公務レポート 平成29年11月

更新日:2021年04月01日

越後妻有文化ホール・十日町市中央公民館「段十ろう」開館記念式典 平成29年11月3日(金曜日)

 11月3日文化の日、澄み渡る青空の下、多くの市民が待ち望んだ越後妻有文化ホール・十日町市中央公民館「段十ろう」がオープンしました。

 当日は、駐日クロアチア共和国大使のドラジェン・フラスティッチ閣下をはじめ、多数のご来賓、関係者の皆様にお集まりいただき、共に喜びを分かち合いました。

 オープニングのアトラクションでは、能楽師の西村高夫さんによる舞囃子「高砂」や、詩吟神風流神邑会と十日町市書道協会による息の合った「書道吟」などが披露されました。

 また、ゴスペルのプロ奏者「THE SOULMATICS」と滋慶学園の学生と合わせて20名による圧巻のパフォーマンスを披露していただき、鳴り止まないアンコールの声が今も耳に残っています。

 その後、110メートルの雁木を利用した高橋匡太さんのアート作品「光り織」の点灯式が行われました。この作品は毎日、日没から午後9時まで点灯され、1ケ月ごとにデザインを変えながら、十日町の自然や季節を感じさせる色彩を光のアートで表現しています。

 メインモニュメント、緞帳、サインアートなどが大地の芸術祭作品になっています。素晴らしい船出をした「段十ろう」へ皆様もお越しください。

オープニングセレモニーを控えて「段十ろう」の前に集まった群衆の写真

快晴の中、オープニングセレモニーが始まりました。

「段十ろう」のオープニングセレモニーにおけるテープカットの一幕をおさめた写真

テープカットを行いました。

開会記念式典に臨んで壇上で挨拶を述べる市長の写真

開会記念式典でお祝いの挨拶をしました。

ステージ上で披露される「書道吟」の一幕をおさめた写真

詩吟神風流神邑会と十日町市書道協会による「書道吟」

俯瞰にて撮影された、ゴスペルのパフォーマンス風景の写真

「THE SOULMATICS」と滋慶学園の学生による圧巻のゴスペルパフォーマンス

大地の芸術祭2018企画発表会in東京 平成29年11月16日(木曜日)、大地の芸術祭2018企画発表会in段十ろう 平成29年11月22日(水曜日)

 11月16日、東京の渋谷ヒカリエで、大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018「企画発表会」を開催しました。会場には約150人の方々からお集まりいただき、総合ディレクターの北川フラムさんから第7回展の企画内容や主要プロジェクト、作品の見どころなどの最新情報を発表していただきました。

 来夏は、キナーレを中心とした中心市街地で、「方丈記私記」と題した建築家やアーティストによる四畳半空間でのパフォーマンスが展開されるほか、越後妻有の里山を舞台に数多くの「人間の土地に生まれるアート」が繰り広げられます。また、キナーレの池に作品を展開するレアンドロ・エルリッヒさんをはじめ、清津倉庫美術館の磯辺行久さん、清津峡渓谷トンネルのMAD Architectsさん、最後の教室のクリスチャン・ボルタンスキーさんなど、国内外の著名なアーティストから大勢参加していただきます。この企画発表会を通じて、私は前回を上回る、これまでにない芸術祭になると確信しました。

 企画発表会の後には、北川さんと大地の芸術祭オフィシャルサポーター・リーダーの高島宏平さん、オフィシャルサポーターの安藤美冬さんによる「大地の芸術祭2018の楽しみ方」と題したトークショーが行われました。3人のトークはとても楽しく、時間があっという間に過ぎ、大地の芸術祭を支えてくださるオフィシャルサポーターの皆さんの、越後妻有への熱い思いを大変心強く感じました。

 また、11月22日は、越後妻有文化ホール「段十ろう」で企画発表会を開催し、約180人の方々からお集まりいただきました。この日は、オフィシャルサポーターの安藤美冬さん、田中里奈さん、坊垣佳奈さんによる東京のトークショー会場とインターネット中継を行いました。3人は「女子が楽しむ芸術祭」と題して女子トークを繰り広げてくださり、会場の楽しそうな雰囲気が越後妻有にも伝わってきました。

 大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018まであと8か月です。しっかりと実績を積み上げながら、市民をはじめ芸術祭ファンの皆様と共にこの地域の魅力を発信してまいります。

東京の会場にて催された「大地の芸術祭2018」企画発表会の進行風景の写真

多くの大地の芸術祭ファンが集まりました。

「段十ろう」における企画発表会にて、インターネット中継を介して東京の会場とトークを交わす様子をおさめた写真

東京のトークショー会場と生中継しました。

八箇峠道路(八箇インターチェンジ~野田インターチェンジ間)開通式 平成29年11月25日(土曜日)

 11月25日、市民の長年の願いであった上越魚沼地域振興快速道路(八箇インターチェンジ~野田インターチェンジ間)の開通式が行われました。

 八箇峠トンネル内で行われた式典では、上越魚沼地域振興快速道路「十日町・六日町間」整備促進連絡協議会特別顧問の古賀誠様をはじめとする来賓の皆様、用地協力者、施工業者など約380人が参列し、喜びを分かち合いました。また、式典後のアトラクションでは、川治小学校の児童による「天神囃子」が披露され、皆で開通を盛大に祝いました。

 この開通により、災害時のリスク軽減や魚沼基幹病院へのアクセスの向上に加え、地域振興や地域経済の発展が大きく期待されます。

 市では、引き続き、関越自動車道六日町インターチェンジまでの全線開通とその先線にある「十日町道路」について、一日も早い事業実施に向けた国への働きかけを行っていくとともに、市民の生活環境の向上と怒涛の人の流れによる交流人口の増加に向けた取組を力強く進めてまいります。

式典の最後に謝辞を述べる市長の写真

式典の最後に謝辞を述べました。

式典に臨んで披露された、川治小学校児童による「天神囃子」の一幕をおさめた写真

川治小学校児童による「天神囃子」披露

式典におけるテープカットおよびくす玉割りの挙行直後の瞬間をおさめた写真

テープカット、くす玉割りで開通を祝いました。

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総務部 企画政策課 秘書係

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代表電話番号:025-757-3111(内線200)
ファックス番号:025-752-4635

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