公務レポート 平成29年7月

 7月4日に東京の虎ノ門ヒルズ前の新虎通りに開設された「旅する新虎マーケット」の第2ターム（7月4日～10月1日）のオープニングセレモニーが行われました。

 旅する新虎マーケットは、経済産業省に事務局を置く「2020年東京オリンピック・パラリンピックを活用した地域活性化推進首長連合」が、地方を発信する場として今年2月に開設したものです。「旅するスタンド（自治体ごとの飲食スタンド）」「旅するストア（伝統工芸品等のセレクトショップ）」「旅するカフェ（自治体の食材を使った特別メニューを提供）」で構成され、3カ月ごとに4つの自治体が出展する仕組みになっています。

 今回の第2タームでは、“祭り”をテーマに新潟県内の5自治体（十日町市、村上市、長岡市、燕市と三条市は共同出展）が選ばれ、十日町市は大地の芸術祭の里として出展しています。

 メインは、自治体ごとにテーマを設けた飲食スタンド「旅するスタンド」です。十日町市は、そば居酒屋「へぎそば十日町」として、名物のへぎそばと地酒のほか、妻有ポークや夏野菜、十日町産魚沼コシヒカリ、乾燥保存した山菜など豊富な食材を使用し、縄文時代から育まれてきた雪国十日町の食文化を体験できるメニューを用意しています。

 また、出展期間中は火焔型土器やきもの、大地の芸術祭関係のワークショップも開催する予定です。

 この度の出展を十日町市のPRや観光誘客の場として有効に活用していきたいと思っています。ぜひ、皆さまも足を運んでみてください。

 7月27日、市役所本庁舎前に設置された十日町市民憲章碑の除幕式に出席しました。これは、十日町ロータリークラブが創立60周年記念事業の一環として制作し、市に寄贈いただいたものです。

 十日町ロータリークラブの皆様からは、これまでも十日町市総合公園への植樹や十日町情報館への寄附など、奉仕活動として様々なご支援をいただいています。日々の積極的な社会奉仕活動を進められていることに敬意を表しますとともに、心から感謝を申し上げます。

 この碑には、市が平成27年度の市制施行10周年を記念して新たに策定した「市民憲章」が刻まれています。市民憲章の制作は、市が持つ宝物や市民憲章に込めたい思いを広く市民から募集しました。集まった言葉に込められた思いや願いを基に、大地の芸術祭を通じたご縁がより、日本を代表する詩人の谷川俊太郎さんからご起草いただいたものです。市の拠点である市役所に碑が建立されたことで、市民はもとより、十日町市を訪れる方たちにも、市民憲章に触れていただき、十日町市の素晴らしさや市民の思いを感じていただければと期待しています。