公務レポート 令和6年7月
第12回2024全国田んぼアート博in十日町 7月31日(水曜日)
田んぼをキャンバスに見立て、稲を絵具代わりに巨大な絵を描く「田んぼアート」の全国大会が、松之山棚田アート10周年記念事業として当市で開催されました。
全国各地から約150人が集まり、田んぼアートに関するトークセッションなどが行われたほか、棚田アートや大地の芸術祭作品などをめぐる周遊ツアーも行われました。
田んぼアートは、地方の過疎高齢化などの課題解決や新たな観光資源の確立を目指して、平成5年に青森県田舎館村で始まりました。当市では、平成27年から松之山布川地区で、首都圏でごはん専門店を営む「有限会社田んぼ」の岡野真吾代表と地域の皆さんが「棚田アート」に取り組まれています。
この全国大会を機に、田んぼアートの取り組みの輪がさらに広がっていくことを期待しています。

来賓としてあいさつしました
トークセッションの様子
川西地域集落視察 7月30日(火曜日)
川西地域の3集落を住民の皆さんと見て回り、集落の生活状況や困りごとなどのお話を伺いました。
どの集落も、昔から大切にされてきた山間地の農地を維持していて、代々の農地を守り抜く住民の皆さんのご努力に感服しました。
農業に限らず、山間地で安全・安心な生活を維持するためには、道路や水路などのインフラ整備が欠かせません。地域の声を伺いながら、課題解決に向けた取組みを進めてまいります。

田戸集落にて、道路の転落防止柵の不具合を確認しました

室島集落にて、道路の安全対策について現地確認をしました

大白倉集落にて、イチョウの根による水路侵食被害の様子を確認しました
新潟を食べよう「十日町・津南フェア」発表試食会 7月26日(金曜日)
ホテルオークラ新潟主催の「新潟を食べよう『十日町・津南フェア』発表試食会」に招待いただきました。
このフェアは、県内各地の名産品を紹介する「新潟を食べよう」シリーズイベントの第5弾として開催され、当地域の食材を活かした特別メニューが提供されます。
私も実際に試食しましたが、盛り付けの美しさや一品一品の味付けに感動するとともに、当地域の食材の良さを再認識しました。「十日町・津南フェア」は8月1日から1カ月間開催されますので、ぜひみなさんも足を運んでみてください。

あいさつでは、フェア開催への感謝を伝え、大地の芸術祭のPRをしました

盛り付けの美しさと一品一品の料理の味に感動しました
NPO法人市民活動ネットワークひとサポ 令和6年度活動説明会 7月25日(木曜日)
十日町市民交流センター「分じろう」で開催されたNPO法人市民活動ネットワークひとサポ(以下、「ひとサポ」)の令和6年度活動説明会に参加しました。
「ひとサポ」には、令和元年度から分じろう、十じろう、立体駐車場などの「まちなかステージ施設」の指定管理を委託していて、これまでも「とおか市」や「こどもパークASOBO(あそぼ)」など様々な取り組みを実施し、多くのにぎわいを創出していただいています。
説明会では、令和6年度の活動方針のほか、4つのプロジェクト(こども、学生、まちづくり、大地の芸術祭)について決意表明があり、今後、更なるにぎわいが生まれることを確信しました。
みなさんからも、「ひとサポ」の活動に参加いただくとともに、より一層まちなかステージ施設を活用いただきたいと思います。

あいさつをしました

「ひとサポ」の決意表明の様子
水沢小学校 改修校舎内覧 7月18日(木曜日)
令和5年3月に着工した「水沢小学校(校舎)長寿命化改修工事」が終了し、完成したばかりの改修校舎を内覧しました。
校舎は築40年以上が経過しますが、これからも使い続けられるよう、内外装をすべて一新しました。特に、内装は、県産杉材やグラウンドで伐採した桜材を多用し、温かく親しみやすいものになりました。また、普通教室には多目的スペースを配置し、多様な学習形態に柔軟に対応できるようになりました。
水沢小学校では、2学期から新たな校舎での学校生活がスタートします。そして、来年4月からは馬場小学校の児童も加わります。この校舎で、多くの子どもたちの笑顔を見られることを、今からとても楽しみにしています。

桜の木のモニュメントのある玄関ホール

木材を多用した内装です

畳スペースのある図書室
大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ2024 開会式 7月13日(土曜日)
いよいよ大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ2024が開幕を迎えました。
越後妻有里山現代美術館MonETでの開会式には、名誉実行委員長である花角知事をはじめ、作家、来賓、関係者のみなさんなど、約350人の方にお集まりいただきました。
私からは、会期の4か月間の中で季節ごとの越後妻有の変化を楽しんでいただきたいことや、今回展からの文化庁との共催により、国と共に世界に向けて日本文化を発信していきたいことをお伝えしました。
開会式後は、さっそく来賓の皆様と作品鑑賞ツアーで各地の作品を巡り、ウクライナ・シンポジウムへの参加後、農舞台で巻上公一さんのLIVE「カバコフ夢の続き」を鑑賞しました。
今回展も注目の作品やイベントがたくさんありますので、11月10日までの会期中に、みなさんからもぜひ五感で芸術祭を感じ、楽しんでいただきたいです。

MonET壁画前で開会式出席者のみなさんと
開会式は好天に恵まれました
ウクライナ・シンポジウムの様子
野辺の泡セレモニー 7月12日(金曜日)
北川総合ディレクターや、大地の芸術祭の中国公式提携先であるHUBART代表の孫倩さんらとともに、中国ハウス「華園」で展開する作品「野辺の泡」の完成をお祝いしました。
「野辺の泡」は、清津峡渓谷トンネルのアート作品で知られるMADアーキテクツの創設者、マ・ヤンソンさんが手がけるランドスケープ作品です。芸術祭の会期限定のこの作品は、半透明なフィルムで覆われた泡の内部に入ることができ、不思議な感覚を体験できます。
中国の芸術関係者の皆さんも大勢来ていて、アートを通じた両国の文化交流がこれまで以上に、深まっていくことを確信しました。
お祝いの言葉を伝えました
大勢のお客さんが来場されました
泡の中に入っていきます
泡の中は、とても広くなっています
「十日町市ふるさとの森づくりプロジェクト」カーボン・オフセット証明書贈呈式 7月12日(金曜日)
イオンリテール株式会社へのカーボン・オフセット証明書の贈呈式を行いました
当市では、森林整備によって増えた二酸化炭素吸収量(カーボンクレジット)を企業などに購入してもらい、さらなる森林整備に繋げていく「十日町市ふるさとの森づくりプロジェクト」に取り組んでいます。
イオンリテール株式会社は、新潟県との包括連携協定に基づいてカーボン・オフセット事業への支援や県内特産品の販路拡大に取り組んでいて、このたび、クレジットを94トン(1,034,000円分)購入いただきました。
引き続き、森林整備を推進して温室効果ガスの削減に努め、豊かな自然を保護していきます。
取組への感謝を伝え、協力継続を依頼しました。

イオンリテール株式会社からクレジット購入の目録をいただき、当市からはオフセット証明書を贈呈しました。
NIIGATAクリスタル丼「妻有飯」試食会 7月11日(木曜日)
NIIGATAクリスタル丼「妻有飯(つまりめし)」の試食会が行われました。
この試食会は(公社)日本青年会議所北陸信越地区新潟ブロック協議会が主催する地域ブランド育成・推進事業の新しい取り組みで、各地の魅力ある素材を活かしたオリジナル丼を開発し「NIIGATAクリスタル丼」として発信しています。
この記念すべき第1弾に越後妻有地域が選ばれ、「妻有ポーク」と「魚沼コシヒカリ」を使った「妻有飯」が誕生しました。今回は2つの飲食店が考案した新メニューがお披露目され、津南町長と試食しました。
8月中は各店舗のメニューに並びますので、大勢の皆さんから、妻有ポークと魚沼コシヒカリを堪能していただけることを期待しています。

市内「ごったく」考案の『冷しゃぶやたら丼』(左)と、津南町「麓」考案の『棒棒豚(ばんばんぶー)』(右)

甲乙つけがたいおいしさです
第75回新潟県消防大会ポンプ操法競技会出場チームの操法展示 7月5日(金曜日)
十日町市消防団十日町方面隊第10分団「鉢チーム」によるポンプ操法展示に参加しました。
「鉢チーム」は、7月28日に佐渡市で開催される第75回新潟県消防大会ポンプ操法競技会に十日町地域の消防団を代表して出場します。ポンプ操法の展示では、規律整然とし、気迫に満ちたスピード感溢れる「鉢チーム」の姿を見て頼もしく感じました。
十日町市消防団の活躍をアピールするとともに、全国大会出場を目指して頑張ってもらいたいと思います。
ポンプ操法の展示の様子
選手の皆さんに激励の挨拶をしました
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代表電話番号:025-757-3111(内線200)
ファックス番号:025-752-4635
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更新日:2024年08月14日