古道松之山街道（上杉軍道）のご案内【文化庁「歴史の道百選」】

十日町市松代ー菅刈ー犬伏（松代地域）ー薬師峠（十日町地域）

文化庁指定区間は、菅刈ー薬師峠の間

【熊越山上り口の場合】

電車：ほくほく線「まつだい駅」下車、車で5分

車：関越自動車道「六日町インターチェンジ」又は北陸自動車道「上越インターチェンジ」より、それぞれ国道253号線で約60分

松之山街道（上杉軍道）は、上越市高田から南魚沼市塩沢の塩沢宿（昔の宿場）までの約76キロメートルの区間にまたがる街道です。

なお、文化庁から「歴史の道百選」として指定されているのは、菅刈古道入り口から薬師峠までの区間になります。

1.熊越山入り口ー太平集落ー菅刈集落ー菅刈古道入り口ー犬伏城跡ー犬伏古道入り口（所要時間は約2時間30分程度となります）

犬伏古道入り口からは国道253号線「犬伏停留所」に出て（徒歩約10分）、路線バスに乗車、「まつだい駅停留所」まで、バスにて約7分でまつだい駅に到着します。

路線バスの本数が少ないので、発着時間を確認の上、余裕をもったコースの時間設定をしてください。

2.1の逆ルート

「まつだい駅停留所」から「犬伏停留所」まで路線バスにて移動した後、散策開始。このルートの場合、最初のバス搭乗時間にご注意ください。

現在の松之山街道（上杉軍道）を散策する松代地域のルートとしては、ほくほく線まつだい駅より徒歩約5分の熊越山上り口ー菅刈古道入り口ー犬伏古道入り口の間が一番良いルートだと思います。

ただし、山道であることと、時期によっては残雪や草があり、危険なこと、クマやイノシシなどの野性の動物が出現する場合もあるので、注意しながら散策をしてください。

また、犬伏古道入り口から犬伏集落を通り、国道253号線に出るとバス停がありますが、バスの発着時刻を事前に確認の上、無理のない予定で散策をお楽しみください。