公務レポート 平成31年2月

 2月8日（金曜日）、中条小学校で行われた山手・十日町市中条冬交流歓迎式に出席しました。

 岡山県総社市山手との交流は、南北朝時代の歴史的背景が縁で平成9年から始まり、夏は中条から山手へ、冬は山手から中条へ相互に訪問する交流が続いています。異なる地域の文化や歴史を学ぶことは、子どもたちの成長にとって大切なことだと考えています。

 山手小学校6年生47人と引率12人の訪問団の皆さんをお迎えした歓迎式では、中条小4年生による山手小校歌のリコーダー演奏や児童5人による笹山縄文太鼓が披露され、歓迎ムードを盛り上げてくれました。

 今年度は、西日本で発生した平成30年7月豪雨災害により、総社市においても甚大な被害が発生したことから夏交流が中止となりました。私からは、その分も冬の十日町市を大いに楽しみ、多くの思い出を作ってもらいたいことを山手の皆さんに伝え、山手の訪問団長からは、豪雨災害に対する当市からのお見舞いについて、お礼の言葉がありました。

 昨年末、中条小学校は、山手との交流をはじめ、笹山じょうもん市への参加や日常教育活動への住民ボランティアの参加など、地域と学校が連携・協働した活動が評価され、当市では初となる地域学校協働活動推進に係る「文部科学大臣表彰」を受賞しました。

 これからも両地域の交流が末永く続くことを祈念するとともに、関係者の皆様のご努力に対し改めて敬意を表します。

 2月4日（月曜日）、越後妻有文化ホール「段十ろう」を会場に、「第56回全国中学校スキー大会クロスカントリー競技 開始式」が行われ、各都道府県選手団をはじめ約700人が一堂に会しました。

 会場には、市内全中学校の生徒が制作した各都道府県選手団の応援のぼり旗が彩り、また、吉田中学校の生徒による着物姿でのお出迎えや十日町中学校と南中学校吹奏楽部による演奏など、全中学校が協力して開始式を盛り上げてくれました。

 また、振袖姿で式典を進行した山口美海さん(吉田中3年)、羽織袴姿で堂々と挨拶した児玉智義さん(吉田中3年)、力強く宣誓した新潟県選手団代表・高澤七海さん(吉田中3年)の立派な姿に大きな拍手が湧き起こりました。

 4日間行われる競技においても「無限の力 今ここに 越後の舞台で 光輝け！」の大会スローガンのもと、中学生らしい若さ溢れるレースが繰り広げられるとともに友情が育まれることを期待しています。