道の駅「まつだいふるさと会館」への再生可能エネルギー導入

更新日:2023年03月20日

再生可能エネルギーの利用

国道253号沿いにある「道の駅まつだいふるさと会館」では、冷暖房システムの老朽化に伴う更新工事を行い、空調設備の一部に地中熱ヒートポンプシステムを導入しました。また、常時の再生可能エネルギー由来の電気利用と非常時の電源確保を目的に、太陽光発電及び蓄電池設備を導入しました。
各システムの運転状況は館内モニターで見ることができます。

太陽光発電及び蓄電池設備

太陽光モジュール 26キロワット(310ワット×84枚)
蓄電池システム

リチウムイオン電池:13キロワットアワー

パワーコンディショナー:16.5キロワット

地中熱利用空調設備
地中熱ヒートポンプ 1基(冷房33.5キロワット、暖房37.5キロワット)
地中熱ヒートポンプ用室内機 3台
採熱井戸 4本×100メートル
空気熱利用空調設備
空冷ヒートポンプ

5台

空冷ヒートポンプ用室内機 17台
パッケージエアコン 2台
ルームエアコン 3台
期待される効果
重油の削減量 5,400リットル/年
発電量 13,000キロワットアワー/年
二酸化炭素排出削減量 17トン

 

屋根に設置した太陽光発電

屋根に設置した太陽光発電設備

地中熱ヒートポンプシステム熱電源の機械

地中熱ヒートポンプシステムの熱電源

モニターのある場所

館内モニターで太陽光発電及び地中熱ヒートポンプシステムの運転状況を表示しています

地中熱ヒートポンプシステムの運転状況

地中熱ヒートポンプシステムの運転状況(モニター画面)

子どもたちにモニターを用いて設備の説明をする様子
モニターを真剣にする子どもたち

職員が子どもたちに設備のしくみを説明をしている様子

まつだいふるさと会館の施設概要の詳細については、下記リンクよりご覧ください。

地中熱ってなに?

地表から深さ10メートルほどの地中は季節を問わず一定の温度を保っています。温度が一定である地中は、夏は涼しく、冬は暖かいという特徴を持っています。この地上との温度差を利用して効率的にエネルギー利用を行うことを、「地中熱」利用を言います。

地中熱ヒートポンプの説明

出典:地中熱利用促進協会

地中熱利用ヒートポンプとは、大地とヒートポンプを組み合わせた冷暖房・給湯システムです。年間を通じて温度が一定の地中熱を利用し、夏は外気より温度の低い地中に温度を放熱し、冬は外気より暖かい温度の地中から熱を採熱します。

詳細については、下記の資源エネルギー庁のホームページまたは環境省の地中熱利用パンフレットをご覧ください。

この記事に関するお問い合わせ先

環境エネルギー部 環境衛生課 エネルギー政策係

所在地:〒948-0056 新潟県十日町市高田町六丁目915番地2(エコクリーンセンター内)
直通電話番号:025-752-3924
ファックス番号:025-757-1751

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