松里保育園など、現在改修中もしくは今後改修が必要な施設や市内で特徴的な取り組みを行っている12施設。工事関係者や担当職員から事業の取り組みについて現場の声を聞きました。
また、十日町市中央学校給食センターや川西学校給食センターでは、給食の調理工程や食育、地産地消についての取り組み状況を視察しました。全国的にも地場産食材の活用が課題となっている中、川西学校給食センターでは、地元の農家などとの連携により地元食材の調達体制を確立。現在、市内ではすべての学校で米とパン(米粉パン用の米粉)は100%地元産を使用しているが、川西学校給食センターは味噌と大豆も100%、青果物は約40%と市としての目標の30%を上回る利用がなされています。同センターの中島裕美子栄養士は「学校の放送で、給食メニューの中の地元食材の紹介もしてくれて、子どもたちに良い意識付けも行われています」と話し、村山進一センター長は「地元農家の皆さんとセンターの調理員さん、栄養士さんの理解と協力で、新鮮でおいしい給食を届けられます」と取り組みについて説明しました。同センターで給食を試食した市長は「実においしい給食です。給食は食べることの大切さを学ぶ学習。加えて、食材や食事を作ることへのありがたさを子どもたちに実感してほしい」と地産地消の広がりに期待を寄せました。

写真上:ミオンなかさとの改修工事現場の視察
写真下:川西学校給食センターでの給食の試食

関口市長が、ミオンなかさとの改修工事現場を視察している。関口市長が、 川西学校給食センターで給食を試食している。

第7回クロアチアカップ開催 9月27日(日曜日)

9月27日、当間多目的グラウンドで、クロアチアカップサッカーフェスティバル第7回ミニサッカー大会が行われました。
本大会は、2002FIFAワールドカップサッカー日韓大会で、本グラウンドをクロアチアチームがキャンプに使用したことを記念し、翌平成15年から毎年開催しているもの。
県外からは和光市のジュニア5チームが参加。県内の市町からも多数の参加があり、5つの部に42チームが参加しました。秋晴れの下、和やかに日ごろの練習成果を競い合いました。
当市から出場したチームでは、ファミリーの部で「ジュニア☆ジュニア」チーム、シニアの部で「QT82」チームが優勝を飾りました。

秋晴れの下、大勢の選手たちが関口市長の話を聞いている。

飯山線全通80周年記念セレモニー 十日町駅で開催 9月19日(土曜日)

9月19日、JR飯山線が全線開通して80周年を迎え、十日町駅で記念セレモニーが行われました。
同線は、越後川口と長野県の豊野を結ぶ全長96.7kmのローカル線。昭和2年に豊野~飯山間が開通、昭和4年9月1日に飯山~十日町間が開通し、旧国鉄十日町線(十日町~越後川口間)と接続し全線が開通しました。
セレモニーには、一日駅長を務めた関口市長や沿線の関係者、鉄道ファンが多数駆け付け、地元園児によるマーチングバンドやくす玉開花などで、地域住民の生活を支える飯山線の80年の節目を祝いました。
この日は、60年程前に製造された旧型の客車による十日町~長野間の往復便が特別に運行され、乗客は、セレモニー後に、住民による民謡や踊りに見送られながら十日町駅を出発しました。

関口市長及び関係者たちが、開通80周年のくす玉を囲んで記念撮影をしている。

第11回信濃川水なしサミットで川下り体験 9月19日(土曜日)

9月19日、第11回信濃川水なしサミットが開催されました。
水なしサミットは、JR東日本信濃川発電所による発電用水の大量取水で流水が枯渇し環境悪化が懸念される信濃川について、市民とともに考えることを目的に毎年開催されているもので、今年で11回目を数えます。
今回の水なしサミットでは、不正取水問題でJR東日本の水利権が取り消されていることから、滔々(とうとう)とした流れを見せる信濃川の宮中堰堤下流から妻有大橋までの間で、ラフティングボートでの川下りが行われました。
参加者は、普段見ることのできない川面からの雄大な景色に感激したり、頭から水しぶきを浴びながら急流のスリルを味わったりしながら、信濃川の自然を体感し、約2時間の川下りを楽しみました。終点のつまりっ子広場では、振る舞われた豚汁と炊きたてコシヒカリに舌鼓を打ちながら、水のある信濃川の利用など、将来の夢を語り合っていました。
また、同広場では、水辺の楽校による自然観察会も行われ、大勢の親子連れで賑わいました。

関口市長及び関係者たちが、川下りを楽しんでいる。

関口市政の執行体制整う 9月17日(木曜日)

9月17日、臨時教育委員会が開かれ、16日に議会の同意を得て教育委員の任命を受けた蔵品泰治氏が十日町市教育委員会教育長に任命されました。
蔵品氏は、昭和53年に旧川西町役場に採用され、これまでに川西町総務課長補佐、合併後には、財政課長補佐の後、財政課長に就任。総務、財政部門を担当し行財政運営の根幹的部分に精通していることが認められました。
なお、蔵品教育長(教育委員)の任期は、平成21年9月17日から平成23年5月17日までとなります。 7月21日に副市長に就任した村山潤氏が退任して以来、空席となっていた教育長の席は、約2か月ぶりに後任が任命され、これで、関口市政の執行体制が整いました。

関口市長と蔵品氏、村山氏が3人で握手を交わしている。

十日町市の魅力 土産品でPR 9月16日(水曜日)

十日町市の新たな「名物」となるような土産品の開発、育成を目指し「十日町市観光土産品コンテスト」が開催されました。市内の企業や団体などから、菓子・食品部門に14点、民芸品・工芸品部門に25点が出品され、9月16日(水曜日)に審査会が行われました。どれもパッケージやデザイン、品質に十日町市らしさをアピールしたアイデアが凝らされていて、審査員を悩ませました。入賞商品は、10月1日から12月20日までの土・日曜日、祝日にほくほく線十日町駅構内の特別ブースで販売されます。
なお、入賞商品は十日町市観光協会のホームページでご覧いただけます。

審査員が、出品物を間近で見ながら審査をしている。

新たな十日町名物に 米粉料理など棚田サミットにに向け試作 9月15日(火曜日)

10月16日(日曜日)、17日(土曜日)の2日間、十日町市松代、松之山をメイン会場に開催される第15回全国棚田(千枚田)サミットに向け、当日提供する米粉料理などの試作が行われました。地元産のコメを幅広い料理に活用することで、コメの消費拡大と新たな地域資源としてPRすることで地域の活性化に結びつけるのがねらい。試食メニューには、米粉を使ったうどん、パン、クラッカー、ロールケーキと十日町産のドジョウのから揚げ、スジエビと地元野菜のから揚げ、タニシのぬたなど7種の惣菜、ほかに、トッピング用にサルナシジャムや妻有ポークミートディプなど地元の素材をふんだんに使った新作料理がテーブルを飾りました。試食した関口市長は「素材の良さを引き立てる加工がなされ、どれもおいしく出来上がっています。新たな十日町市の名物になりそうです」と料理に舌鼓を打っていました。地元農家と加工業者が手を結び、新たな特産品開発で地域に活力を生む取り組みが始まっています。

全国棚田(千枚田)サミットとは
棚田を守り、後世に残していくために話し合い、情報交換を行う会議として「全国棚田(千枚田)連絡協議会」に加盟する全国の市町村で開催されています。
毎年、全国から1,000人もの関係者が参加し、棚田の保全や地域の活性化について話し合うとともに、各種制度制定への提言などが行われています。

試作料理の数々を関口市長が試食している。

盛況!第4回大地の芸術祭 惜しまれながら閉幕 9月13日(日曜日)

7月23日(日曜日)から9月13日(日曜日)までの50日間にわたって開催された第4回大地の芸術祭が閉幕しました。
9月13日、まつだい農舞台で行われた閉会式には、福武總一郎プロデューサーはじめ関係者など約600人が参集し閉幕を惜しみました。今回は、新作約 200点を加えた約350点という作品数の多さに加え、市内巡回交通や地域おもてなし事業の実施など、来訪者を迎える体制も充実。会期中、多くの人出でにぎわいました。
芸術祭にお越しいただいた皆様、芸術祭を支えていただいた市民、企業・団体の皆様、アーティスト、サポーターの皆様、そして、この芸術祭にかかわった全ての皆様、ありがとうございました。
10月3日(土曜日)から11月23日(月曜日)まで、大地の芸術祭2009秋版を開催します。こちらもお楽しみに。

閉会式で、大勢の人々が拍手をしている。

水沢で秋季消防演習と自主防災訓練を実施 9月13日(日曜日)

9月13日、十日町市立水沢小学校グラウンドにて「十日町市消防団十日町方面隊水沢地区秋季消防演習」と「水沢地域自主防災訓練」が開催され、関口市長が点検者として出席しました。
水沢地区の住民、消防団員ら総勢266人が秋空のもとグラウンドに整列しました。
演習では人員・姿勢・服装の点検、分列行進、ポンプ操法などの訓練を行い、自主防災訓練では避難訓練、初期消火、救護所テント設置、救護・搬送訓練を実施しました。参加した住民は、災害時に役立つ知識や技術を身につけようと、真剣なまなざしで取り組んでいました。

秋空の下、消防団員がグラウンドに整列している。

駐日フランス大使が芸術祭鑑賞に来市 9月11日(金曜日)

9月11日、当間高原ホテルベルナティオのロビーで、フィリップ・フォール駐日フランス大使と関口市長の会談が行われました。
フォール大使は、新潟市の「にいがた水と土の芸術祭」と当市の「越後妻有大地の芸術祭」の鑑賞に訪れたもので、大地の芸術祭の取り組みや効果、十日町市の気候・風土、雪国の生活などについて関心を示され、関口市長の話を熱心に聞いておられました。
会談の終わりに、関口市長は芸術祭グッズ3品をプレゼントし、フォール大使は、特に地酒をうれしそうに受け取られました。フォール大使からはお返しに、日仏経済外交の歴史書が贈られました。

当間高原ホテルベルナティオのロビーで、フィリップ・フォール駐日フランス大使と関口市長が懇談している。

今話題の電気自動車に試乗 9月11日(金曜日)

9月11日、今、自治体や法人で導入が増え話題となっている電気自動車の試乗会が、市役所の車両管理者及び環境政策部門等の関係者を対象に行われました。
この試乗会は、自動車販売会社の申し出によるもので、地球温暖化対策に取り組む市役所の活動の一環として行われたものです。試乗会では、関係職員が試乗し、職員からは「思ったより加速がいい」「音が静かだ」などの意見が聞かれました。
また、環境問題に関心の高い関口市長も試乗し、庁舎正面玄関から駐車場を一周して、「思ったよりも加速が良いのに驚いた」と感想を話しました。市役所での電気自動車の導入もそう遠くないかもしれません。

関口市長が赤色の電気自動車に試乗している。

駐日クロアチア大使が大地の芸術祭を視察し、関口市長と会談 9月10日(木曜日)

9月10日(木曜日)、11日(金曜日)の両日、駐日クロアチア共和国大使ドラゴ・シュタンブク博士が大地の芸術祭の視察に十日町市を訪れました。クロアチアでは著名な詩人であり、芸術にも造詣が深い大使は、自然とアートが融合した芸術祭に深く感銘を受けられ、熱心に作品を鑑賞されました。
また、当間高原リゾートホテルベルナティオで関口市長と会談し、今後建設が予定されているクロアチアピッチクラブハウスの計画などについて話され、これからのクロアチアと十日町市との交流の発展に期待し、協力を惜しまないと約束をいただきました。

当間高原リゾートホテルベルナティオで、駐日クロアチア共和国大使ドラゴ・シュタンブク博士と関口市長が会談している。

清津川発電施設等の現地調査を実施 9月5日(土曜日)

9月5日、関口市長は、清津川の現状を確認するため、清津川発電施設等の現地調査を実施しました。
魚野川に流域変更されている清津川の水問題については、「清津川・魚野川流域水環境検討協議会」の中で、市としてこれまでに8回の改善要望を行ってきました。
今年秋、9回目の協議会が開催される予定であることから、市議会「信濃川・清津川対策特別委員会」並びに「中里土地改良区」、「清津川流水問題懇談会」の関係者ら30数名とともに、東京電力株式会社及び電源開発株式会社から案内と説明を受けながら、清津川の赤沢取水口や三俣取水口、魚野川の取水堰などを調査しました。

関口市長と関係者たちが、清津川の現状を確認するため、現地調査をしている。

「越後の国は火焔土器のクニ」第8回縄文サミットを長岡市で開催 9月2日(水曜日)

9月2日(水曜日)、長岡グランドホテルにおいて第8回縄文サミット(信濃川火焔街道連携協議会総会)が開催され、関口市長が出席しました。
信濃川火焔街道連携協議会は、火焔型土器に代表される縄文をキーワードに地域振興、広域観光行政に資することを目的として平成14年に発足。従来からの構成団体である長岡市、十日町市、津南町に加え、今回新たに新潟市が加わりました。席上、同協議会の顧問である小林達雄氏(國學院大学名誉教授・新潟県立歴史博物館名誉館長)の「火焔型土器の文化圏は、まさに今現在の新潟県の範囲と一致するものであり、越後の国は火焔土器のクニであった。さらに日本の縄文文化は、国際社会においても、注目され高く評価されている」という講話に、出席された各首長は改めて火焔型土器を中心とした縄文を内外に強く発信すべき、との考えで一致しました。

協議会において、関口市長が発言している。

飲料系メーカー3社と市で災害時応援協定を締結 9月1日(火曜日)

9月1日、十日町市役所で災害時応援協定の合同締結式が行われました。今回、市と協定を結んだのは、三国コカ・コーラボトリング株式会社、信越ペプシコーラ販売株式会社、株式会社和光ベンディングの3社で、災害時の飲料水の供給に関することが主な内容です。中越大震災でも、ライフラインが寸断された状況で飲料水の確保が重要な課題でした。今回の応援協定の締結で、民間事業者と行政の連携により、より迅速な対応が期待できます。現在、民間25団体と19自治体が十日町市と災害時応援協定を結んでいます。

協定を結んだ3社の代表と関口市長が、4人で握手を交わしている。

10月

十日町市○○(まるマル)ネット交流会開催 10月25日(土曜日)

10月25日、「十日町市○○(まるマル)ネット交流会が、千手中央コミュニティセンターで開催されました。
これは、現在、十日町市が取り組んでいる協働のまちづくりモデル事業の一つです。昨年、市内で活動している市民活動団体473団体を対象にヒアリングを行いましたが、その中でとても意見の多かった、「活動しているけど人も金も情報も足りない」、「ほかの団体はどんなことをしているんだろう」「お互いの得意なところを出し合って連携したいな」という、みなさんの希望・要望を実現させるため開催されたものです。
基調講演では、「どうつなぐ市民活動の『人・カネ・情報』」というテーマで、新潟県内で先進的に取り組んでいる村上市・三条市の事例に基づく講演があり、その後は各市民団体が活動分野ごとに分かれ、意見交換しました。
当日は、市内各地でイベント・催し物が開催されていましたが、大勢の方が参加し、「いままで知らなかった団体と交流が図れてよかった。今後連携していきたい」、「十日町市も広くなったので、他の地域の皆さんと連携して、今後に役立てていきたい」など参加団体の皆さんからは、とても好評でした。
なお、この「○○(まるマル)ネット」というユニークな名前には、「みんなが○(まる)く輪になってつながり、十日町市全域の活動が○(マル)く(円滑)になる」という意味が込められています。

写真上:開会でのあいさつの様子
写真下:○○ネット交流会、懇親会の様子

開会であいさつする関口市長。 ○○ネット交流会、懇親会の様子。

大賑わいとなった「十日町産業フェスタ2009」 10月24日(土曜日)・25日(日曜日)

10月24日と25日、十日町産業フェスタ2009が、越後妻有交流館キナーレとクロス10をメイン会場として開催されました。
この催しは、十日町地域の産業界が連携し総力を結集して「元気な十日町ブランド」を市内外に発信するために、十日町商工会議所が中心となって、業界団体や行政、観光協会などで実行委員会を組織し取り組んだものです。
MADE IN 十日町大集合!「職・織・食・SHOCKING ~まるごと体験 十日町」をテーマに、市内企業や団体の紹介、地域産品の展示や販売、イベント、飲食店やおにぎり軍団などによる飲食コーナーなどが催されました。
同会場では、「とおかまちICTフェスタ」や「土木の日イベント」も開催され、1日目は気温が低かったこともありやや少ない人出となりましたが、2日目は天候にも恵まれ昨年を上回る人出があり、2日間で約16,000人の家族連れやカップルで賑わいました。また、来場者参加型の催しには大勢の子供たちがお父さんやお母さんと参加し、「イス作りやロボット操作がおもしろかった」などの声が聞かれました。

写真上:産業フェスタ開会式でのテープカット
写真下:産業フェスタ会場の様子

産業フェスタ開会式でのテープカット。産業フェスタ会場の様子。

清水聖義太田市長を迎え講演会を開催 10月23日(金曜日)

10月23日、「アイデアマン市長」として全国に知られる群馬県太田市の清水聖義(まさよし)市長を講師にお迎えし講演会を開催しました。
十日町市情報館では、午後4時から「行政のスリム化時代における民間企業の在り方について」と題した講演が行われ、市内事業所関係者約60名が参加しました。また、十日町市市民会館では、午後6時30分から「組織、職場を活性化させる業務改善」と題した講演が参加した約420人の市役所職員を対象に行われました。
清水市長は、平成7年に合併前の旧太田市長に当選以来「市役所はサービス産業である」として、徹底して行政サービスの質とコストにこだわり、ISO認証や外部監査を導入し、地方自治に行政経営のマネジメントという概念を植え付けました。
市職員を対象に行われた講演では、「市民に笑顔を与えること」「常に改革すること」「現場主義」をモットーに取り組んできた「ショッピングセンターでの各種証明書の交付サービスと市役所の土日開庁」「小中学校への教育支援隊設置」「スポーツ学校」などについて、軽快な話術でご本人ならではなければ分からない裏事情なども交えて紹介してくださいました。

写真上:市職員に講演する清水太田市長
写真下:市長室で懇談する清水太田市長と関口市長

市職員に講演する清水太田市長。市長室で懇談する清水太田市長と関口市長。

下条神明水辺公園で河童の像の除幕式 10月20日(火曜日)

10月20日、下条地区の神明水辺公園で、河童の像の除幕式が行われました。
この河童の像の設置は、ワーキングチーム貝ノ川・為永集落が中越大震災復興基金による地域復興支援事業で「将来を担う子供のために:人々が自然とふれあう場や環境の整備」の実践活動として取り組んだもので、遊歩道にある自然石のベンチの脇に設置されました。東京藝術大学大学院出身の野村万里沙さんのデザインによる河童の像は全部で6体あり、どれも親しみのある愛らしい表情をしていて、除幕式に参加した下条小学校の子供たちの間で、早速人気者になっていました。
このほかワーキングチームでは、公園内に花を植えたり、ホームページを開設したりとさまざまな地域づくり活動にも取り組んでいて、11月14日(土曜日)に同公園で総合竣工式を行う予定にしています。

写真上:河童の像の除幕式
写真下:設置された河童の像

河童の像の除幕式で、河童の像を囲む関口市長と小学生、及び関係者たち。設置された河童の像。

十日町市総合防災訓練を実施 10月18日(日曜日)

10月18日、十日町市総合防災訓練が、クロス10・キナーレ第2駐車場をメイン会場にして実施されました。
この訓練は、大規模な災害が発生したときに、円滑な防災活動が行われるように、災害対策基本法などに基づき総合的な防災訓練を実施するもので、併せて住民の防災意識の高揚と安全安心なまちづくりに寄与することを目的にしています。
訓練には、実施主体である十日町市のほか国土交通省信濃川河川事務所、本町6丁目1、2、3の自主防災会など16の機関・団体が参加しました。
中越地方を震源とする大規模な地震が発生し、道路や水道施設の被害、家屋の倒壊などが多数発生している状況を想定し、住民の避難・誘導訓練、非常通信確保訓練、多数傷病者応急措置訓練のほか、災害救助犬による倒壊家屋救助訓練、新潟県の消防防災ヘリコプターによる高所救助訓練など参加した機関・団体が連携し、総合的な訓練が行われました。

十日町市総合防災訓練の様子。

第15回全国棚田(千枚田)サミット開催 10月16日(土曜日)・17日(日曜日)

10月16日、17日に、第15回全国棚田(千枚田)サミットが松代総合体育館やクロス10などを主会場に開催されました。
サミットは、全国の棚田(千枚田)を有する市町村と棚田保全に取り組む団体が一堂に会し、棚田を保全することの意義や必要性を互いに理解し連携して、全国に大きく発信することなどを目的に開催するもので、今回で15回目となります。
16日は、午後0時30分から松代総合体育館で開会式と富山大学極東地域研究センターの酒井富夫教授による基調講演が行われ、「地域の情報や価値観などを発信し、いろいろな支援を得ながら地域に根ざした農業を推進する必要がある」との講話がありました。その後、星峠の棚田、留守原の棚田など4コースに分かれた棚田見学と全体交流会が行われました。
翌17日は、会場をクロス10などに移し、「みんなで支える棚田の農業」「棚田と地域振興の取り組み」などをテーマとした分科会が行われ、棚田を維持する手法や棚田の魅力を活かした地域振興事例などの紹介があり、活発に意見が交換されました。 初日は、全国から1,400人、二日目は500人の参加があり、計画どおりに終了することができました。

写真上:全国棚田(千枚田)サミット開会式
写真下:星峠の棚田見学

開会式で関口市長があいさつしている。参加者が星峠の棚田を見学している。

第33回生誕地祭り 10月10日(土曜日)・11日(日曜日)

10月10日、11日に、当市菅沼出身で立正佼成会の開祖である庭野日敬氏のご遺徳を讃える第33回生誕地まつりが開催されました。
10日の前夜祭では、市内大池で平和祈願灯籠流しや童謡歌手の雨宮知子さんによるコンサート、花火の打ち上げが行われました。雨の降る中でしたが、池の周りに集まった多くの参加者にとって、庭野日敬氏が唱えた「世界平和」への想いを見つめ直す有意義なひと時となりました。
翌11日は、午前9時から午後2時まで本町1丁目から本町6丁目にかけて全国各地から集まった8,000名による市中大行進が行われました。参加者は、色とりどりの衣装を身にまとい、郷土芸能や創作ダンスを披露したほか、万灯や纏、鼓笛隊などで盛り上げながら賑やかに行進を行いました。来賓席で観覧されていた庭野日鑛会長ご夫妻は、行進する一人々に暖かい拍手を送っておられました。
このほか、駅通りではなんでも自慢カーニバル、コモ通りでは全国特産市場などが行われ市内外からの来訪者で賑わいました。

パフォーマンスに拍手を送る関口市長。

平成22年度予算編成に向けて政策協議スタート 10月7日(水曜日)

10月6日から、平成22年度の予算編成に向けての政策協議が始まりました。これは、予算編成作業に入る前に、各課が予定している主要事業や新規事業について、その内容や規模などを市の三役と協議するものです。関係する課長等が同席し、主に課を超えて連携した取り組みができないかなどを模索します。14日まで、4日間ほどの時間をかけて行います。
10月下旬から全課が一斉に予算編成作業に入り、概ね11月中旬には各課から予算要求書が提出されます。平成22年度予算案は、その後、財政課との調整で大枠がまとまり、市長査定を経た後、3月の定例議会に上程されます。

関口市長と関係する課長等が協議している様子。

国体デモンストレーション競技大会(ゲートボール、ユニバーサルホッケー)を開催 10月3日(土曜日)・4日(日曜日)

10月3日、4日トキめき新潟国体のデモンストレーション・スポーツ行事としてのゲートボール競技が当間多目的グラウンドを会場に、同じくユニバーサルホッケー競技が中里中学校体育館を会場に行われました。
十日町市では、2月に行われた冬季大会クロスカントリー競技とモーグル競技に続く国体種目の開催となりました。
ゲートボール競技では、県内各地から3つの部に95チームが参加しました。途中、あいにくの雨にもかかわらず選手の熱戦が繰り広げられました。当市から出場したチームでは、ジュニアの部で「上野ゴールドG(A)」チームが準優勝を飾りました。
また、ユニバーサルホッケー競技では、県内各地から3つの部に19チームが参加し、こちらも選手の熱戦が繰り広げられました。当市から出場したチームでは、小学生高学年の部で「NFB」チームが準優勝を飾り、「中里ファイターズ」チームが3位、幼児の部では「なかよしクラブ」チームが3位となりました。

当間多目的グラウンドでのゲートボール協議の様子。中里中学校体育館でのユニバーサルホッケー競技の様子。

第4回北陸風景街道交流会議 クロス10で開催 10月2日(金曜日)・3日(土曜日)

国土交通省が進める日本風景街道プロジェクトに登録した北陸地方の団体が一堂に会する第4回北陸風景街道交流会議が、約100名の参加者を集め、10月2日・3日の両日当市で開催されました。

日本風景街道は、道を舞台に景観の向上や観光振興、地域活性化を目指して、多様な主体が協働して地域づくりに取り組むプロジェクトです。津南町を含めた当地域も大地の芸術祭の取り組みを柱に据えて、登録ルートとなっています。
クロス10を会場に行われた2日の会議では、講師や助言者も交えて各登録ルートの皆さんが熱心な議論を交わし、夜は賑やかに交流会が行われました。
3日の現地勉強会では、3コースに分かれて大地の芸術祭の作品を巡って、当地域における地域づくりの成果をご覧いただき、遠方からの参加者はアート作品と芸術祭に協力している市民の姿に熱心に見入っていました。

第4回北陸風景街道交流会議の会場の様子。

第6回きものの街のキルト展コンテスト作品を鑑賞 10月2日(金曜日)

10月2日、関口市長は越後妻有交流館キナーレを訪れ、「きものの街のキルト展」のコンテスト作品を鑑賞しました。展示会場には、コンテストに出品された40点の作品が展示してあり、キルト展実行委員会顧問の田村恭子さんから受賞作品の講評を聞かせていただきました。
その後、キナーレ2階のきもの歴史館で特設展として開催されている「田川啓二の世界~オートクチュールビーズ刺繍と私の宝物展」に立ち寄り、女優の黒柳徹子さんや藤原紀香さんが着用したドレスなど鑑賞しました。
田川啓二さんは、国内外から高い評価を得ているビーズデザイナーで、国内第一人者として知られています。地方でこれだけ大掛かりの展示会を開催するのは初めてとのことです。

コンテスト作品を鑑賞する関口市長とキルト展実行委員会顧問の田村恭子さん。

地域おこし協力隊員3名に委嘱状を交付 10月1日(木曜日)

10月1日、地域おこし協力隊員委嘱状交付式が市長室で行われ、関口市長から3名の隊員に対して委嘱状が交付されました。
これは、総務省の支援を受け市が実施する「地域おこし協力隊設置事業」によるもので、少子高齢化などから過疎化が進み、集落機能の維持が厳しい状況になっている中山間地域の活性化を図るため、担い手となり集落の支援活動を行うことを目的にしています。
隊員は、都市地域等から当市に住民票を移動させた者が任命され、農林水産業への従事、水源・環境保全、地域行事等の支援、住民生活支援、都市との交流支援などの各種の地域協力活動に従事します。今年度は6名の委嘱を予定しているため、今後も委嘱していきます。

関口市長と委嘱状が交付された3名の隊員。

11月

みんなで考えましょう! 平成26年問題 11月29日(日曜日)

11月29日、「平成26年問題と公共交通を考えるフォーラム」がクロス10で開催されました。
平成26年問題とは、北陸新幹線が金沢まで開通することで発生するさまざまな問題のことです。その中でも、最も影響が大きいとされるのが、廃止が心配される特急「はくたか」の運行です。その場合、ほくほく線の現在の収入のうち約9割が減収することになり、当地域にとって事は深刻。この問題とともに公共交通の今後について、交通各社や地域、そして行政が共通の課題として考えようというのがこのフォーラムです。
講師に、福井大学大学院の川上洋司教授を招き、地域公共交通の今後のあり方について講演。川上教授は「利用促進に向け、官民一体で公共交通を軸とした地域・まちづくりが不可欠」として、観光資源の発掘など地域の魅力づくりが大切であると話しました。
また、第2部では、交通各社や市民代表と関口市長をパネリストにパネルディスカッションも行われ、それぞれの立場から今後の取り組みについて討議が行われました。

パネルディスカッションの様子。

第61回十日町雪まつりに向けて 11月27日(金曜日)

11月27日、クロス10において、来年2月19日(金曜日)~21日(日曜日)に開催される「第61回十日町雪まつり」の実施内容を決定する実行委員会が、約110人の委員の方からお集まりいただき開催されました。
会議は関口市長が議長役となり、「雪上カーニバル」や雪の芸術作品、おまつりひろば、ミス十日町雪まつりコンテスト、広報宣伝活動などについて基本計画が決定されました。
実行委員会終了後は、委員に加えて、雪まつりの協賛企業の方々、市議会議員、おまつりひろばや雪の芸術作品制作団体代表者の皆さまなど総勢約200名からお集まりいただき、十日町市の冬のイベントをPRする「プレイベント」が開催されました。当日は、ミス十日町雪まつりやキリンジョッキーズの皆さんからも会場を盛り上げていただき、雪まつりの成功に向けて、参加者同士、交流を深めていただきました。

第61回十日町雪まつりの実行委員会の様子。

JR東日本社長が十日町市民に謝罪 11月25日(水曜日)

11月25日、JR東日本の清野社長が十日町市を訪れ、十日町市民に対して、信濃川不正取水など一連の不祥事についての謝罪と説明を行いました。
詳細は、「JR東日本 清野社長 市民への謝罪と説明の会」のページをご覧ください。

十日町市民に対して謝罪を行うJR東日本清野社長。

大盛況 そば王国越後十日町「地そば」まつり 11月21日(土曜日)・22日(日曜日)

11月21日、22日の2日間、越後妻有交流館キナーレを会場に、今年で2回目となる『そば王国越後十日町「地そば」まつり』が新潟県十日町域振興局などの主催で開催されました。
今年の地そばまつりは新潟デスティネーションキャンペーン期間中ということもあり、昨年を大きく上回る16店舗のお蕎麦屋さんが出店し、また、関東方面、新潟方面から多くの臨時列車が運行されました。
初日の土曜日はあいにくの雨模様で肌寒く、地元の方々の参加が少なかったのですが、日曜日は好天に恵まれ、市内外から親子連れなど大勢の観光客で賑わい、入込客数は2日間で10,000人ほどになりました。
お客様は、地元で採れた新そばの味やお店ごとに違うそばのコシやツユの味に舌鼓を打っていました。このほかにも、この地域でそばのつなぎに使用している「布海苔」と着物との関係を紹介したパネル展示や蕎麦打ち体験、干し蕎麦食べ比べ、どぶろく販売など趣向を凝らした催しも開催され、お客様はお腹も心も大満足の2日間となりました。

『そば王国越後十日町「地そば」まつり』の様子

芸術協会設立20周年記念式典・祝賀会 11月21日(土曜日)

11月21日、十日町市芸術協会設立20周年記念式典が開催されました。
平成2年設立の芸術協会は、市内の7部門の芸術団体、芸術愛好家が集い、年間を通じて、会員展、素描展、チャリティ展などの開催や石彫シンポジウム事業の実施、市展の運営など多くの活動を実践されており、地域における芸術文化の普及と振興、発展に大きく貢献されておられ、十日町市としても大いに誇れる協会です。
記念式典では、藤巻秀正さん、田中武夫さん、阿部正明さん、山崎 巌さん、庭野政義さんへの感謝状贈呈、歴代会長代表の田中武夫さんの謝辞、関口十日町市長、尾身孝昭県議会議員、桑原収南魚美術協会会長の祝辞がありました。
今回の20周年記念式典に合わせて、「芸協20周年記念誌」「20周年記念誌別冊 地元新聞3紙に見る芸協20年」という記念誌が発行されました。この記念誌の中で、関口市長は、「芸術文化は、心の豊かさ、心の潤いといったものを与えてくれて、人生を穏やかに過ごすために大事な宝物であると思います。今後とも、芸術文化のかおるまちづくりに、また、市民の芸術文化活動に対して、益々のお力添えをいただくよう期待を申し上げます。」とお祝いのことばを寄せています。

記念式典の様子

「水と土の芸術祭2009」を鑑賞 11月19日(木曜日)

11月19日、2つの大河から生まれた水と土の暮らし・文化を大切にし、次代に伝えたいという思いから新潟市は、「水と土の芸術祭2009」を開催しています。
県庁での会議と移動の合間を縫っての限られた時間でしたが、注目されている作品数点を鑑賞してきました。
坂爪勝幸氏の旧齋藤家邸宅を中心にした燕喜館という作品は、水にちなんだ作品を配置し、邸宅内の紅葉華やかな庭園ととてもよく融合していました。
台風の影響で壊れてしまい再建が話題となった王文志氏の作品Water Front(通称バンブーハウス)は、すっかり修復され何もなかったかのように、景色の中に溶け込んでいました。
石山和広氏の作品、彼方の水平線は、木杭に残るかつての水位の跡から鳥屋野の人々の水との戦いの長い歴史が感じられました。

写真
上:坂爪勝幸/燕喜館入り口にて
左下:王文志/Water Front-在水一方
右下:石山和広/彼方の水平線-the far watermark

坂爪勝幸、燕喜館入り口にて。王文志、Water Front-在水一方。石山和広、彼方の水平線-the far watermark

30年の交流笑いで温める 早稲田寄席 11月14日(土曜日)

11月14日、松代地域と早稲田大学の交流30周年を記念して早稲田寄席が開演されました。第1部は、ほくほく線電車内で行った早稲田寄席列車。第2部は、まつだい郷土資料館内での早稲田寄席「まつだい亭」。どちらも、早大落語研究会メンバー5人と同大マジッククラブメンバー3人が、持ち前の芸で詰めかけた参加者を沸かせました。
今年はほかにも記念事業として、早稲田大学と松代地域との連携講座「早稲田松代塾」や、早稲田大学マンドリン楽部のフルオーケストラによる演奏会など、多くの学生や大学の講師の皆さんを招いて、交流の絆を深めました。

列車内の壇上で着物姿の女性が芸を披露している。

スポーツ振興と交流促進に向け川淵キャプテンほかを訪問 11月10日(火曜日)

11月10日、スポーツ振興や国内外との交流・友好促進を図る目的で日本サッカー協会や世田谷区役所に赴き、関係者と面談してきました。
財団法人日本サッカー協会では、秋の叙勲で旭日重光章を受章されたばかりの川渕三郎キャプテン(同協会名誉会長)と面談しました。「子ども達が裸足で思い切り遊べる環境を」と願う川淵氏からは、十日町市にもぜひ取り組んで欲しいと同協会が推進する「グリーンプロジェクト」の全国芝生化モデル事業をご紹介いただきました。
独立行政法人日本スポーツ振興センターでは、小野清子理事長と面談しました。同センターは、スポーツ振興、児童・生徒等の健康増進などの活動に取り組んでおり、当市のネージュスポーツクラブの設立でもご尽力いただいています。グラウンド芝生化などスポーツ振興のための情報をいただきました。
国際友好関係では、ドラゴ・シュタンブク駐日クロアチア大使を訪問しました。平成14年サッカーワールドカップのクロアチアチームのキャンプ地である当市当間多目的グラウンド(通称クロアチアピッチ)に建設を予定しているクラブハウスについて、さらなるご尽力をお願いしました。大使からも協力を惜しまないと心強いお言葉をいただきました。
また、自治体間の交流では、来年度で松代地域との交流20周年を迎える世田谷区役所を訪問し、熊本哲之区長と面談しました。来年度の交流記念事業や越後田舎体験(子ども農山漁村交流プロジェクト)への小中学生の招致をお願いし、大地の芸術祭秋版や冬のイベントなどについて案内してきました。

写真
左上:財団法人日本サッカー協会 川渕三郎キャプテンと
右上:熊本哲之 世田谷区長と
左下:独立行政法人日本スポーツ振興センター 小野清子理事長と
右下:ドラゴ・シュタンブク駐日クロアチア大使と

川渕三郎キャプテンと関口市長。熊本哲之世田谷区長と関口市長。独立行政法人日本スポーツ振興センター小野清子理事長と関口市長。ドラゴ・シュタンブク駐日クロアチア大使と関口市長。

十日町市公民館設置60周年記念式典・祝賀会開催 11月8日(日曜日)

11月8日、十日町市の公民館の設置60周年を祝う式典、祝賀会が開催されました。昭和24年に制定された社会教育法の下に公民館が位置付けられてから今年は、60年目になります。午前は、市民会館で記念式典があり、来賓として関口市長、涌井市議会議長、県議会議員、市議会議員ほか多数の来賓、公民館関係者260人が出席しました。がちょうの会のコーラスに引き続いて、主催者である蔵品教育長があいさつし、来賓を代表して関口市長が祝辞を述べました。
記念講演では、スーパー公務員、地域再生請負人として全国のマスコミで取り上げられている農林水産省大臣官房政策課の木村俊昭企画官が「学びのしかけづくり」と題して講演を行いました。子どもたちに地域の良さや大人とのふれあいを教えることの大切さや地域の人をやる気にさせる仕掛け、地域づくりにかかわる人みんなが幸せになる仕組みづくりなどをわかりやすくお話しされました。
午後からは、クロス10に会場を移し、祝賀会が行われました。アトラクションとして各地域の伝統芸能が披露され、伝統文化に真摯に取り組む姿に会場から大きな拍手が起こっていました。

式典で祝辞を述べる関口市長

来年度予算編成に向けて現地を視察 11月4日(水曜日)

定期に行っている工事現場や公共施設などの確認巡回に加え、平成22年度予算編成に向けて、改良等の要望があった道路などの現地視察を行っています。 11月4日(水曜日)は、主に観光施設を、9日(月曜日)は道路等を確認。今後、施設等の大口事業を中心に回り、事業の実施について検討していきます。
平成22年度の予算については、世界的な経済不況による影響から、歳入においては市税、地方交付税ともに減額となる見通しで、使用料や市有財産の有効活用等による財源の確保が求められます。そのような中、歳出においては人件費などの経常経費の節減に努めるとともに「選択と集中」よる事業の見直しを行い、やさしさと元気がある「選ばれて住み継がれる十日町市」づくりに向けて限られた財源の有効かつ効率的な運用を行っていきます。

現場視察を行う関口市長

取手アートプロジェクト2009を視察 11月3日(火曜日)

11月3日、取手市で開催されている「取手アートプロジェクト2009」を視察しました。取手アートプロジェクトは、平成12年に始まり、今年で11回を数えるアートプロジェクトで、市民と取手市、東京藝術大学の三者が共同で行っています。
今年は、「TAPトラベル 産直とれたてアート」をテーマに、市内にある50ものアトリエやアートスポットを見学するツアー、様々なイベントなどを10月17日から11月15日までの土・日・祝日に行っています。
取手市役所で藤井取手市長と懇談の後、市内のアトリエや工房、廃校になった小学校に展示された作品、水路や道路のよう壁に描かれた壁画、東京藝術大学取手校地、取手アートプロジェクトの実施本部(Tappio)、井野アーティストビレッジなどを視察しました。
井野アーティストビレッジは、団地内の空き店舗を利用した共同アトリエで、7つのアトリエに総勢35名のアーティストが入り活発な作品制作を行っていました。この日は、祝日でもあり、たくさんの子供たちで賑わっていました。アートを媒介にした地域おこしに取り組んでいる当市としても、これからの「大地の芸術祭」のあり方にたくさんのヒントをもらってきました。

写真
左上:藤井取手市長と関口市長(取手市役所にて)
右上:陶芸家金田鹿男さんの工房を見学
左下:美味しそうなにぎり鮨の石彫(アトリエ蔵にて)
右下:音と映像の作品を紹介する学生グループ(Tappinoにて)

藤井取手市長と関口市長。陶芸家金田鹿男さんの工房を見学する関口市長。 美味しそうなにぎり鮨の石彫(アトリエ蔵にて)。 音と映像の作品を紹介する学生グループ(Tappinoにて)。

12月

新潟「水と土の芸術祭」閉会式に参加 12月27日(日曜日)

新潟市で開催されていた「水と土の芸術祭」の閉会式が、12月27日に新潟市の朱鷺メッセで開催され、参加しました。
閉会式には、実行委員長の篠田市長のほか、アーティストや運営にかかわった多くの市民が集まり、会場を埋め尽くし、労をねぎらっていました。「水と土の芸術祭」は、信濃川・阿賀野川の水・土と人の関わりに焦点を当て、現代アートを通して地域の歴史を降り起こそうというもので、7月から12月まで開催されました。50万人を超える鑑賞者が訪れ、大成功のうちにフィナーレを迎えたものです。
この夏、当市を含む越後妻有地域で開催した「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2009」と「水と土の芸術祭」とは、信濃川の上流、河口の町の関係から、連携した取り組みを行ってきました。「水と土の芸術祭」の成功をお祝いいたします。

「水と土の芸術祭」の閉会式の様子

社会実験バス「当間鍬柄沢線」に体験乗車 12月25日(金曜日)

12月25日に社会実験バス「当間鍬柄沢線」に体験乗車してきました。この社会実験バスは、公共交通が整備されていない集落(交通空白地)解消に向けた社会実験の一環として、11月30日(月曜日)から十日町赤倉線と合わせ、2路線を運行しているものです。
今回は、水沢公民館を午後2時に出発し、市之沢、大石、当間、鍬柄沢、野中、漆島、池之尻、天池、細尾を経由して、終点の水沢公民館まで乗車してきました。乗車された地域の方からは「このバスが運行したことで、買い物や通院などが気軽にできるようになり大変助かっている」という喜びの声をいただくことができ、今回の実験を行った意義があると感じました。また、今後のバス運行に対する地域の想いをお聞きすることもでき、有意義な体験乗車となりました。
今回の社会実験は2月末までの予定ですが、それまでの間、地域の皆さんにはぜひ積極的にご利用いただければと思います。実験終了後は、地域の皆さんの声や実験結果を参考に、今後の取組につなげていきたいと考えております。

社会実験バス「当間鍬柄沢線」に体験乗車する関口市長

十日町青年会議所メンバーが「市民討議会」の結果を報告 12月24日(木曜日)

12月24日、社団法人十日町青年会議所の皆さんが、本年11月3日(祝日・火曜日)に開催された「とおかまち市民討議会2009」の報告のため、市長のもとを訪れました。
この「とおかまち市民討議会2009」は、住民基本台帳から無作為で抽出された人たちに案内文章を送り参加者を募集します。そして、当日の参加者を小グループ(1グループ5人程度)に分け、テーマごとに議論を行うものです。
議論された内容は、行政や地域、青年会議所や各種団体の活動に反映するもので、市民参画の新たなしくみづくりとして、新潟県内では初の試みとして、11月3日(祝日・火曜日)に開催されました。
今回の市民討議会は、「あなたならどう生かす? わがまちの国宝・火焔型土器」をテーマに意見交換しました。火焔型土器国宝指定10 周年並びに十日町市博物館開館30 周年に際して、県内唯一の国宝である「火焔型土器」を全市民の財産として活用して、国宝・火焔型土器を活用したまちづくりや十日町市民にとっての今後の国宝の在り方について、活発な意見交換が行われました。
この報告会では、当日の参加者の意見や当日の様子を、説明されました。当日の意見やこの市民討議会のやり方等は今後の市政に生かしていこうと思います。

社団法人十日町青年会議所の皆さんから「とおかまち市民討議会2009」の報告を受ける関口市長

教育環境の一層の整備に向けて 12月22日(火曜日)

市では、来年度に向けて小・中学校の耐震化や子育て・教育環境の整備を進めています。学校の耐震化については、市内の25校で補強工事が必要とされており、平成21年度から22年度にかけて15校(総事業費約20億円)の校舎や体育館などの整備を計画しています。
子育て支援では、放課後の子どもたちの安心・安全な居場所を提供する「放課後子ども教室」を地域のNPOが運営する取り組みを来年度から川西地域で実施。今後、地域の皆さんの協力を得ながら市内全域に向けて進めていきます。
また、現在、家庭と学校のかけはしとして、不登校児童生徒を支援する「にこやかルーム」と「市教育センター(情報館内)」を開設しています。「にこやかルーム」は、平成22年度から施設の充実した旧八箇小学校に場所を移して指導を行います。子どもたちの自立に向けた相談・支援体制を更に整え、一人ひとりの健やかな成長を目指した取り組みを強化していきます。

学校現場を視察する関口市長

いきなり大雪 消雪パイプなどの要望箇所を視察 12月22日(火曜日)

12月18日から本格的に降り始めた雪は、一日の降雪が70センチメートルを超える日もあり、22日現在の最高積雪は多いところで150センチメートルに達しました。雪国である十日町市にとって克雪対策は、冬期間に安心して暮らすための重要課題。年間を通して要望も多く、市と住民とが折半で事業費を負担し合う「P&P」方式なども取り入れながら、早期の整備を進めています。この日は、市内で消雪パイプや流雪溝整備の要望がある箇所を視察し、今後の事業の実施や予算化に向けて検討を進めていきます。

市内で消雪パイプや流雪溝整備の要望がある箇所を視察する関口市長

唐澤(からさわ)祥人(よしひと)日本医師会長 特別記念講演会開催 12月12日(土曜日)

12月12日、日本医師会長の唐澤祥人さんを講師に、十日町市中魚沼郡医師会主催の特別記念講演会がクロス10大ホールを会場に開催されました。この講演会は、十日町市中魚沼郡医師会の田中陽一会長はじめ医師会の皆さんのご尽力により実現したもので、新潟県知事(代理:石上和男福祉保健部長)、新潟県医師会長(代理:渡部透副会長)ほか多数の来賓の方々、医療関係者や市民の皆さん等500名が参加されました。
唐澤日本医師会長は講演の中で、「救急で行くと、初めて医療現場が疲弊している状況が分かる」、「地域で育った人を地域の医師として迎えるような体制づくりが必要」、「幼児期、学童・学生期、青年・壮年期、老年期等生涯を通じた保健指導が大事」等々、医療の現状や将来のあるべき姿などについてわかりやすくお話しされました。

特別記念講演会の様子

飲酒運転根絶飲食店訪問を実施 12月11日(金曜日)

12月11日夜に、十日町市、十日町警察署、十日町地区交通安全協会の交通安全推進関係機関が合同で、飲酒運転根絶のための飲食店訪問を実施しました。
市役所正面玄関で出発式を行った後、関口市長、近警察署長、児玉交通安全協会長を含む参加者25人は7班に分かれ、市街地の飲食店約100軒を訪問しました。
今年市内では、飲酒後に徒歩で帰宅中に交通事故に遭い、死亡した方が複数います。そこで、今回の飲食店訪問では、反射材のリストバンドと反射シールをお店に配布しました。飲食店の皆様には、飲酒後、徒歩で帰宅する方に渡したり、衣服に張ったりしていただくよう、協力をお願いしました。

飲酒運転根絶のため飲食店を訪問する関口市長

雪国観光の魅力を都市でPR 12月2日(水曜日)

12月2日、ホテルニューオータニ(千代田区)で、スノーカントリーフェスティバルが開催されました。これは、雪国観光圏で今冬に開催されるイベントを新聞社、旅行社などにPRすることで、広く行事の情報を発信し誘客につなげようとするもので、圏域の首長などがそれぞれ自慢のイベントを紹介しました。
発表会に参加した関口市長は、十日町雪まつりなどのイベントを始め、バイトウやむこ投げなどの伝統的な行事を紹介。雪国ならではの冬の楽しい行事のいわれや醍醐味をスライドやパネルを使って説明しました。
また、第2部では、雪室野菜やコシヒカリなど地元の食材を活かした郷土料理などの試食会も行われ、都市で雪国観光圏の食や温泉、催しなどの魅力を積極的にPRしました。

雪国観光圏は、新潟県南部の魚沼地域及び群馬県、長野県の県境を接する地域「魚沼市、南魚沼市、湯沢町、十日町市、津南町、みなかみ町、栄村」の7市町村を圏域として、一体的な観光圏で新たな展開をすることにより地域活性化を目指すもの。

雪国観光圏プレス発表会の様子

1月

東京新潟県人会100周年記念式典 1月30日(土曜日)

1月30日、東京新潟県人会100周年記念式典が、都内ホテルで開催され、関口市長が参加してきました。
式典には、各国大使、泉田新潟県知事はじめ約400名の来賓と一般参加者約1000人が会場を埋め尽くし、東京新潟県人会創立100周年を祝いました。開会に当たり、式辞の中で平会長が「“元気な新潟県人”をアジア・世界に発信しよう!」と呼び掛けると、参加者から満場の拍手が送られました。
第 1部では、故郷新潟の発展振興に著しく貢献された地区県人会・郷人会への感謝状の贈呈や宇宙飛行士で日本科学未来館館長の毛利衛さんによる「宇宙からの視点」と題した記念講演が行われました。また、第2部では、アトラクションとして十日町小唄や佐渡おけさなど新潟ゆかりの民謡や踊りが披露される中、賑やかに祝宴が営まれ、大いに賑わいました。
当市関係では、関口市長や東京十日町会、東京松代会、東京松之山会ほか会員多数が参加し、互いに交流を深めました。東京新潟県人会は、今年100周年記念事業として、5月に新潟エコスタジアムでプロ野球公式試合を、9月に新潟朱鷺メッセで「新潟県人会大交流祭」を開催する予定にしています。

東京新潟県人会100周年記念式典で記念撮影を行う関口市長と関係者たち

オーストラリア大使館を訪問 1月19日(火曜日)

1月19日、関口市長は、佐藤松之山支所長並びに浦田地区協議会の役員ほかで、オーストラリア大使館を訪問してきました。
オーストラリアは、第1回大地の芸術祭から国として参加していて、今回の第4回芸術祭では、浦田地区に「オーストラリアハウス」を設置し、オーストラリアの作家の作品を展示しました。また、ワークショップ等を開催し、浦田地区の住民と交流を深めてきました。このことが縁で今回の大使館訪問となりました。
大使館では、マレー・マクレーン大使と関口市長による挨拶の後、歓談の中で、大使に十日町雪まつりの招待状をお渡し、オーストラリアハウスの冬の様子などを紹介しました。歓談の後は中庭に出て、参加者全員による記念写真を撮影し、和やかな時間を過ごしてきました。

関口市長がオーストラリア大使館を訪問する様子

梅下村塾フォーラム21のメンバーが来訪 1月15日(金曜日)・16日(土曜日)

梅下村塾フォーラム21第23期生政治行政分科会のメンバー9名が十日町市を訪れ、施設見学や関口市長との懇談を行いました。
梅下村塾フォーラム21は、日本を代表する企業のトップ経営者が世話人となり、21世紀の日本、世界を担う新しい指導者を育成することを目的に昭和62年に設立された塾で、官民ミックスで一業種一社の限定会員により構成され、毎年、各社のトップに指名された精鋭35名程度が塾生として一年間の研修に参加しています。
15日、一行は松之山の奇祭「むこ投げ・すみ塗り」に参加した後、松之山温泉に浸かり真黒に塗られた顔の墨を洗い流し、郷土料理と地酒で日頃の疲れを癒しました。
翌16日は、まつだい郷土資料館、農舞台を見学した後、市長室を訪れ、関口市長から大地の芸術祭など十日町市の取り組みを紹介され、熱心に耳を傾けていかれました。最後に、ホテルベルナティオを訪れ、山本社長から概要説明を受け、特徴的な取り組みである法人会員制や自然体験プログラムなどに関心を示し、意見交換を行いました。あいにくの大雪で、交通事情が悪い2日間でしたが、その分雪国の美しい景色と大変さを十分に体験し、帰途に着かれました。

梅下村塾フォーラム21第23期生政治行政分科会のメンバーと関口市長の懇談の様子。メンバーが施設見学をする様子。

松之山の奇祭 むこ投げ・すみ塗り 1月15日(金曜日)

1月15日、13日から降り続いた大雪の中、松之山地域の伝統行事で奇祭として知られる「むこ投げ・すみ塗り」の行事が松之山温泉薬師堂で行われました。
むこ投げは、300年程前から行われている伝統行事で、前年に結婚した二人の婿さんが、地区の若い衆に担がれ、薬師堂境内高さ5メートルほどの崖の上から投げ落とされ、訪れた見学者からの拍手で結婚の祝福を受けました。
その後行われたすみ塗りは、賽の神焼き(どんど焼き)のわらの灰と雪を混ぜ合わせた墨を顔に塗り合い、無病息災・家業繁栄を願うもの。始めの合図とともに、「おめでとう」「良い年になりますように」とあいさつを交わしながら、お互いの顔に墨の塗りあいが始まり、またたく間に、会場は墨塗りの修羅場と化しました。会場にいる人は、誰かれ構わず墨を塗られ、むこ投げで祝福を受けた新婚さんは、ここでもまた祝福を受け、お嫁さんも真黒になっていました。

「むこ投げ・すみ塗り」の様子

平成22年の十日町市消防出初式を挙行 1月10日(日曜日)

新春恒例の十日町市消防出初式を、1月10日クロス10大ホールにおいて開催し、関口市長が点検者として出席しました。
当日は、生憎の天候のなか、午前8時、市内各地域での召集点鐘に始まり、10時から十日町市消防団班長以上の幹部384名が、一同に集結して行われました。
式場に凛々しく整列した消防団幹部は、点検者である関口市長から人員・姿勢・服装の点検を受け、来賓の見守るなか、規律正しい勇姿を披露。式典の最後は、出席者全員による『火の用心三唱』を行い、平成22年の無火災を祈願しました。

式場に凛々しく整列する消防団幹部たち

今年1年の活況を願い 市場初競り 1月5日(火曜日)

1月5日、十日町卸売市場(十日町生鮮食品株式会社)で今年の初市が行われました。市に先だって行われた同市場の青果部と水産部の合同賀詞交歓会には、各部の買受人組合員約100人が出席。三本締めで今年1年の商売繁盛を祈念するとともに、恒例の宝船の競売も行われ、威勢のいい競り声が会場に響きました。同市場は、魚沼地区や長野県北部にかけての飲食店などが加盟し、圏域の住民約12万人の食を賄うまさに地域の台所。初市に当たり関口市長は「安心安全、そしておいしい十日町市の食をどんどん発信して、多くの人から十日町市の良さを味わってもらい、活力につなげたい」と話しました。

十日町卸売市場青果部と水産部の合同賀詞交歓会の様子

新雪ジョギングマラソン大会 1月2日(土曜日)

1月2日、今年で31回目を迎える新雪ジョギングマラソン大会(主催:新雪ジョギングマラソン大会実行委員会、主管:十日町市新座地区体育協会)が、小雪交じりの天候の中、10時30分に関口市長のスタート合図とともに開催されました。
セカンドウインドウ所属の2009横浜国際女子マラソン大会準優勝の嶋原清子選手をゲストランナーに迎えて、総勢470人の参加者が3キロメートル、5キロメートル、10キロメートル、ハーフマラソンの4つのコースで健脚を競いました。完走した選手は、新座地区住民による手作りのお餅やトン汁などの暖かいサービスを受けていました。
今年から都市間交流事業として、世田谷区との交流が始まり、優勝者は、11月7日に行われる世田谷246ハーフマラソン大会に招待されます。

スターターピストルを空に向けスタート合図の準備をする関口市長。スタート地点で整列する選手たち。

「信濃川のあるべき姿 市民懇談会」を開催 1月29日(金曜日)

1月29日、信濃川のあるべき姿 市民懇談会(JR東日本発電取水総合対策十日町市民協議会(以下、市民協議会)主催)が、千手中央コミュニティセンター千年の森ホールで開催され、地区住民など約80名が参加しました。1回目は、1月22日に中里総合センターで開催され、今回は2回目。会長である関口市長があいさつの中で、これまでの経過と懇談会の趣旨を説明。その後、事務局から市民協議会の付属機関として設置した「信濃川のあり方検討委員会」とJR東日本に要求する「JR東日本信濃川発電所との共生の方策(案)」について説明がありました。会場からは、放水路の建設で農地を分断され長年に渡り耕作に支障をきたしているといった話など、関わりの深い地元住民の切実な問題が提起されました。
懇談会はこのあと、2月2日に吉田ふれあいスポーツセンター、2月3日にクロス10で開催し、各会場からいただいた意見や提案と市報1月25日号で募集している「JR信濃川発電所問題へのご意見・ご提案」をまとめ、「JR東日本信濃川発電所との共生の方策」として検討が進められていきます。

「信濃川のあるべき姿市民懇談会」の様子

2月

協働のまちづくりフォーラム2010 2月28日(日曜日)

2月28日、市民会館ホールで「協働のまちづくりフォーラム2010」が開催され、地域活動団体関係者や一般市民、市議会議員、市職員など約200人が、講演や協働のまちづくりモデル事業の実践報告などをとおして意見交換をしました。
講演では、千葉県大網白里町で不動産管理会社を経営されている野老真理子さんから「いま地域活動が利益を生む 企業経営と社会貢献のベストマッチング」と題してまちづくり講演をしていただきました。
「地域の企業として地域課題の解決を目指すのは当然のこと」、と社会貢献事業を熱心に展開している様子やその思いを分かりやすく説明してくださいました。
第2部の協働セッションでは、地域活動団体関係者と関口芳史 十日町市長とのパネルディスカッションも開催されました。
「協働のまちづくり」の取組は今後、今年度の成果をもとに、モデル事業の再構築や市民活動の連携の推進、市民活動を支援するための組織や拠点のあり方などを検討していきます。

ステージ上で発言する関口市長

電子決裁システム操作研修 三役対象に実施 2月22日(月曜日)

2月22日、市役所応接室で、関口市長、村山副市長、蔵品教育長を対象として電子決裁システムの操作研修が行われました。電子決裁システムは、関口市長が推進する電子市役所の一環として実施するもの。システムの画面上で財務会計の決裁を処理することで事務処理の効率化やペーパーレス化が図られます。
このほかに、市では、証明書類を土日曜日でも発行が可能な「証明書自動交付機」の設置、行政手続をインターネット上で行える「電子申請システム」、公共施設の予約状況の確認や申し込みをインターネット上で行える「施設予約システム」、公共料金をコンビニエンスストアで支払える「コンビニ収納」、市内の情報満載の地図情報を市のホームページで閲覧できる「市民公開GIS」、インターネットを利用して公共工事の入札を行う「電子入札システム」を4月以降順次スタートさせる計画です。
関口市長は以前にも電子決裁システムを使用したことがあるため、担当者の話を聞きながらスムーズに操作を行っていました。

市役所応接室で、パソコン操作をしている関口市長、村山副市長、蔵品教育長。

第38回なかさと交流 2月21日(日曜日)

2月18日(金曜日)から21日(日曜日)の4日間、第38回「なかさと交流」が行われました。中里地域では、同名町村であった沖縄県仲里村(なかざとそん、合併により久米島町)と、小学生児童による交流が続いています。
毎年2月には、沖縄県久米島町の5年生児童が十日町市を訪れ、7月には受入を行った十日町市の6年生児童(受入を行った時点では5年生)が久米島町を訪れます。今回は、久米島町14名の5年生児童、6名の引率者が十日町市を来訪しました。
久米島空港から飛行機を乗り継ぎ羽田空港へ、上野駅から上越新幹線とほくほく線で十日町駅へとやってきました。沖縄県では電車が走っていないので、久米島町の子どもたちにとっては、電車に乗ることも貴重な体験の一つのようです。
滞在期間中は、田沢小学校での歓迎式、各学校への訪問、体験学習、2日間のホームステイなど盛りだくさんの内容で、まったく違った環境・風土・習慣は、子供たちばかりでなく引率する先生方までも感動していました。特に「雪」に感激し、20度もの気温差があることも忘れ、雪を触っては喜んでいました。ホームステイ先では、スキー体験や十日町雪まつりなど、様々な体験をしていたようです。久米島町の児童ばかりでなく、中里地域の児童にとっても貴重な経験となりました。

体育館に整列して関口市長の話を聞く児童。交流の様子。

中日友好協会理事らが来市 2月20日(土曜日)

2月20日、中国日本友好協会の劉樹聲理事など関係者の皆さんが十日町雪まつりの鑑賞に十日町市を訪れました。
同協会は、経済、文化、スポーツなどの分野で日本との交流を進めていますが、今年1月に新潟県の森副知事が訪中した際に持参した十日町雪まつりの観光パンフレットをご覧になり、雪まつりに興味をもたれたことから今回の来市となりました。
一行は、この日行われた雪まつり歓迎レセプションにも出席し、開会前に関口市長と懇談を行い、劉理事長は、十日町雪まつりや太極拳などを通して中国と日本の子どもたちの交流ができないかと語っていました。

関口市長と劉理事長が懇談を行っている。

平成22年度予算案を発表 2月17日(水曜日)

関口市長は、2月17日に行われた市議会全員協議会と記者会見で、平成22年度予算案を発表しました。
予算規模は、一般会計ベースで328億8,300万円(特別会計を加えると505億7,300万円)、昨年度当初比6.0%増(同4.0%増)の積極型となりました。
予算案では、「人にやさしいまちづくり」「活力ある元気なまちづくり」「安全・安心なまちづくり」そして「大胆な市役所改革と行財政改革」の4つを重点施策として、「選ばれて住み継がれる十日町市の創造」に向けて取り組むこととしております。また、予算執行に当たっては、地域経済対策、雇用対策を確実なものにするため、2月の臨時市議会と3月定例市議会に提案する補正予算そして新年度予算を一体とした14か月予算で切れ目なく対応することとしています。
平成22年度一般会計当初予算案の概要はこちらからご覧になれます。

平成22年度予算案を発表する関口市長

平成22年の豊作を祈る 大白倉のバイトウ 2月14日(日曜日)

2月14日、川西地域の大白倉集落で、伝統行事のバイトウが行われました。例年小正月に行われている行事ですが、今年の小正月が大雪に見舞われたため延期していたもので、ひと月遅れの開催となりました。バイトウは、雪原にケヤキやワラで直径約8メートル、高さ約10メートルの小屋のようなものを作り、その中で村中の人が集う行事です。市内の他地域で行われている「ほんやら洞」と「どんど焼き」が合体したようなもの。
この日は、夕方から燗酒を酌み交わし、賑やかに語らった後、バイトウを燃やし、一年間の無病息災と五穀豊穣を祈りました。天候にも恵まれ、天高く火柱を上げ燃え盛るバイトウを見て、参加者は今年の豊作を確認していました。

雪原上で小屋のようなものが燃えている。炎の周りに村人たちが集っている。

報告集会「大地の芸術祭の今後に向けて」 2月12日(金曜日)

2月12日、昨年の夏に開催された「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2009」の報告集会「大地の芸術祭の今後に向けて」が、東京・代官山のヒルサイドプラザで開催され、協賛者やアーティスト、こへび隊をはじめとするサポーターなど160人を超える関係者が集まりました。
関口市長も実行委員長として会の冒頭であいさつし、芸術祭の運営に関わった多くの人たちに感謝を述べ、これからも大地の芸術祭をとおしたまちづくりを行っていく意思を伝えました。
会の前半では、第1回大地の芸術祭からアートアドバイザーを務める中原佑介さん(美術評論家)が、「美術の現在」と題して美術論の視点から大地の芸術祭の意義について語り、続いて北川フラム・総合ディレクターから今回の芸術祭の成果と今後に向けた構想「越後妻有の今後に向けて」が語られました。
会の後半は、まつだい農舞台の食事と飲み物が提供され、交流会が行われました。総合プロデューサーを務めていただいた福武總一郎さんの乾杯を合図に、参加者は芸術祭の労を互いにねぎらいながら、次回の芸術祭に向けた意気込みを語り合っていました。

ステージ上に関口市長が立っている。大勢の人々が会場内で懇談している。

たな米(こめ)政策を協議 米政策改革推進協議会開催 2月9日(火曜日)

2月9日、22年度の米(こめ)政策を検討・協議する米政策改革推進協議会が、JA十日町本店で開催されました。
国の政権交代に伴う農政転換によって、従来の米の生産調整制度などが大きく変わろうとしています。このため、国の動きに対応して十日町市の取り組み方針を関係者が検討・協議しました。
来年度から従来の米の生産調整は無くなり、稲作は農業者の選択によって自由となりますが、現状の米の販売状況からして、今以上の米の増産は農家の利益につながらないと市では考えています。このため市長は挨拶の中で、国が示す米の戸別所得補償制度や転作作物の栽培を支援する水田利活用自給力向上事業を農家から有効に活用してもらい農業所得の向上を図るよう期待すると述べました。
なお、新たにスタートする「米の戸別所得補償モデル事業」につきましては、来る2月25日午後1時30分からクロステンで説明会が開催されます。

米政策改革推進協議会の様子

平成22年度予算編成作業、いよいよ最終段階へ 2月3日(水曜日)

2月3日、平成22年度予算案の市長査定が最終日を迎えました。この日は、1月18日から行われた市長査定の調整結果等の確認を行いました。
予算案の市長査定では、副市長と教育長も加わり、ほぼ連日予算編成室で行われ、すべての部署のすべての事務事業について、市長が取り組み内容や事業費の過不足を聞き取りなどにより確認しました。時には、審査が白熱し予定時間を大幅に延長し、深夜に及ぶことや休日を返上することもありました。
市長査定を終えた予算案は、所管課と財政課で再度詳細の確認を行い、2月中旬に議会や報道機関に公表されます。その後、3月の第1回定例会での審議、議決を経て、平成22年度予算として決定される予定です。

関口市長及び関係者たちが書類を見ながら協議している。

3月

平成21年度十日町市褒賞等授与式 3月31日(水曜日)

平成21年度十日町市褒賞等授与式が行われ、自治功労をはじめ8つの分野で功績のあった36名、2法人の皆様に表彰状を贈りました。また、2団体の皆様に感謝状を贈呈しました。受賞された皆様は、長年にわたり、堅実な信念のもと、豊富な識見と卓抜した手腕を発揮され、各分野において地域社会にご貢献いただきました。市では、やさしさと活力あるまちづくりを進めるため、多岐にわたる新たな政策を打ち出すとともに、安全で安心な社会づくりにも力を入れ、住みよい十日町市づくりに全力で取り組んでいます。真の明るいまちづくりには日ごろ地域でご活躍いただいている方々のお力添えが欠かせません。今後とも地域の発展と市民福祉の向上のため、多くの皆様のご協力をお願いします。

関口市長を中心に、大勢の人々が整列し記念撮影をしている。

JR東日本信濃川発電所の水利使用許可申請に係る同意書に調印 3月30日(火曜日)

JR東日本信濃川発電所の違法取水問題で、十日町市は3月30日にJR東日本の水利権再申請についての同意書などに調印し、同社の小縣方樹副社長に手渡しました。これにより、JR東日本は、十日町市・小千谷市・川口町(現長岡市)や川を利用する漁業協同組合など地元の同意が得られたとして、4月2日に水利権を再び国に申請しました。今後は国が申請内容を審査し、新潟県知事などの意見を聴いたうえで判断することになります。
私は、今回の同意は通過点にすぎないと思っています。十日町市とJR東日本は、人間関係を礎に、良い関係を重ねていきたい。このたびの調印は、そのための第一歩であると思っています。

関口市長及び関係者たちが、調印式で握手を交わしている。

大倉トンネル工事貫通式典 3月23日(火曜日)

3月23日、国道117号大倉トンネルの貫通式典がトンネル坑内で行われました。一般国道117号は、新潟県と長野県を結ぶ観光・物流の大動脈で、広域交流の促進及び沿線市町村の連携強化を図る幹線道路です。また、中越大震災や中越沖地震の際には、通行止めとなった国道17号や8号の替わりを緊急的に担うなど、大災害時にも重要な役割を果たしています。
しかしながら中魚沼郡津南町芦ケ崎地内の大倉スノーシェッドは、道幅が約6mと狭く大型車同士のすれ違いが困難で、渋滞が発生しています。これを解消するため、スノーシェッド区間をトンネルで迂回するバイパス工事を平成16年から行っていました。
大倉バイパスの事業区間の延長は1.3kmで、このうち大倉トンネルは延長885m、車道幅員7.0m、歩道幅員2.5m(有効)の計画です。このたびの貫通により、工事も終盤を迎え、早期完成を目指して、工事が進められています。

トンネル坑内での貫通式典の様子

JR対策市民協議会で5年間の試験放流案を説明 3月18日(木曜日)

JR東日本発電取水総合対策十日町市民協議会(会長 関口市長)は、3月18日、クロス10大ホールを会場に、「信濃川の河川流量の決定に向けた市民説明会」を開催し、市民ら約300人が参集しました。
説明会では、関口市長のあいさつに続き、事務局から5年間の試験放流案の詳細が説明され、信濃川のあり方検討委員会にアドバイザーとして参加している大熊孝新潟大学名誉教授から試験放流案の特徴などの説明の後、会場から質疑を受けました。
市民からは覚書に対する要望、河川利用率への疑問など様々な意見が示されましたが、最後に関口市長は「昔からある「見試し」の考え方で5年間の試験放流を行うことへの了解はおおむね得られたと感じている。このような機会を与えてくれた国交省に感謝するとともに、信濃川をあるべき姿に近付けられるように頑張りたい」と感想を述べ、2時間を超える説明会を閉会しました。

会場前方で関口市長が発言している。会場内に大勢の大人たちが参集している。

冬将軍 討ち取ったり! 冬の熱き戦い「冬の陣」 3月14日(日曜日)

冬将軍をけ散らす平成の戦国絵巻「越後まつだい冬の陣」が、3月13日(土曜日)・14日(日曜日)の2日間、松代総合体育館グラウンドで開催されました。広場には24の露店が軒を連ねて来訪者を温かくおもてなしをする中、会場内特設ステージでは、活き生き神輿合戦や民放ラジオの公開収録などが催され、2日間で約1万6,500人の人出でにぎわいました。
冬の陣の名物競技「のっとれ!松代城」には、市内外から戦士400人が出場。約3キロメートルの雪路を駆け抜け、いち早く城山(標高約390メートル)の頂きにある松代城に到達した村山亮さん(川治・33歳)が2年連続で城主の座につきました。

参加者たちが雪路を駆け抜けている。ステージ上でパフォーマンスが行われている。

春待つ雪原に灯る1万6千本のキャンドル 「雪原カーニバルなかさと2010」 3月13日(土曜日)

13日、なかさと清津スキー場において、今回で22回目となる「雪原カーニバルなかさと2010」が開催されました。
日中の天候はあいにくの雨模様でしたが、食ののれん街や足湯では皆さんが心も体も温まり、雪上サッカー大会や雪上ドッチビー大会では大人も子供も一緒に盛り上がり、雨を吹き飛ばすほど熱い一日となりました。
雪原カーニバルのメインとなるスノーキャンドルは、訪れた子どもから大人までが準備段階から参加して、16,000本のキャンドルの設置や点灯を行い、参加者一人ひとりが演出者となり、幻想的な世界が創られました。
夜には、芸能協会の皆さんによる寒さも忘れるほどの太鼓や踊り、雪原ライブでは新潟県出身のシンガーソングライター五十嵐みずもさんの美しい歌声が披露され、会場に花を添えていました。
ひとつひとつのキャンドルが春を待ちわびる雪原いっぱいに優しい光を灯す中、参加された皆さんのそれぞれの想いが込められた花火が冬の静寂の夜空を彩り、感動的なフィナーレとなりました。

「雪原カーニバルなかさと2010」ステージの様子。雪上にたくさんのキャンドルがきれいに並べられている。

ジャパン-クロアチア フレンドシップ ハウス プロジェクト発表会 3月5日(金曜日)

3月5日、昨年春から進めて来た「クロアチアピッチクラブハウス(仮称)建設事業」の基本設計が完成し、クロス10で市体育協会、市サッカー協会並びに報道関係者らに発表されました。
発表会では、関口十日町市長によるクラブハウス正式名称(ジャパン-クロアチア フレンドシップ ハウス)の発表、ドラゴ・シュタンブク駐日クロアチア大使閣下のあいさつの後、デザインを寄贈いただいたクロアチアの建築家ヴィンコ・ペネジッチ氏、クレシミル・ロギナ氏によるデザイン・基本設計のプレゼンテーションが行われ、基本設計の模型が関口市長にプレゼントされました。
また、医師であり、詩人でもあるシュタンブク大使閣下から関口市長にホテルベルナティオ滞在中に詠んだ俳句などを納めた俳句集が贈られ、互いに友好を深めました。フレンドシップ ハウスは、今年夏頃工事に着工、翌23年秋には竣工し、オープンの予定。

発表会の様子

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