公務レポート(平成26年度)

更新日:2021年04月01日

4月

各支所管内の集落視察 平成26年4月2日(水曜日)・11日(金曜日)

春の芽吹きを感ずる山あいの集落を視察しました。
新年度の始まりにあたり、市内の集落の近況をしっかり確認したいと考え、現地の皆さまのお話を伺い、意見交換をしてきました。
当日は、いずれの日も晴天に恵まれ、山あいの風景の美しさを再認識するとともに、そこで生活する住民の皆さまからの新鮮な情報と新たな発見をいただく貴重な機会となりました。各集落は高齢化が進み、集落の維持が大きな課題になっていますが、地域おこし協力隊やIターンの皆さんとの交流により活性化を目指している集落や、集落ぐるみで立ち上げた会社組織により地域振興に取り組んでいる集落、また、住民同士の団結力で対応している集落など、課題の解決に向けての取組は様々でした。
今回の視察では、各集落の皆さまが自分たちで考え、選択した方法で前向きに努力している姿に接することができ、感銘を受けました。
行政は、まさにそのような努力に手を差し伸べることが大切だと確信しました。
当日は、写真にあるように、楽しい語らいもあり、私もリラックスした中でお話をさせていただきました。
山あいの集落の皆さまの「おもてなし力」の強さと「現場が大切」ということを改めて実感した視察になりました。

関口市長が集落の方と懇談している。

5月

松苧神社七つ詣り(松代) 平成26年5月8日(木曜日)

松代地域犬伏の松苧神社に行ってきました。
松苧神社は、807年(大同2年)に坂上田村麻呂が奥州征伐の際に創建したとされ、現本殿は1497年建立の県内最古の茅葺屋根木造建築物で国の重要文化財に指定されています。
この日は、松苧神社の祭礼の日で、伝統行事「七つ詣り」が行われる日でした。
七つ詣りは、古来から行われているもので数え年7歳の男児の成長を祝う伝統行事です。五月晴れの朝、木漏れ日が差し込む山道を、山頂を目指して登りました。
最初は、順調に登り始めたものの、急登坂の連続に息が上ってきます。4年前にも参拝したことがありましたが、これほどの急斜面だったかと改めて思いしらされました。頂上近くに、最後の急斜面が待っており、鎖に手をかけ一気に登りました。
お宮のある山頂に到着すると多くのご家族が集って祝宴をあげて盛り上がっていました。境内は登り終わった子供たちの遊ぶ声でにぎわっていました。
私は、この光景を見て、家族はもちろん地域としての子供たちへの強い愛情、そして地域に子どもの声が響き渡ることの大切さを感じました。
境内で一息ついて、一段落したのちに下り坂を降り始めて、すぐに、登ってくる若い家族連れとすれ違いました。聞いてみましたら地元のご出身で、現在は十日町市街地にお住まいなのですが、今日の伝統行事に参加されたとのことでした。
さらに中程まで下ったところで、顔見知りの渡辺正幸さんのご家族に出会いました。渡辺さんは、都会では求められない新しい暮らしを目指し東京の大田区から地元の田野倉集落に移住された方です。
現在は農業研修を受けながら、この地で理想の暮らしを実践するべく頑張っています。今日は長男の正空(まさや)くんの七つ詣りで、初めて伝統行事に参加されたとのことです。
古くから脈々と続く地域の伝統行事は、地域コミュニティを支える無形の財産です。
市としては、このような伝統行事に敬意を表し、これからも地域の振興を支援していきたいと考えています。

大人が急な山道を登っている。大勢の大人が神社の前で記念撮影している。

6月

郵便局証明書交付セレモニー 平成26年6月2日(月曜日)

郵便局で住民票などの証明書を交付するサービスの開始セレモニーに出席しました。
この事業は、山間地で暮らす方やお年寄りの方々など、証明書を取るためだけに支所へ行く不便さを解消するサービスです。今回、証明書が交付できるようになったのは、支所や出張所から4キロメートル以上離れた所にある「中条魚沼、仙田、橘、倉俣、室野、山平、浦田」の7つの郵便局です。
このうち仙田郵便局と浦田郵便局の2か所でセレモニーが開催され、会場に入りきれないほどの大勢の方々からお越しいただき、この事業に対する皆様の関心や期待を感じることができました。
郵便局で証明書を交付することは、郵便局に対する市民の信用と信頼により成り立つものです。郵便局の皆様のご協力に感謝申し上げますとともに、この事業が皆様の暮らしに役立ち、多くの方からご利用いただけることを期待しています。

4人の大人がテープカットを行っている。

市長とふれあいトーク 平成26年6月12日(木曜日)

平成26年度の「市長とふれあいトーク」が始まりました。
今年度の第1回目は下条地区にお邪魔し、同地区子供会ジャンボリー実行委員会の皆様のお話を伺いました。 こちらの団体では、約30年にわたり、夏休みに地元小学生を対象として、家庭やメディアから離れた時間を体感させるための1泊2日のキャンプを開催しています。
お恥ずかしいことですが、私はこうした団体の存在をこれまで知りませんでした。また、地域によってキャンプ場などの施設の数、整備状況に偏りがあることに気付く機会となりました。
この新しい気付きがふれあいトークの醍醐味であり、私が市政運営に取り組む原動力となっているのだと改めて認識しました。市長に就任してから、昨年度までの5年間で180回のトークを行い、延べ4000人を超える市民の皆様のお話に耳を傾けてきましたが、まだまだ知らないことがたくさんあります。これからも、皆様とお会いでき、貴重なご意見をお聞かせいただける「市長とふれあいトーク」を大切にしていきます。
今年度の市長とふれあいトークは20回の開催を予定しています。皆様の地域にお伺いする日程については、企画政策課広報広聴係(電話:025-757-3112)までお問い合わせください。

関口市長が参加者の前でプレゼンを行っている。

横浜Fマリノスキャンプ歓迎セレモニー 平成26年6月20日(金曜日)

サッカーJ1横浜Fマリノスが平成26年6月20日から28日までの9日間、当間高原の「クロアチアピッチ」でキャンプを行うことになりましたので、歓迎セレモニーを開催しました。
横浜Fマリノスは、2年続けてキャンプで十日町市へお越しいただいています。また、平成26年5月3日には、日産スタジアムで十日町市をPRするブースを設置していただくなど、とても十日町市に好意的であり、とてもありがたく感じています。昨年はリーグ2位、天皇杯優勝と好成績を収められましたので、今年はぜひともリーグ優勝、天皇杯優勝の2冠を勝ち取っていただきたいと思います。
今回のキャンプのように、一流選手の練習や試合を間近に見ることは、多くの方々にスポーツの素晴らしさを味わっていただけるものと思っています。引き続き、市ではキャンプの受け入れなどの誘致に力を入れていきます。

横断幕の前で大人が話をしている。
子供たちがマスコットキャラクターと一緒にサッカーをしている。

7月

第13回縄文サミット 平成26年7月10日(木曜日)

三条市の諸橋轍次記念館で開催された「第13回縄文サミット」に参加してきました。このサミットは、新潟市、三条市、長岡市、十日町市、津南町で構成する「信濃川火焔街道連携協議会」の首長が一堂に会する総会です。
今回のサミットの大きな成果は、「火焔型土器を2020年東京オリンピック、パラリンピックの聖火台に」というアピール宣言を採択し、協議会としてこの運動を推進していくことを決定したことです。そして、宣言採択に対して各首長が忌憚のない意見交換を行った結果、聖火台だけの運動にとどまらず、5市町を核に「縄文文化」を切り口として、県外の市町村との連携も視野に入れながら、「縄文文化」を世界に発信できるよう活動を進めていくことにしました。
また、具体的な事業としては、協議会の顧問であります小林達雄先生(國學院大學名誉教授)と俳優の津川雅彦さんの「縄文文化に関する対談」を平成26年11月3日(文化の日)に上野の東京国立博物館講堂で開催し、縄文文化と聖火台に関する本協議会の取り組みについて、首都圏で情報発信を行うことも決まりました。
サミット終了後には、5市町の首長が揃って報道発表を行い、アピール宣言の実現に向け、それぞれの熱い思いを語りました。
市民の皆様のご協力を得ながら、大きな夢の実現に歩みを進めていきたいと考えています。

関口市長と関係者が火焔型土器を見ている。

第9回まち交大賞表彰式 平成26年7月15日(火曜日)

中心市街地活性化を実施するうえで、国からの支援を受けるために作成した「都市再生整備計画」が、国土交通省が後援する「まちづくり交流協議会」において「まちづくりシナリオ賞」を受賞しました。
この度、この表彰式に出席してきました。 今回の受賞は、十日町市が進める中心市街地活性化の大きな課題であった空き地や空きビルなどの遊休施設の活用と、民間の資本投資を促進することが高く評価されたもので、この受賞により十日町市の取り組みが、今後全国に発信されることとなりとても嬉しく感じています。
審査委員長の講評では、「全国のまちには、その地域の様々な特色や課題があるが、それを種としたまちづくりを行ってもらいたい」、「事業が完了したからと言ってまちづくりは終わりではなく、継続した取り組みを行うことが大切である」とのお言葉をいただきました。
私も同じように感じており、まちづくりは自治体の永遠の課題であります。今回の受賞を1つのステップとして、継続性のあるまちづくりを進めていく所存です。 中心市街地活性化の事業は、今年度から本格的に槌音を立て始めました。市民の皆様と共に、将来胸を張って子や孫に引き継げるまちづくりを行っていきます。

関口市長が表彰台で表彰を受けている。

新潟県立十日町病院改築工事起工式 平成26年7月20日(日曜日)

新潟県、関係医療機関、周辺自治体、住民代表、施工業者などの関係者の出席の下、新潟県立十日町病院改築工事の起工式が行われました。
はじめに泉田知事からの式辞をいただき、次いで塚田十日町病院長の工事概要の説明の後、私も地元市長として祝辞を述る機会をいただき、地域の悲願でありました十日町病院改築工事の起工について感謝を申し上げました。
十日町病院の老朽化や中越大震災での被災により、病院の早期建替えを要望していましたが、新病院として求められる医療提供の体制、建設場所の問題、魚沼圏域の県立病院の再編、魚沼基幹病院との連携、消防の救急ステーションの合築などの様々な課題の解決と合意に時間を要することになり、今日に至ることとなりました
十日町病院は、現在地での建替えのため、工事期間の長期化が見込まれていて、全部開院は平成32年4月の予定となっています。工事期間中も通常どおりの診療は行っています。市としても、その間の駐車場の確保、アクセス道路の整備に全力で取り組んでいます。新病院の1日も早い完成と、工事が無事故で安全に施工されうよう祈念いたします。

関口市長が紅白幕の前で話をしている。

8月

個人県民税徴収優良市町村表彰 平成26年8月5日(火曜日)

新潟県知事から個人県民税徴収成績優良市町村に対する感謝状の贈呈がありました。
この感謝状は、個人県民税の現年分徴収率が3年連続向上した市町村に贈呈されるものです。当市は4年連続徴収率が向上していることから、昨年に続き2回目の表彰です。
平成25年度の個人県民税の現年分徴収率は99.4%であり、昨年度より0.2ポイント上昇、市税全体(国保税を除く)の徴収率も現年度分が99.3%と市町村合併後、最高の徴収率となっています。
現年分の徴収率が99.3%であるということは、課税された年度に納税されなかった税金は全体の0.7%です。ほとんどの市民の皆様から納税していただいていることに心から感謝申し上げます。
平成25年度は、初めて軽自動車のタイヤロック(自動車のホイールを専用装置で固定し、運行を不可能にする装置)による差押を行うとともに、農地の公売を行う等、徴収技術の向上にも努めてきました。
今後も善良な納期内納税者との公平性を考えて、悪質な滞納者には毅然とした態度で対応していきます。

表彰状を持って記念撮影をする関口市長。

災害対策本部設置、運営演習 平成26年8月8日(金曜日)

一般財団法人消防科学総合センターの講師をお招きして「災害対策本部設置、運営演習」を実施しました。
これは、図上シミュレーション訓練と呼ばれる演習で、様々な災害情報を収集、整理、分析をして対応することで、災害対応能力の向上を図るものです。
参加者は、主に市職員の災害対策本部構成員でしたが、本番さながらの真剣な面持ちで演習に参加していました。
昨今は、台風や集中豪雨等の災害が多発しており、全国各地で甚大な被害をもたらしています。先日の広島市の土砂災害では多くの尊い命が失われ、心痛極まりない思いをしました。
私は、こうした災害から市民の皆様の生命と財産を守る責務をしっかりと果たさなければならないと改めて強く感じました。
今回の演習を防災や減災に生かし、「安全・安心なまちづくり」の実現に向けて邁進することを心に誓った貴重な一日となりました。

大勢の大人たちが机を囲んで座っている。
大勢の大人が資料を見ながら協議している。

9月

ニューヨーク対日投資セミナー 平成26年9月23日(火曜日)

ニューヨークのヒルトンミッドタウンで開催された「ニューヨーク対日投資セミナー」に参加し、十日町市への投資を呼び掛けてきました。
このセミナーは、日本のビジネス環境を外国企業に発信し対日投資を促進することを目的として、日本貿易振興機構(ジェトロ)が開催したものです。セミナーでは安倍首相をはじめ、和歌山県、京都市、美作市の各自治体首長とともに、現地の企業関係者に対日投資を呼び掛けました。
私は、十日町市の魅力や取組を紹介し、これらを活かしたリゾート開発や、地球にやさしいエコな事業所の開設、医療と介護をトータルで提供するヘルスケア・サービスについてのプレゼンテーションを行ってきました。終了後のコーヒーブレイクやレセプションでは、多くの投資家の方々からの関心が寄せられ、有意義な意見交換を行うことができました。
安倍首相は「地方創生」を重要な施策として掲げ、セミナーにおいても「アベノミクスはいよいよ第2章に入るが、その中心は豊かで元気な地方の創生である」と述べていました。
今後も国内や国外を問わず、十日町市の魅力を全世界に伝え、豊かで元気な十日町市を実現できるよう働きかけていきます。

着物を着た関口市長が壇上で話をしている。
関係者と記念撮影をする関口市長。

まちなかステージづくり感謝祭 平成26年9月28日(日曜日)

平成25年度から継続している「まちなかステージづくり」ワークショップ感謝祭に出席しました。
この取り組みは、市が進めている中心市街地活性化事業の中で「市民活動センター・まちなか公民館」と「市民交流センター」を整備するにあたり、構想の段階からまちや施設の使い手である市民の皆さんが、主体的に意見やアイデアを出し合いながら作り上げていくことを目的として開催しています。年齢や性別、住所や活動もさまざまな市民の皆さん約70人が参加しています。
これまでに8回のワークショップを重ねてきましたが、今回、施設の設計計画の中間案がまとまるタイミングに合わせて、参加されている皆さんへの感謝祭として開催しました。
設計者である青木淳建築計画事務所から、模型や図面を示しながら設計計画案の説明があり、参加者の皆さんは模型の周りに集まってこれまで自分たちが議論を重ねてきた結果が施設の形に反映されていくことを実感している様子でした。
今年度中には施設設計を終え、来年度には改修工事を行ない、平成28年春頃のオープンを予定しています。

関口市長がプレゼンをしている。
模型を見ながら説明を聞く参加者たち。

10月

NHKのど自慢 平成26年10月5日(日曜日)

平成26年2月に竣工した中里体育館を会場として、皆さんご存知の「NHKのど自慢」が開催されました。
これは、新潟県中越地震復興10年の節目として、十日町市とNHK新潟放送局の主催で開催したものです。市内に限らず、全国各地から出場に749組、観覧に3,553通と、予想をはるかに超える申込みをいただきました。
前日の4日(土曜日)には、書類選考を通過した237組、320人による予選会が行われ、勝ち抜いた20組が5日(日曜日)の本選会に進出しました。「十日町市が好きだから」や「お兄さんのため」など、一人ひとりの気持ちがこもった歌声に、会場は歓声と拍手でとても盛り上がっていました。

平成16年10月23日、最大震度7を観測した「平成16年新潟県中越地震」が発生しました。この地震により、当市で発生した人的被害は死者9名、重軽傷者592名、家屋被害は全半壊が1200棟を超えるなど、過去に例のない大災害となりました。 あれから10年、街も人も元の姿を取り戻してきましたが、犠牲になられた方々への追悼の念、全世界からいただいた支援への感謝、そして被災前よりも魅力あふれるふるさとの再生の決意を忘れたことはありません。

今回のNHKのど自慢を通して、この魅力あふれる十日町市の発信、そして全国に十日町市民の感謝と元気を伝えることができたのではと感じています。
なお、NHK新潟放送局の関係者からは、視聴率が今年一番の数字であったとの報告がありました。本選会に出場された皆さん、明るく楽しく元気な歌声をありがとうございました。

スーツ姿で挨拶をする関口市長。
ステージ上の参加者たちと観客席の人々が万歳をしている。

第6回大地の芸術祭企画発表会 平成26年10月14日(火曜日)

東京丸の内にあるKITTE(キッテ)において、第6回展となる大地の芸術祭の企画発表会を開催し、「大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ2015」のテーマをはじめ、主要プロジェクトの概要や参加作家を発表しました。
この日は、関東圏を中心として、主にエージェントやマスコミ、芸術祭関係者を含む約200人の方々からおいでいただきました。
大地の芸術祭総合ディレクターである北川フラムさんから内容をご説明いただいた後は、今回の大きな特徴のひとつでもある様々なネットワークを生かしながら、芸術祭を支える新しい仕組みを創る、その中心となってくださるアドバイザーの皆様からも、熱い応援メッセージをいただきました。
第6回展は平成27年7月26日(日曜日)から9月13日(日曜日)までの50日間を会期として開催します。今回の芸術祭は、国による地方創生や2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催へ向けた動きなど、新しい環境で進めることができると思っています。
そしてこの芸術祭の取組は、国内外に向けた、地方から発信するプレゼンス(存在感)を示すことができるのではないかと考えています。第6回展は、しっかりと実績を積み上げながら、そして今まで以上に、市民をはじめ芸術祭ファンの皆様と共にこの地域の魅力を発信してまいります。

壇上で関口市長が話をしている。
会場で着席してスライドを見る参加者たち。

茅野市長が来訪 平成26年10月15日(水曜日)

長野県茅野市の柳平千代一市長が当市に来訪され、縄文時代の国宝を持つ両市の首長で意見交換を行いました。
茅野市では、平成7年に縄文時代の土偶「縄文のビーナス」が国宝に指定され、今年8月21日に土偶「仮面の女神」も国宝に指定されました。そして、2件目の国宝指定を記念して「今なぜ縄文か」をテーマに、今年の12月21日(日曜日)にシンポジウムを開催することになり、そのパネリストの1人として私も出席依頼されたため、その打合せも兼ねて来訪されたものです。
柳平市長からは、「縄文プロジェクト」を立ち上げ、縄文を活かしたまちづくりに取り組んでおられること、また、当市の大地の芸術祭についても興味をお持ちであると伺いました。
私からは、信濃川火焔街道連携協議会とともに、「火焔型土器を2020年東京オリンピック・パラリンピック聖火台に」の取り組みを行っていることなどをお話しました。そして、今回の訪問を機に、縄文をキーワードとした両市の交流を行うとともに、縄文時代の国宝を持つ他の自治体との交流が持てないかなどを話し合いました。
今回、茅野市からは国宝に指定された「仮面の女神」のレプリカをいただきました。以前に「縄文のビーナス」のレプリカもいただいていますので、茅野市の国宝土偶2点が当市に揃いました。柳平市長、ありがとうございました。
引き続き、他の自治体との連携を図り、縄文文化の発信に努めていきます。

レプリカの前で握手を交わす関口市長と柳平千代一市長。

松代小学校新校舎竣工式 平成26年10月26日(日曜日)

平成24年から着工していました、松代小学校の新校舎がプールを除き完成し、竣工式に出席してきました。
さわやかな秋晴れのもと、児童、工事関係者や地域の関係者が大勢集まり、校舎の完成をお祝いしました。
新校舎は明るい多目的ルーム(ランチルーム)やオープンスペースを設け、ゆとりのある校舎となっているほか、内装に地元産の越後杉を使い、木のぬくもりのある校舎になっています。また、給食センターと放課後児童クラブも併設しているほか、太陽光発電設備も設置しました。
式典の後には、児童のアトラクションがあり、新しい校舎に対する喜びの声などを聞かせていただきました。特に全校児童による合唱や、4年生以上で構成する伝統のマーチングバンドの演奏は、児童のひたむきさが伝わり感動しました。
孟地小学校、奴奈川小学校との統合と同時に完成した松代小学校は、児童の喜びの声があふれる学校でした。これからも子どもたちの明るい将来のために、教育施設の充実には全力で取り組む決意を新たにした1日でした。

晴天の下撮影された校舎の外観。
体育館でマーチングバンドを披露する大勢の子供たち。

11月

除雪車運行管理システム操作説明会 平成26年11月6日(木曜日)

本格的な除雪シーズンを前に、今冬より本格導入をする「除雪車運行管理システム」の操作説明会を開催しました。
このシステムでは、タブレットやスマートフォンなどのGPS機能を活用して、除雪車の現在位置や作業状況をタイムリーに把握することで、除雪作業の高度化や効率化を図り、速やかに冬期間の道路交通を確保するものです。
除雪作業は、通勤・通学の時間帯に間に合うよう、早いときには深夜2時頃から始めなければならないなど、大変過酷な作業です。こうした作業と経験の積み重ねにより、全国に誇れる高い除雪技術が培われています。その除雪技術は、今年2月の埼玉県秩父地域への除雪支援活動でもおおいに役立ち、支援先の皆様からは、大変多くの感謝の言葉をいただきました。
私たちの冬の安全・安心な暮らしを支えてくださる除雪業者の皆様に感謝を申し上げるとともに、今冬の除雪作業が無事故で安全に行われることを願って激励させていただきました。 除雪業者の皆さま、今冬もよろしくお願いします。

参加者の前で話をする関口市長。
関口市長が関係者にお辞儀をしている。

日本文理高等学校野球部 池田貴将選手の表敬訪問 平成26年11月9日(日曜日)

十日町市出身で、今年の夏の甲子園でベスト4となりました日本文理高等学校野球部主将の池田貴将選手が、出身校の市立西小学校創立40周年記念行事に出席した後、市役所にお越しくださいました。
池田選手からは、100名を超える野球部員をまとめるキャプテンとしての苦労話や、県大会決勝や甲子園での打席に入ったときの心境などを聞かせていただきました。同席されたご両親、野球関係者の皆さまからも温かい言葉がかけられており、多くの方から支援をいただいての快挙であることを痛感しました。
池田選手の活躍は、私たち市民に感動を与えてくれたのはもちろんのこと、十日町市の子供たちのあこがれでもあります。今後、第2の池田選手が誕生することに期待しています。

記念撮影をする関口市長と池田貴将選手、関係者たち。

山形県舟形町長の来訪 平成26年11月11日(火曜日)

山形県舟形町の奥山知雄町長が当市に来訪され、十日町市博物館で国宝の火焔型土器などを一緒に見学しました。
山形県舟形町は、平成24年に国宝に指定された土偶「縄文の女神」が出土した町です。奥山町長からは、当市の「火焔型土器を2020年東京オリンピック・パラリンピックの聖火台に」の取り組みにご関心をいただき、また、縄文時代の国宝を持つ自治体で連携して縄文文化を発信するとともに、新しいまちづくりを積極的に行なうことなどについて話し合いました。
たまたま、縄文土器の写真家である滋澤雅人先生と長野県茅野市の観光大使の方も博物館においでになり、縄文時代の土器や土偶でぜひ連携してほしいとのお話をいただきました。
先月来訪された長野県茅野市の柳平千代一市長とも縄文文化の発信と連携についてのお話をしたところです。今後も県内外の自治体と連携しながら、縄文文化の発信に努めていきます。

火焔型土器の前で記念撮影をする関口市長と奥山知雄町長。

二ツ屋バイパス開通式 平成26年11月13日(木曜日)

主要地方道十日町塩沢線 「二ツ屋バイパス」の開通式に出席しました。
当日は、天候が心配されていましたが、六箇地域の皆様の熱い思いが天にも伝わったのか、安全祈願祭・開通式とも雨に降られることもなく、新潟県、県議、市議、施工業者、そして地域の大勢の方が出席される中、開通式が盛大に開催されました。
この二ツ屋バイパスは、延長1350メートル、総事業費25億円をかけ、平成7年から20年の歳月を経て完成したものです。この地域は、新潟・福島豪雨の際に、羽根川の氾濫による水田の流出や六箇橋の落橋、そして大規模な土砂崩れなど多くの被害が起こり、その苦難を乗り越えてきました。そして、念願であるこの喜ばしい日を迎えることができました。
道路の周辺には、温泉や桜花レスリング道場などの観光資源もあります。今回の完成を機に、この地域がさらに元気になり、交流の輪を広め、そして、怒涛の人の流れが生まれてくるものと信じています。
新しい2つの橋、「二ツ屋橋」と「船坂橋」の橋名板の題字は、私が自筆しました。私にとっても、大変うれしく、また記念すべき一日となりました。

道路上のレッドカーペットの上でテープカットを行うたくさんの関係者たち。

関西新潟県人会創立50周年記念大会 平成26年11月23日(日曜日)

関西新潟県人会は、新潟地震が起きた昭和39年に故郷の復興支援を願い発足した会です。このたび、創立50周年記念大会が大阪市内で開催されるとのことで、十数年ぶりに出席してきました。
この式典では、胎内市出身の小林勝喜会長(シャープ産業会長)から「愛するふる里の発展のために勇猛まい進する。」という心強いお言葉をいただきました。アトラクションでは、新潟市出身の小林幸子さんが2曲を熱唱、東京新潟県人会の春日寛副会長の率いるおけさクラブの踊りなどが宴を盛り上げていただきました。約230名の参加者で、楽しくにぎやかな記念大会でした。
当市は、市出身の皆さま方から、ふるさとに対する郷土愛と多大なるご支援をいただいています。今回も関西新潟県人会をはじめ、東京新潟県人会、在京県人会などの皆さま方からのお気持ちが、とても心強く感じられた1日でした。
来年の春には、北陸新幹線金沢延伸開業により、これまで以上に関西圏から新潟へのアクセスが向上します。これを機に、十日町市の応援団の輪を広げるべく、今後もいろいろな地域へ出向くとともに、当市出身の方がふるさとに寄せてくださるお気持ちにしっかりと応えられるよう邁進していきます。

関口市長が壇上で話をしている。

12月

職員知恵出し会議プレゼンテーション 平成26年12月3日(水曜日)

千手中央コミュニティーセンターで「職員知恵出し会議」の政策提案プレゼンテーションを行いました。
平成22年度から行っている知恵出し会議も今回で5回目の節目を迎えます。過去の政策提案には、グリーンライナーやカタログギフト、ハッピー婚シェルジュなどの事業があります。前例や形式にとらわれない広い視野と若手職員の柔軟な発想によって、4年間で延べ13の提案が事業化されてきました。
恒例の市民公開型プレゼンテーションとして、会場には約160人の方からお集まりいただきました。その中で、今回のテーマである「少子化・高齢化・過疎化への挑戦」に対して、3班が半年間に渡って検討を重ねてきた提案を堂々と発表してくれました。
当日の市民投票と翌日の審査会での結果を踏まえ、今回は「空き家バンク」と「同窓会支援」の提案を採用することとして、平成27年度の事業化に向けてさっそく準備を進めています。
これまで5年間の職員知恵出し会議の取組によって、職員のプレゼンテーション方法や技術力も向上してきて、市役所が常に市民ニーズを捉えた政策を展開できる組織になってきたのではないかと改めて感じています。今の職員知恵出し会議の形は今回をもって一区切りとして、次回からは違う形での知恵を絞り・生み出す仕組みづくりを検討してまいります。
今後とも、市職員の提案にご期待ください。

関口市長がテージ上で話をしている。
参加者がステージ上でプレゼンをしている。

飲酒運転根絶!飲食店訪問 平成26年12月12日(金曜日)

12月12日の夜、郡市交通安全対策協議会で市街地の飲食店約170軒を訪問して、飲酒運転根絶の呼びかけを行いました。
十日町商工会議所で出発式を行い、その後、郡市内のゆるキャラと一緒に私も飲食店を訪問しました。オリジナルポスターをお配りして、お店の方やお客さまに「お酒を飲んだら運転しない、運転する人にはお酒を飲ませない、お酒を飲んだ人には運転させない」ように呼びかけました。
飲酒運転は、死亡事故につながる危険性がより高くなり、事故を起こした本人だけではなく、家庭や職場など計り知れない悪影響を及ぼす重大な犯罪です。十日町警察署管内の飲酒運転の検挙者数は、平成24年の25件に対して、平成25年は36件と大幅に増加してしまいました。今年は、平成26年11月末現在で14件と、若干ですが減少していると聞いています。
これから年末や年始にかけて、お酒が提供される場面が多くなる時期です。飲酒運転を無くし、そして交通安全に対する意識が一層高まりますよう、市民の皆さまのご協力をお願いします。

関口市長が壇上で話をしている。
ゆとっと、つなっぺ、ネージュくんと共に飲食店を訪問する関口市長。

1月

第36回世田谷区新年こどもまつり 平成27年1月11日(日曜日)

1月11日、東京都世田谷の第38回新年子どもまつりに参加してきました。これは、世田谷区の子どもたちに対して、当市の松代地域から大型ダンプに30トンの雪を運んで、世田谷区役所裏に30メートルの雪の滑り台とかまくらをプレゼントしたものです。この取組は、今年で24回目となり、旧松代町の時代からずっと続いています。
当日、雪の滑り台には、順番待ちの子どもたちで長蛇の列ができているほど賑い、かまくらには、親子連れが記念撮影の順番待ちでたくさん並んでいました。また、松代地域と世田谷区の子どもたちの交流会も行われ、この3月には世田谷区の大勢の子どもたちが松代ファミリースキー場に来ることになっています。
雪の滑り台を親子2代で楽しんでいるとのお話しもあり、十日町市への感謝の言葉もただきました。当市の雪がこのように世田谷区の皆さんに喜ばれ、交流の絆となっていることに感動しました。

会場に大勢の人々が集まっている。
子供が雪の滑り台を滑っている。

あてまフォーラム講演会 平成27年1月17日(土曜日)

1月17日、あてまフォーラム講演会に参加してきました。今回の講演会のテーマは「北陸新幹線金沢開業をきっかけとした観光流動の創造」として、JR東日本新潟支社の中村営業部長からご講演をいただきました。
あてまフォーラムとは「地域住民と来訪者が気軽に集い、地域の自然、歴史、文化、人と接する場」として、様々な活動を通じて「地域住民の力で、より魅力的な賑わいのあるリゾートを創り出していく」ことを目的としています。
この講演会では、新潟県を取り巻く観光環境や、北陸新幹線金沢開業を見据えた広域連携、誘客戦略の重要性などのお話しをいただきました。2020年東京オリンピック・パラリンピックを見据えて、受入体制や地域が一体となっておもてなしをする体制が重要だと改めて感じさせられました。
今年の7月から「大地の芸術祭第6回展」が始まります。北陸新幹線の延伸をきっかけとして、大勢のお客様が当市に訪れることが期待されています。引き続き、市民の皆さんと一丸となり、当市の魅力を全国に発信していまいります。

関口市長が壇上で話をしている。

特別養護老人ホーム桜湯の里開設祝賀会 平成27年1月22日(木曜日)

1月22日、特別養護老人ホーム「桜湯の里」の開設祝賀会が行われました。
これは、上村病院に設置されていました介護療養型医療施設60床を特別養護老人ホーム48床として転換いただいたものです。国の再編政策を受けての英断とはいえ、新潟県内では初めての事例となり、関係者のご尽力に深く感謝申し上げます。
上村病院では、新たに社会福祉法人清津福祉会を立ち上げ、施設の3階を「桜湯の里」、1階と2階は従来通りの上村病院として新たなスタートとなります。医療や介護資源が不足している当市にとって、この施設は中里地域だけでなく、大勢の市民の心の拠り所になることでしょう。上村病院と清津福祉会の今後の取組に期待するとともに、ますますのご発展を祈念いたします。
市としましても、介護予防や医療費軽減のため、市民の皆さんの健康増進を図り、今後も人にやさしいまちづくりを推進していきます。

関口市長が壇上で話をしている。
雪が積もった桜湯の里の外観。

十日町市応援企業への訪問 平成27年1月27日(金曜日)

1月27日、当市を応援してくださっている首都圏の企業を訪問してきました。今回は、東京の虎ノ門ヒルズにオフィスを構える「日本ビジネスシステムズ株式会社」の牧田幸弘社長を訪ね、これまでの当市への応援に対して御礼を申し上げてきました。
牧田社長は、松代星峠のご出身で、コンピューターシステムを開発する同社を設立し、現在は約1,500人の社員を有する業界の有力企業に成長されています。
この日は、牧田和也副社長と遠藤賢司取締役にもお会いし、地方創生の取組みや、今年開催される第6回の大地の芸術祭のことなどをお話ししてきました。
同社の社員食堂では、十日町産魚沼コシヒカリを全面的に使用しているほか、雪下人参やアスパラガスなどの食材も使っていただいています。いわゆる社員食堂のイメージではなく、オシャレなレストランやカフェといった光景に驚きました。バーラウンジも備えられていて、開放的で景色の良い空間に心が和みます。シェフにお話しを伺うと、当市の食材は社員の皆さんからも好評とのことで、社員とふるさとを愛する牧田社長の思いに感動いたしました。
当市は、故郷を離れてご活躍されている皆さまから、様々なご支援をいただいています。こうしたふるさとの応援団の絆を強固にするためにも、今回のような訪問や市の情報発信に努めてまいります。

社員食堂のカウンターで料理を受け取る関係者たち。
魚沼産コシヒカリ使用を示すポスター。
カウンターを眺める関係者たち。

2月

総社市やまて交流友好訪問団歓迎式 平成27年2月6日(金曜日)

2月6日、岡山県総社市やまて交流友好訪問団の歓迎式に出席してきました。この交流は、約680年前の南北朝時代、中条地区に居城のあった大井田氏経が総社市山手の福山城において、南朝・後醍醐天皇方の武将として勇敢に戦ったという歴史的背景をきっかけに、平成9年2月から始まったものです。
夏は中条小学校の児童が総社市山手地区を訪問して、冬は山手小学校の児童が中条地区を訪れ、ホームステイをしながらそれぞれの地域について学び、体験を行っています。今回で19回目を迎えた冬の交流では、児童45人、引率者15人、合計60人の訪問団が中条地区を訪問しました。
歓迎式では、雪国の気候風土、生活についてを学び、雪国ならではの遊びを満喫してほしいと伝えました。また、今回は総社市の片岡市長もお越しになり、歓迎式や夕方からの引率者歓迎会にもご出席をいただきました、。片岡市長には、これまでの交流に対する感謝、そして中条地区の笹山遺跡から出土した国宝「火焔型土器」を東京オリンピック・パラリンピックの聖火台モチーフにしていただく取組への応援をお願いしたところです。

参加者の前に立って話をする関口市長。

第48回なかさと交流会歓迎式 平成27年2月6日(金曜日)

総社市やまて交流と同日、沖縄県久米島町からも児童14人、引率者7人、合計21人が当市を訪問して、第48回なかさと交流会歓迎式が田沢小学校で開催されました。沖縄県久米島町は、平成14年に仲里村(なかざとそん)と具志堅村が合併してできた町で、当市の中里地域(旧中里村)の同名村として、平成3年から交流が始まったものです。
2月には久米島町の児童が中里地域を訪れ、7月には中里地域の児童が沖縄県久米島町を訪問します。今回のなかさと交流会では、3泊4日のホームステイで雪国を存分に満喫して、たくさんの友達ができて、思い出に残る楽しい交流になったと聞いています。お互いのホームステイで、環境や文化の違いを肌で感じ、子どもたちの視野が広がり、遠い地においても友情の輪が広がることは素晴らしいことだと思います。
総社市とともに、お互いの交流がさらに発展することを期待しています。

横断幕を持って記念撮影をする久米島町御一行様。

重点「道の駅」選定授与式 平成27年2月26日(木曜日)

このたび、道の駅「瀬替の郷せんだ」が国土交通省の重点「道の駅」に選定されました。この選定証授与式が、2月26日、東京都千代田区の砂防会館別館で開催され、太田国土交通大臣から認定証をいただいてきました。
国土交通省が創設した重点「道の駅」制度は、全国1040か所もある道の駅の中から、地方創生の核となる35か所を選定して、国の関係機関が重点的に応援するもので、今回の選定を大変光栄に感じています。
「瀬替の郷せんだ」の選定には、夏は農業実習生などを受け入れて地元農業に元気を与える「担い手確保の拠点」づくり、冬は高齢者の安全安心を確保する「高齢者支援の拠点」づくりという2つの拠点機能の強化などの企画が高く評価されたものです。
太田大臣は、挨拶の中で「選定された35の駅の取組は、これまでの枠にとらわれない新しいアイデアで、地域の課題解決に向けた市町村長さんの強い意志が感じられる」と話されました。引き続き、地方創生に関する新しいアイデアをこれまで以上にどんどんと取り入れていきたいと感じたところです。
授与式の後に開催された交流会では、瀬替えの郷せんだの特産品や、コシヒカリのおにぎり、地酒、大地の芸術祭など、十日町の魅力を参加者に対してアピールしてまいりました。

認定証を手に記念撮影をする関口市長。
十日町市の魅力をアピールする関口市長と関係者たち。

3月

西小学校6年生の成果報告会 平成27年3月6日(金曜日)

3月6日、西小学校で実施された「総合的な学習の時間」の成果発表会に参加してきました。これは、6年生の皆さんが「十日町市の魅力と課題」についてを1年間勉強してきたものの集大成です。昨年の春から産業・観光・自然・食のグループに分かれて勉強に取り組み、夏には各分野の「達人」を訪れて取材をしてきたとのことです。
当日は、子どもたちから「未来の十日町プラン」を発表していただきました。どのプランも素晴らしい内容で感心するとともに、子どもたちが十日町市の未来を一生懸命語っている姿に心から感動しました。
また、2月の十日町雪まつりでは、着物生地を使用した手作りのコサージュなどを販売して、その収益金の一部を市に寄付していただきました。心のこもった寄付金は、市の基金に積み立てをして、市民の皆さまのために大切に活用していきます。
小学生の頃から地域のことを学び、地域の魅力を知る取組をしていただくことは大変うれしく感じています。このような取組を通じて、子どもたち一人ひとりがふるさとに誇りと愛着を持ち、十日町市に住み続けてくれるようになることが私の「未来の十日町プラン」です。

児童2人と記念撮影をする関口市長。
会場に整列して記念撮影をする参加者たち。

中越大震災10周年復興シンポジウム 平成27年3月7日(土曜日)

3月7日、池谷集落会が主催する「中越大震災10周年復興シンポジウム」に参加してきました。
池谷集落は、中越大震災発生後、認定NPO法人JEN(ジェン)の復興支援で多くのボランティアとの交流を通じて、移住を希望する若者を迎え入れることで、廃村の危機から脱却したことから「奇跡の集落」とも呼ばれています。
シンポジウムでは、「地方創生」をテーマに、明治大学農学部の小田切徳美教授から農山村再生の展望について基調講演をいただきました。その後、小田切教授に加え、JENの木山啓子事務局長、東日本大震災での復興を先導する一般社団法人ISHINOMAKI2.0の松村豪太代表理事をパネリストに迎え、「震災復興から地方創生」について来場者を巻き込んで、熱のこもった意見交換がなされました。
本シンポジウムを契機として、池谷集落の軌跡と全国に先駆けて導入した「地域おこし協力隊」の取組が広く情報発信され、市内はもとより東日本大震災で甚大な被害を受けた東北地方の復興や地域おこしの一助となることを期待しています。

ステージ上で話をする関口市長。
ステージ上に整列する関係者たち。

ありがとう「特急はくたか」イベント 平成27年3月13日(土曜日)

3月13日夜、ありがとう特急はくたか号の見送りイベントに参加してきました。はくたか号は、ほくほく線の開業から18年もの間、東京と北陸の大動脈として活躍してきましたが、3月14日の北陸新幹線金沢延伸開業と同日に廃止となりました。沿線の活性化に大きく貢献し、ほくほく線の象徴として安全に走り続けた特急はくたか号がなくなってしまうことは残念です。
一方、ダイヤを大きく占めていた特急はくたか号が廃止されることで、路線全体の運行に自由度が増え、さまざまな企画列車や観光面でのメリットも考えられます。引き続き、北越急行様とほくほく線沿線地域活性化協議会とで連携を図り、沿線地域の活性化に取り組んでまいります。特に、今年は大地の芸術祭第6回展の開催年です。沿線の駅を利用した芸術作品の展示や、期間中のシャトル便の運行などに積極的に取り組み、怒涛の人の流れを生み出したいと考えています。
当日、最終便のはくたか号は、十日町駅を午後9時50分過ぎに通過をして、大勢の皆さんと一緒に見送りました。 特急はくたか号、18年間ありがとう。

旗を振りながらはくたか号を見送る人々。

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