公務レポート 令和3年12月

更新日:2021年12月27日

松代棚田ハウスオープニングセレモニー 12月25日(土曜日)

松代棚田ハウスのオープニングセレモニーを開催しました。

松代棚田ハウスは、旧松代青少年研修センター松和荘を改修し、新型コロナウイルス感染防止対策をはじめ、テレワークなどに対応したICT環境の整備、棚田をイメージしたデザインに一新するなど、ポストコロナの時代に相応しい施設へと生まれ変わりました

来年開催予定の「越後妻有 大地の芸術祭2022」に向けて、「まつだい農舞台フィールドミュージアム」がリニューアルされ、イリヤ&エミリア・カバコフ夫妻の新作「手をたずさえる塔」も完成しました。

松代棚田ハウスが、越後妻有の里山の魅力を求めて集う多くの皆様の活動の拠点として、愛される施設となることを期待いたします。

松代棚田ハウスオープニングセレモニーで挨拶する市長の写真

あいさつを行いました。

松代棚田ハウスの食堂の様子

地元食材をふんだんに使用した食堂の食事も魅力の一つです。

令和3年度 第2回十日町市総合教育会議 12月24日(金曜日)

今年度2回目の「総合教育会議」を開催し、「GIGAスクール構想の実現及びICTを活用した学びの実践」と「公民館のコミュニティセンター化」について、教育委員の皆さまと意見交換を行いました。

GIGAスクール構想の実現に向けて、生徒一人ひとりへ整備したタブレット端末の活用が既に始まっていますが、委員からは「端末を活用した授業を通し、論理的に考える力が特に重要であり、この力がつくような教育に取り組んでほしい。」とのご意見がありました。

また、公民館のコミュニティセンター化については、利用しやすいように土・日を開館することや、令和5年度から始まる学校部活動の地域移行などを踏まえた連携に対してのご意見がありました。

さらに、議題以外にも「学校教育にミッション型地域おこし協力隊を配置し、大地の芸術祭を学べる環境を整えたらどうか」との提案などがあり、充実した意見交換の場となりました。

引き続き、教育委員会と連携し、教育行政の充実に向けて取り組んでまいります。

令和3年度第2回十日町市総合教育会議であいさつする市長

開会にあたり、挨拶を行いました。

令和3年度第2回十日町市総合教育会議の様子

意見交換の様子

第300回市長とふれあいトーク 12月21日(火曜日)

私が市民の皆さんの集落へ伺って、まちづくりの意見交換を行う「市長とふれあいトーク」が、このたび300回目を迎えました。この節目で訪ねたのは、一時は廃村の恐れもあった中で、集落の皆さんが若い移住者などと力を合わせて人口増へとつなぎ、「奇跡の集落」として再生を遂げられた池谷集落です。

はじめに私から、人口減少対策として市が取り組んでいる「移住・定住促進」のための施策や実績を紹介し、その後に参加者の皆さんと意見交換を行いました。教育、安全・安心な生活、福祉、除雪など、幅広い分野にわたる意見交換で、まさに300回の節目にふさわしいふれあいトークでした。

市長に就任した平成21年度から、これまでにおよそ6千人の方からふれあいトークにご参加いただきました。これからも市民の皆さんと直接意見交換できる場を設け、市民一人ひとりの声を「選ばれて 住み継がれるまち とおかまち」の実現につなげてまいります。

池谷集落の皆さんとの意見交換の様子

意見交換の様子

池谷集落の皆さんと市長の写真

参加者の皆さんと300回を記念して

FC越後妻有2021年活動報告会 12月21日(火曜日)

農業実業団チーム「FC越後妻有」の皆さんが、2021年の活動報告に来てくれました。

この4月から就任された元井監督をはじめ、石渡選手、森選手、小林選手、新島選手から、公式戦の結果やFC越後妻有の活動実績などを伺いました。

今シーズンは、11人の選手で初の北信越リーグ2部を戦い、1部昇格まで得失点差2ゴールという悔しい結果でした。しかし、農作業や芸術祭運営と公式戦の両立の中で、リーグ3位という結果は、大健闘だったと思います。

また、元井監督からは「地域の方々に寄り添う、心の距離感が近くにあるクラブでありたい」とのお話もあり、この冬には健康増進などを目的とした「FC越後妻有体操教室」を企画しているとのことです。

監督や選手たちは、十日町市を選び、この地域の人々の想いに寄り添いながら、なでしこリーグ参入に向けて頑張っています。サポーターや市民の皆さんと共に、これからもFC越後妻有を全力で応援してまいります。

FC越後妻有のみんなダンスの様子

選手の皆さんが、農作業の動作を取り入れた「FC越後妻有のみんなダンス」を披露してくれました。

FC越後妻有の皆さんと市長の写真

リーグ1部を目指し、来シーズンもがんばれFC越後妻有!!

「十日町市ふるさとの森づくりプロジェクト」カーボン・オフセット証明書贈呈式 12月15日(水曜日)

十日町市では、森林を整備することで増える二酸化炭素吸収量をクレジットとして企業等へ売却し、さらなる森林整備へとつなげる「十日町市ふるさとの森づくりプロジェクト」に取り組んでいます。

この度、イオンリテール株式会社様からクレジットをご購入いただいたので、カーボン・オフセット証明書の贈呈式を行いました。

イオンリテール株式会社は、新潟県との包括連携協定に基づき、当市を含む県内6つの自治体で実施しているカーボン・オフセット事業への支援や県内特産品の販路拡大などにご協力いただいています。また、贈呈式では、北陸信越カンパニー新潟事業部長の田中様から「これからももっと色んな形で協力していきたい」という有難いお話もありました。

当市では、カーボン・オフセット事業をこれからも推進するとともに、今回の資金を活用した森林整備を進め、当市の豊かな自然を守っていきます。

カーボン・オフセット証明書贈呈式の様子

イオンリテール株式会社からクレジットの購入目録をいただき、当市からは二酸化炭素が吸収されたことを証明するカーボン・オフセット証明書を贈呈しました。

手をたずさえる塔オープニングイベント 12月11日(土曜日)

松代城山に、イリヤ&エミリア・カバコフご夫妻の新作「手をたずさえる塔」が完成し、12月11日(土曜日)にオープニングイベントを行いました。

この塔は、高さ15メートルの大きさで、民族・宗教・文化を超えたつながり、平和・対話・共生を象徴した作品とのことです。塔の中には、カバコフの作品の一つである「手をたずさえる船」の模型が展示してあります。また、塔の上部にあるオブジェは、毎日色が変わる仕組みがあり、オープニングのこの日は特別に全6色が公開されました。澄んだ夜空に刻々と移り変わる色の魔法は、思わず言葉を失うような素敵な時間でした。

今回完成した「手をたずさえる塔」が城山に点在する作品の核となり、農舞台と隣接するエリア全体の恒常的な賑わいに繋がることを期待しています。

手をたずさえる塔オープニングイベントでのテープカットの写真

テープカットを行いました。

塔の中にある「手をたずさえる船」の写真

塔の中にある「手をたずさえる船」の模型

塔の上部にあるオブジェの彩

塔の上部にあるオブジェの彩

国道117号 川治川歩道橋竣工式 12月10日(金曜日)

この時期にしては珍しい小春日和の中で、国道117号に架かる「川治川歩道橋」の竣工式に出席しました。

竣工式では、川治小学校の児童の皆さんから元気な天神囃子が披露され、その後に地域や関係者の皆様と一緒に渡り初めを行いました。

国道117号は、交通量が非常に多く、川治小学校の通学路でもあることから、長年にわたり歩道の整備が強く求められていました。この歩道橋の完成により、児童の安全・安心が守られることを嬉しく思います。

改めて、事業の推進にご尽力いただいた新潟県や関係者の皆様に感謝申し上げるとともに、引き続き、歩道整備の促進が図られるよう努めてまいります。

川治川歩道橋竣工式であいさつする市長の写真

竣工式であいさつを行いました。

川治川歩道橋の渡り初めの写真

笑顔で歩道橋を歩く児童や地域の皆様を見て、地域にとって長年待ち望まれていたものであったと強く感じました。

ミッション型地域おこし協力隊委嘱状交付式 12月9日(木曜日)

十日町市ミッション型地域おこし協力隊に着任した新坂志保里さんに、委嘱状を交付しました。

新坂さんの活動場所は松代地域で、関係人口拡大というミッションに向けて、大地の芸術祭や自然体験、里山ガイドなどの情報発信と受入業務、都市との交流事業の運営サポートなどの活動に取り組んでもらいます。

新坂さんは、当市と交流のある東京都世田谷区の出身で、趣味のトレイルランニングなど、自然の中で身体を動かすことのできる暮らしへの憧れや、海外生活の経験と語学力を生かした活動をしたいとの思いから協力隊に応募してくれました。

抱負を伺う中で、トレイルランニングコースを作って大会を開催することもできる地域だとの話も伺い、新たな交流拡大に期待を感じるとともに、外から見た里山の魅力を改めて実感する機会にもなりました。

新坂さんが、これまでの経験を存分に発揮し、活躍してくれることを期待しています。

市長と委嘱状を受け取った新坂さんの写真

着任した新坂さんに委嘱状を交付しました。

十日町市陸上競技協会寄附金贈呈式 12月3日(金曜日)

十日町市陸上競技協会から、十日町市陸上競技場のためにご寄附をいただきました。

十日町市陸上競技場は、今年7月から第2種公認に向けた改修工事を行い、10月に公認検定に合格しました。この度いただいたご寄附は、陸上競技場の運営や維持のための貴重な財源として活用します。

今年度の市内の陸上競技界では、当市出身の服部勇馬選手や樋口政幸選手の東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会への出場をはじめ、市立南中学校男女駅伝チームの県大会アベック優勝、十日町高校女子駅伝チームの県大会優勝など目覚ましい活躍がありました。コロナ禍のため、日ごろの活動が制限される中で、こうして優秀な成績を収められたことは、市民にとって大変嬉しい出来事でした。

リニューアルした陸上競技場から新たな記録が生まれていくことを期待するとともに、市では、これからも競技力向上に向けた環境体制づくりを推進し、スポーツを通じた地域活性化に取り組んでまいります。

十日町市陸上競技協会の南雲会長と市長の写真

十日町市陸上競技協会の南雲会長より、ご寄附をいただきました。

市長がお礼のあいさつをしている写真

ご寄附のお礼と、スポーツ振興を通じた地域活性化の取組に対して感謝を伝えました。

この記事に関するお問い合わせ先

総務部 企画政策課 秘書係

所在地:〒948-8501 新潟県十日町市千歳町3丁目3番地(本庁2階)
代表電話番号:025-757-3111(内線200)
ファックス番号:025-752-4635

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