公務レポート 令和4年10月

更新日:2022年11月04日

第54回十日町市美術展 表彰式 10月30日(日曜日)

第54回十日町市美術展の表彰式に出席しました。

今回の美術展では、173人の皆様から出展いただいた220点の力作が、会場となった越後妻有文化ホール「段十ろう」を彩りました。

この日は、6つの部門において、厳正なる審査によって選ばれた市展賞6点、奨励賞12点、新潟日報美術振興賞4点、佳作賞26点の表彰を行いました。

これからも芸術の鑑賞や発表の機会を充実することで、文化芸術活動の推進に取り組んでまいります。

市美術展1

表彰式の様子。

市美術展2

出展者の皆様の力作を鑑賞しました。

十日町市民協働の森づくり「風の森」引き渡し式 10月20日(木曜日)

「十日町市民協働の森づくり実行委員会」から11年に渡って植樹と育樹をしていただいた「風の森」(旧十日町市民スキー場跡)が市に返還されることとなり、引き渡し式に出席しました。

新型コロナウイルス感染症拡大の影響により1年の延期を経て開催された式では、実行委員会の村山徹会長から植樹15,000本の目録を贈呈いただきました。

これからは市の大切な資源として、「風の森」の樹木を大切に守ってまいります。

風の森1

引き渡し式の様子。

風の森2

「十日町市民協働の森づくり実行委員会」の皆さんとともに、引き渡しを記念して2本のブナの植樹を行いました。

デ・アゴスティーニ家地図展 10月20日(木曜日)

十日町・コモ姉妹都市交流事業として開催している「デ・アゴスティーニ家地図展」を視察しました。

初代ジョバンニ・デ・アゴスティーニはイタリア近代地図学を興したといわれる人物で、130年前にイタリア初の民間地理研究所をコモ市に開きました。この企画展では、デ・アゴスティーニ家所蔵のイタリア、コモ市、ロンバルディア州の地図が展示されています。

第二次世界大戦前後を比較する展示は、大戦による領土の変化や州名の変更など、イタリアの歴史を垣間見ることができる大変興味深いものでした。また、1930年頃に製作された「イラスト地図」は、16色刷りの版画によってイタリアの特産物や建造物が鮮やかに表現されています。州をまたいだ旅行が難しかった時代に、子どもたちに母国の美しさや魅力を知ってほしいという想いで作られたもので、イタリアの小学校の授業でも使われているそうです。

10月30日(日曜日)まで開催していますので、ぜひ大勢の皆さまから、ご覧いただきたいと思います。

地図展1

現当主のジョバンニ・デ・アゴスティーニ博士と、奥様のみのり夫人から解説をしてもらいました。

地図展2

企画展の様子(十日町情報館ギャラリー)

十日町地域土木振興会 新潟県土木部公共事業要望会 10月18日(火曜日)

十日町地域土木振興会長として、副会長の桑原悠津南町長とともに、令和5年度における十日町市・津南町の公共事業要望を新潟県土木部へ行いました。

会の顧問を務めていただいている尾身孝昭県議会議員、小山大志県議会議員からもご出席を賜り、重点要望7点をはじめとした全16点の要望を行いました。金子土木部長からは、「十日町市・津南町の皆様の思いを受け止め、十日町地域の発展のために、取り組んでいく」との回答がありました。

今後も皆様の声を県政に伝え、十日町地域の未来のための社会資本整備を推進してまいります。

十日町地域土木振興会要望会1

尾身県議、小山県議、桑原津南町長とともに要望を伝えました。

十日町地域土木振興会要望会2

金子土木部長(写真右)へ、十日町地域の思いを込めた要望書を渡しました。

十日町市海老最終処分場竣工式 10月16日(日曜日)

15年にわたって使用してきた霧谷最終処分場の後継施設として建設をした、十日町市海老最終処分場の竣工式を行いました。

建設に当たっては、当市では初となる、高度技術提案型の設計・施工一括発注方式を採用し、高い品質で効率的な運転管理が図られるようにしました。また、建屋を屋根で覆うことで、廃棄物の飛散や悪臭を抑えつつ、天候などの自然条件に左右されずに通年利用できる新しいタイプの処分場となっています。

新しく完成した最終処分場を大切に使用し、適正な廃棄物処理を行うことで、脱炭素・循環型の環境にやさしいまちを目指してまいります。

最終処分場1

来賓の皆様とともに、テープカットを行いました。

最終処分場2

完成をした十日町市海老最終処分場。

講演会「人生会議をしてみませんか」 10月9日(日曜日)

ひとり暮らし等で将来に不安を感じている方へ向けた講演会「人生会議をしてみませんか」を開催しました。

第一部では、十日町市地域包括支援センター職員や市内介護従事者の皆さんによる寸劇で、「人生会議」について知っていただきました。そして、第二部では、ホスピス医として、患者が自分らしく人生を精一杯生き切るお手伝いを30年以上実施されている、ふじ内科クリニック院長の内藤いづみ先生より、「いい塩梅で人生を。地域で安心して暮らせる未来を創ろう」と題して、ご講演をいただきました。

当日は、オンラインも含めた約250人の皆さんからご参加いただき、「人生会議」というテーマの関心の高さを感じました。

これからも、将来に不安を感じている方の支援をしていくことで、安全・安心なまちづくりに取り組んでまいります。

人生会議1

講演会に先立ち、あいさつを行いました。

人生会議2

内藤いづみ先生のご講演の様子。

株式会社能作の本社工場視察 10月7日(金曜日)

富山県高岡市の鋳物メーカー株式会社能作の本社工場を視察しました。

能作の工場見学は、年間来場者数が10万人を超えるなどとても人気があり、私も以前から実際にお話しを伺いたいと考えていました。

この日は、1,000度の炉で溶かした金属を型に流し込む「生型鋳造」という製法の作業現場や、研磨などの加工作業を近くで見学することができ、ものづくり現場の臨場感を実際に感じることができました。そして、若い職人さんが多いことにとても驚きました。

高岡市の鋳物は、行程ごとに細かく分業されていて、溶かした金属を流し込む型を作る原型師や、着色をする職人が市内にいて、製造の全行程を地域内で行うことができるという点が、きものの総合産業である当市と似ていると感じました。

さらに能作の本社工場には、お洒落なカフェのほか、真鍮や鈴などの商品を実際に購入することのできるショップや体験工房などがあり、平日にも関わらず、多くのお客様(とくに女性)が訪れていました。産業観光の取り組みとしてとても参考となる視察となりました。

能作本社工場前で撮影した市長の写真

能作本社工場前にて

工場見学の様子

1,000度の炉で溶かした金属を型に流し込む作業を見学しました。工場内ではとても大きな音がするため、専用のイヤホンを付けて説明を聞きました。

職員の方から説明を受ける市長の写真

職員の皆さんのホスピタリティの高さにも感銘を受けました。

第181回北信越市長会総会 10月6日(木曜日)~7日(金曜日)

石川県七尾市で開催された第181回北信越市長会総会に出席しました。

対面による総会は、令和元年10月に当市で開催して以来、3年振りとなりました。

この間に、北信越エリアの5県69市(富山県9市、石川県11市、福井県10市、長野県19市、新潟県20市)のうち、28人の市長が新たな顔ぶれとなりました。

総会では、全国市長会へ提案する議案などの審議を行うとともに、和倉温泉お祭り会館や能登演劇堂を見学し、七尾市の文化観光の取組を視察しました。

2024年春には、北陸新幹線が福井・敦賀まで開業する予定であり、これからも北信越地方の各市と連携を図りながら、地域活性化に取り組んでまいります。

北信越市長会会長、開催市の七尾市長、新潟県内の市長・副市長の皆さんとの写真

北信越市長会会長、開催市の七尾市長、新潟県内の市長・副市長の皆さんとともに

和倉温泉お祭り会館の視察の様子

和倉温泉お祭り会館の視察の様子

十日町市産業観光支援員委嘱状交付式 10月5日(水曜日)

地域特有の課題解決に取り組む「十日町市産業観光支援員」として、阿久澤剛樹さんに委嘱状を交付しました。

国内外にあるホテル等のアセットマネジメントや経営をされてきた阿久澤支援員は、2009年の「大地の芸術祭」で当市を訪れた際に、まつだい「農舞台」から見た棚田に魅せられた事をきっかけに、市内にある棚田の農作業に参加されるようになりました。

そして現在は、松代地域蒲生を拠点に、カール・ベンクスさんと協働で改築した農家民宿「トロノキハウス」の経営や、蒲生の棚田・儀明の棚田の保全活動などに取り組まれています。

阿久澤支援員には、長年培ってこられた経験を基に、里山暮らしの価値を高めるとともに、国内外に向けて広く発信してくれることを期待しています。

市長と阿久澤支援員の写真

阿久澤支援員から「中山間地域が持つ課題解決に向け、多くの方々と協力し、棚田を利用した地域再生に挑戦したい。」との抱負を伺いました。

新潟大学寄附講座協定締結式 10月4日(火曜日)

国立大学法人新潟大学と、新潟大学寄附講座「十日町いきいきエイジング講座」第2期の協定を締結しました。

医療と介護の持続可能な仕組みの構築のため、令和元年10月に設置した本講座は、これまで着実に成果を上げています。

特に令和3年7月に開設した市立の訪問看護ステーションおむすびは、本講座が目指す「出向くケアと医療」を象徴する取組となっていて、サービス提供実績を伸ばしながら、利用者からも喜びの声をいただいています。

第2期では、これまでの実績の更なる強化・進歩を目指すとともに、同様の課題を抱える自治体や、国際保健学分野に関わりのある諸外国にとって、好事例となるよう取り組んでまいります。

協定締結式に参加された皆様と一緒に撮影した写真

新潟大学の牛木辰男学長をはじめ、関係者の皆様とともに「十日町いきいきエイジング講座」第2期のスタートを切りました。

これまでの講座実績を振り返っている写真

これまでの成果を振り返りながら、第2期の方向性を確認しました。

災害対策本部設置訓練 10月4日(火曜日)

災害対策本部設置訓練を実施しました。

災害の発生時に備え、令和3年度に導入した防災情報システムでの災害対策本部運営訓練を行ったほか、災害発生前からの情報収集、対策本部と指定避難所開設までの流れ、地域防災計画に沿った組織体制の確認をしました。

災害発生時には、正確な情報をもとに迅速に指示を発令し、被害を最小限に抑えなければなりません。引き続き、有事に備えた訓練を行い、安全・安心なまちづくりに努めてまいります。

災害対策本部設置訓練の様子

災害対策本部設置訓練の様子

第27回全国棚田サミット 10月1日(土曜日)~10月2日(日曜日)

滋賀県高島市で開催された「第27回全国棚田サミット」に出席しました。

全国から約500名が参加したサミットでは、「関係人口や外部連携」をテーマにした分科会や、「鵜川(うかわ)の棚田」の視察などが行われました。

また、サミットの中で、多くの自治体において、高齢化等により棚田の保全や整備が難しくなっているということも報告されました。

当市には、全国で最も多い14か所の「つなぐ棚田遺産」があり、中山間地域直接支払や地域おこし協力隊制度を導入し、棚田を守り、活かす取組みを進めています。さらに、地域おこし協力隊として赴任した隊員が、退任後に集落の中心として農業に携わっている好事例もあります。

これからも棚田の保全や活用に繋がる取組みを行うとともに、これらの取組みによる成果を全国に向けて発信していきます。

「関係人口や外部連携」をテーマにした分科会の様子

「関係人口や外部連携」をテーマにした分科会の様子。

「鵜川の棚田」視察の様子

「鵜川の棚田」視察の様子

この記事に関するお問い合わせ先

総務部 企画政策課 秘書係

所在地:〒948-8501 新潟県十日町市千歳町3丁目3番地(本庁2階)
代表電話番号:025-757-3111(内線200)
ファックス番号:025-752-4635

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