公務レポート 令和5年8月

更新日:2023年09月04日

全国市町村長サミット2023 in 兵庫 8月28日(月曜日)

「全国市町村長サミット2023 in 兵庫」(総務省・兵庫県共催)にお招きいただき、当市が15年前から行っている地域おこし協力隊の取組みについて事例発表を行いました。

「移住・定住」をテーマにした事例発表では、当市の特徴として、充実したマッチング体制や中間支援組織による効果的なサポートが全国トップクラスの定住率に繋がっていること、多くの協力隊OB・OGが起業等をして様々な分野で市内に好影響を与えていることなどをお話しました。

また、サミットのコーディネーターを務められた弘前大学大学院の平井太郎先生からは、全国的に協力隊の受入れ競争が激しくなっている中、十日町市では「大地の芸術祭」が協力隊の応募に繋がっているという点について高い評価をいただきました。

このように多くの人から注目や評価をいただくのも、高い志を持って十日町市に来てくれる隊員の皆さんと、あたたかく受け入れてくださる地域の皆さんのご努力の賜物です。これからも地域おこし協力隊制度を活用して地域の活性化を図るとともに、当市の取組みを積極的に発信することで、地方から日本を元気にしていきたいと思います。

事例発表であいさつする市長の写真

事例発表の様子。

意見交換の様子

弘前大学大学院の平井太郎先生、島根県浜田市の久保田市長と意見交換をいたしました。

「十日町おおまつり」「諏訪神社秋季例大祭」参加 8月25日(金曜日)、26日(土曜日)

4年ぶりに通常規模での開催となった「十日町おおまつり」、「諏訪神社秋季例大祭」に参加しました。

25日から始まった「十日町おおまつり」の民謡流しでは、約800人が浴衣姿で踊り、立派な明石万灯や法被を纏った氏子が躍動しながら練り歩く様子を見て、十日町市の賑やかな夏の光景が戻ってきたことを実感しました。また、駅通には、露店市や地元飲食事業者による出店を目当てに大勢の人が訪れ、小さなお子さんからご年配の方まで、多くの人が楽しく過ごす姿が見られました。

翌26日は「諏訪神社秋季例大祭」の八角神輿発輿祭にて挨拶をさせていたいだ後に、神輿渡御にも参加し、夜には盛大に打ち上げられた奉納花火を鑑賞しました。

市民の皆さんと夏の一大イベントを共に楽しむことで、当市の素晴らしい伝統文化を守り、未来へと継承していくことが私たちの重要な使命であると改めて感じました.

また来年も盛大に開催できることを願っています。

おいよい!!

十日町おおまつり1

民謡流しには、イタリア・コモ市から交換留学生など、海外の方も参加しました。

諏訪神社秋季例大祭1

八角神輿の発輿祭にて挨拶をしました。

コモ青少年交換留学生 市長表敬訪問 8月22日(火曜日)

姉妹都市のイタリア・コモ市からの交換留学生、エレナ・シオリさんとマリア・ソフィア・スパーノさんのお二人が訪問してくれました。

当初は2020年の夏に十日町市へ来る予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響で4年間延期となり、今年になってようやく留学が実現しました。

お二人は8月19日(土曜日)から9月2日(土曜日)の間、市内のホストファミリーの家に滞在し、「大地の芸術祭」の作品巡りや十日町おおまつりの民謡流しの参加を通じて十日町市の暮らしを体験するとのことです。

ソフィアさんは「コモ市と十日町市の2つの文化が触れ合う素晴らしい機会をいただき感謝しています」と話してくれて、エレナさんは、「きものが大好きで、十日町市に来ることが夢でした」と笑顔で語ってくれました。

当市とコモ市が姉妹都市提携を結んで、2025年に50周年を迎えます。今後も両市の若者たちに、互いの文化を学びながら交流を続けていってもらいたいと思います。

コモ市留学生1

コモ市から交換留学生、マリア・ソフィア・スパーノさん(左)とエレナ・シオリさん(右)

コモ市留学生2

ホストファミリーの皆さんにもお越しいただきました。

上越魚沼地域振興快速道路「十日町道路」建設予定地視察 8月18日(金曜日)

国土交通省北陸地方整備局長岡国道事務所から整備を進めていただいている、上越魚沼地域振興快速道路(通称:上沼道)「十日町道路」の建設予定地を視察しました。

平成31年に国の直轄権限代行により事業化された上沼道「十日町道路」は、昨年4月に北陸地方整備局管内で初となる「中心杭打ち式」が行われ、整備に向けた事業が始まりました。 すでに関係する水沢、八箇、六箇、吉田地区の各町内へ説明会が行われるなど、順調に事業が進んでいます。

上沼道「十日町道路」は、経済発展、地域振興への効果はもちろん、近年、多発する豪雨や豪雪などの災害時に重要な役割を担うものと期待しています。市では、予定されているインターチェンジへのアクセス道路となる市道高山水沢線の整備や、インターチェンジ周辺の土地利用検討を着実に進めてまいります。

図面を見る市長の写真

図面を見ながら十日町道路の線形などを確認しました。

十日町道路の予定地を確認する市長の写真

夕方とはいえ、この日も残暑厳しい日でありましたが、4か所で視察を行い、改めて「十日町道路」の完成イメージを思い浮かべることができました。

マッテオ エンリコ・オルフィーノ国際交流員の着任報告会 8月16日(水曜日)

十日町市の新国際交流員のマッテオ エンリコ・オルフィーノさんが着任の報告にきてくれました。

マッテオさんはイタリア共和国ローマの出身で、学生時代に日本語や東洋文化を学び、その後、在イタリア日本国大使館での勤務経験のほか、留学やインターンで来日を経験した中で、この度、当市の国際交流員として着任してくれました。

マッテオさんからは、「市民のみなさんと、イタリア語教室や文化交流のイベントなどを企画したいです。十日町市のいろいろな景色を見に行くのと、雪まつりを楽しみにしています。」との抱負を伺いました。

十日町市がイタリア・コモ市と姉妹都市提携を結んで、2025年に50周年を迎えます。マッテオさんは、これから様々な記念行事の企画運営や情報発信、コモ市との連絡調整などの業務を担当します。語学力と経験を存分に発揮してもらい、コモ市との交流がより活発となることを期待しています。

市長とマッテオさんの写真

国際交流員の任用書を手渡しました。

越後妻有観光フォーラム2023 8月8日(火曜日)

一般社団法人十日町市観光協会の新たな組織体制のお披露目となった「越後妻有観光フォーラム2023」に出席しました。

新しく就任された柳一成代表理事からは、「持続可能な観光・責任ある観光」の実現に向けた取組みが紹介され、新たな観光協会の活動に期待が大きく高まりました。

またこの日は、来賓としてお越しになった花角英世知事から、新潟県の観光をテーマに貴重なご講演をいただきました。花角知事は、十日町地域の食文化・雪への期待、清津峡を拠点とした観光振興のお考え等を講演くださいました。

市では、清津峡からの広域的な周遊性を高める魅力発信や二次交通の利便性向上に取り組むとともに、文化庁の日本遺産に認定された雪国文化のストーリーを国内外に積極的に発信することで、観光産業の推進を図ってまいります。

挨拶をする市長の写真

新たな観光協会に期待を込めて、お祝いの挨拶を述べました。

ご講演中の花角知事の写真

新潟県観光協会の会長でもある花角知事のご講演の様子。

清田山キャンプ場まつりの視察 8月6日(日曜日)

清田山キャンプ場で行われる夏の恒例イベント「清田山キャンプ場まつり」を視察しました。

真夏の太陽が照りつける暑い日でしたが、地域の皆さんによるステージパフォーマンスや、ニジマスのつかみ取りなどの催しが行われ、家族連れやキャンプ愛好家など約400人の皆さんが清田山に集まりました。

また会場には様々な店の出店があり、バングラデシュカレーやクラフトビールなど市内の若手起業家の皆さんが経営するお店では、多くの人で賑わっている様子が見られました。

清田山キャンプ場は、雄大な河岸段丘が一望できる絶好のロケーションにあり、スノーピーク監修による施設で安全・快適にキャンプを楽しむことができます。ぜひ多くの皆さんから足を運んでいただきたいと思います。

会場視察の様子。

市内の若手起業家が醸造するクラフトビールをいただきました。

第69回原水爆禁止十日町市民大会 8月6日(日曜日)

8月6日に、原水爆禁止十日町市協議会が主催する「第69回原水爆禁止十日町市民大会」に参加しました。

これまでの3年間は新型コロナウイルス感染症の影響で関係者のみの出席となっていましたが、今年は市民の皆さんも参加して、ともに原爆犠牲者への黙とうを行いました。

またこの日は、広島の平和記念式典に南中学校・川西中学校・松代中学校の生徒を含む22名の派遣団が参列して、千羽鶴と義援金を広島市へ、見舞金を広島原爆養護ホーム「むつみ園」と広島赤十字原爆病院へ届けてくれました。

今後も当市では、平和運動・平和学習を推進し、核兵器のない世界の実現に向けて強く訴え続けてまいります。

市民大会で挨拶を行いました。

市民大会の様子。

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総務部 企画政策課 秘書係

所在地:〒948-8501 新潟県十日町市千歳町3丁目3番地(本庁2階)
代表電話番号:025-757-3111(内線200)
ファックス番号:025-752-4635

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