公務レポート 平成30年5月
十日町きものGOTTAKU 5月17日(木曜日)
5月17日(木曜日)に「~職人探訪~十日町きものGOTTAKU」に参加しました。
この催しは、市内13事業所の協力のもと、糸撚り、織り、染め、メンテナンスといった各事業所の技術や十日町が誇る職人たちの技を見学できるもので、これだけ大々的にきもの工場の見学が行われるのは全国でも初めてです。まさに、当市が「きものの総合産地」だからこそ実施できるイベントと言えます。
十日町のきもの作りにおける技術力の高さを知ってもらうイベントが実現し、きものの良さを大勢の皆さんに知ってもらえることを大変嬉しく感じています。
オープニングの後には、工場見学があり、参加者の皆さんは、職人の技に感嘆の声を上げ、見学を存分に楽しんでいる様子でした。私も、改めて十日町産地の技術力の高さ、品質の良さと素晴らしさを認識することができ、とても充実した時間を過ごすことができました。
開催にあたりご尽力いただいた実行委員会と各事業所の皆様に感謝申し上げるとともに、これを契機に十日町のきものファンがさらに増え、織物業界全体が活性化していくことを期待しています。
板場(型付工程)の見学では、繊細な職人の技に参加者が釘付けになりました。
若手職人が伝統的染色技法である「桶絞り」染めを行っている姿を見て、大変心強く感じました。
大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018中国発表会 5月8日(火曜日)
5月8日、中国・北京市内のホテルにおいて、中国のアートコーディネーター会社であるHUBART(ハブアート)と大地の芸術祭実行委員会の共催で「大地の芸術祭2018中国発表会」を開催しました。
当日は、大地の芸術祭に参加いただいているアーティストをはじめ、中国の旅行会社や中国主要メディア、北京在住の日本メディアなど130名を超える参加があり、大いに芸術祭をアピールすることができました。
HUBART代表の孫さんからは、中国発表会開催に至る経緯をお話しいただき、大地の芸術祭総合ディレクターの北川フラムさんによる企画発表、そして「脱皮する家」の鞍掛純一先生や中国の作家の方々のご挨拶をいただきました。
また、中国国内において、「大地の芸術祭・中国プロジェクト」が正式にスタートすることが発表されました。松代の室野には、「中国ハウス」があり、作家が滞在しながら地域の方たちと交流を行い、作品展開をしています。中国プロジェクトは、このような大地の芸術祭の取組が中国においても評価され、実現したものです。
この発表会を契機に、大地の芸術祭に多くの中国の方が来訪されることを期待するとともに、中国プロジェクトが大成功することを祈念しています。
実行委員長として挨拶をしました。
HUBART(ハブアート)代表の孫氏をはじめ、清津峡渓谷トンネルのリニューアルにご尽力をいただいた建築事務所MAD Architects(マッドアーキテクツ)代表の馬岩松(マ・ヤンソン)氏、第6回展で千手神社にて作品(作品名:捨てられたもの)を公開した刘建华(リュウ・ジンファ)氏からも参加いただきました。
大厳寺高原キャンプ場視察 5月2日(水曜日)
大厳寺高原キャンプ場は、三条市に本社を置くアウトドア総合メーカーの株式会社スノーピーク監修のもと、2年前からリニューアル工事を進めています。今回は、「希望館」の改修工事が終わったとの報告を受けたことから、5月2日に視察を行いました。
オープンから40年が経過する希望館は、外観を一新するとともに、1階はレストランと情報発信コーナー、土産物売り場、2階は株式会社スノーピーク等のキャンプ用品の展示と休憩ができるスペースになりました。また、シャワー室も新設し、キャンプ場利用者の利便性が向上しています。
今後は、7月下旬の「大地の芸術祭」の開会までにサニタリー棟(シンクや調理台など)の整備を行い、キャンプ場のリニューアル工事を完了します。
大厳寺高原は、豪雪地の当市でも雪解けが最も遅いことから、「雪上キャンプ」のほか、新緑のブナ林と残雪のコントラストを楽しめるカヌーなど、魅力的なアクティビティーも体験できます。
このリニューアルにより、国内外から大勢のお客様が集まるアウトドアのメッカになることを期待しています。
外観も綺麗に生まれ変わりました。
希望館の2階は、休憩もできることから、体験活動などでもご利用いただきたいと思います。
地域おこし協力隊員の委嘱状および地域支援員の任用書交付式 5月1日(火曜日)
新たに地域おこし協力隊員として着任した佐藤茂美さんと、地域支援員に任用した山田秀和さんにそれぞれ委嘱状と任用書を交付しました。
佐藤隊員は、千葉県からのUターンで、62人目の地域おこし隊員として当市に戻ってきてくれました。担当地区は、当間川沿いの集落を中心とした水沢地区です。
当市は、地域おこし協力隊制度がスタートした当初から積極的に活用していて、今年度は16人の隊員が14地区84集落で地域づくりを進めています。OB・OGの中には起業された方や、NPO・社団法人を設立して地域活性化に取り組んでいる方など、十日町市を拠点に活躍している先輩が多くいらっしゃいます。
佐藤隊員には、この先輩の皆さんと連携しながら、自分自身のスタイルで地域の課題を解決してもらう活躍を期待しています。
一方で、地域支援員は、今年度からの新たな取組で、山田支援員は4人目の任用となります。地元の下条地区で活動されることから、地域の実情を把握されている即戦力として、抜本的な問題を解決する道筋をつけていただくような活躍を期待しています。
地域自治に大切なことは「人づくり」だと感じています。お二人を含む地域おこし協力隊員・地域支援員の皆さんには、公共を支える立場から、現場を良く知った人材として地域のために活躍してほしいと願っています。
中央が山田支援員、右が佐藤隊員です。
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更新日:2021年04月01日