害虫駆除について

更新日:2022年09月05日

一般家庭・民間施設

 市では、一般住宅や事業所及びその敷地内で発生した害虫(害獣含む)の駆除は行っておりません。発生した場合は、管理者や所有者、または居住者の方が駆除をしてください。
 なお、自らの駆除が難しい場合は、専門業者に依頼することをお勧めします。駆除業者の紹介は、一般社団法人新潟県ペストコントロール協会が行っておりますので、直接ご確認ください(駆除費用は全額依頼者負担)。

市道・公園・学校などの公共施設

 市が所有・管理する施設や敷地内で発生した害虫について、人に危害を加えるおそれがある場合は、市で駆除等の対応を行います。
 主に市道の樹木、公園、学校など、市の公共施設内で害虫の発生を確認した場合は、環境衛生課(下記のお問い合わせ先)までご連絡ください。

代表的な害虫の駆除について

ハチの駆除について

 ハチの巣除去については、例年、多数のお問い合わせをいただいておりますが、市では、一般住宅や事業所及びその敷地内にできたハチの巣の除去は行っておりません。ハチの巣ができた場合は、管理者や所有者、または居住者の方が駆除をしてください。
 なお、スズメバチの巣など危険度が高く、自らの除去が難しい場合は、専門業者に依頼することをお勧めしています。市で把握している市内の駆除業者を紹介しておりますので、環境衛生課(下記のお問い合わせ先)までご連絡ください。
 スズメバチは攻撃性が高く大変危険です。むやみに近づいたり、棒でつついたりなど、刺激を与えたりすると攻撃してくるので注意が必要です。

軒下に作られたスズメバチの丸い巣の写真

スズメバチの巣

黄色の頭部と黒色の胸部、縞のある腹部を持ったスズメバチの写真

スズメバチ

蛾の駆除について

マイマイガ

 幼虫時には体毛が人に触れると肌のかぶれ等を引き起こすことがありますが、成虫になると人体に害を与えないといわれています。成虫後の寿命は短く7~10日間程度です。ただし、鱗粉が皮膚や目に付くとかゆくなることがあります。約10年周期で大発生し、2~3年継続する傾向があると言われています。
 駆除方法については、卵か幼虫時に除去することが最も効果的であると言われており、成虫になると、効果的な方法はありません。
 蛾はとまっている建物の壁面やすき間、草木等に卵を産み付けます。そして、卵は翌年に孵化し、大量発生することが考えられます。もし、ご自宅等で卵を見かけたら無理のない範囲で早期駆除のご協力をお願いします。

卵のとり方

 あまり硬くない先が平らなもので卵塊を取ります。角型ペットボトルを真ん中で切断したものを使うと便利です。そぎ落した卵塊は、土に深く埋めるか燃えるごみとして処分してください。
 なお、取り除く際には、卵塊を覆っている鱗毛が舞い上がり、吸い込んだり、目に入ったりするので、マスクやゴーグルを着用してください。

参考

クスサン

 先般、市内において「クスサン」が大量発生していたとの情報がありました。
 クスサンは、翅をひろげると10センチメートルを超える大きな蛾です。越冬した卵から4月中旬頃に幼虫が孵化し、葉を摂食します。その後、幼虫は7月上旬には老熟し、葉を利用して網目の繭を作り蛹化(ようか)します。蛹(さなぎ)のまま長期間過ごし、8月下旬から10月上旬にかけて羽化します。このため、しばしば秋に大量発生し、多数の個体が灯火周辺などに集まることがあります。
 なお、駆除方法等はマイマイガと同様です。
 今回の発生の原因は不明ですが、成虫後の寿命は短く7~10日間程度ですので、今回の状況は一時的なものと思われます。

木の幹にたくさん並んでいるクスサンの卵の写真

クスサン(卵)

緑色の体色で毛を持っているクスサンの幼虫の写真

クスサン(幼虫)

薄紅から黄褐色の羽を持つクスサンの成虫の写真

クスサン(成虫)

薄い褐色の羽を持つマイマイガの成虫の写真

マイマイガ(成虫)

この記事に関するお問い合わせ先

環境エネルギー部 環境衛生課 環境企画係

所在地:〒948-0056 新潟県十日町市高田町六丁目915番地2(エコクリーンセンター内)
直通電話番号:025-752-3924
ファックス番号:025-757-1751

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