理科学実験教室「ミクロ・音・科学捜査」を開催しました。
令和4年11月19日(土曜日)に今年度3回目の理科学実験教室を開催しました。
講座の様子
今回は「あなたも科学捜査官」「音の科学」「タブレットでみるミクロの世界」の3つのテーマで実験を行いました。
あなたも科学捜査官
テレビドラマなどで見ることのできる指紋採取。今回は2つの方法で指紋の検出を行いました。
粉末法
ガラス製のプレパラートに指を押し付け、アルミニウムの粉末をかけてハケではらうと指紋が浮かび上がりました。
アルミニウムの粉末をハケではらう様子
浮かび上がった指紋
採取された指紋(指紋はぼかしています)
指紋を透明シールに写し取り、黒い紙に貼付けて観察しました。
液体法
コピー用紙に指を押し付け、ニンヒドリンという薬品を使って指紋を検出しました。
ニンヒドリンを塗布する様子
うっすらと浮かび上がった指紋(ぼかしています)
音の科学
身近なものを使って楽器を作ったり、音の伝わる仕組みを体験しました。
ストロー笛、ストロー笛のトロンボーン、空き缶笛
ストロー笛
空き缶笛での合奏
ストローの先端を△に切るだけでも笛になります。ストロー笛のトロンボーンはストローを組み合わせて作った笛を水を入れたコップに入れて吹くと、水に入れる深さによって音が変わります。空き缶笛は決まった量の水を入れることで音階を作ることができます。それぞれ担当の音を決めて合奏を行いました。
ホース電話
音は空気中を伝わるときいろいろな方向に拡散して弱くなります。しかし、ホースを使って音を拡散させないようにすることで小さな声でも伝えることが出来ます。
カルシウムの炎色反応
ホールの外で聞き取る様子
骨伝導
ふだん音は空気中を伝わって耳に入ることで聞くことが出来ますが、耳をふさいでいても骨を通して音を聞くことが出来ます。
実験ではつまようじを歯でくわえて、つまようじの先端をオルゴールに当てると、耳をふさいでいても音が聞こえることを体験しました。
つまようじをくわえてオルゴールを聞く様子
タブレットでみるミクロの世界
小さな広告の文字を拡大してみたり、植物の花びらや茎を拡大して観察しました。
広告の小さな文字を拡大する様子
植物の茎の断面を拡大して観察する様子
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更新日:2022年12月08日