公務レポート 令和4年8月

更新日:2022年09月06日

ツールド妻有2022 8月28日(日曜日)

「ツールド妻有」の出発式に出席しました。

2006年から毎年、十日町市の里山と芸術祭作品を巡る自転車イベントとして開催されているツールド妻有ですが、昨年はコロナ禍の影響を受けリモート開催となっていました。

この日は、出発直前に豪雨となりましたが、岩手県から沖縄県まで全国から参加いただいた総勢810名の選手の皆さんが、2年ぶりとなる越後妻有のコースへ元気にスタートして行きました。

また、出発式の後には、地域の皆さんが参加者をおもてなしするエイドステーションを訪問しました。雨にも負けずに越後妻有の大地を駆け抜けていく選手の姿と、心のこもったおもてなしや食事で選手を応援する地域の皆さんの様子が印象的でした。

ツールド妻有2022_1

出発式であいさつを行いました。

ツールド妻有2022_2

選手の皆さんとともに写真撮影を行いました。

和食処「おひつ膳 田んぼ」岡野社長の表敬訪問 8月23日(火曜日)

東京都内の4店舗で和食処「おひつ膳 田んぼ」を経営されている岡野真吾社長が表敬訪問にお越しくださいました。

岡野社長は、1997年(平成9年)から、松之山地域と田んぼを通した交流を続けられていて、米作りをはじめ、棚田を活用した「田んぼアート」による地域活性化にもご尽力いただいています。

懇談では、松之山地域の皆さんとの様々なご縁や美味しいお米を自店で提供することへの強いこだわりなど、大変興味深いお話しを伺うとともに、岡野社長の松之山地域への深い愛着や想いを感じました。また、会社が創立25周年を迎えられた記念、そして松之山地域の発展のために、企業版ふるさと納税によるご寄附をいただきました。

これからも、岡野社長をはじめ、当市を応援くださる皆様とのご縁を大切にしながら、地域活性化に取り組んでまいります。

岡野社長との懇談の様子

岡野社長から松之山に対する想いを伺いました。

岡野社長と市長との写真

ご寄附は松之山地域の活性化のために活用します。

第68回原水爆禁止十日町市民大会 8月6日(土曜日)

68回目の開催となった原水爆禁止十日町市民大会に出席しました。

当市では、この市民大会の開催をはじめ、広島・長崎への義援金の寄附や両市平和式典への中学生を含む派遣団の参加などの活動が、市民の浄財に支えられています。さらに、これらの活動が党派や宗教などの枠組みを超えて長い期間継続して行われていることは、他に類のない取組であり、まさに先人たちの努力の賜物であります。そして、私たちはこのバトンを未来へつなぐ責務があると考えています。

さて、ロシアによるウクライナ侵攻が続く中での開催となった今回の市民大会は、改めて平和への想いを強くする機会となりました。

私が市長となって初めて参加した2009年8月6日の大会は、4月にチェコ共和国プラハで当時のオバマ米大統領が「核兵器のない世界を追求する」ことを表明し、今回とは異なる特別な想いを感じながら参加した事を今でも鮮明に覚えています。しかし、それから13年が経った今も、未だに核兵器廃絶は実現していないばかりか、核の脅威を感じられずにはいられない事態が続いています。

このような状況に対し、十日町市は現在開催中の大地の芸術祭での取り組みを通して、静かに、しかし、しっかりとした形で平和を発信し続けています。越後妻有里山現代美術館 MonET(モネ)では、戦火のキエフから避難したウクライナ人作家の「パリャヌィツャ(ウクライナ語で「丸パン」)」という作品を展示するとともに、ロシア人作家が「反戦」をテーマとした個展を開催しています。また、松代城山周辺のフィールドミュージアムには、ウクライナ出身の作家イリヤ&エミリア・カバコフ夫妻の「手をたずさえる塔」が民族・宗教・文化を超えたつながり、平和・尊敬・対話・共生を象徴する作品として、展示されています。

ぜひ、多くの皆様からこれらの作品をご覧いただき、作家が作品に込めた平和への願いを感じてほしいと思います。

第68回原水爆禁止十日町市民大会で挨拶する市長の写真

市民大会で挨拶を行いました。

ジャンナ・カディロワ「パリャヌィツァ」Photo Nakamura  Osamu

ジャンナ・カディロワ「パリャヌィツャ」

Photo by Nakamura  Osamu

エカテリーナ・ムロムツェワ個展のチラシ

ロシア人作家による個展のチラシ

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