公務レポート 令和4年4月

更新日:2022年05月09日

大地の芸術祭2022 開会式 4月29日(金曜日)

「大地の芸術祭2022」の開会式を行いました。

この日行われた開会式には、駐日クロアチア共和国特命全権大使 ドラジェン・フラスティッチ閣下をはじめ、国会議員・県議会議員の皆様、ご寄附やご協賛の協力をいただいた皆様、アーティストの皆様など、多くの皆様からご臨席を賜りました。

1年の延期を経て、4年ぶりとなる今回の芸術祭は、11月13日までの145日間の開催とすることで、コロナ禍において密集を避け、安全に芸術祭をお楽しみいただくことに加え、春・夏・秋の越後妻有の地を巡っていただけるものとなっています。越後妻有にお越しいただく皆様、地元の皆様にとって、多くの出会いと感動が待っている芸術祭となることを期待しています。

大地の芸術祭は2021年11月に日本経済団体連合会が掲げる「地域協創アクションプログラム」の連携パートナーとして選ばれました。経団連企業の皆様に数値で評価を表しにくいアートの価値が認められたことは、地方が存在し続けていく上での大きな希望であると思います。大地の芸術祭がスタートして20年以上もの歳月が経過しましたが、これからも地域芸術祭のパイオニアとして、アートの力による地域活性化に取り組んでまいります。

大地の芸術祭開会式1

38の国と地域から263組のアーティストが参加する世界最大級の国際芸術祭の開幕です。

大地の芸術祭開会式2

大地の芸術祭実行委員長として、あいさつを行いました。

清津峡渓谷歩道トンネル300万人達成 4月28日(木曜日)

平成8年10月1日に開坑した清津峡渓谷歩道トンネルが、入坑者数300万人を達成したことから、記念セレモニーを行いました。

記念すべき300万人目の入坑者となったのは、神奈川県川崎市からお越しの本田和男様・美奈子様ご夫妻でした。お二人は、毎年2・3回新潟県内を訪れているとのことで、この日の記念品として、大地の芸術祭2022のパスポートや、ミオンなかさとペア宿泊券を贈呈させていただきました。

2018年の大地の芸術祭を機にリニューアルをした清津峡トンネルは、峡谷美と幻想的なアート空間が堪能できる場所として、益々人気が高まっています。「大地の芸術祭2022」の開催期間中にも、清津峡トンネルをはじめ、越後妻有地域に多くの方にお越しいただくことを期待しています。

清津峡300万人達成

300万人目の入坑者となった本多様ご夫妻とお祝いをしました。

清津峡300万人達成2

花束、記念品を贈呈しました。

駐クロアチア特命全権大使 礒 正人様のご来市 4月25日(月曜日)

駐クロアチア特命全権大使として、クロアチア共和国に赴任される礒正人大使が、十日町市を訪問されました。

この日、磯大使は市内で「クロアチアピッチ」や「ジャパン・クロアチアフレンドシップハウス」などを視察されました。また、清津峡渓谷トンネルなどの大地の芸術祭作品や、十日町市博物館の国宝火焔型土器もご覧いただき、十日町市の魅力や歴史文化も体感いただきました。

礒大使からは、「20年間育まれた交流が確かなものとなっており、2020東京オリンピック・パラリンピックのホストタウン事業の成功にも繋がっている。今後もぜひ応援したい。」とのお言葉を頂きました。

今後もより一層クロアチア共和国とのスポーツ・文化・経済の交流を深めて参ります。

クロアチア大使訪問1

礒大使から、これまでのクロアチア共和国との交流を高く評価いただきました。

クロアチア大使訪問2

清津峡渓谷トンネル「Tunnel of Light」を視察いただきました。

上越魚沼地域振興快速道路 国道253号十日町道路中心杭打ち式 4月24日(日曜日)

上越魚沼地域振興快速道路(通称:上沼道)国道253号十日町道路の「中心杭打ち式」を行い、いよいよ本格的な測量作業を開始することとなりました。

国土交通省・新潟県・十日町市の共催で開催したこの日の式典は、上沼道「十日町・六日町間」整備促進協議会特別顧問の古賀誠様をはじめ、国会議員の先生方、新潟県議会議員の先生方など、多くのご来賓からもご参加いただき、この地域の未来に通じる道路の整備に向けて、大きな一歩を踏み出しました。

十日町道路を含む上沼道の早期整備は、災害に強い道路ネットワークの確保はもとより、観光産業の活性化、企業立地の加速など、期待される効果は計り知れないものがあります。

これからも、市民の皆様と一体となって上沼道の整備促進に取り組んでまいります。

中心杭打ち式1

あてま高原リゾート ベルナティオで行われた中心杭打ちの様子。

中心杭打ち式2

式典あいさつを行いました。

内藤廣建築設計事務所・内藤廣さんとの面会 4月22日(金曜日)

以前から念願としていた、十日町情報館設計者の内藤廣さんとの面会が叶いました。

内藤さんは、様々な建築物の設計やデザインをされていて、数多くの賞を受賞されるなど、日本を代表する建築家の一人です。また、まちづくりの分野でも先駆的な活躍をされていて、渋谷駅周辺の再開発プロジェクトでは、多くの有名建築家が街区のデザインアドバイザーとして加わる中、デザイン面を主導する「渋谷デザイン会議」の委員長を務めるなど、中心的な存在として長年携わられています。

中越大震災振りに情報館をご覧になった内藤さんは、「当時としては斬新であった、河岸段丘状の書架と吹き抜けの開架スペースが魅力だと思う。今日館内を歩いてみて、改めてその空間が安心できるものになっていると感じた。市民の皆さんから喜んで使ってもらえているのが嬉しい。」と話されていました。

市内には、原広司氏(MonET)、MVRDV(まつだい農舞台)、手塚貴晴氏・手塚由比氏(キョロロ)、安藤忠雄氏(あてま高原リゾート内 森のホール・水辺のホール)などの有名建築家の方々が手掛けた建築物が多数あり、観光客をはじめ、建築を学ぶ学生なども見学に訪れるなど、多くの人を惹きつけています。

これからも、内藤さんに設計いただいた情報館をより多くの方にご利用いただけるように努めてまいります。

情報館面会

設計者・内藤廣さんと情報館にて。

第10回記念 きらら会春に舞う 4月17日(日曜日)

「第10回記念 きらら会春に舞う」に出席しました。

新型コロナウイルスの影響により2度にわたり開催が延期されたとのことで、出演者・スタッフの方々はもちろんのこと、ホールに詰めかけた観客の皆さんも待ちわびていた様子が伝わってきました。

衆議院議員の梅谷守先生、県議会議員の尾身孝昭先生、小山大志先生も来賓としてご来場され、歌に演舞、寸劇と変化に富んだ演目構成で、10回記念にふさわしく華やかな舞台でした。

また、最年少の小学4年生や高校生といった若い世代も出演しており、世代を超えて芸能を楽しんでいる様子が見られたことも、大変うれしく思います。

公演会場の越後妻有文化ホール「段十ろう」は、令和4年度に開館5周年を迎えます。市では、これからも郷土芸能をはじめ、文化芸術活動の推進に取り組んでまいります。

公務レポート4月17日_1
公務レポート4月17日_2

瀬戸内芸術祭2022視察 4月14日(木曜日)、4月15日(金曜日)

香川県で行われた「瀬戸内国際芸術祭2022」の開会式に出席し、公開作品及び地域の視察を行いました。

瀬戸内国際芸術祭は、瀬戸内の12の島と高松港・宇野港周辺を会場に、海を舞台にした芸術祭で、アートの力で地域活性化を推進する取り組みとして、大地の芸術祭と互いに磨き合う存在です。

今回視察を行った男木島では、芸術祭をきっかけに、国内外からの移住者が増加し、閉校となった学校が再開するといった動きがあったとのお話をお聞きしました。

また、同じく視察を行った大島は、長くハンセン病療養所を開設してきた島で、1996年の「らい予防法」廃止まで、近代日本の負の遺産として触れることすらタブー視される島でしたが、芸術祭を契機に多くの人が島を訪れるようになりました。今回の視察では、コロナ禍における芸術祭の運営に加えて、地域芸術祭が果たす多様な役割を改めて確認することができました。

当市でもいよいよ、4月29日に「大地の芸術祭2022」が開幕します。新型コロナウイルス感染拡大予防対策を徹底した上で、多くの方に越後妻有の魅力を体験していただけるよう、準備を進めてまいります。そして、地域芸術祭のパイオニアとして、アートの力による地域活性化を引き続き推進してまいります。

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現代アートの聖地として注目を集める直島の彫刻作品「無限門」を臨む。

公務レポート4月13日2

視察では、「北アルプス国際芸術祭」で知られる長野県大町市・矢花副市長とご一緒しました。

地域おこし協力隊員の委嘱状・地域支援員の任用書交付式 4月1日(金曜日)

地域おこし協力隊員として新たに着任した原拓矢さんに委嘱状を、地域支援員として新たに任用した丸山惣平さんと中島弘さんに任用書を交付しました。

原隊員は、埼玉県出身で、十日町市では86人目の地域おこし協力隊員となります。雪国での生活は初めてとのことですが、「お試し協力隊」として市内に滞在した時にふれた地域の皆さんかの温かさによって、不安を払拭されたとのことです。担当地区の吉田地区では、農業の担い手不足などの改善に貢献したいとの抱負を話してくれました。

また、地域支援員としては新たに2人を任用しました。丸山支援員は水沢地区、中島支援員は十日町中央地区で活動します。お二人の地元でもある担当地区の活性化のために、これまでの振興会役員等での経験を活かした活動を期待しています。

公務レポート4月1日

委嘱状、任用書を交付しました。(左から 原隊員、中島支援員、丸山支援員)

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