公務レポート 令和2年10月

更新日:2021年04月01日

むつみこども園園舎建設工事 安全祈願祭 10月31日(土曜日)

 むつみこども園の新園舎建設工事「安全祈願祭」に出席しました。

 当日は、天候にも恵まれ、尾身孝昭県議会議員並びに小山大志県議会議員をはじめ、多くの来賓の皆様も参加されました。

 むつみこども園は、学校法人下条学園が運営され、昭和54年にむつみ幼稚園として始まって以来、40年もの長きにわたって地域の子どもたちを育んでこられました。

 今回の建設工事は、同園舎の老朽化が進んできたことから新園舎の建設を決断されたと伺い、来年の10月末頃には完成するとのことです。子どもたちの笑顔が溢れるような新しい園舎が出来上がることを期待し、工事関係者の皆様の安全を祈りました。

むつみこども園園舎建設工事安全祈願祭にて挨拶を述べる市長の写真

安全祈願祭にてあいさつを行いました。

JA十日町ねぎ簡易共選場・鷹羽ほ場視察 10月30日(金曜日)

 当市では、新潟県が定める園芸振興基本戦略に基づき、「ねぎ」と「かぼちゃ」の販売額1億円アップに向けた産地化を推進しています。ねぎ産地化の最前線を確認するため、中里地区桔梗原にあるJA十日町のねぎ簡易共選場と鷹羽のほ場を視察しました。

 令和2年8月に稼働した共選場は、出荷の最盛期を迎えていて、小雨の中、職員の皆さんが忙しく作業されていました。JA園芸畜産課長からは、ねぎの収穫から出荷までの一連の工程を伺い、処理能力が高い各種機械の導入により、出荷作業の効率化が図られていることが分かりました。

 その後、鷹羽では、JA十日町ねぎ部会の上原会長よりほ場を案内していただき、収穫作業の内容をはじめ、栽培のやりがいや苦労等について伺いました。

 これからも先進的取組の課題等を分析しながら、生産者の皆さんや関係機関・団体とともに産地化に向けて取り組んでまいります。

JA十日町のねぎ簡易共選場を視察する市長の写真

中里地区桔梗原にあるJA十日町のねぎ簡易共選場を視察しました。

鷹羽の圃場を視察する市長の写真

中里地区鷹羽のほ場を視察しました。

清津百貨視察 10月28日(水曜日)

 日本三大峡谷のひとつ清津峡の近くにある空き店舗を有効活用した清津百貨を視察しました。

 清津百貨は、3人の若者が共同経営で今年の7月末にオープンしたカフェと雑貨が楽しめるお店です。店内には、手触りのよい布製品などの雑貨が並び、居心地の良い空間で飲食をお楽しみいただけます。

 経営者の1人は、東京都からIターンで清津百貨のある小出集落に転入されました。そして、地元の2人と一緒に地域を盛り上げようと頑張ってくれています。

 市では、こうした新しく起業に取り組まれる方をこれからも応援していきます。ぜひ、清津峡へお越しの際は、お立ち寄りいただければと思います。

清津百貨の入口外観の写真

お店の様子

清津百貨で働くスタッフの皆さんの写真

地域を盛り上げようと頑張ってくれています。

大厳寺高原キャンプ場視察 10月26日(月曜日)

 紅葉も盛りを迎えた越後妻有大厳寺高原キャンプ場を視察しました。

 大厳寺高原キャンプ場は、株式会社スノーピーク監修のもとに、平成28年度から5か年計画で改修工事を行い、平成30年度にオートキャンプ場がグランドオープンし、今年度には最終工事が完了しました。

 今シーズンは、コロナ禍のためにオープンが5月の連休後となりましたが、県内の利用者が大幅増え、累計では昨年度を大きく上回っています。

 来シーズンには、宿泊施設「ばーどがーでん」が他に例のない室内キャンプ場として再オープンします。春には、雪上キャンプもお楽しみいただけますので、ぜひ、多くの皆様から特色ある大厳寺高原キャンプ場をご利用いただければと思います。

大厳寺高原キャンプ場を視察する市長の写真

室内キャンプ場として再オープンする「ばーどがーでん」の2階からは、キャンプ場が一望できます。

レストハウス希望館2階にある多目的ルームの内装の写真

レストハウス希望館2階の多目的ルームの様子

十日町地域土木振興会公共事業要望会 10月21日(水曜日)

 十日町地域土木振興会における県への令和3年度公共事業要望について、尾身孝昭県議会議員並びに小山大志県議会議員からご同行いただき、桑原津南町長とともに、新潟県土木部長と面会しました。

 当市の重点要望としては、上越魚沼地域振興快速道路「八箇峠道路」の早期全線開通や「十日町道路」の事業促進、「松代~北鐙坂」間の事業化へ向けた取組強化のほか、国道353号「十二峠新トンネル」の開削と国道253号「十日町橋」及び県道清津公園線「万年橋」の架け替えについてを要望しました。

 安全・安心な地域づくりのためには、道路や河川などの社会基盤の整備が重要であることから、県への要望を通じて事業の推進に取り組んでまいります。

要望会に臨んで撮影に応じる、小山県議会議員、金子土木部長、市長、桑原津南町長、尾身県議会議員の写真

新潟県の金子土木部長に公共事業要望を行いました。

要望会にて説明を行う市長の写真

当市からの重点要望について、説明を行いました。

県立松代病院存続に関する署名簿提出 10月21日(水曜日)

 新潟県が進める県立病院の再編計画に対して集まった「県立松代病院の存続を求める署名」を、まつだい地域振興会及び松之山自治振興会が県病院局長に提出するため、これに同行しました。

 この署名は、まつだい地域振興会が中心となって取り組み、松代地域の皆様をはじめ、松之山地域や仙田地区、そして、上越市の大島地域や柏崎市の高柳地域の住民も加わり、6,355人分が集まりました。

 当日は、まつだい地域振興会の佐藤会長及び松之山自治振興会の樋口会長が訪問し、尾身県議会議員と小山県議会議員からもご同席いただきました。

 県立病院の再編問題については、昨年暮れに知事に対して要望書を渡して以来、県との議論が深まったという認識がありません。県病院局長には、情報のキャッチボールを進めていくこと、そして、県立松代病院の存続問題だけにとらわれず、地域の医療と介護の体制を示したグランドデザインを県が示すことが地域住民の安心につながることを申し伝えました。

署名簿提出に臨んで、提出の現場に立ち会う市長の写真

署名簿の提出に同行しました。

「未来のチカラだ 上沼道」地域づくりフォーラム 10月17日(土曜日)

 上越市で開催された新潟日報社主催の地域づくりフォーラムに参加しました。

 これは、新潟日報社が上越魚沼地域振興快速道路(上沼道)に着目し、約1年間にわたって、沿線住民の声などを紙面に取り上げてきた総括として開催されました。

 来賓には花角知事がご出席され、上沼道における上越市安塚区~十日町市松代地域での取り組みの必要性や概略ルート帯の早期検討についてお話をされていました。

 また、フォーラムでは、十日町市民の様々な思いが多く取り上げられるとともに、パネルディスカッションでは、十日町地域消防本部の山崎警防課長が救急搬送の観点から上沼道の必要性を強く訴えました。

 市では、今フォーラムのテーマ「地域と地域がつながれば、あたらしい未来がみえてくる」という言葉を胸に、なお一層、上沼道の全線開通の取り組みを推進してまいります。

フォーラムに臨んで壇上で挨拶を述べる花角知事の写真

花角知事のごあいさつ

フォーラムにおいて撮影された、市長含む出席者の集合写真

花角知事、岡村北陸地方整備局長、上沼道沿線首長の皆様とともに

日本銀行新潟支店長講話 10月16日(金曜日)

 日本銀行新潟支店の佐久田支店長から「新型ウイルスと経済社会の変化」と題して、クロステンでご講話をいただき、約70人もの市内商工団体や金融機関などの皆さんが参加されました。

 佐久田支店長には、当市の観光大使をお務めいただいており、昨年10月にも「インバウンドの現状」と題してご講話をいただくとともに、日本銀行の全国版の広報誌「にちぎん」2020年秋号で「過疎化する地域にアートの力が活性化をもたらす」と題して、8ページにわたり当市をご紹介いただきました。

 今回の講話では、全国的な消費活動の傾向、GDPや物価指数の見通し、新潟県内企業の業種別の動向などのデータが示され、地方における食の魅力やデジタル化のメリットなどをお話いただきました。コロナ禍による移動制限が解除され、人の動きが徐々に活発になってきましたが、まだまだ先行きへの不透明感があることから、聴講された皆さんにとって今後の動向を掴むうえで大変有意義な時間になったものと感じています。

クロステン十日町の中ホールにて講和を行う佐久田支店長の写真

佐久田支店長のご講話の様子

令和2年度十日町市優良工事表彰式 10月16日(金曜日)

 10月16日(金曜日)に、優良工事の表彰式を行いました。

 表彰は、昨年度完了した対象の土木工事75件の中から、3件を優良工事として選定し、施工した業者に対して表彰状を授与しました。いずれの工事も、優れた品質管理と出来形成果であり、また、安全管理や周辺住民への影響軽減に配慮するなど、ほかの工事の模範となるものでした。

 公共工事による社会資本整備は、市民の安全、安心の確保に非常に大きな役割を有します。日頃より、良好な施工に向けてご尽力をいただいている市内建設業者の皆様に感謝するとともに、本表彰制度が良好な施工体制と品質確保に向けた意欲の向上に繋がることを期待しています。

表彰式に臨んで記念撮影に応じる市長および表彰された各施工業者代表の集合写真

優良工事を施行した株式会社植木組十日町営業所、株式会社丸山工務所、福田道路株式会社十日町営業所の皆様とともに

国道403号改良工事現場視察 10月14日(水曜日)

 小白倉集落で行われている国道403号の改良工事現場の視察を行いました。道中、平成27年7月に開通した岩瀬トンネルを通り、秋の気配漂う小白倉集落に入りました。

 これまで小白倉集落内を通る国道403号は、道幅が狭く車両のすれ違いも困難で、ヘアピンカーブもあり、交通の難所となっていました。

 そこで、新設される道路は、集落の外側を緩いカーブで大きく巻くような道筋が取られ、道幅も広がり長岡市方面への交通アクセスが大幅に向上します。

 雪や災害に強い安全で安心な交通が、1日も早く確保されることを切に望みます。

国道403号の改良工事現場を視察する市長の写真

県の工事担当者より、工事の状況を聞き取りました。

集落を走る国道403号の中で、最も急なカーブとなっている現場を視察する市長の写真

現地では、急ピッチで道路工事が進められています。

千曲川、信濃川(飯山・中里間)直轄河川編入に係る国への要望活動 10月13日(火曜日)

 一級河川信濃川水系の新潟県、長野県が管理している県境「中抜け区間(39.65キロメートル)」の直轄河川編入について、「千曲川、信濃川(飯山・中里間)直轄河川編入連絡協議会」の一員として、赤羽一嘉国土交通大臣に要望を行いました。

 昨年10月に発生した「令和元年東日本台風」では、信濃川が未曽有の水位となり、上流の津南町足滝地区や巻下地区の県管理区間において越水が発生したり、長野県飯山市の県管理区間では越水により旧国道117号線が冠水するなど甚大な被害が発生しました。こうしたことから、国と県で別々に河川整備や管理が行われるのではなく、国において一体的に行っていただくように要望してきました。

 信濃川沿川地域の住民の皆様が安心して暮らせるように、信濃川水系の一括直轄化に向けた国や県への要望活動について、関係自治体とともに引き続き取り組んでまいります。

国土交通大臣への要望に臨んで撮影に応じる、赤羽国土交通大臣および協議会の面々の写真。写真右端に市長の姿が確認できる

赤羽一嘉国土交通大臣に信濃川水系の直轄河川編入を要望しました

協議会から赤羽国土交通大臣への要望伝達風景の写真

赤羽一嘉国土交通大臣に十日町周辺地域の河川リスクを伝えました

駐新潟大韓民国総領事の視察対応 10月12日(月曜日)

 駐新潟大韓民国総領事館の鄭総領事と成研究員が当市の視察にお越しになりました。

 鄭総領事と成研究員は、2018年の大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレもご視察いただいていることから、越後妻有里山現代美術館キナーレやまつだい農舞台などを巡ると「懐かしい」との感想をおしゃっていました。

 私は、新しい十日町市博物館をご案内し、鄭総領事は当市の織物の歴史や雪国の暮らしの展示について熱心にご覧いただき、特に日本の昔の暮らしが韓国と非常に似ていると感心されていました。その後、縄文の生活や国宝・火焔型土器などの特別展もご鑑賞いただき、当市の歴史や文化について大変興味を持たれたご様子でした。

 鄭総領事は、10月いっぱいでご公務を終えられるとのことで、最後にお会いすることができ、大変光栄に思いました。

懇談会にて記念撮影に応じる市長および鄭総領事の写真

懇談会にて、十日町市カタログギフトをプレゼンとしました

清津峡渓谷トンネルにおける鄭総領事の視察風景の写真

リニューアルした清津峡渓谷トンネルもご視察いただきました

第16回十日町市スポーツ協会体育祭 10月11日(日曜日)

 越後妻有文化ホール段十ろうで開催された、第16回一般社団法人十日町市スポーツ協会体育祭に出席しました。

 体育祭では、永年にわたり当市のスポーツ振興に尽力された方や後進の指導育成に貢献された方、そして、国際大会への出場や県大会以上の大会で優秀な成績を収められた選手などの表彰が行われました。

 今年は、コロナ禍により、思うような活動ができない状況が続いていますが、スポーツが与えてくれる夢や希望、感動や活力の大切さを再認識しました。

 来年に延期となった東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催まで、あと9ヶ月となりました。当市は、クロアチア共和国の6競技の事前キャンプ実施が内定しており、選手の皆さんが最高の環境で調整が行えるように準備を進めています。

 そして、当市出身の樋口政幸選手や服部勇馬選手の活躍に期待するとともに、活力ある元気なまちづくりの実現に向けて、スポーツの振興に邁進してまいります。

体育祭式典に臨んで壇上で祝辞を述べる市長の写真

式典で祝辞を述べました

第21回交通安全大会 10月9日(金曜日)

 十日町地区交通安全協会主催の交通安全大会に出席しました。

 この大会には、9月23日から12月31日までの100日間「事故にあわない・事故を起こさない」ことを目指す「いきいきクラブ・チャレンジ100」に参加されている65歳以上の皆様が集まり、改めて交通安全の誓いをたてました。

 また、交通安全県知事表彰が行われ、昭和62年から毎年文化祭の売上金を交通遺児等援助基金として市へ寄贈いただくなど、交通安全活動に尽力されている十日町高校定時制生徒会に対して、知事に代わり、私から表彰状を授与しました。

 市では、交通事故のない安全で安心して暮らせる地域づくりのため、十日町地区交通安全協会や十日町警察署との連携をさらに深め、交通安全対策に取り組んでまいります。

第21回交通安全大会における「誓いの言葉」の場面をおさめた写真

代表者による交通安全誓いの言葉

交通安全県知事表彰にて記念撮影に応じる、市長および十日町高校定時制生徒会役員の写真

十日町高校定時制生徒会へ交通安全県知事表彰を授与しました

ミッション型地域おこし協力隊任命式 10月5日(月曜日)

 十日町市ミッション型地域おこし協力隊として、新たに着任した吉田美菜子さんに委嘱状を交付しました。

 ミッション型地域おこし協力隊は、都市地域等の人材を活用し、地域の活性化に必要な活動を行うとともに、その地域への定住・定着を促進し、地域力の維持・強化を目的としています。

 吉田さんは、十日町市出身で、横浜市などでスタイリストやネイリストとして活躍されたほか、イギリスやフランスの滞在経験もあり、英語も堪能だと伺いました。隊員としての主な活動場所は、松代支所前のモンターニャ(TOC十日町アウトドアセンター)で、自然体験や農業体験、里山ガイドなどの情報発信と受入れ、都市との交流事業の運営サポート、松代地域の観光・交流による関係人口拡大の推進をミッションとして取り組んでもらいます。

 これからの吉田さんの活躍を、大いに期待しています。

任命式にて委嘱状と共に記念撮影に応じる市長および吉田女史の写真

新たに着任した吉田美菜子さんに、ミッション型地域おこし協力隊を委嘱しました。

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