人・農地プランから地域計画へ

更新日:2024年04月24日

地域計画の概要

今後、社会の高齢化や人口減少の本格化により農業者の減少や耕作放棄地が拡大し、地域の農地が適切に利用されなくなることが懸念される中、農地が利用されやすくなるよう、農地の集約化等に向けた取組みを加速化することが喫緊の課題です。
このため、人・農地プランを法定化し、地域での話合いにより、目指すべき将来の農地利用の姿を明確化する「地域計画」を定め、それを実現すべく、地域内外から農地の受け手を幅広く確保しつつ、農地中間管理機構(農地バンク)を活用した農地の集約化等を進めるため、農業経営基盤強化促進法等の改正法が令和4年5月に成立し、令和5年4月に施行しました。

「地域計画」は農業者や地域のみなさんの話合いにより策定される将来の農地利用の姿を明確化した設計図で、概ね10年後を見据え、誰がどのように農地を使って農業を進めていくのかを地域の話合いに基づきまとめる計画です。現況地図を見ながら話合いを進め、担い手や10年後に目指すべき農地利用の方針を反映した「目標地図」を作成します。地域計画の実現を目指して、目標地図に沿った担い手への農地集積・集約を進めていきます。

地域計画の策定・実行までの流れ

下記1~7の手順を経て地域計画(目標地図含む)を策定していきます。なお、地域計画は令和7年3月末までに策定・公表する必要があります。

  1. 協議の場の設置・協議
  2. 協議の場の結果を取りまとめ・公表
  3. 協議の結果を踏まえ、地域計画(案)を作成
  4. 関係者への意見聴取
  5. 地域計画(案)の公告
  6. 地域計画の策定・公表
  7. 地域計画を実現するため実行・随時更新

地域計画策定地域(予定)

市内を10の地域にエリア分けし地域計画を策定する予定です。
(注意)用途地域は含まれません。

  1. 十日町地域
  2. 川治・六箇地域
  3. 中条地域
  4. 吉田地域
  5. 下条地域
  6. 水沢地域
  7. 川西地域
  8. 中里地域
  9. 松代地域
  10. 松之山地域

「協議の場」の開催(随時更新)

 

◆開催日程
地域 日程 会場 状況
1.十日町 令和6年3月21日 十日町情報館 開催済み
2.川治・六箇 令和6年3月18日 十日町情報館 開催済み
3.中条 令和6年3月15日 十日町情報館 開催済み
4.吉田 令和6年3月14日 十日町情報館 開催済み
5.下条 令和6年3月7日 十日町情報館 開催済み
6.水沢 令和6年3月13日 十日町情報館 開催済み

7.川西
(モデル地域)

令和5年11月29日
令和6年1月7日
令和6年1月18日
千手中央コミュニティーセンター
瀬替えの郷せんだ
千手中央コミュニティーセンター
開催済み
開催済み
開催済み
8.中里 令和6年2月29日 中里支所 開催済み
9.松代 令和6年3月4日 松代支所 開催済み
10.松之山 令和6年3月5日 松之山公民館 開催済み

 

◆協議結果の公表
農業経営基盤強化促進法第18条第1項の規定に基づき、公表します。

協議結果の公表
地域 公表内容
7.川西
(モデル地域)

川西地域(東部地区)(PDFファイル:290KB)

川西地域(西部地区)(PDFファイル:263.2KB)

 

(注意)地域座談会は国の地域計画策定マニュアルにおける「協議の場」になります。

地域計画に関する注意点

令和7年3月末で基盤強化法による新たな農地契約はできなくなり、令和7年4月からは契約方法が農地法と農地バンク法(農地中間管理機構の手続き)の2種類となります。
なお、令和7年4月以降に農地バンク法に基づく農地契約を結べるのは、地域計画の目標地図に登載された担い手(農業者)のみになります。(目標地図の担い手は随時追加・変更が可能です)
(注意)令和7年3月末以前に地域計画が策定された場合は、その時点から基盤強化法による新たな農地契約ができなくなります。

参考リンク

この記事に関するお問い合わせ先

産業観光部 農林課 農業企画係

所在地:〒948-8501 新潟県十日町市千歳町3丁目3番地(本庁2階)
直通電話番号:025-757-3120
ファックス番号:025-752-4635

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