農作業事故にご注意ください

更新日:2021年04月01日

 農作業事故の多くは、農業機械使用時の安全確認が十分でないことや、操作を誤ったことが原因によるものです。加えて近年は、農業従事者の高齢化による農作業事故が増えており、その多くが重大事故となっています。
 農作業を行う際は、安全確認の徹底とゆとりを持っての作業をお願いします。また、危険箇所を確認し、無理な作業は控えてください。一人ひとりの安全意識と仲間との「声かけ」が農作業事故を防ぎます。

安全作業の注意点

 農作業事故の多くは、トラクターによるものです。その他、重大事故に直結しやすいコンバインと草刈機を操作する際の注意点を以下にまとめました。操作する際の参考にしてください。

トラクターを操作するとき

  • 前方だけでなく、左右、後方の安全確認を十分に行いましょう。
  • バックには特に注意しましょう。
  • 転倒時の下敷き防止に大きな効果がある安全フレームを装着しましょう。
  • シートベルト、ヘルメットを装着しましょう。
  • 作業の後、ブレーキペダルの連結を確認しましょう。
  • 慣れた作業、慣れた道でも安全確認をしましょう。
  • 地区やJAが開催する農作業安全講習会等に参加しましょう。

コンバインを操作するとき

  • コンバイン動力部に巻き込まれないよう注意しましょう。
  • ゴミなどを取り除く際は、必ずエンジンを切りましょう。
  • 「緊急停止ボタン」の位置を確認しましょう。
  • ほ場への出入りの際は、桟橋を使い、慎重に操作しましょう。
  • 周囲の安全を確認してから、旋回、方向転換を行いましょう。

草刈機を操作するとき

  • 草などの詰まりを除去するときは、必ずエンジンを切りましょう。
  • 作業時は、保護メガネなどの保護具を身につけましょう。
  • 周囲に障害物がないか確認し、作業しましょう。
  • 熱中症対策として、帽子をかぶり、こまめな休憩と十分な水分を取りましょう。

事故が多い時間帯

 農作業での死亡事故は、午前10時~正午及び午後4時~6時での発生が大半です。昼食前など、空腹と疲れから注意が散漫になりがちになり、事故につながっています。
 この時間帯は特に注意し、休憩をとる、早めに切り上げるなどしましょう。

高齢者の注意事項

 農作業事故の高齢者の占める割合が高くなっています。農作業機械を操作する際は、操作手順等を良く確認して操作してください。また、決して無理をせず、休憩をとるなどしながら、余裕を持って作業してください。

 また、参考に添付のチラシもご覧ください。

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