公務レポート 平成31年3月

更新日:2021年04月01日

新・十日町浄水場通水式 3月28日(木曜日)

 3月28日(木曜日)に新・十日町浄水場通水式を行いました。

 新浄水場は、昭和32年12月の給水開始から、60年以上もの永きにわたり市民生活を支えてきた旧浄水場の代替施設として、平成23年度の基本設計から始まり、8年間かけ、ようやく通水を開始しました。

 新浄水場は、耐震化、浸水対策、浄水池の増設の3点を基本として整備を行い、平常時の給水能力の向上に加えて、災害時における重要なライフラインである水道を守るため、災害に強い給水拠点・管理拠点として完成しました。

 過去に中越大震災をはじめ、平成23年7月新潟・福島豪雨による水害など、いくつもの大災害を経験してきた当市にとって、災害に強い浄水場が完成したことは、市民の安全・安心を守る観点からも大変心強く感じました。

 また、通水開始のボタン押下を行った際の大きな音は、新しい時代がスタートする合図のようでした。平成最後の年に、災害に強く、永きにわたり市民の生命や生活を支えることのできる新・十日町浄水場が完成したことを大変嬉しく思います。

新設された十日町浄水場の外観の写真

浸水対策として、旧浄水場よりも3.5メートル上げて建設した新浄水場の外観

通水式にて来賓と共に通水開始ボタンを押す市長の写真

来賓の尾身県議会議員、庭野市議会議長とともに通水開始のボタン押下を行いました。

新博物館視察 3月8日(金曜日)

 平成29年9月に工事着手した「新十日町市博物館」の建築部分が間もなく完成するため、工事現場を視察しました。

 建物は、オフホワイトをベースにした外観で、正面には国宝・火焔型土器のデザインが取り入れられています。また、織物をイメージした庇には雪の結晶の模様が表現され、建物全体を囲んでいます。

 中に入ると、明るく開放的なエントランスホールが広がり、展示室は「縄文」「織物」「雪と信濃川」の3つの展示テーマごとに独立して、それぞれのイメージカラーを基調に造られています。

 また、2階の収蔵庫には、国宝や重要文化財をはじめとした貴重な収蔵品をしっかりと守るための防災・防犯・環境保全対策がとられていました。

 今後は外構と展示工事を進め、順次、旧博物館から新博物館へ収蔵品や事務室の引っ越し作業を行う予定です。

 この新博物館は、地域の宝を発信する拠点として、多くの皆さんから注目される施設になります。来年6月のオープンを心待ちにしています。

完成間近の新博物館正面における視察風景の写真

新博物館の外観

新博物館のエントランスホールを視察する市長の写真

明るく開放的なエントランスホール

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