公務レポート 令和3年9月

森林保全と林業振興に関して話し合う「十日町市林業振興協議会」を開催しました。

今回の協議会では、私有林の管理を所有者同意のうえで市町村が一括して担う森林経営管理制度の運用について協議を行いました。本制度を活用して、令和4年度から伊達地区を最初のモデル地区として私有林の整備を行う予定です。

委員からは、市による整備だけでなく林業事業者による林業経営も充分視野に入れることや、モデル地区での取組を市内全域に広められるように協議を継続することなど、ご意見をいただきました。

この他にも、森林所有者が市外に転出して放置されている森林が増えていることや、降雪や落雷による倒木被害が増えていることなど、地域における課題を共有することができました。

適切に森林整備を行うことで、土砂災害や降雪による倒木被害、鳥獣被害の防止が期待できるほか、放置されていた森林資源を活かすことにも繋がります。

引き続き、林業振興協議会委員の皆様と協力して、市民が森林からの恩恵を受けられるよう、十日町市の森林保全と林業振興に取り組んでまいります。