公務レポート(平成24年度)

更新日:2021年04月01日

4月

「第5回大地の芸術祭企画発表会」を開催 平成24年4月28日(土曜日)

4月28日(土曜日)、クロステン大ホールにて、第5回大地の芸術祭の企画発表会を開催し、各プロジェクトや作品展開の概要を地域の皆様にお知らせしました。
この日は、市内外からおいでいただいた約400人の方々を前に、大地の芸術祭の総合ディレクターである北川フラムさんから内容の説明をしていただき、地域の応援団やこへび隊から熱いメッセージもいただきました。
キナーレのリニューアルの内容をはじめ、オーストラリアハウスの再建や飯山線アートプロジェクト、そして里山で展開されるアート作品やイベントの紹介など、内容盛り沢山の企画発表となりました。
今回は、今年7月29日(日曜日)から9月17日(月曜日)までの51日間を会期として開催します。地域全体を里山現代美術館として展開し、今まで以上に地域の魅力を発信していくとともに、「人間は自然に内包される」という芸術祭の基本理念を感じられる芸術祭として発信していきますので、ぜひパスポートをご購入いただき、大地の芸術祭を楽しんでいただきたいと思います。

壇上で関口市長が話をしている。

「まほろばの里川治」竣工 平成24年4月25日(水曜日)

桜が一斉に開花した4月25日に特別養護老人ホーム「まほろばの里川治」の竣工式が行われ、地域の皆さまとともにお祝いしました。
この施設は、特養70床、短期20床、デイサービス30名定員の広域型の介護施設で、明石工業団地に隣接した12,000平方メートルの土地に建設され、災害時の非常電源設備も備えるなど、まさに高齢者福祉サービスの地域の拠点として多くの要望に応えられる施設です。施設を建設いただいた社会福祉法人苗場福祉会に感謝申し上げるとともに、この施設が地域に愛される施設として、介護サービスの拠点として、その機能を十分に発揮されることを期待しています。
十日町市では、平成24年度から平成26年度までの3か年を計画期間とする第5期介護保険事業計画をこの3月に策定し、介護保険の施設整備や地域包括ケアの実現を目指し、様々な事業を推進してまいります。さらに増大する高齢者の多様なニーズを的確に捉え、今まで以上に親しみやすく、気軽に相談できる窓口となる地域包括支援センターへの支援などを一層充実し、高齢者の皆さまの暮らしを支えてまいります。
なお、4月28日、29日には内覧会が行われ、1,800人もの市民が訪れるなど、関心の高さがうかがわれました。

施設玄関の前に関口市長と関係者たちが立っている。

元気に楽習する「松寿大学」の学生諸氏 平成24年4月20日(金曜日)

「仲よく・楽しく・生き生きと」をモットーに、松寿大学生が松代公民館で今年度の学習を始める「開講式」に出席してきました。人生の荒波を力強く生き抜いてきた先輩方は今、大学生として生き生きと楽習しています。
学長の美濃和英さんを中心に11月まで楽習は続きます。午前中に行う専門講座は「絵手紙」「実用書道」「マジック」「墨絵」「樹脂粘土」「俳句」「ちぎり絵」があり、好きなコースで楽習しています。
午後からは全員が一同に集まり、教養講座として専門の講師をお招きしてお話しをお聞きしているそうです。
開講式のあった4月20日は、記念講演として北朝鮮に拉致された蓮池薫氏を講師にお迎えし、北朝鮮での体験談をお話しいただきました。
この「松寿大学」は、昭和63年から活動を開始し、今に至っています。その前身は、昭和55年から始まった公民館事業としての高齢者教室とのことです。学生諸氏が自主運営している頼もしい高齢者楽習団体です。
学長にお話しをお聞きすると、高齢化による学生の減少が悩みの種だということでした。このような学ぶ場は、生活に潤いを与え、生きがいにつながるものですので、市としてもこのような学ぶ場を広く市民に周知してまいりたいと思います。
高齢化社会に自ら進んで学ぶことの素晴らしさ、大切さを教えていただきました。

5月

平成24年度十日町市成人式 平成24年5月3日(憲法記念日)

5月3日(憲法記念日)にクロステン大ホールにおいて、平成24年度十日町市成人式が行われました。当日は、艶やかな振袖や羽織袴・スーツ姿の新成人約580人が出席(対象者は644人)しました。
久しぶりの再会を喜び、記念写真を撮り合ったり、お互いの近況を話し合ったりと、笑顔と弾む会話で会場が包まれていました。
式典では、市民吹奏楽団の皆さまによる記念演奏や、2名の新成人代表から抱負を発表していただきました。また、アトラクションとしてゴスペルグループ「雪の華」の皆さんと、ベストパートナーのお二人のステージも行われ、新成人へのエールを送っていただきました。
新成人の皆さんには、これまで温かく見守り、支えてくれた多くの方々への感謝の気持ちを忘れずにいてほしいと思います。そして、新成人の皆さんが持てる力を大いに発揮して、十日町市に新しい風を吹き込んでくれることを期待しています。
新成人の皆さんを見ていて、十日町市民が「ここに住みたい、ここで暮らしたい」と胸を張って誇りに思える、活力ある十日町市を創っていきたいと、改めて感じました。

色とりどりの着物を着て記念撮影をするたくさんの新成人たち。

「にぎわい創出@まちなか」中心市街地活性化シンポジウムを開催 平成24年5月14日(月曜日)

5月14日(月曜日)、クロステン中ホールにおいて、商店街や商工業団体などの関係者と、中心市街地でまちづくり活動などに取り組んでいる市民が、「中心市街地の活性化・にぎわい創出には何が必要か」について課題や意識を共有する機会として、中心市街地活性化シンポジウムを開催しました。
当日は180人以上の方からご参集いただき、関東経済産業局長の宮川正さんによる基調講演、広島県府中市の府中ノアンテナ事務局の原田弘子さん・富山県氷見市の比美町商店街振興組合副理事長の本川祐次郎さんから、まちなか活性化の事例紹介のお話をいただいた後、中心市街地で活動されている市民お二人も加わったパネルディスカッションを行いました。
パネラーや参加者からは、「若い人が自分のまちも面白いまちと思えるようにしたい」「カネもヒトも自分たちで集めて活動している」「自ら一歩を踏み出すことが大切」といった前向きな発言が多く出ていました。
今回のシンポジウムでは、自ら地域の活性化を考え、行動する人たちがつながることの大切さと、「中心市街地の活性化は地域づくりである」ということを再認識しましたし、十日町市におけるにぎわい創出の可能性も感じました。市といたしましても、地域を元気にしたいと考え、行動する方々が活動しやすい環境づくりに努めてまいります。
中心市街地の活性化については、これが最後のチャンスととらえ、中心市街地活性化基本計画の策定等、「新たなにぎわい」に満ちた「魅力あるまち」の創造に向けて、今後もしっかりと取り組んでまいります。

壇上で話をする関口市長。
会場前方の席に着席する関係者たち。

平成24年度信濃川・魚野川水防演習 平成24年5月27日(日曜日)

5月27日(日曜日)に長岡市で実施された「平成24年度信濃川・魚野川水防演習」に、十日町市消防団の皆さんをはじめとする関係者200人と参加してきました。
この演習では、地域や住民の方を水害から守るため、実践的な水防工法実施訓練、関係機関の連携強化訓練、住民参加の避難訓練などが行われました。会場には見学者の方を含め約3,000人の来場者があり、非常に大規模な演習となりました。昨年発生した「平成23年新潟・福島豪雨」を受けた後の演習でもあり、訓練に参加した皆さんは本番さながらの緊張感を持って、真剣に取り組まれていました。
近年は局地的な集中豪雨や竜巻など、想定を超えるような自然災害が多く発生するようになっています。
市では、国・県など関係機関と連携し、早い段階から的確な情報収集を心がけ、引き続き安全・安心なまちづくりに努めてまいります。

晴天の下参加者たちが整列している。
テント内にたくさんの参加者たちが整列している。

「ちいさな企業未来会議」を開催 平成24年5月29日(火曜日)

5月29日(火曜日)、クロステン中ホールにおいて、「“日本の未来”応援会議~小さな企業が日本を変える~」(略称「ちいさな企業未来会議」)が開催されました。
この会議は、中小・小規模企業をさらに元気にすることを目的に、企業経営者の皆さまから活発な議論を行っていただき、今後の国の施策の参考とするために、中小企業庁が今年3月から全国を回って開催しているものです。この30回目の地方開催が十日町市で開かれ、十日町市や県内市町村の企業が一堂に会して事例発表や自由討議が行われました。
企業経営者の皆さまからは、国の施策の評価や問題点、起業するための課題、経営への女性の進出、若者への事業継承の問題点などの意見が出されました。
同席した中小企業庁経営支援部の徳増部長からは、「大企業ばかりが注目されがちだが、企業の約9割を占める中小・小規模企業が日本経済や地域雇用を支えている。これまでの中小企業政策を真摯に見直し、経営力や活力の向上に向けた現場の声を参考に、今後の施策の在り方を検討していきたい。助成金の支援だけでなく、企業や地域が連携した活性化ができるようにしたい」とお話をいただきました。
十日町市にも中小企業が多く存在しますが、行政だけではなく、民間の活力がなければ元気なまちづくりは出来ません。国の支援なども最大限活用し、今後も市内の企業が発展していくように市としても支援してまいります。

着物姿の関口市長が起立して話している。
会場内に多くの参加者たちが着席している。

6月

笹山じょうもん市 平成24年6月3日(日曜日)

6月3日(日曜日)に中条地区の皆さまが総力を挙げて取り組まれている「笹山じょうもん市」に参加してきました。
このイベントは、笹山遺跡から出土した火焔型土器が国宝に指定されたことを記念して、地元有志の方々が始められたものであり、年々発展しながら今回で13回目を迎えました。
ところで、なぜこのイベント名が笹山じょうもん“市”なのか。“まつり”ではないのかと思うことがありましたが、このネーミングの中に笹山じょうもん市の原点があることが分かりました。
「笹山に火焔型土器づくりの専業集団がおり、生産工場があった可能性がある。また、完成品の集積地あるいは市場(マーケット)が存在したと考えることもできる。」という旧十日町市史の記述を参考にしたことと、「市」の意味として「人々が多く集まる場所、原始社会や古代社会で神聖な場所を選び物々交換などを行うこと」などがあったことから、国宝の出土を記念して、地元の大勢の人たちが笹山に目を向け、国宝との距離を縮め、単なるお祭り騒ぎではなく、大人も子供も連れだって、笹山で学び、遊び、楽しんでもらえる行事としたい、という思いから、“笹山じょうもん市”となったということでした。
笹山をこよなく愛し、その発展を願い、最後まで見守り続けてこられた方々の思いが伝わってくるようでした。
国宝の火焔型土器は、十日町市にとっても大切な財産であり、今後ともより多くの方々にこの遺跡にお越しいただいて、地域の活性化につなげられるように努めてまいります。

会場前方で関口市長が話している。
芝生の上に人々が円になって集まっている。

あてまの森ウォーキング 平成24年6月16日(土曜日)

6月16日(土曜日)に当間高原において「あてまの森ウォーキング」を開催し、健康運動指導士の方から効果的な歩き方について教えていただいた後、水辺のホール周辺とセントラルレイクを周回する約5キロメートルのコースを37名の参加者とともに歩きました。
当日は朝から雨が降り、あいにくの天気でありましたが、スタート時には雨も上がり、ウォーキングには最適な気候の中、当間高原の素晴らしい自然を満喫しながら歩くことができました。
日ごろの運動不足の解消とともに、心もリフレッシュすることができ、からだを動かすことの大切さを改めて実感しました。
市では今後もウォーキングイベントなどを通して、運動の楽しさや大切さを伝え、市民の皆さまが運動を継続的に行えるよう支援してまいります。
また、当間高原のセントラルレイク周辺は「新潟県健康ウォーキングロード」に認定されており、約1.3キロメートルを周回できるようになっています。市民の皆さまからもぜひご活用いただきたいと思います。

参加者たちが半円形になって関口市長の話を聞いている。
参加者たちが列になってコースを歩いている。

7月

なかさと交流 平成24年7月6日(金曜日)~7月7日(土曜日)

7月6日(金曜日)、7日(土曜日)、なかさと交流に同行し、沖縄県久米島町を訪問してきました。
なかさと交流は平成2年、旧中里村と沖縄県仲里村(なかざとそん)が、同名村ということで知り合い、人材育成の一環として生徒児童の対外交流学習を目的に始まりました。平成の大合併でお互いの名前は変わりましたが、現在も毎年2月と7月に14名の児童がホームステイ、学校交流を通して親交を深めています。
今回のなかさと交流も児童にとっては大変貴重な経験になったと思います。沖縄本島では「ひめゆりの塔」や「平和祈念公園」を視察し、戦争という悲しい歴史を学びました。そして、ホームステイ先や学校で沖縄の習慣を体験しました。
コバルトブルーの海、真っ白な砂浜、そして優しい久米島の方々と接し、児童にとって楽しく夢のような時間であっただろうと思います。
久米島の良さ、魅力を体験することで、自分達の住む十日町市の良さにも気付いたのではないでしょうか。

左右の大きなシーサーの真ん中で記念撮影をする一行。
たくさんの子供たちが椅子に座って話を聞いている。

ジャパン・クロアチアフレンドシップハウス オープン 平成24年7月14日(土曜日)

7月14日(土曜日)にジャパン・クロアチアフレンドシップハウスがオープンしました。市民の皆さまもご存知のとおり、当間高原リゾートに天然芝が広がるクロアチア・ピッチがあります。この地は平成14年FIFAワールドカップの際、クロアチア共和国代表チームの合宿地となり、クロアチア代表チームから、この地は素晴らしいところであると評価をいただいたこともあり、以来、日本代表チームやプロサッカーチームがキャンプを行ってきました。
しかし、シャワールームやミーティングルームを備えたクラブハウスがないため、利用者に不便をかけていました。今回、その現状を解決し、より一層の利活用と集客を図るために建設したクラブハウスが、このジャパン・クロアチアフレンドシップハウスです。
今年は十日町市とクロアチア共和国の交流が始まってから10周年を迎える記念の年です。このフレンドシップハウスのオープンを契機に、クロアチア共和国との友好をさらに深める拠点として発展させてまいります。
また、多くの方々のご支援・ご協力をいただきながら、日本代表チームなどのチャンプをはじめ、なでしこリーグの開催や国際大会のキャンプ地として活用されるよう、積極的にPR活動や誘致活動を行っていきます。

施設の前で記念撮影をする関係者たち。
施設の前で関係者と握手を交わす関口市長。

大地の芸術際 越後妻有アートトリエンナーレ2012 開幕 平成24年7月29日(日曜日)

熱く燃えた第4回大地の芸術祭から3年、いよいよ7月29日(日曜日)、大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2012が開幕しました。
今回は約360点の作品が越後妻有の大地に展開されます。大地の芸術祭の拠点施設として、待望の越後妻有里山現代美術館〔キナーレ〕もオープンしました。長野県北部地震により倒壊したオーストラリアハウスも、オーストラリア大使館の全面的なご協力のもと、新しく生まれ変わりました。JR飯山線もアートで彩られます。
ぜひ、多くの人から現代アートを道しるべに、越後妻有の地を巡っていただきたいと思います。きっと、そこには、訪れる人々にとっても、地元の人にとっても多くの感動と出会いが待っているものと思います。
これまでに開催した過去4回の芸術祭も様々な分野から高い評価を得ています。この第5回の大地の芸術祭も成功裏に終了するよう一生懸命取り組むとともに、第6回の開催に向けた新たなスタートとして弾みをつけてまいります。
どうか多くの皆さまからパスポートを手に、大地の芸術祭を、そして妻有地域を巡っていただき、この地の魅力を存分に体感してください。

晴天の下整列して記念撮影をする参加者たち。
衣装を着て壇上で記念撮影をする関口市長と関係者たち。

平成24年度「政策自慢合戦」 平成24年7月30日(月曜日)

7月30日(月曜日)にクロステンにおいて政策自慢合戦を開催しました。
政策自慢合戦は昨年、國定三条市長の発案により、三条市・見附市・十日町市の3市で、それぞれが誇る施策を披露し自慢し合うことで、互いに認め合い、新たな発見・刺激・ひらめきにつなげることを目的に始めました。
今回は2回目の開催となり、財団法人地域総合整備財団総務課長の北村崇史さんをコメンテーターにお招きし、各市が取り組んでいる(取り組んだ)施策2つ、計6つの施策を発表し合いました。
各市とも創意工夫した施策を展開し、着実に実績を上げている様子を拝見でき、大変意義のある自慢合戦でした。
発表された政策施策を職員が学び合うことで、職員の政策形成能力に一段と磨きがかかり、市民ニーズを的確に捉え「知恵が湧き出るような組織」に成長する一つの契機になるものと感じました。

壇上で関口市長が話している。
壇上でポスターを掲げながら話をする関係者。
会場の座席に座って話をする関口市長。

8月

せたがやふるさと区民まつり 平成24年8月4日(土曜日)

十日町市と交流のある東京都世田谷区で開催された「せたがやふるさと区民まつり」に8月4日(土曜日)行ってきました。
会場となった東京農業大学の真向かいにある馬事公苑という広大な公園の中には、全国から世田谷区と交流を行っている37自治体の物産展のほか、区内の商店会、ボランティア団体、社会教育団体など様々な団体が出展しており、大変な賑わいでした。
また、今回は世田谷区制80周年記念事業として、首長懇談会や自治体交流会も開催され、参加してきました。ここでは各自治体のミスや観光大使がそれぞれの自治体のPRを行いました。十日町市からは今年新たに誕生した「十日町きもの女王」の一人、中山弥子さんが艶やかな着物姿を披露するとともに、十日町雪まつりや現在開催中の大地の芸術祭をPRしました。
世田谷区とは今後も交流を重ね、より良い関係を更に築いていきたいと考えています。

壇上で衣装を着た女性たちが話をしている。
屋外ステージで太鼓のパフォーマンスを観覧する大勢の人々。

第58回原水爆禁止十日町市民大会 平成24年8月6日(月曜日)

8月6日(月曜日)に原水爆禁止十日町市協議会主催による、第58回原水爆禁止十日町市民大会がキナーレで行われました。
大会も58回目を迎えましたが、こうした市民レベルでの平和の叫びもむなしく、今も世界では2万発もの核兵器が世界の平和と安全を脅かしています。
また、昨年発生した東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所事故により、未だに多くの方々がふるさとを離れて避難生活を送っており、用途こそ違え、放射能の恐ろしさを改めて感じています。
安全で平和な世界を実現するために、私たち一人ひとりが何をなすべきかを認識し、行動していかなければならないと改めて感じました。

屋外で参加者の前に立って話をする関口市長。

全国川西会議 平成24年8月8日(水曜日)

8月8日(水曜日)に全国川西会議を開催しました。
全国川西会議は平成7年、阪神淡路大震災の際、旧川西町が兵庫県川西市に見舞いに訪れたことがきっかけで、その後、山形県と奈良県の川西町にも声をかけ、災害時の応援体制の確立やイベント等を通じた交流事業、各市町の情報交換などを行う場として、毎年開催されているものです。
今年の開催地は十日町市であったため、大地の芸術祭を開催しているこの時期に行い、参加者に芸術祭作品も鑑賞していただきました。会議では「連携した観光行政」などに関しても意見交換を行い、大変実りのある会議でした。
近年、頻繁に発生する自然災害、それらに起因する経済への影響、地域が様々な変化を遂げる中、全国に互いの安否を気遣い合える大切なパートナーが存在することは大変ありがたいことだと、改めて感じました。

屋外でたくさんの人々が黙祷をささげている。
会場前方で関口市長が起立して話している。

松代小学校改築建設工事安全祈願祭 平成24年8月13日(月曜日)

8月13日(月曜日)に松代小学校の校舎改築と併設する松代学校給食センターの建設工事安全祈願祭が行われました。
人にやさしいまちを創っていくために重要なものの一つが、「安全・安心な学校づくり」などの「教育環境の整備」です。そして安全・安心という目に見えない土台をしっかり支える事業の一つが、小中学校の耐震化です。
現在の松代小学校は昭和44年に建設されたものであり、耐震補強が困難であるため、学校耐震化の一環として今回、建て替えを行うこととしました。新校舎は耐震構造の建物となっているとともに、壁材等に木材を積極的に使用し、太陽光発電も備え、環境にも配慮した設計になっています。
また同じく下条小学校が耐震化や、市内では唯一の併設型の小中一貫教育の実施に向けて改築工事を始めました。
どちらも完成後の新しい学校が、地域の児童たちの笑顔と元気な声であふれる場となることを願っています。

関係者に向かって関口市長が挨拶している。
工事安全祈願祭の様子。

第18回石彫シンポジウム除幕式 平成24年8月18日(土曜日)

第18回石彫シンポジウムの除幕式が8月18日(土曜日)に行われました。
このシンポジウムは、平成7年度から「アートのかおるまちづくり事業」として、毎年真夏に実施しているもので、今年で18回目を数えます。
今年は、森岡慎也さん、清水啓一郎さん、柳早苗さんの3名の彫刻家の方々から真夏の炎天下、作品制作に精力を傾注してもらい、素晴らしい作品を作ってもらいました。
また今回は、大地の芸術祭の期間中ということもあり、市内外から多くの方々が作品を見に来てくれました。石彫作品という財産を色々な形で活用し、芸術文化の振興・観光資源の開発・地域の賑わいづくりの大きな力にしていくことが今後の大きなテーマであると感じました。
なお、今年の作品は、森岡慎也さんの作品「花」が十日町セントラルパーキング協同組合第3駐車場前に、清水啓一郎さんの作品「収穫祭」が中央印刷所山内商店前に、柳早苗さんの作品「セキセイインコ」が第四銀行十日町支店前に設置されました。

道路の横で関係者が除幕の準備をしている。

ツールド妻有2012 平成24年8月19日(日曜日)

8月19日(土曜日)に全国から547人のサイクリストが集まり、ツールド妻有2012が開催され、私もスターターとして開会式に参加してきました。
このイベントは、現在開催中の大地の芸術祭の公式イベントとして2006から毎年開催されており、十日町市と津南町の最長120キロメートルの距離を、自然と里山、観光施設やアートを巡りながら自転車で走るサイクリングイベントです。今年で6回目を迎えた当イベントは、休憩所などでの地域の皆さんのおもてなしや、沿道からの声援、コース上からの景色などが好評で、年を追うごとに人気が出ていると聞きました。
参加者の約8割が県外の方だったということで、全国的に知名度と人気のあるイベントなのだと思いました。
今回は大地の芸術祭の期間中ということもあり、サイクリング中にアート作品を楽しんだ参加者も多くいたと思います。集落や各種団体など大勢のボランティアスタッフが携わって行われたこのようなイベントが、今後も続いていくことが地域活性化の一つの起爆剤になるものと考えています。

鮮やかな黄色のユニフォームを着た関口市長が挨拶している。
晴天の下サイクリストたちが続々とスタートを切っている。

9月

「ヒルクライムチャレンジシリーズ2012十日町松之山温泉深坂峠大会」 平成24年9月2日(日曜日)

昨年に続き2回目となるヒルクライムチャレンジシリーズ2012十日町松之山温泉深坂峠大会が9月2日(日曜日)に開催されました。
この大会はJCA(日本サイクリング協会)公認の自転車競技として昨年から実施され、10年間で全国に開催地を増やしながら、各都道府県1か所で開催するもので、新潟県では十日町市が開催地に選ばれています。
昨年は相継ぐ災害の影響で、短縮距離での開催となりましたが、今回は深坂峠までのフルコースでのレースとなりました。山間部を走る過酷なレースですが、それが人気を呼び、多くの参加者が爽やかな初秋の高原を走り抜けていきました。
レース当日は大地の芸術祭の期間中ということもあり、コース上からは棚田や里山の原風景はもちろん、芸術祭の作品も見ることができました。また、メイン会場では、ご当地カレーのコンテスト「チャレンジ・まいたうんカレー」が開催されるなど、参加者も、応援に訪れた人も、本大会を存分に楽しんでいただいたと思います。
本大会に参加いただいた皆様をはじめ、ご協力いただいた関係各位、そして地元住民の皆様に心から御礼申し上げます。

関口市長がヒルクライムの看板の前で挨拶している。
晴天の下たくさんのサイクリストたちが坂を上っている。
テントの前でご当地カレーを受け取る参加者たち。

全国大会出場記念コンサート 平成24年9月2日(日曜日)

9月2日(日曜日)に貝野小学校のリコーダー部が全国大会に25年連続で出場したことを記念したコンサートが、貝野小学校で開催されました。
貝野小学校のリコーダー部は昭和62年から平成23年まで連続25年間、全国大会出場という快挙を成し遂げ、全国大会でも優秀な成績を収めています。これは指導していただいた先生方の熱意、PTAの皆様方のご理解・ご協力が一つになり、生徒の皆さんの実力が発揮され、大きな成果につながったものと伺いました。
私も当日はリコーダーの素晴らしい音色に大変感動しました。
リコーダー部の皆さんには、今後もリコーダーを通して貝野小学校の伝統をさらに素晴らしいものにし、リコーダーで鍛えた力を、自分自身を磨く力として、何事にもチャレンジし、未来に羽ばたいていってほしいと思います。

体育館内で整列して演奏を披露する児童たち。

女子レスリングオリンピック代表選手が凱旋報告会 平成24年9月7日(金曜日)

ロンドンオリンピック女子レスリング代表選手が9月7日(金曜日)、十日町市に凱旋し、十日町市役所前で凱旋報告会を行いました。
当日は約700人もの市民が集まり、熱気溢れる凱旋報告会となりました。
平成3年、十日町市の塩ノ又に桜花レスリング道場が開設され、この道場で鍛えられた代表選手は世界の舞台で活躍しています。また、地元塩ノ又集落の皆さんとの交流も盛んで、女子レスリング選手の世界的な活躍とともに、塩ノ又は世界でも注目の地となりました。
そしてロンドンオリンピックでの活躍は日本国民、十日町市民に多くの勇気と感動を与えてくれました。
今後も選手の皆さんの活躍を祈るとともに、十日町市との交流が末永く続くことを願っています。

屋外のステージ上で記念撮影をする代表選手と関係者たち。
代表選手と記念撮影をする子供たち。

100歳おめでとうございます 平成24年9月16日(日曜日)

敬老の日の前日9月16日(日曜日)に新潟県十日町地域振興局の高木局長と、本年度100歳を迎える24人のうち11人の皆様のお宅を訪問し、内閣総理大臣の祝状、銀杯、新潟県知事の祝状と記念品、十日町市の祝状と祝金をお渡ししてきました。
皆様お元気で、肌つやも良く、100歳には見えないほどお若く、大変驚かされました。声にも張りがあり、しっかりとしたお声で、毎日の生活状況についてお話しいただきました。
長寿の秘訣を聞きますと、やはり食生活には気をつけておられ、三食きちんと、なんでも食べているということでした。
また、趣味を持ち続けている方も多く、書道や手芸等の素晴らしい作品も拝見させていただきました。
元気な高齢者の皆様のお話しをお聞きでき、私も元気をいただきました。
当日は、ご親戚の方もお集まりいただき、多くのご家族に囲まれて皆様とても幸せそうでした。そして、ご家族が温かくサポートしている姿が非常に印象的でした。
ぜひ、十日町市の最高齢を目指して、ますますお元気で活躍してください。

本年度100歳を迎える方々と関口市長の記念写真の数々。

大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2012 閉幕 平成24年9月17日(祝日)

今夏、越後妻有の里山を包んだ熱気と感動を私は決して忘れません。
9月17日(祝日)、「第5回大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2012」が成功裏に閉幕しました。
今回の芸術祭では、キナーレ2階を改修し「越後妻有里山現代美術館」として新たにスタートさせ、会期中の拠点施設として、大勢の方から訪れていただきました。
また、飯山線アートプロジェクトやオーストラリアハウス、東アジア芸術村など多くの目玉プロジェクトをはじめとする様々な作品を十日町市と津南町全域に展開し、まさに里山全体が美術館となりました。
一つ一つの作品においても、アーティストと住民、そしてこへび隊の協働で素晴らしい作品が生まれ、その作品のおかげで前回より11万人多い、約49万人の入込みとなりました。
大成功であった今回の芸術祭の成果を活かし、次回に繋げていくため、今から万全の準備を進めていくことはもちろん、大地の芸術祭の里として世界にアピールしてまいります。

ピースで集合写真を撮るたくさんの参加者たち。

上越魚沼地域振興快速道路「十日町・六日町間」整備促進連絡協議会総会 平成24年9月29日(土曜日)

私が会長を務めております上越魚沼地域振興快速道路(上越魚沼高規格道路)「十日町・六日町間」整備促進連絡協議会の総会を9月29日(土曜日)に開催しました。
当日はまず八箇峠トンネルの現地見学会を行いました。5月には南魚沼工区で痛ましい事故が起こりましたが、その後の関係者の方々のご尽力により、着々と工事が進められていることを確認することができました。
見学会の後、クロステンで総会を行い、当道路の早期完工を目指し今後も精力的に活動していくことを確認しました。
国道253号においては、関係者の方々から改良や防雪対策など、多大なお力添えをいただいているところですが、いまだに豪雪や集中豪雨による通行規制がたびたび生じ、市民生活にも大きな影響が出ています。その度に規格の高い道路がない当地域における道路ネットワークの弱さを実感しているところです。
このような状況の中、この快速道路が自然災害にも強く、救急救命・高度医療を担う基幹病院に向けて、季節を問わず、安全かつ安心に通行できる道路として、一日も早く整備されるよう、今後も取り組みを進めていきます。

八箇峠トンネル内を見学する人々。
会場内で関口市長の前に整列する関係者たち。

10月

とおかまち市民活動見本市「めっかめっか2012」 平成24年10月7日(日曜日)

10月7日(日曜日)、とおかまち市民活動見本市「めっかめっか2012」に参加してきました。
この「めっかめっか2012」は市内で活躍されている市民活動団体の日ごろの活動や魅力を市民に広くPRする場として開催されたもので、今回で3回目を迎えました。
当日は、各団体の活動アピールを展示したり、市内各地のおふくろの味を販売したりしたほか、市内高島出身の涌井徹さんの講演や、「サルナシ研究会」と「NPO十日町市地域おこし実行委員会」からの事例発表もあり、日頃あらゆる分野で活躍している皆様のお話しをお聞きしました。集まった団体は、これからの活動に向けての刺激になったのではないかと思います。
また、「めっかめっか月間」として10月は各団体が様々なイベントを行いました。
これからの「公共」は行政だけで担えるものではなく、市民と行政が協働して取り組むことが大切です。この「めっかめっか」開催を契機に、市全域に市民活動の輪が広がることを期待しています。

参加者が会場内の展示物を見ている。
壇上で関係者が話をしている。

「地域安全標語発表会」 平成24年10月13日(土曜日)

10月13日(土曜日)に十日町警察署前で、地域安全標語発表式が行われました。
この発表式は、十日町南自治振興会が行った地域安全に関する標語コンクールで最優秀賞、優秀賞を受賞した南中学校の生徒の皆さん、川治小学校の児童の皆さんに集まってもらい、標語を発表してもらいました。皆さんからはとても素晴らしい標語を作成していただきました。
十日町市では平成14年をピークに年々犯罪の発生が減少していますが、未だに万引きや、子どもに対する声掛け事案が発生しています。十日町市を安全で安心な街にするため、市民が一体となって取り組んでいく必要があります。
今回発表された標語のとおりに地域全体で力を合わせ、安全・安心な街にしていくよう市としても警察や関係機関と連携して取り組んでいきます。

小学生が標語が書かれた旗を持って台に上がっている。
警察署の前で記念撮影をするたくさんの児童たちと関口市長。

鹿児島県指宿市訪問 平成24年10月26日(金曜日)~27日(土曜日)

10月26日、27日の2日間、鹿児島県指宿市を訪問してきました。
指宿市とは平成6年の第45回十日町雪まつりを契機に交流が続いています。
また、東日本大震災を機に、このような大規模災害を見据え、遠方の自治体との連携を強化しておく必要があるということから、今年2月に指宿市と災害協定を締結しました。
今回は、第65回の指宿温泉祭に合わせてご招待いただいたもので、豊留指宿市長との会談や視察などを通して、交流のある指宿市を勉強することができました。
遠くではありますが、万が一のことがあった場合に支援し合える仲間が全国にいるということは、大変心強いことです。
今後も両市の交流を一層深めていくとともに、お互いに発展していくよう連携していきます。

豊留指宿市長と握手を交わす関口市長。

「十日町市総合防災訓練」実施 平成24年10月28日(日曜日)

10月28日(日曜日)に十日町市総合防災訓練を実施しました。
十日町市においては、中越大震災をはじめとした数々の災害により得た教訓などを風化させないよう、平成18年度から毎年、総合防災訓練を実施しています。
当日は、自主防災組織及び町内会による安否確認訓練、十日町あんしんメールなどによる緊急情報伝達訓練、新潟県消防防災ヘリコプターによる高所救助訓練、傷病者応急処置訓練や消火訓練などが行われました。このような訓練を繰り返すことにより、防災意識の高揚、日ごろからの備えが充実することはもちろん、いざ災害が発生した場合の迅速かつ適切な避難、および減災活動が可能になるなど、“災害に強いまち”として市全体の防災力向上が図られるものと考えています。
また、十日町市では各地域の消防団や自主防災組織の活動など、自助、共助の取り組みもなされています。
緊急時においては行政だけでは対応しきれないことが多くなります。今回の防災訓練を通して、いざという時に行政と地域住民がともに協力し、取り組んでいくことが重要であると再認識しました。

テントの前に整列する参加者たち。
ヘリコプターを囲むたくさんの参加者たち。
消火器を実際に使って訓練をする参加者たち。
訓練に臨む隊員たちの様子。

11月

40年ぶりにSLが走りました 平成24年11月10日(土曜日)、11日(日曜日)

11月10日(土曜日)、11日(日曜日)の両日、JR飯山線に40年ぶりにSLが走り、2日間で約9,000人の方においでいただきました。
40年ぶりとなるSLの運行に、懐かしさでいっぱいの市民、初めてSLを見る市民、多くの市民の皆さんがSL運行を待ち焦がれていたことと思います。私もホームに入ってくるSLを見て、こみ上げてくるものがありました。
今回の運行は、SL本体は栃木県の真岡鉄道が所有するものをお借りし、JR東日本から全面的なご協力をいただいて実現しました。今回の復活運行に際してご協力いただきました多くの皆様に心よりお礼申し上げます。
大地の芸術祭とともに今年の一大イベントとして考えていましたSL運行が、大成功に終わったことは、大変嬉しいことでした。多くの市民、鉄道ファンに感動を与えたSLの運行が継続していくよう今後も頑張って取り組んでまいります。

煙を出しながら林間を走るSL。
出発式で6人の関係者たちがテープカットを行っている。
出発式でSLの横にたくさんの関係者たちが整列している。

市内の現地視察を行いました 平成24年11月14日(水曜日)

11月14日(水曜日)に市内の災害復旧工事現場や25年度重点事業箇所を現地に行き、確認してきました。
災害復旧工事につきましては、現在も懸命な作業が続けられており、特に農業用施設の復旧は出来る限り来春の作付けに間に合うよう取り組んでいます。
また、生活道路や農道、河川など、日常生活を安全で安心して暮らせるよう改修・整備していく必要もあります。
25年度の予算編成作業も進んでおりますが、まずは災害復旧や優先度の高い事業を進め、市民の皆様が安心して暮らせるまちを創っていきたいと考えています。

関口市長と関係者たちが現地視察を行っている。

松之山『名老百選 名老の集い』 平成24年11月15日(木曜日)

11月15日(木曜日)に松之山温泉ふくずみで『名老百選 名老の集い』が開催され、今年度新たに3名の方が「名老」に認定され、お一人おひとりに認定証をお渡ししました。
松之山地域の名老百選は、地域の歴史を支えてきた人々が、暮らしの中で培われた文化、技術を後世に残したいとの観点と、高齢者の介護予防の観点から、松之山地域に住んでいる概ね70歳以上の方の中から、その道のエキスパートを選ぶもので、部門も風土、演芸、農業、民芸品創作、衣食住、頭脳、運動、伝統技術等、多岐にわたっており、中には仲人、亭主役といった地域に根付いた方でなければできないものもあります。
現代は多様な生き方を選ぶことができるようになり、地域の結びつきが弱まる中においても、名老の皆さんが身に付けた技能は、地域にとって貴重な宝です。
名老の皆さんしか持ちえない技術・知恵を今後も借りながら、より良い十日町市の魅力を引き出していきたいと考えています。

新たに名老に認定された3人の方と記念撮影をする関口市長。

一般国道253号松代道路開通式 平成24年11月21日(水曜日)

11月21日(水曜日)に一般国道253号松代道路の開通式が行われました。
この松代道路全線開通により、国道253号は一次改良が全て完了したとともに、交通の難所と言われていた箇所が改善され、長年にわたる地域の悲願が成就しました。事業推進にご尽力いただきました関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
工事期間中は市民の皆様に大変なご迷惑をお掛けしましたが、改良された国道253号は、上越市と南魚沼市を結ぶ重要な幹線道路であり、また、救急医療や災害時の緊急輸送道路となるなど、地域の自立発展に欠かすことのできない道路です。
加えて、十日町市における西の玄関口としても位置しており、産業・観光などの面で、全線開通の効果を存分に活用し、松代地域をはじめ国道253号線沿線地域の活性化に役立てていきたいと考えています。

開通式の門の下で8人の関係者たちがテープカットを行っている。

12月

「職員知恵出し会議プレゼンテーション」を実施 平成24年12月4日(火曜日)

12月4日(火曜日)にクロステンで「職員知恵出し会議」の政策提案プレゼンテーションを行いました。
この取組は、庁内の若手職員の斬新かつ柔軟な発想を積極的に取り入れることにより、職員の知恵と工夫を活かした組織づくりを進めていくことを目的に、平成22年度から実施しており、今回で3回目となりました。
今年度、私が提示した検討テーマは「発掘!発信!とおかまち」と「選ばれて住み継がれる十日町市の実現」です。このテーマに対して、応募のあった職員15名が3班に分かれて約5か月間、政策を検討してくれました。
今回は市民公開によるプレゼンテーションを実施し、当日は約200名の前で3班とも素晴らしい提案をしてくれました。今回採用された提案事業については、次年度から取り組めるよう、現在準備を進めているところです。

職員がスライドを用いて発表している。

「中里地域交通死亡事故ゼロ2000日達成」 平成24年12月9日(日曜日)

12月9日(日曜日)に「中里地域交通死亡事故ゼロ2000日達成記念交通安全大会」が開催されました。
中里地域では平成19年6月6日から、約5年6か月の間、地域住民一人ひとりの交通ルールとマナーが守られ、その結果、交通死亡事故ゼロ2000日という記録が11月25日に達成されました。
中里地域は多くの観光資源に恵まれています。また今年は大地の芸術祭も開催し、353号十二峠は東京方面からの玄関口となり、多くの観光客が訪れました。そのような中、交通死亡事故ゼロ2000日の金字塔を達成したことは、大変喜ばしいことです。
この記録達成を機に、市全体でも交通安全の気運が高まることを期待しています。市としても交通事故を一件でも減らすよう、地域の皆さまと関係機関・団体と連携し、子どもからお年寄りまで安心して暮らせる交通社会の実現を目指して努力していきます。

関口市長が壇上で話をしている。
ひかりちゃんと記念撮影をする関係者たち。

年末の飲食店を訪問 平成24年12月14日(金曜日)

12月14日(金曜日)の夜、飲酒運転根絶を呼びかけるため飲食店を訪問してきました。
この日は関係機関の皆さまとともに飲食店を訪問し、お酒を提供する側のお店やお客様に対して直接、飲酒運転の根絶と交通安全を呼びかけました。
十日町市は県内でもお酒を提供するお店が多い地域であり、飲酒が関係する交通事故も残念ながら発生しています。皆さまもご存知のように、平成19年から飲酒運転・酒気帯び運転等の罰則が強化されるとともに、これらの違反者にお酒を提供した人や、車を提供した人も罰せられます。飲酒運転の根絶には、「お酒を飲んだら乗らない、乗るなら飲まない」というスローガンをあらゆる場面で徹底していく必要があります。
交通安全に対する市民の皆さまの意識が一層高まり、この地域から飲酒運転がなくなるよう、これからも関係機関と協力して飲酒運転根絶の取組を続けていきます。

交通安全のたすきをかけてひかるくん、ひかりちゃんと一緒に飲食店を訪問する関口市長。

「トオコンseason3」本選会 平成24年12月15日(土曜日)

12月15日(土曜日)にクロステンで十日町市ビジネスコンテスト「トオコンseason3」本選会を開催しました。
市では、産官学連携の推進、新規ビジネスや雇用の創出などを目的に平成22年度からこのトオコンを実施しており、今回で3回目となりました。
今回は「十日町市を全国にブレイクさせるビジネス」という積極的テーマと、「過疎を逆手にとるビジネス」という課題克服テーマの2つを挙げ、県内外の大学生にビジネスアイデアを競い合ってもらいました。
若者ならではの発想から生まれたビジネスプランは、その提案内容のレベルも高く、素晴らしいものばかりでした。また、このトオコンは提案してもらうだけでなく、事業所の皆さんが興味を持ったプランの事業化までを目的としており、市としてもこれを応援する仕組みを用意しています。
学生たちが時間をかけて十日町市のことを本気で考えてくれたことに心から感謝するとともに、このトオコンが若者のアイデアとエネルギーを地域に取り込むきっかけとなり、さらには地域経済の活性化に向けた起爆剤になることを期待しています。

記念撮影をする大勢の参加者と関口市長。
スライドを用いて発表する参加者たち。

「高校生まちなか文化祭」開催 平成24年12月22日(土曜日)

12月22日(土曜日)、中心市街地の商店街を盛り上げたい・魅力を知ってもらいたいと考えた地元高校生が主体となった「高校生まちなか文化祭」が開催されました。
この日のために十日町高校・十日町総合高校の生徒たちが中心市街地の13店舗の飾りつけ(デコレーション)を行い、当日は十日町総合高校「農業クラブ・写真部・美術部」による作品の展示や、「書道部・ダンス部」によるパフォーマンスも披露されました。
デコレーションコンテストの表彰式にも参加してきましたが、クリスマスデコレーション一色に彩られた商店街は大変きれいで、楽しい気分になりました。
私も「活力ある元気なまちづくり」を進めていますが、このように市内の若者たちが新たな活動に取り組んでくれることをとてもうれしく、そして頼もしく感じています。今後もこのような取組がさらに広がるよう、市も活動しやすい環境づくりを引き続き行っていきます。

会場でスタンドマイクを用いて話をする関口市長。
クリスマスの飾り付けが施された店舗の窓。

1月

平成25年仕事始め 平成25年1月4日(金曜日)

平成25年の仕事始めにあたり職員に訓示を行いました。
昨年は大地の芸術祭をはじめ様々なイベントを実施し、一時的ではあっても怒涛の人の流れをつくることができました。また、市が中心的に頑張っているものがあれば、民間の皆さんが頑張っているものもあり、多くのチャレンジが実を結んでいます。
私は市長就任以来、あらゆる分野で多くのことを矢継ぎ早に行ってきました。訓示では、今まで形にしてきたものや、今行っている仕事が本当に市民の皆さんの役に立っているのかどうかを今年は検証しながら、有意義なものとなるよう丁寧に対応してほしいと職員に伝えました。
今年が市民の皆さまをはじめ、十日町市にとって輝かしい年になることを願っています。

起立した職員が市長の話を聞いている。

平成25年十日町市消防出初式 平成25年1月6日(日曜日)

1月6日(日曜日)にクロステンで新春恒例の十日町市消防出初式を開催しました。
消防団は地域にとって最大の防災組織であり、十日町市消防団は一昨年、水防功労者国土交通大臣表彰を受賞され、昨年はさらに防災功労者内閣総理大臣表彰も受賞されました。
近年の災害は複雑多様化、大規模化が進み、予想しがたい災害に発展することもあります。消防団の力は地域防災に欠かすことのできないものであり、消防人としての高い誇りと職務の重要性を再認識し、今後とも心身の鍛練、技術の錬成に努めていただくよう消防団の皆さまにお願いしました。

関係者が登壇している。

世田谷新年子どもまつりに行ってきました 平成25年1月13日(日曜日)

1月13日(日曜日)に東京都世田谷区の「新年子どもまつり」に参加してきました。
このまつりは旧松代町時代から続く相互交流の一つで、平成4年から参加し今年で22回目となりました。今年も1月11日に松代で大型ダンプ2台に雪の積み込みを行い、12日に世田谷区の会場で松代からの参加者と世田谷区のボランティアの皆さんが共同で「雪の滑り台」と「雪のかまくら」を設置しました。
当日は松代から持ってきた地元の特産品なども販売するブースも設置され、大変賑わいました。
今後も更なる交流の幅を広げながら、末永くお付き合いしていきたいと思っています。

子供が雪の滑り台を滑っている。

第64回十日町雪まつりプレイベントを開催 平成25年1月15日(火曜日)

1月15日(火曜日)にJR有楽町駅前のイベント広場において、第64回十日町雪まつりのPRイベントを行ってきました。イベント当日は本町1丁目4区合同チームの皆さまが会場において約10時間をかけて制作した雪像を披露し、雪まつりの見どころが市内各所に制作される市民手作りの雪像であることもPRしてきました。
雪まつり当日は首都圏からJRの臨時列車も運行され、多くの観光客が十日町市を訪れます。市民の皆さまからも、おもてなしの心を持って多くの方々を迎い入れていただき、十日町雪まつりを成功に導いていただきたいと思います。

ネージュくんと雪像の横で関口市長が話している。

2月

新しい救助工作車が導入されました 平成25年2月1日(金曜日)

十日町地域消防本部に新しい救助工作車が導入され、2月1日(金曜日)に運用開始式が行われました。
救助工作車は交通事故や転落事故などの救助現場だけでなく、火災を含めた多くの事故事案に出動している車両です。今までの救助工作車は車両配備後20年が経過し、経年劣化による車両の不具合が多く発生しており、また近年、救助資機材の高性能化が求められていたため、新たな救助工作車の導入となりました。
新たな救助工作車は4輪駆動の車両であり、総重量を軽量化し、新たな救助資機材と性能のアップした装置が積載されています。
新たな救助工作車の導入により、今まで以上に市民の安全と安心を守っていけるようになると期待しています。

消防団員の前で関口市長が挨拶している。
救助工作車に2人の隊員が乗車している。

なかさと交流が今年も行われました 平成25年2月15日(金曜日)

2月15日(金曜日)に田沢小学校で沖縄県久米島町の6つの小学校からの訪問生14名の歓迎式がありました。
久米島町は平成14年に仲里村と具志堅村が合併してできた町であり、当市の中里地域と同名村として平成3年から交流が始まりました。十日町市からは夏、久米島町からは十日町雪まつりに合わせ、お互いにホームステイをするなどの交流が行われています。
3泊4日のホームステイで雪国を思う存分満喫し、お互いに交流を図り、友達を多く作って、楽しい交流になったようです。
今回で44回目を迎えた交流でしたが、この交流がますます発展するよう、今後も取り組んでいきます。

ステージ上に整列して記念撮影をする久米島町御一行。

第64回十日町雪まつり 平成25年2月15日(金曜日)~17日(日曜日)

第64回十日町雪まつりが2月15日(金曜日)から17日(日曜日)の3日間開催されました。
今年の雪まつりには災害時相互応援協定締結都市の富山県魚津市、鹿児島県指宿市、そして昨年秋のSL運行で交流の始まった栃木県真岡市の観光親善大使にもお越しいただき、雪まつりに華を添えていただきました。
さて、今年の雪像ステージは「希望への出航(たびだち)」をテーマに、日本初の洋式帆船「サン・ファン・バウティスタ号」をモチーフに制作しました。今から400年前に新たな地平を目指した先人の想いを、私たちの現在に重ね、災害から立ち上がり未来へと突き進む勇気と覚悟、そして未来を志向する人々との絆を表現しました。十日町市雪まつりのシンボルである巨大ステージに、お越しいただいた方々からも十日町市民の心意気を感じでいただけたのではないかと思います。
3年連続の豪雪に見舞われた今冬でしたが、大雪に負けず、こうして雪まつりが長い歴史を刻むことができたのは、市民の力強い意思と、各方面で十日町市の発展のためにご尽力いただいている皆さまのお蔭であると改めて感じました。

壇上のネージュくんの横で関口市長が話をしている。
ライトアップされた船の雪像の前にたくさんの人々が整列している。
たくさんの人々がパフォーマンスを観覧している。

3月

第25回雪原カーニバルなかさと~祈り 平成25年3月9日(土曜日)

3月9日(土曜日)、なかさと清津スキー場において「第25回雪原カーニバルなかさと~祈り」が開催されました。
雪原カーニバルなかさとと言えば、ゲレンデ一面に広がるスノーキャンドルです。その一つひとつがすべて手作りであり、設置から点火までを人の手と手を介して行われ、全員参加で幻想的な空間を創り上げる、これが最大の魅力です。
今回は25周年を記念して25,000本のキャンドルが灯され、当日は天候にも恵まれて1万5千人の方からお越しいただきました。
冬の冷たい空気を肌で感じながら見るキャンドルと打上花火は、大変感動的なものでした。

ネージュくんの横で関口市長が話をしている。
雪原に並べられたキャンドルの数々の上に打ちあがる花火。

橘保育園40年の歴史に幕 平成25年3月23日(土曜日)

3月23日(土曜日)に十日町市立橘保育園の閉園式を行いました。
橘保育園は季節保育所を前身としながら、昭和48年4月に川西町立の認可保育園として開設しました。それから40年の間、868名の卒園児を送り出してきましたが、近年、少子化の進行などにより入園児童数も減り続け、今回長い歴史に幕を閉じることとなりました。
閉園にあたって地域の皆さまに多大なご尽力をいただいたこと、また、橘保育園の長い歴史に幕を閉じるという大きな決断をしていただいたことに、心から感謝申し上げます。
園児は4月から上野保育園に通うこととなりますが、子どもたちが安心して通えるよう市としても取り組むとともに、今後も次の世代を担う子どもたちの健全な育成を図っていきます。

閉園式の壇上で関口市長が話をしている。
橘保育園の看板を取り外す関口市長とそれを見守る園児たち。

平成24年度十日町市褒賞表彰式 平成25年3月28日(木曜日)

平成24年度十日町市褒賞表彰式を3月28日(木曜日)に行い、自治功労をはじめ10の分野で功績のあった58名の皆様に表彰状を贈りました。
まちづくりは行政だけで担えるものではなく、受賞者の皆様のようにあらゆる分野で活躍されている方々のお力があって初めて出来るものです。市政の発展に多大な貢献をしていただいた方々を顕彰することができ、大変うれしく思いました。
また今回は、永年にわたり市民と親しく接し、世界の舞台で活躍され、多くの市民に元気を与えてくれた女子レスリングの5選手にも特別功労を贈りました。レスリングは十日町市の宝であり、今後もあらゆる面で支援していきたいと思います。

受賞者に表彰状を授与する関口市長。

十日町市まちづくり基本条例の素案提出 平成25年3月30日(土曜日)

3月30日(土曜日)、クロステンにおいて、とおかまち流まちづくりの条例を考える会から「十日町市まちづくり基本条例」の素案を提出いただきました。
十日町市では平成20年度から「協働のまちづくり」を推進してきており、子や孫たちに住み継がれる十日町市を手渡すために、市民・市議会・行政の力を結集する仕組みが必要と考え、自治基本条例制定に向け取り組んできました。
条例素案の検討にあたっては、各分野で活躍されている市民の方々に委員となってもらい、議論を重ねてもらいました。
委員の方々には1年2か月という長きにわたり素案に関して検討いただき、心より感謝申し上げます。素案の提出を受け、今後は市の責任においてこの条例の制定に向け、取り組みを進めていきます。

会場前方で記念撮影をする関口市長。

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