公務レポート 平成29年6月

更新日:2021年04月01日

中里地域交通死亡事故ゼロ3,650日達成記念イベント 平成29年6月2日(金曜日)

 中里地域では、平成19年6月6日以来、交通死亡事故ゼロの日が連続して3,650日(10年間)を達成しました。

 6月2日に行われた達成記念イベントでは、会場のなかさとアリーナに保育園、小中学校、建設業協会、老人クラブなど、幅広い年代の約800人の参加者が集まりました。第1部の記念式典では、十日町警察署長から田沢小学校をはじめ中里地域の代表者へ感謝状が贈呈されました。そして参加者全員で「みんなで交通ルールを守り、交通死亡事故ゼロ5,000日を目指します」と唱和して、新たな気持ちで交通安全を誓いました。第2部のアトラクションでは、また、中里芸能協会が寸劇で高齢者の免許返納制度を楽しく分かりやすく伝えてくださり、新潟県警察音楽隊による華やかな演奏が披露されました。

 2つの国道が交差する交通量の多い中里地域で、10年間交通死亡事故ゼロという記録が達成されたことは、交通安全協会中里支部をはじめ、中里地域の皆様の日頃のご努力の賜で、十日町市の誇りです。

 これからもますます記録が更新されますことを祈念し、市としましても、安全安心で住みやすい街になるよう、努力してまいります。

記念イベントにて祝辞を述べる市長の写真

お祝いの挨拶をしました。

中里芸能協会による、高齢者の免許返納をテーマにした寸劇の公演風景の写真

地元の皆さんによる楽しい交通安全の寸劇

第6回十日町市民協働の森づくり植樹祭・風の森フェスティバル 平成29年6月4日(日曜日)

 6月4日、「第6回十日町市民協働の森づくり植樹祭・風の森フェスティバル」が開催され、国土緑化推進機構をはじめとするご来賓、ミス日本みどりの女神、約180人の市民の方々と一緒に参加しました。

 旧市民スキー場で行われた第1部では、平成24年度の第1回植樹祭から続けてきた植樹が今回で完了することを記念し、建立された記念碑の除幕を行いました。記念碑にある「風の森」は、平成27年度の第5回植樹祭で命名された市民協働の森の愛称で、私の書を基に彫っていただきました。除幕式の後、参加者全員でブナやナラの苗木を植え、6年間の合計で約12,000本の植樹が完了しました。

 続いてクロステンで行われた第2部では、市から十日町市民協働の森づくり実行委員会の村山徹会長に、市からこれまでの活動に対する感謝状を贈呈しました。また、新潟大学の神谷智彦教授をコーディネーターに迎え、「これからの風の森のあり方」をテーマにパネルディスカッションを行いました。

 今後は「植樹」から「育樹」へと活動が変わりますが、苗木が風に揺れる森になるまでには多く年月と人の手が必要です。引き続き市民の皆様のご支援とご協力をお願いします。

植樹祭における記念碑除幕式の除幕場面をおさめた写真

記念碑の除幕を行いました。

植樹祭にて子どもと一緒に植樹を行う市長の写真

子どもたちと一緒に植樹を行いました。

「豪雪と大地の恵み新潟十日町フェア」オープニングイベント 平成29年6月6日(火曜日)

 6月6日、「豪雪と大地の恵み新潟十日町フェア」のオープニングイベントに出席しました。このフェアは市とJA十日町、クロステン、市観光協会が連携して、4月にオープンしたJA東京アグリパークで6月6日から11日まで開催したものです。

 初日のオープニングには、JA東京中央会の井上常務理事、JR東日本の松崎事業創造本部副本部長から来賓としてご臨席いただき、華やかに鏡開きを行いました。当日は在京郷人会の皆さまをはじめ、大勢のお客様からご来場いただき、十日町きもの女王からのふるまい酒にも大変喜んでいただきました。

 会期中は十日町産魚沼コシヒカリやアスパラ、妻有ポーク、雪下人参ジュースなどの農産物や地酒、そばなど特産品の販売、十日町の食材を使ったタレかつ丼などの食事も提供し、連日多くのお客様からお越しいただきました。おかげさまで4月のJA東京アグリパークオープン以来、最高の売り上げを記録したそうです。また、手織り機によるはた織りやそば打ちコーナーでも多くのお客様から体験していただき、十日町の産業や伝統文化もPRすることができました。

 これからも首都圏の皆様に十日町市の魅力をどんどん発信し、多くの方から十日町ファンになっていただけるよう取り組んでまいります。

オープニングイベントにて鏡開きを行う市長および来賓の写真

鏡開きを行いました。

会場にて来客と交流する市長の写真

大勢のお客様からご来場いただきました。

イタリア大使館ジョルジョ・スタラーチェ大使との会談 平成29年6月7日(木曜日)

 6月7日、駐日イタリア大使として今年5月に着任されたジョルジョ・スタラーチェ大使を訪問し、当市とイタリア・コモ市との交流の取組みや今後の活動に向けた会談を行いました。

 会談では、まず、当市とコモ市が互いに絹織物の産地としての縁から、1975年に姉妹都市協定を締結し、若者の交換留学を通じて市民レベルでの交流が続いてきた経緯をお話ししました。そして、平成27年の協定締結40周年を機にさらに相互の文化交流を進めることとし、コモ市で当市の代表的な食文化である「へぎそば」を披露したことや、今年はコモ市の料理学校に通う2名の生徒が当市に和食の研修留学に来たことなどをご紹介しました。

 また、当市が行う十日町雪まつりや来年開催する大地の芸術祭アートトリエンナーレについてもご案内し、大使からは大変興味深い取組みであるとの関心をいただきました。

 さらに、11月に日本国内で行われるイタリア料理フェアに当市の料理店も参加させていただきたいと要請するなど、今後のさらなる相互交流に向けて有意義な意見交換ができました。

スタラーチェ大使と会談する市長の写真

十日町市の取組みについてお話しました。

互いに握手を交わして記念撮影に応じるスタラーチェ大使と市長の写真

ジョルジョ・スタラーチェ大使と記念撮影

第53回なかさと交流会 平成29年6月29日(木曜日)~7月1日(土曜日)

 6月30日(金曜日)、7月1日(土曜日)、なかさと交流会一行に同行し、沖縄県久米島町を訪問してきました。

 なかさと交流会は、平成3年に旧中里村と沖縄県仲里村(なかざとそん)との間で、同名村ということから児童の相互訪問による交流が始まり、年2回、今回で53回目、27年もの交流が続いています。平成の大合併でお互いの村名は変わりましたが、現在も毎年1月に十日町市、7月に久米島町で14名の児童がホームステイや学校交流を通して親交を深めています。

 今回のなかさと交流会で児童は、沖縄本島で「ひめゆりの塔」や「平和祈念公園」を視察し、戦争という悲しい歴史を学びました。久米島町では、白い砂浜が7キロメートルも続くハテノ浜の海洋体験や久米島焼のシーサー作り等、また、ホームステイ先や学校でも沖縄の自然や習慣を体験し、児童にとって大変貴重な経験になったと思います。

 久米島では、日本の紬絣技法の原点といわれ、国の重要無形文化財にも指定されている久米島紬などの伝統を守るとともに、現在は、沖合の水深600メートルから汲み上げられる海洋深層水を活用して、エネルギーや水産業、農業等に複合的に利用するプロジェクトを推進しているそうです。また、「高校魅力化事業」では、園芸科存続のため県外から生徒を募集するなど当市でも参考になる取り組みを行っていました。

 まったく異なる風土と慣習を体験できるこの交流会を、今後も継続することで両市町の児童の親睦と地域の交流がさらに深まることを期待しています。

久米島空港で記念撮影に応じる参加者と吉野教育長および市長等の集合写真

久米島空港で参加者と吉野教育長と記念撮影

歓迎式で大田町長と握手を交わす市長の写真

開会式で大田町長と握手

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