木質バイオマスストーブを設置検討または使用されている皆様へのお願い

更新日:2023年03月23日

 地球温暖化防止や、「炎」のいやし効果から、木質バイオマスストーブが普及していますが、使用方法を誤ると、有害物質の発生や、火災等が発生する恐れがあります。また、煙や臭いによるご近所とのトラブルになることもありますので、取扱いには十分にご注意ください。

室内に設置されている木質バイオマスストーブの写真

木質バイオマスストーブの設置を検討されている皆様へ

機器や設置場所を慎重に検討しましょう

 木質バイオマスストーブを設置する際には、ご近所への配慮を忘れずに、機種やストーブと煙突の設置位置、煙突の高さなどの検討を慎重に行いましょう。

煙突は垂直に高く、横引き配管は規程の範囲内で設置をしましょう

 煙突を不適切に設置すると、燃焼状態が悪くなったり、タールの付着による煙道火災等の事故が起こる可能性があります。機器の燃焼性能を発揮するためにも、煙突の垂直部分を長くしたり、屋外や2階の部分には二重管の煙突を使用する、横引き配管をメーカー規程の範囲内の長さで設置するなどの工夫をしましょう。

ご近所にあらかじめ説明をしましょう

 設置前にご近所に説明を行いましょう。ご近所の方からのご理解を頂かないと、実際に使用してからトラブルや苦情の原因となります。

木質バイオマスストーブを使用されている皆様へ

適切な燃料を使用しましょう

薪はよく乾いた無垢の木材を使用しましょう

十分に乾燥していない木材を使用すると、燃やした際に煙や臭いが発生します。そのため、木材はよく乾燥させてから使用しましょう。また、塗料や接着剤が付着した木材を使用すると、人体の呼吸器系や循環器系に影響を及ぼす有害成分が発生する恐れがあります。

ペレットはストーブの機種に適合するペレットを使用しましょう

ストーブの機種によって適合するペレットが異なります。販売店やメーカーが推奨するペレットを使用しましょう。

火災に注意しましょう

 機器や煙突の周りに燃えるものを置かず、ストーブとの間にスペースを確保し、火災等を起こさないように注意しましょう。

定期的にメンテナンスをしましょう

 安全に、快適に、長く使用するために重要となるのがメンテナンスです。すすやタールの除去など日常的にメンテナンスを行いましょう。
また、シーズン前後には必ず煙突及び排気筒の点検と清掃が必要です。ご自身でのメンテナンスが難しい場合は、専門業者による定期的なメンテナンスを行いましょう。

詳しくは下記の外部リンクをご覧ください。

 木質バイオマスストーブを快適かつ安全に使用し続けるためには、上記のことに注意して、適切な使用を心がけましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

環境エネルギー部 環境衛生課 エネルギー政策係

所在地:〒948-0056 新潟県十日町市高田町六丁目915番地2(エコクリーンセンター内)
直通電話番号:025-752-3924
ファックス番号:025-757-1751

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