公務レポート 令和6年1月

明治安田生命保険相互会社長岡支社と、健康増進に関する連携協定を締結しました。同支社は、健康増進をテーマにした地域コミュニティの形成や、未来の世代の健康的な成長に繋がる取組みを行っていて、この連携協定が「生涯元気で健やかに暮らせるまち」を実現するための大きな推進力となることを期待しています。

また、この日は「私の地元応援募金」の目録を贈呈いただきました。これは、明治安田生命保険相互会社と従業員の皆さんが居住地や出身地など「地元」の発展のために寄付を行う取組みとのことです。明治安田生命保険相互会社長岡支社と従業員の皆さんに感謝をするとともに、頂戴した寄付金を有効に活用して地域活性化を進めてまいります。

日本ビジネスシステムズ株式会社の牧田幸弘代表取締役社長から、「星峠の棚田」の保全のために3000万円のご寄附をいただきました。

松代・峠地区ご出身の牧田社長は、情報・通信関連企業での勤務を経て、平成2年に日本ビジネスシステムズ株式会社を設立されました。同社は令和4年に東証スタンダード市場に上場され、社員数2,500人を超える国内有数のIT企業となっています。

この日は、牧田社長から当市にお越しいただき、寄附金の贈呈式を執り行いました。また、贈呈式の後に行った対談では牧田社長の郷土愛が強く感じられ、長年に渡って当市の力強い応援団として支援をしてくださっていることに改めて感謝を申し上げました。

牧田社長のご支援を活かして、地域の宝である棚田の魅力を世界へ向けて発信するとともに、後世に継承するための取組みを進めてまいります。

七和地区の「寒中防災訓練」に参加しました。

七和地区振興会では、冬期間に大地震が発生した場合に備えて、8年前から寒中防災訓練を実施しています。この日は約30人が七和地区防災センターに集まり、発電機を利用した停電時の対応確認や、ガスコンロと雪を使った水の確保など、冬にライフラインが止まった状況を想定した訓練が行われました。

積雪期の避難は平常時に比べて多くの注意が必要となりますが、七和地区では皆さんが高い防災意識を持ち、工夫をしながら訓練を行う姿が見られるなど、地区の共助による防災力の高さを実感しました。

市としても、様々な状況を想定した訓練を行うとともに、市民の防災意識を高める取組を通じて、安全・安心なまちづくりを進めてまいります。

令和6年十日町市消防出初式に出席しました。

冒頭、元日に発生した能登半島地震で亡くなられた方々に、黙とうを捧げるとともに、被災された方々にお見舞い申し上げました。祝宴を中止し式典のみとするなど、規模を縮小しての開催となりましたが、来賓の皆様をはじめ、消防団員も参加し、身の引き締まる新年のイベントとなりました。

昨年は、厳しい猛暑により米等の作物は大打撃を受けたものの、幸いにして当管内での自然災害はありませんでした。しかし、建物火災により尊い命が失われました。

訓示では、市民の負託に応える心強い存在として、日頃から消防団活動等に一層精進されるよう、改めて消防団員をはじめとする消防関係者にお願いしました。

今後も消防団、消防関係機関等と連携し、災害に強いまちづくりに努めてまいります。