公務レポート 平成30年7月

更新日:2021年04月01日

大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018開会式 7月29日(日曜日)

 7月29日(日曜日)、第7回展となる「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018」が開幕しました。

 越後妻有里山現代美術館[キナーレ]を会場に、駐日フランス共和国特命全権大使ローラン・ピック閣下、駐日オーストラリア特命全権大使リチャード・コート閣下をはじめ、国・県の議員並びに行政の皆様、ご寄附やご協賛をいただいた皆様、アーティストの皆様など多くの方々からご臨席を賜り、開会式を開催しました。

 今回は、44の国と地域から335組のアーティストが参加し、378点の作品を越後妻有の大地に展開します。キナーレでは、27個の四畳半スペースに多種多様なプログラムを展開する「2018年の〈方丈記私記〉展」を開催します。また、中里エリアでは、清津峡渓谷トンネルがリニューアルオープンし、松代エリアでは中国ハウスが、そして津南エリアでは香港ハウスが新たに誕生しました。JR飯山線アートプロジェクトでも新たに2つの駅が彩られるなど、過去最高の出来栄えになっていると感じています。

 この夏は、現代アートを道しるべに、ぜひ越後妻有の里山を巡ってください。きっとそこには、訪れる人々にとっても、地元の人にとっても、多くの出会いと感動が待っているはずです。

開会式にてスピーチを述べる市長の写真
開会式の挨拶を聞いている来場者の写真

世界中からここ越後妻有にお越しくださった皆様に対し、実行委員長として開会のあいさつを行いました。

スタンディング酒BAR・酒独楽よいごまに集まる来場者の写真

キナーレで開催している【2018年の〈方丈記私記〉】の作品の一つ、KIGIさんの「スタンディング酒BAR・酒独楽よいごま」。四畳半空間を使った多彩な作品が楽しめます。

芸術祭オフィシャルカーの前で来賓と共にテープカットセレモニーを行う市長の写真

 開会式に引き続き、フォルクスワーゲングループジャパン株式会社より提供いただいた、芸術祭オフィシャルカーのテープカットセレモニーを、同社代表取締役社長のティル・シェア様からもご参加いただき開催しました。

 会期中は、大地の芸術祭ロゴのラッピングが施されたこの5台の車が、里山を駆け巡ります。

醸す森「kamosu mori」オープニングパーティー・内覧会 7月24日(火曜日)

 7月24日(火曜日)に、醸す森「kamoau mori」のオープニングパーティーと内覧会に出席しました。

 この施設は、松之山温泉の玉城屋旅館4代目にあたる山岸裕一オーナーが、「小さな旅館再生ビジネス」の第2号案件として、市が所有していた「旧おふくろ館」を購入し、「宿泊ができるレストラン」をコンセプトにリニューアルしたものです。

 1階のレストランは、越後杉をふんだんに使った癒しの空間となり、ミシュラン二つ星のレストランから招聘したシェフによる料理と、オーナーおすすめの日本酒などを味わうことができます。

 そして2階の宿泊エリアは、新たにシャワー室や洋室が設けられるなど、外国からのお客様も意識した設備になりました。また、二段ベッドが4列配置された低価格帯の部屋も用意されていて、幅広い層のお客様をお迎えできます。

 これまでになかった新しい要素を持つ施設が誕生したことは、交流人口の拡大・インバウンドに力を入れている市として、大変うれしいことです。

 「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018」も開幕しました。この機会に、大勢のお客様が醸す森「kamosu mori」を訪れることを期待しています。

オープニングパーティーで挨拶を述べる市長の写真

地元の黒倉集落、松之山温泉、観光関係など30人近くの方が集まり、盛大に開催されました。

1階レストランの室内から外を写した写真

1階のレストランは、壁一面がガラス張りとなっていて、窓の向こうに広がる杉林との一体感を楽しめます。

『ジャポニスム2018開会式』と『「深みへ」展内覧会』7月12日(木曜日)~7月13日(金曜日)

 日本とフランスの修好160年である今年、フランス・パリで大規模な日本文化・芸術の祭典「ジャポニスム2018:響きあう魂」が2018年7月から2019年2月まで開催されています。

 その中の公式企画「深みへ-日本の美意識を求めて-」展に十日町市の国宝・火焔型土器などが展示されました。「深みへ」展は、ジャポニスム2018の全体の目次展として位置づけられていて、この祭典の開会式も合わせて行われることから私も参加してきました。

 7月12日の開会式は、当初、安倍首相が参加される予定でしたが、西日本を中心に発生した豪雨災害の対応のため、河野外務大臣が出席されました。この開会式では、十日町市の国宝・火焔型土器が映像で大きく紹介されました。

 7月13日は、パリ中心部にある19世紀に建てられた「ロスチャルド館」で開催されている「深みへ」展を視察しました。古典から現代まで様々な分野の芸術が展示され、中でも国宝・火焔型土器や王冠型土器は、葛飾北斎や伊藤若冲、ピカソやゴッホと並び、日本芸術の代表としてセンターに展示され、フランスの方々の注目を浴びていました。

 今後も、十日町市の誇る国宝・火焔型土器と縄文文化を世界に向けて広く発信していきます。

レセプションにて河野外務大臣と談話する市長の写真

開会式終了後のレセプションでは、河野外務大臣とお話しました。

センター展示された国宝・火焔型土器を鑑賞する来場者の写真

「深みへ」展で日本芸術の極みとして、センター展示された国宝・火焔型土器。

新潟県のアンテナショップ「キナセ」を訪問した際の写真

7月10日にフランス・パリ市内にオープンした新潟県のアンテナショップkinase(キナセ)にも訪問しました。

米、日本酒、刃物、食器など、新潟県が誇る商品をフランスの消費者へ紹介・販売するための店舗で、当市の地酒『天神囃子』も4種類置いてありました。

今後、新潟県や当市の商品をフランス・パリでPRする機会が増えるとともに、観光客誘致などの経済活性化にも貢献してくれそうです。

U-17サッカークロアチア代表チーム歓迎レセプション 7月9日(月曜日)

 7月9日(月曜日)、U-17サッカークロアチア代表チーム歓迎レセプションを当間高原リゾートのホテルベルナティオで開催しました。

 U-17クロアチア代表チームは、7月14日(土曜日)~16日(月曜日)にかけて開催される「第22回国際ユースサッカー大会in新潟」に出場するため、当市において7月8日(日曜日)~10日(火曜日)までの間、事前キャンプを行います。

 歓迎レセプションには、駐日クロアチア共和国特命全権大使ドラジェン・フラスティッチ閣下をはじめ、クロアチアホストタウン推進事業に関わりのある約80名の方々からご参加いただきました。

 また、2002FIFAワールドカップ日韓大会において代表チームの主力選手として活躍されていたロベルト・ヤルニ監督からは、「また十日町市に来られてうれしく思う。十日町市を第2の故郷だと思っている。」との大変嬉しいあいさつをいただきました。サッカークロアチア代表チームが世界で活躍することで、十日町市の価値が更に高まり、この親交は、まさに社会的遺産(レガシー)として、当市が世界に誇る宝物となっています。

 今回来日した選手の皆さんからも、ゆくゆくはサッカークロアチア代表として、東京オリンピックやワールドカップなどで活躍され、十日町市民に感動を与えてくれるような選手に成長されることを期待しています。

壇上で挨拶を行っているクロアチア代表チームの皆さんの写真

来日したU-17クロアチア代表チームの皆さん。2018 FIFAワールドカップロシア大会に出場しているサッカークロアチア代表チームの背番号10番ルカ・モドリッチ選手も、平成15年にU-17クロアチア代表チームの一員として、当市に訪れています。

歓迎レセプションにて監督へ記念品贈呈を行っている様子の写真

2002FIFAワールドカップ日韓大会の代表選手であった「ロベルト・ヤルニ」監督へ、U-17代表チームの活躍とお帰りなさいとの意味を込めて、記念品をお渡ししました。

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