公務レポート 令和2年9月

更新日:2021年04月01日

地域おこし協力隊退任報告会 9月30日(水曜日)

 9月30日(水曜日)、地域おこし協力隊として3年間の任期が満了した片桐望さんから、退任の報告を受けました。

 片桐さんは、松代中部地区で、地場産野菜の直売所「ふれあい市場」を運営する「松代おやっこ村」の活動支援や、地域の子どもたちとの共同畑「ふれあい農園」の運営など、幅広い世代の皆さんと協働し活動に取り組んでくれました。

 退任後は、松代地域に定住しゲストハウスを開業されるとのことで、大変嬉しく感じるとともに、今後の片桐さんの活躍に期待しています。

 当市では、地域おこし協力隊制度を平成21年から活用し、これまでに72人の隊員を委嘱してきました。そして、これまでに退任された62人の内43人の皆さんが定住しています。また、定住された元隊員の中には、起業やNPO法人を立ち上げるなど、引き続き地域振興に貢献いただいている方が多く、大変心強く感じています。

 今後も地域おこし協力隊を積極的に委嘱し、地域に根差した取り組みを進めてまいります。

退任する片桐女史より活動報告を受ける市長の写真

3年間の活動の報告を受けました。

報告会にて、片桐女史とフィストバンプして記念撮影に応じる市長の写真

片桐さんの今後の活躍が期待されます。

清田山キャンプ場視察 9月29日(火曜日)

 9月29日(火曜日)に、リニューアル工事中の清田山キャンプ場を視察しました。

 清田山キャンプ場は、株式会社スノーピーク監修のもと「眺望が楽しめるキャンプ場」をコンセプトに、3ヵ年計画で施設の改修を行っており、昨年はテニスコートを撤去し、フリーサイトとして芝生広場を整備しました。

 そして、今年は芝生広場の近くに、トイレと炊事場を兼ねたサニタリー棟を整備しました。新しいサニタリー棟は、温水が使用できるほか、ウォシュレットトイレを完備しており、快適にキャンプをお楽しみいただけます。また、10区画あるオートサイトに電源を整備し、春に「雪上キャンプ」が楽しめる環境を整えます。

 来年は、新たな管理棟の整備を計画しており、7月にリニューアルオープンする予定です。

 今シーズンは、11月上旬までキャンプでご利用いただけますので、ぜひ、大勢の皆様から清田山キャンプ場へお越しいただき、雄大な河岸段丘を眺めながら、おもいっきりキャンプを楽しんでもらいたいと思います。

清田山キャンプ場を視察する市長の写真。眼下には新設されたサニタリー棟も確認できる

新たに整備したサニタリー棟

清田山キャンプ場芝生広場から望む、清田川の田園風景の写真

芝生広場からは、清田山集落の田風景や対岸にある雄大な河岸段丘の眺望が見渡せます。

プレナスなでしこリーグ公式戦 9月27日(日曜日)

 9月27日(日曜日)、クロアチアピッチで行われた2020プレナスなでしこリーグ1部第12節「アルビレックス新潟レディース対愛媛FCレディース」戦に行ってきました。

 なでしこリーグ公式戦のクロアチアピッチ開催は、平成25年から8年連続となります。今年は、コロナ禍で開催が心配されましたが、入場制限をはじめ、万全の感染症対策を講じていただきました。当日は、あいにくの雨でしたが、会場には300人を超えるサポーターの皆様が集まり、試合もアルビレックス新潟レディースが2対0で勝利しました。

 10月11日(日曜日)には、同じくクロアチアピッチを会場に第14節「アルビレックス新潟レディース対ノジマステラ神奈川相模原」が開催されます。

 一流選手の練習や試合を間近に見ることで、多くの市民からスポーツへの関心や楽しさを味わっていただけるものと思っています。引き続き、市では、トップリーグの試合やキャンプ誘致に力を入れてまいります。

公式戦に臨んで、ピッチ上で挨拶を述べる市長の写真

開催地を代表してあいさつを行いました。
(写真提供:アルビレックス新潟レディース)

アルビレックス新潟レディースと愛媛FCレディースによる公式戦の試合風景の写真

写真提供:アルビレックス新潟レディース

十日町市博物館新館オープン記念「秋季特別展」内覧会 9月25日(金曜日)

 9月26日(土曜日)から11月8日(日曜日)までの期間で開催する十日町市博物館新館オープン記念秋季特別展「縄文の遺産-雪降る縄文と星降る縄文の競演―」の内覧会に参加しました。

 今回の特別展の見どころは、何と言っても新潟県内では初めての展示となる縄文時代の国宝指定第1号「縄文のビーナス」(長野県茅野市所有)と当市が誇る国宝「火焔型土器No.1」の夢の競演です。縄文の国宝が隣り合って展示されることは、東京国立博物館でも滅多になく、平成30年にフランス・パリで開催された「ジャポニスム2018縄文展」以来です。

 新博物館は、文化庁の指導に基づき国宝や重要文化財等を展示できる「公開承認施設仕様」で建設したことから、他の国宝などの貴重な資料を展示できるようになりました。

 平成26年に長野県茅野市の「仮面の女神」が国宝に指定された頃から両市の交流が深まり、今回の国宝展示が実現しました。改めて、茅野市の皆様に感謝を申し上げるとともに、これからも大勢の皆様から楽しんでいただけるように全国の素晴らしい資料を博物館で展示したいと考えています。

十日町市博物館新館入口付近に掲示された、秋季特別展のパネルの写真

日本の美の原点である縄文時代を代表する国宝の競演は迫力満点です

秋季特別展に展示された国宝「縄文のビーナス」を観覧する市長の写真

長野県茅野市 国宝・縄文のビーナスとともに

アップルとおかまち5周年記念懇談会 9月23日(水曜日)

 9月23日(水曜日)、アップルとおかまち5周年記念懇談会に出席しました。

 アップルとおかまちは、市が進めてきた中心市街地活性化事業の主要事業として、官民融合により実現した市内初のサービス付き高齢者向け住宅です。また、市の子育て支援施設「くるる」やデイサービス「アップルつまり」が併設しています。

 平成22年に中心市街地活性化事業に挑戦しようと立ち上がった時には、「やめなさい」と言うお声もありましたが、市街地に新しい賑わいを作り出すために、市も頑張るから民間も頑張ってほしいという思いに関係者の皆様から共感いただき、事業がスタートしました。

 アップルとおかまちの現在の入居率は、約90%と伺っており、大変嬉しく感じています。アップルとおかまちを運営する株式会社ファイン・テンの村山政文社長をはじめ、スタッフや関係者の皆様に改めて感謝を申し上げます。

 市では、引き続き、中心市街地の活性化に取り組んでまいります。

アップルとおかまち5周年記念懇談会にて挨拶を述べる市長の写真

5周年を記念し、あいさつをさせていただきました。

百寿者表敬訪問 9月21日(月曜日)

 9月21日(月曜日)、今年度に百寿(大正9年4月1日~大正10年3月31日生)を迎えられる皆様のお祝いに、新潟県十日町域振興局長とともに訪問し、内閣総理大臣、新潟県知事、そして私からのお祝い状と記念品を手渡しました。

 訪問先では、現在の健康状態や生い立ちなどをお聞かせいただき、「戦争で夫を亡くしたけど、田んぼや畑をやりながら、子供と一生懸命に生きてきた」、「子供が結婚して肩の荷がおりたなと思ったら、今度は孫の面倒を見ることになったりして」など、ご苦労話やご家族への冗談を交えながら、和やかな時間となりました。

 新型コロナウイルスの感染予防に配慮しながらの訪問となりましたが、お子さんやお孫さん、さらには曾孫さんからもお集りいただき、ご家族の強い絆を感じました。

 今年度の百寿者は42人いらっしゃいます。市では、引き続き、高齢者の皆様が住み慣れた地域で安心して暮らせるように取り組んでまいります。

百寿の表敬訪問にて、野上女史およびその家族と記念撮影に応じる市長と地域振興局長の写真

野上ハルヱさんのご家族とともに

百寿の表敬訪問にて、尾身女史およびその家族と記念撮影に応じる市長と地域振興局長の写真

尾身キミさんのご家族とともに

株式会社良品計画との連携に関する協定締結式 9月18日(金曜日)

 9月18日(金曜日)に株式会社良品計画と連携協定を結びました。

 この協定は、大地の芸術祭の里としての地域づくりを株式会社良品計画の金井会長から深くご理解をいただく中で、緊密な連携と協働のもとに様々な分野で相互に協力し、当市の発展と地域活性化の推進に寄与することを目的としています。

 締結にあたっては、大地の芸術祭総合ディレクターの北川フラムさんと金井会長との長年にわたるご縁より実現したもので、改めて感謝を申し上げます。

 株式会社良品計画は、日本で最も成功したプライベートブランド「無印良品」として、日本を含む31の国・地域で事業を展開するグローバル企業です。小売業という枠を超え、地域コミュニティーの再生など、地域に密着した企業活動が大いに注目されています。

 金井会長からは、「縄文から歴史が続いている地域。100年後の街の風景を皆さんと想像しながら、そのための一歩を踏み出していくような、十日町市の皆さんに我々が巻き込まれながら、汗をかきながらやっていきたい。」とのお言葉もいただきました。まずは芸術祭の拠点施設であるキナーレの在り方などを共に検討するとともに、地域活性化という観点で中心市街地の再開発にもお力沿えをいただきたいと考えています。

 来年の大地の芸術祭第8回展では、株式会社良品計画のテイストや感性が加わることで、新しい芸術祭に成長できるのではないかと大いに期待しています。

締結式にてオンライン参加で臨む金井会長とやりとりを交わす市長の写真

締結式には、株式会社良品計画の金井政明会長からもオンラインでご出席いただききました。

締結式にて記念撮影に応じる市長と生明氏の写真

締結式には、執行役員・ソーシャルグッド事業部長の生明様からお越しいただきました。

締結式にてスピーチを述べる二神氏の写真

連携にあたり、地域おこし企業人として株式会社良品計画から二神努さんを派遣していただきました。

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総務部 企画政策課 秘書係

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ファックス番号:025-752-4635

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