公務レポート 令和元年8月

更新日:2021年04月01日

講演会「最新の研究からわかった縄文時代」 8月31日(土曜日)

 8月31日に、笹山遺跡出土品国宝指定20周年と十日町市博物館開館・友の会設立40周年を記念して、博物館友の会・信濃川火焔街道連携協議会の共催のもと、記念講演会を開催しました。

 講師に国立歴史民俗博物館の山田康弘教授をお招きし、「最新の研究からわかった縄文時代」と題して、講演いただきました。遠くは、大阪や宮城からお越しの参加者もいて、会場となった越後妻有文化ホール段十ろうの1階席は、ほぼ満員となりました。

 山田教授は、笹山遺跡のほか、野首遺跡や栗ノ木田遺跡などの遺跡の事例も取り上げ、最近の研究でわかった縄文時代の事象について、解りやすく話してくださいました。特に、土偶など呪術道具が少ない地域は、祈る必要性のないほど豊かだったのではないか、なかでも十日町市の遺跡は、食などが非常に豊かで、この地域のセンター的存在であったのではないかという説に大変興味を持ちました。

 今年度は、さらに国指定20周年記念事業として、11月9日(土曜日)に同じく段十ろうで「シンポジウム 縄文の国宝」を開催します。全国の縄文国宝出土自治体による事例発表をはじめ、料理研究家の土井善晴さんと土偶女子として著名な誉田亜紀子さんによる対談などを行います。

 新潟県では、初めての開催となる国民文化祭のイベントにもなっていますので、こちらにも多くの皆様からご参加いただきたいと思います。

壇上にて講演を行う山田教授の写真

山田教授による講演の様子

段十ろうにおける講演会「最新の研究からわかった縄文時代」の講演風景の写真

大勢の皆様からご参加いただきました

十日町市児童センター「めごらんど」開館記念式典 8月21日(水曜日)

 8月21日(水曜日)に十日町市児童センター『めごらんど』の開館記念式典を執り行いました。

 式典には、尾身県議会議員、小山県議会議員、鈴木市議会議長、県福祉保健部少子化対策課の玉木課長など、多くの来賓の皆様からもご参加いただきました。

 テープカットには、きらきら西保育園年長組の皆さんが参加され、大変親しみやすい愛称を考えてくれた樋口美香さんの表彰式も併せて行いました。

 めごらんどには、赤ちゃんと保護者が安心して過ごせる「はいはい広場」、年中から小学生を対象とする「あそび広場」、中高生も遊べるミニ体育館「うんどう広場」などがあり、幅広い年齢層の皆さんから楽しんでいただけます。オープン後には、早速、満面の笑みで遊ぶ大勢の子どもたちで賑わいました。

 これからも大勢の皆さんからご利用いただき、めごらんどを末永く愛してほしいと思います。

めごらんど開館記念式典にてテープカットを行う市長および来賓の写真。テープの前にはきらきら西保育園園児たちが控えている様子がうかがえる

テープカットを行いました。

めごらんど施設屋内のボールプールで遊ぶ園児たちの写真

開館したばかりのめごらんどで楽しそうに遊ぶ子どもたち

日本の美への誘い展(万作・萬斎、狂言の世界展)オープニングセレモニー 8月8日(木曜日)

 8月8日(木曜日)から9月20日(金曜日)までの44日間、博物館と段十ろうで開催される「日本の美への誘い展」(主催:十日町市文化協会連合会)のオープニングセレモニーに出席しました。

 博物館で行われたオープニングセレモニーには、人間国宝である野村万作さんをはじめ、市議会議員や教育委員、市内文化団体、野村さんと長いお付き合いのある松之山地域の皆さんなど約50人が出席しました。

 博物館会場には、野村万作さんや野村萬斎さんが狂言舞台で使用した小物や衣装などをはじめ、国宝・火焔型土器や国宝・風神雷神図屏風の高精細レプリカが展示されています。万作さんは、ご自身の衣装などと共に国宝レプリカが展示されていることや松之山地域の皆さんとの久しぶりの再会を大変喜ばれていました。

 段十ろう会場には、狂言を紹介したパネル写真などが展示されています。

 普段はなかなか見ることのできない貴重な品々ばかりなので、皆様もこの機会に是非ご覧ください。

「日本の美への誘い展」オープニングセレモニーにおけるテープカットの一幕をおさめた写真。写真中央に市長と二世野村万作氏の姿が確認できる

野村万作さんと一緒にテープカットを行いました。

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会 クロアチア共和国選手団十日町市事前キャンプ推進委員会設立総会 令和元年8月2日(金曜日)

 8月2日(金曜日)、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、クロアチア共和国選手団十日町市事前キャンプ推進委員会の設立総会を開催しました。

 当市は、昨年11月27日(火曜日)にクロアチア共和国オリンピック委員会と協定書を締結し、来年の東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に参加する柔道・空手・テコンドー・陸上・自転車・射撃の6種目の選手団の事前キャンプ受入を行うことが内定しています。

 また、本年開催される東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会テストイベントに参加するクロアチア共和国の選手団が8月下旬から来市し、柔道・空手・テコンドーの事前キャンプが実施されることになりました。

 事前キャンプを成功につなげるため、官民一体となった組織を設立し、当市とクロアチア共和国との一層の交流を深め、地域の活性化や青少年への教育効果、オリンピック・パラリンピック機運の醸成などに向け、取り組んでいきます。

市役所内にて行われた、事前キャンプ推進委員会設立総会の実施風景の写真

クロアチアの選手の皆さんを最高の環境で迎え入れるべく、準備を進めます。

この記事に関するお問い合わせ先

総務部 企画政策課 秘書係

所在地:〒948-8501 新潟県十日町市千歳町3丁目3番地(本庁2階)
代表電話番号:025-757-3111(内線200)
ファックス番号:025-752-4635

メールでのお問い合わせはこちら