公務レポート 令和4年3月

更新日:2022年03月23日

「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~」認定証授与式 3月25日(金曜日)

農林水産省が全国の優良な棚田271地区を「つなぐ棚田遺産」として認定し、この度、認定証授与式が開催されました。

当市では、14地区の棚田が認定され、これは単独市町村として全国最多です。はじめに、農林水産省のオンライン式典が行われ、続いて市主催の式典を挙行し、市内の認定団体の皆さんに認定証をお渡ししました。

棚田には、美しい景観、癒しや安らぎ、様々な生物の生命を育む場、雪をはじめとする自然と農業が織りなす独特の地域文化など、数えきれない魅力があります。また、棚田に魅力を感じた地域外の方、大地の芸術祭の参加アーティストやボランティアスタッフ、地域おこし協力隊や移住者、首都圏をはじめとする大学生などが地域と協働し棚田を守る活動を行っていることが当市の大きな特徴であり、評価いただいた点でもあります。

日本の原風景であり、当市の重要な観光コンテンツでもある棚田の風景が守られているのは、地域の皆様方が日々地道にご尽力いただいている賜物であります。

市では、今回の認定を機に、棚田地域のさらなる振興が図られるよう取り組んでまいります。

つなぐ棚田遺産認定証授与式であいさつする市長の写真

挨拶を行いました。

認定された14棚田の認定団体代表者の皆さんの写真

認定された14棚田の認定団体代表者の皆さん

大地の芸術祭企画発表会 3月24日(木曜日)

4月29日(金曜日、昭和の日)に開幕する「越後妻有 大地の芸術祭 2022」の企画発表会を開催しました。

発表会には、越後妻有会場の段十ろう、東京会場の渋谷ヒカリエに加えて、オンラインのライブ配信と合わせて約300人の方々からご参加いただきました。また、オンラインには、海外からの参加者もあり、大地の芸術祭が世界中から注目されていることを改めて実感しました。

私からは、コロナ禍での開催が想定されることから、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止についてお伝えし、北川フラム総合ディレクターからは、芸術祭の概要を発表してもらいました。

開催期間を4月から11月までの145日間というロングラン開催にすることで、密を避けるとともに、四季折々の越後妻有を皆様からお楽しみいただけるものと考えています。

地域住民の皆さんと共に、大勢のお客様をおむかえし、越後妻有の魅力を存分に伝えてまいります。

越後妻有大地の芸術祭2022の企画発表会であいさつする市長の写真

実行委員長として挨拶しました。

意気込みを発表される皆さんの写真

うぶすなの家、奴奈川キャンパス「TSUMARI KITCHEN」の皆さんから意気込みを発表してもらいました。

民謡のふる里・全国新保広大寺大会2022 3月21日(月曜日)

新保広大寺節保存会の設立50周年記念して開催された「民謡のふる里・全国新保広大寺大会2022」に出席しました。この大会には、参議院議員の水落敏栄先生や佐藤信秋先生もご来賓としてご参加されました。

江戸時代に生まれた「新保広大寺節」は、全国各地の民謡に大きな影響を与えたことから日本民謡のルーツといわれていて、市の無形民俗文化財に指定しています。

保存会では、新保広大寺節の歌と踊りの伝承をはじめ、地元の下条中学生への指導など後継者育成にも取り組まれていて、今大会では生徒の皆さんも踊りを披露してくれました。

市では、これからも郷土芸能をはじめとした文化芸術活動を推進してまいります。

民謡のふる里・全国新保広大寺大会2022であいさつする市長の写真

お祝いのあいさつを行いました。

踊りを披露する下条中学校の皆さんの写真

下条中学校の生徒の皆さんも踊りを披露してくれました。

第9回グリーンイメージ国際環境映像祭シンポジウム 3月21日(月曜日)

3月19日からまつだいふるさと会館で開催された第9回グリーンイメージ国際環境映像祭のシンポジウムに参加しました。

この映像祭は、世界各国から応募のあったアニメやドキュメンタリーなど優れた映像作品の中から10作品を選定、上映し、その中で最も優れた作品をグリーンイメージ大賞として表彰していて、昨年から当市を会場に開催されています。

「TICAD8(第8回アフリカ開発会議)に向けて、日本の中山間地から世界との連携」と題したシンポジウムでは、国連食糧農業機関駐日連絡事務所やJICA国際協力機構、アフリカビジネス協議会、農林中央金庫の各代表からそれぞれの取り組みについての発表や、日本とアフリカの連携と持続可能な未来を考える機会を創出することを目的とした意見交換が行われました。

また、昨年、当市へ中山間地農業の視察においでになられた駐日セネガル共和国特命全権大使のゴルギ・シス閣下が特別ゲストとして参加されていて、改めて親交を深めさせていただく機会となりました。

第9回グリーンイメージ国際環境映像祭シンポジウムの様子

シンポジウムの様子

第9回グリーンイメージ国際環境映像祭シンポジウム参加者と皆さんと撮影した写真

参加者の皆さまとともに

国土交通省へ要望 3月14日(月曜日)

今冬の豪雪を受け、道路除排雪に係る財政支援について、国土交通省へ要望してきました。

今冬は、昨年末から2月末にかけて8度の大雪警報が発令されるなど、昨冬を上回るほどの積雪深となり、2月23日には新潟県災害救助条例の適用を受けました。

日々の機械除雪に加え、狭くなった道路の拡幅や排雪作業に例年以上の経費がかかっていることから、吉岡幹夫国土交通省技監に、除排雪経費の臨時特例措置による財政支援について要望しました。

これからも、冬期間における安全・安心な市民生活の確保に向けて、安定的な除排雪体制の維持に努めてまいります。

国土交通省の吉岡技監に要望書を渡す関口市長の写真

国土交通省の吉岡技監に要望書をお渡ししました。

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