公務レポート 平成30年11月

更新日:2021年04月01日

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会クロアチア共和国事前キャンプに関する協定締結式 11月27日(火曜日)

 11月27日(火曜日)に、クロアチア共和国オリンピック委員会ズラトコ・マテシャ委員長が、ドラジェン・フラスティッチ駐日クロアチア大使と供に来市され、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会における十日町市事前キャンプに関する協定の締結を行いました。

 この協定は、クロアチア共和国の選手が東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて行う事前キャンプを当市が受け入れることを目的とするもので、費用負担など基本的な8項目の条件が盛り込まれています。

 締結式では、クロアチア共和国の首相経験者(1995年~2000年)でもあるマテシャ委員長から「私にとってここにいれることは大きな喜びであり、表敬訪問や外交訪問ではなく、友人を訪ねるような訪問です。事前に十日町市の視察を行った人たちからおもてなしなどを聞き、間違いなく、十日町市に行こうと決めました。十日町市民の皆様、いつも第二の故郷のような暖かさで迎えてくださり、その深い友好の気持ちやスポーツだけに収まらない幅広いサポートに感謝を申し上げます。事前キャンプを決めた理由は、十日町市のこれまでの経験・優れた手腕・組織力・充実した施設に加え、約20年の年月を重ねるごとに発展してきた交流関係が、クロアチア共和国の選手にとって喜ばしいことだからです。十日町市は、クロアチア共和国の選手がホームのように感じられる場所であり、準備のために最高の場所です。」との大変嬉しいお言葉をいただきました。

 私は、2002 FIFAワールドカップ日韓大会から続く様々な交流がクロアチア共和国との信頼関係を紡ぎ、そのレガシー(遺産)が今回の事前キャンプの受け入れを実現させたように、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催が、クロアチア共和国との友好関係を次のステージへ高めてくれることを確信しています。

 クロアチア共和国のトップアスリートの皆さんが最高の環境で東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を迎えられるよう、全力でサポートしてまいります。

締結式にて協定書と共に記念撮影に応じる市長とマテシャ委員長の写真

クロアチア共和国オリンピック委員会のマテシャ委員長と協定書を締結しました

市内郵便局との包括的連携協定締結式 11月26日(月曜日)

 11月26日(月曜日)、「十日町市と十日町市内郵便局との包括的連携に関する協定の締結式」を開催しました。

 この協定は、青木進 日本郵便株式会社代表主幹地区統括局長から締結の申出があったもので、「選ばれて 住み継がれるまち とおかまち」の実現に向け、市内郵便局の人的・物的資源を有効に活用して、地方創生の推進と市民の暮らしの満足度向上に寄与することを目的とするものです。

 協定では、1.未来を担う子どもの健全育成、2.観光PR、3.特産品の販売、4.地元雇用の促進、5.移住・定住、Iターン・Uターンによる人口減少対策、6.安心・安全な暮らしの実現、7.地域コミュニティの活性化、8.その他市民サービスの向上・地域の活性化に関すること、について連携して取り組むとしています。

 郵便局からは、これまでにも、観光資源を題材としたフレーム切手や絵はがきの作成、高齢者の見守りサービス、証明書交付サービスなどに取り組んでいただいており、山間地の中で、郵便局が高齢者の安心・安全という特別な取組を実施していただき感謝しています。

 今回の包括的連携協定締結により、あらゆる分野で今後も日本郵便株式会社と市が協力して市民サービスの向上が図られることを、期待をしています。

締結式にて協定書に署名する市長と青木氏の写真

協定書に署名しました

締結式にて握手を交わして記念撮影に応じる市長と青木氏および関係役員の写真

関係する皆さんとともに

大地の芸術祭作品鑑賞パスポート制覇者との懇親会 11月24日(土曜日)

 11月24日(土曜日)、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018」の全作品を鑑賞され、パスポートスタンプをコンプリートいただいた皆様をお祝いする「大地の芸術祭作品鑑賞パスポート制覇者との懇親会」をまつだい農舞台にて開催しました。

 越後妻有が今季初めて雪化粧をしたこの日、今夏の制覇者395人のうち、県内外からお集まりいただいた約130人の皆様とともに、スペシャルランチビュッフェをはじめ、参加者の皆様でついたお餅など妻有の美味しい食をいただきながら、たくさんの夏の思い出を語り合いました。

 参加者の皆様からは、「猛暑の中を周ったのが良い思い出」、「前回も制覇したけど毎回訪れる楽しさがある」など、制覇者ならではの声も聞こえました。お気に入りの作品やパスポート制覇までの苦労、制覇した時の喜びなど様々な思い出話をお聞きすることができ、あの暑い夏が蘇ったように感じられました。

 「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018」が成功裏に終わったのは、制覇者の皆様をはじめ、芸術祭を愛してくださる皆様のおかげです。

 次回もさらに多くの皆様から大地の芸術祭を楽しんでいただけるよう、この日いただいた課題などのご意見をしっかりと受け止め、3年後に向けて準備を進めてまいります。

まつだい農舞台の屋外にて記念撮影に応じる懇親会参加者たちの集合写真

参加者の皆様とともに

懇親会会場のテーブルにビュッフェ形式で並んだ料理の写真

Jean-Georges東京の米澤文雄シェフ監修のメニューを含むスペシャルランチビュッフェ

北越保育園新園舎竣工記念式典・祝賀会 11月11日(日曜日)

 11月11日(日曜日)、北越保育園(北越福祉会)の新園舎竣工記念式典・祝賀会に出席しました。

 市でも支援してきた新園舎の改築工事は、昨年の7月に着工され、この度、無事に完了して、竣工を迎えました。

 新園舎は、鉄骨造3階建てで延床面積が907.22平方メートルとなり、建替え前より広くなりました。また、しっかりとした耐震性と、広く明るい保育室や遊戯室が機能的に配置され、安全・安心でより良い環境の中、子どもたちへの保育サービスが提供されるものと大いに期待しています。

 北越福祉会は、昭和30年5月に私立保育園を開設されて以来、60年に渡り保育園を運営され、1,429人もの卒園児を送り出してこられました。また、産休明けの乳幼児の受入れや、遅くまでの延長保育など、公立保育園で対応しきれない多様なニーズにも柔軟に取り組まれるとともに、子ども一人ひとりの可能性を活かす保育として、マーチング鼓隊や百人一首など、音楽や漢字に親しむ活動にも力を入れられています。

 記念式典・祝賀会は、子どもたちによる「故郷」の合唱や太鼓の披露もあり、和やかな雰囲気の中で執り行われました。

 今後も、未来を担う子どもたちを、十日町市で安心して産み、育てていただけるよう、子育て支援に全力で取り組んでいきます。

竣工記念式典にて来賓や園児代表と共にテープカットを行う市長の写真

記念式典では、来賓の皆様、子どもたちとともにテープカットを行いました。

北越保育園の新園舎外観の写真

新しくなった北越保育園の外観

紅葉の清津峡渓谷トンネル現地確認 11月2日(金曜日)

 11月2日、紅葉が見頃を迎えた日本三大峡谷清津峡にて、今夏の「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018」で一番人気となった清津峡渓谷トンネルの現地確認を行いました。

 トンネル内は、芸術作品がそのまま常設展示され、大勢の入坑者で賑わっていました。各見晴所から眺める紅葉の峡谷美はすばらしく、特に最奥のパノラマステーションでは、床一面の水鏡とトンネル壁面のステンレス板に紅葉が反射し、まさに清津峡がトンネル内に溶け込んだような大空間は、夏にも勝る景観でした。

 温泉街には、平日にもかかわらず、お土産を求める多くの観光客が訪れていました。アートの力により、かつての賑わいを取り戻し、今年はこれまでの年間入坑者数の最高記録である166,000人を超えることも期待できそうです。

 初冬には、雪景色も楽しめますので、ぜひ四季折々の清津峡の表情をご覧ください。

秋の清津峡を視察する市長の写真

日本三大峡谷清津峡は紅葉と清津川のコントラストが絶景です。

清津峡渓谷トンネル最奥部のパノラマステーションの写真。現地に設けられた水鏡に、外部の秋の清津峡が映し出されているのが確認できる

紅葉のパノラマステーション。水鏡に映し出された清津峡の美しさは格別です。

平成30年度「政策自慢合戦」 11月1日(木曜日)

 11月1日(木曜日)に越後妻有文化ホール「段十ろう」において、政策自慢合戦を開催しました。

 政策自慢合戦は平成23年から始まり、十日町市・三条市・見附市の3市で、それぞれが誇る施策を披露し自慢し合うことで、互いに認め合い、新たな発見・刺激・ひらめきにつなげることを目的に交流を続けてきました。

 今回は8回目の開催となり、平成24年度に各市が発表した施策の一つを振り返り、その経過や現在の成果を発表し、また自由なテーマで新たな施策についても1つ発表し、各市2施策、計6つの施策を発表し合いました。

 各市とも創意工夫した独創的な施策を実施していて、着実に実績を上げている様子を拝見でき、大変有意義な自慢合戦でした。

 また、コーディネーターとして、内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局次長の高橋文昭さんをお招きし、ユーモアを交えた丁寧かつ的確な講評と発表者への励ましの言葉をいただきました。

 今回、発表された施策を学び合うことで、職員個々の政策形成能力に一段と磨きがかかり、変化する社会情勢や市民ニーズを的確に捉えながら、各自治体が更に成長していく、一つの契機になるものと実感しました。

政策自慢合戦における十日町市の発表風景の写真

十日町市の発表の様子

発表に対してコメントを述べる市長の写真

それぞれの発表に対して各市長がコメントしました。

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総務部 企画政策課 秘書係

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代表電話番号:025-757-3111(内線200)
ファックス番号:025-752-4635

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