公務レポート 平成30年1月

更新日:2021年04月01日

大白倉「バイトウ」 平成30年1月14日(日曜日)

 1月14日の小正月に、大白倉集落の伝統行事「バイトウ」に参加してきました。

 奇祭と呼ばれるこの「バイトウ」は、1年間の無病息災、五穀豊穣を願うお祭りで、大白倉集落の雪原に建てられた直径約8メートル、高さ約10メートルのワラ造りの小屋(バイトウ)で行われます。この中で、集落の皆さんや市内外のお客様が一緒に囲炉裏を囲み、おいしい地酒や地域ならではのご馳走を楽しみます。

 そして、宴のクライマックスは点火の時です。囲炉裏に点火した炎は、敷き詰めたワラを巻き込んであっという間にバイトウを包みます。今年の火柱は、天高く、そして真っ直ぐに、澄み切った夜空へと燃え上ります。この炎の上がり具合から、今年は間違いなく豊作だとみんなで喜びました。

 これほど大きなバイトウを造るためには、集落以外の方々からのご協力が必要です。奇祭という伝統行事を守り続けていただけることを大変嬉しく感じるとともに、今年の豊作を期待する一日でした。

バイトウの中の宴で盛り上がっている様子の写真

バイトウの中は宴で盛り上がります。

闇夜の中で燃え上がるバイトウの写真

燃え上がるバイトウはまさに圧巻でした。

2017年度朝日賞贈呈式 平成30年1月31日(水曜日)

 大地の芸術祭総合ディレクターの北川フラムさんが、芸術祭をとおした地域・文化の活性化への功績が認められ、晴れの朝日賞受賞に輝かれたことから、大地の芸術祭実行委員会会長として贈呈式と祝賀パーティーにお招きをいただきました。

 「朝日賞」は学術、芸術などの分野で傑出した業績をあげた個人や団体に贈るために、朝日新聞社が昭和4年に創設したもので、この分野での民間賞としては最高の賞のひとつになります。これまでに、坪内逍遥、柳田國男、横山大観、島崎藤村など、日本文化を代表する錚々たる文化人が歴代受賞者に名を連ねており、この上の賞は文化勲章とノーベル賞くらいと言われています。実際、両賞受賞の前後に朝日賞を受ける場合が多く、その権威の高さがうかがえます。

 この日は、作家の瀬戸内寂聴さん、理論物理学者の甲元真人さん、睡眠科学者の柳沢正史さんも同賞を受賞され、同時に、大佛次郎賞の高村薫さん、大佛次郎論壇賞の砂原庸介さん、朝日スポーツ賞の桐生祥秀さんにも、それぞれ賞が贈られました。

 ご受賞本当におめでとうございます。このたびの受賞は、越後妻有、当市にとってもとても名誉なことで、今夏の第7回大地の芸術祭「越後妻有アートトリエンナーレ2018」にも大きな弾みとなりました。

贈呈式の壇上でスピーチを述べる北川フラムさんの写真

受賞後、スピーチする北川フラム大地の芸術祭総合ディレクター

大地の芸術祭オフィシャルサポーターの皆さんと記念撮影に応じる市長の写真

大地の芸術祭オフィシャルサポーターほかの皆さんと

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