公務レポート 令和3年3月
十日町市立貝野小学校閉校記念式典及び記念碑除幕式 3月25日(木曜日)
147年の歴史を誇る貝野小学校は、少子化が進み複式学級となっていることから、保護者や地域の皆様のご決断により、令和2年度をもって閉校し、令和3年度からは田沢小学校に統合することとなりました。
貝野小学校閉校記念事業実行委員会が主催する式典には、全校児童27人と保護者や地域の代表者などの約90人が参加され、学校の歴史を振り返る「思い出のアルバム」の上映や児童のリコーダー演奏など、貝野小学校への感謝の気持ちに包まれた1日となりました。
コロナ禍のため式典に参列が出来なかった皆様をはじめ、これまで学校を支えてくださった全ての皆様に改めて感謝を申し上げます。そして、児童の皆さんには、貝野小学校での経験を基に、4月から通う田沢小学校でも多くの友達と一緒に学習に励み、ますます成長することを願っています。
全国大会に30回連続で出場するなど、貝野小学校の特徴であるリコーダー演奏を児童の皆さんが行い、静かな体育館に素晴らしい音色が響き渡りました。
記念碑除幕の様子
十日町地域消防ヘリポート完成報告会 3月24日(水曜日)
十日町地域消防ヘリポートの完成報告会を開催しました。
このヘリポートは、屋外照明設備や消融雪設備などを完備し、「24時間・365日」の離着陸ができます。また、自衛隊機などの大型ヘリコプターや複数機の離着陸が可能なことから、災害時などの「前衛基地(フォワードベース)」としての役割も期待されます。
報告会には、組合議会議員の皆様をはじめ、地域の代表者や関係者の皆様からご出席いただき、事業経過報告とともに、竣工までを記録した映像をご覧いただきました。続いて、屋外のヘリポートでは、消防防災ヘリコプター「はくちょう」による山間地を想定した吊り上げ救助訓練が行われました。残雪の上の負傷者役をホイストワイヤーと呼ばれる電動吊り上げ装置で救出する訓練は、本番さながらの緊張感がありました。
消防本部庁舎の施設がこれまで以上に充実したことで、万が一の災害時など、住民の安全・安心を守る環境が一段と整ったことを確信できた報告会となりました。

報告会場の様子

新潟県消防防災航空隊による 救助訓練の様子
「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2021」企画発表会 3月16日(火曜日)
今夏に開催を予定している「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2021」の企画発表会を開催しました。
コロナ禍のため、企画発表はオンラインで行い、全世界に向けて企画を発信しました。私からは、大地の芸術祭を支えてくださっている全ての皆様へ感謝をお伝えするとともに、お客様やスタッフの安全・安心を最優先に開催することをお伝えしました。
また、北川フラム総合ディレクターからは、今回のコンセプトや注目すべき点などを発表していただきました。 また、次に開催したサポーターのキックオフ会では、越後妻有を支えてくださる皆様とともに芸術祭を成功させることをお誓いしました。
ポストコロナの大地の芸術祭も、皆様から十分にお楽しみいただけるよう鋭意準備を進めてまいります。
まつだい郷土資料館にて開催。雪国の建物の特徴ある空間と共に放映しました。
老若男女問わず一つになれるサポーターは、越後妻有の強みです。
令和2年度成人式 3月14日(日曜日)
越後妻有文化ホール「段十ろう」にて、令和2年度成人式を開催しました。
例年5月に開催している成人式ですが、今年度は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2度の延期となりましたが、ようやく開催に至ることができました。開催にあたりご尽力いただいた医療関係者の皆様をはじめ、関係各位に感謝を申し上げます。
当日は、感染防止対策を徹底した中で、艶やかな振袖や袴姿・スーツ姿の新成人157人の皆さんが集まってくれました。また、同時に行ったオンライン開催にも41人の皆さんが参加してくれて、成人のお祝いを伝えることができました。参加者からは、「オンライン参加者に友達の名前があり、一緒に参加している感じがして良かった。」、「一生に一度のイベントを開催してもらえて良かった。」といった喜びの声がありました。また、成人式はこれまで育ててくださったご家族の皆様へ感謝を伝える機会であり、開催してあげることができて良かったと感じています。
残念ながら参加が叶わなかった皆さんにも、心からのお祝いを申し上げるとともに、ぜひ、コロナ禍が落ち着いた暁には帰省いただき、ご家族やご友人の皆さんとお祝いをしていただきたいと思います。また、十日町市の取組に関心を寄せていただき、ふるさとの魅力を大いに発信してほしいと思います。
新成人の皆さんの今後ますますの活躍を期待しています。
成人されたお祝いを伝えました。
参加された皆さんも、感染防止対策を徹底してくれました。
城之古パイプハウス被災現場視察 3月12日(金曜日)
今冬の大雪により、市内では38棟のパイプハウスが被害を受け、うち18棟が全壊しました。これらの被害状況を確認するため、城之古の倒壊現場を視察しました。
倒壊したハウスでは、当市のブランド野菜「城之古菜」やキュウリを栽培されていて、被災により収穫ができなくなったことを伺いました。
また、例年であれば、ハウス周囲に水を回すことで、ハウスから滑り落ちた雪を十分に消すことができていましたが、今冬は、初雪からの集中降雪により滑り落ちる前にハウスに雪が積もり、その重みで倒壊したことが分かりました。
生産者の皆さんからは、冬期間の貴重な園芸作物である「城之古菜」への思いに加えて、栽培のやりがいやご苦労話、ハウス再建にかける熱い決意を伺いました。
市では、国・県やJAと連携して生産者の皆さんのハウス再建を支援していくとともに、今後も園芸の産地化に向けて取り組んでまいります。

城之古で倒壊したパイプハウスを視察しました。

越後妻有 雪花火/Gift for Frozen Village 2021 3月6日(土曜日)
今年で7回目となる「越後妻有 雪花火/Gift for Frozen Village 2021」を開催しました。
当日は、あいにくの雪と霧の中での開催となりましたが、花火の色を吸収した空は一面が色鮮やかに変化し、参加したお客様からも「いつもの雪花火と違った表現で美しかった」という声をいただきました。
なお、今回は、新型コロナウイルスの感染予防対策として、新潟県民限定の事前オンライン予約制として、電子チケットの導入や人数制限、飲食屋台の取りやめなど、国や県の方針・指針はもとより、各業界のガイドラインを順守したうえで開催しました。
ご理解とご協力をいただいた参加者や関係者の皆様に感謝申し上げるとともに、今回の運営方法を今夏に予定している「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」の参考とし、お越しいただく皆様が安全・安心に参加できるイベントになるよう鋭意準備を進めてまいります。

霧が光をやさしく包み込み、幻想的な空間となりました。

花火の色が見渡す空間を鮮やかに彩りました。
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ファックス番号:025-752-4635
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更新日:2021年04月09日