定例記者会見(令和3年7月5日)

更新日:2021年07月05日

1.新型コロナワクチンの接種状況と16歳から64歳までを対象とした接種計画について

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接種状況と今後の予定

7月4日(日曜日)現在の状況ですが、1回目の接種が15,459回(高齢者人口に対する割合は73.4%)、2回目の接種が6,469回(同割合30.7%)となりました。

今後については、65歳以上の人への接種は7月末に完了する予定です。また、特別養護老人ホームなどの高齢者入所施設も、現在施設嘱託医・医師会・薬剤師会などの協力で巡回チームを結成し、施設内での接種を並行して実施しています。優先接種についてですが、医療従事者は6月上旬までに十日町病院・松代病院を会場に接種が完了し、福祉施設従事者などは、十日町病院を会場とした集団接種や施設入所者を対象とした施設内接種時、高齢者接種会場での余剰分などで8月中旬頃に完了する予定です。(詳しくは添付した「資料1」を参照)

16歳から64歳までを対象とした接種

8月4日(水曜日)から開始し、10月中には希望する対象の方の接種を完了できる予定です。接種を受けるにあたり、今回から本人による予約が必要になります(予約方式)。予約は、国が示す優先接種順位などに基づき、基礎疾患を持つ人や学校・児童福祉施設職員、60歳から64歳までの人、都合で7月末までに高齢者接種ができなかった65歳以上の人を対象に先行して7月12日(月曜日)から受付を開始します。その後、7月26日(月曜日)からすべての対象者の受付を開始します。なお、予約のときに必要となる接種券番号などが記された接種券は、7月12日(月曜日)頃までに郵送します。

予約の方法は、インターネットまたは電話のいずれかで、接種日時・会場を指定して手続きをします。会場は、クロステン・上村診療所を予定しています。(詳しくは添付した「資料2」を参照)

  • 医療機関による個別接種は、現在実施に向けて関係機関と調整中で、実施医療機関が確定したら、順次お知らせします
  • 12歳から15歳までの接種などについても、関係機関と調整中です

今後も接種を希望するすべての市民の皆さんへ、一日でも早く接種を行うことができるように、医師会や関係機関と緊密に連携・協力して、取り組んでいきます。

2.十日町市訪問看護ステーション「おむすび」の開設について

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7月15日(木曜日)から、念願であった「十日町市訪問看護ステーション」がサービス提供を開始します。

当地域では、地元医師をはじめ、介護・福祉の現場で働く大勢の皆さんから「市立」での安定した訪問看護ステーションの開設を望む声が挙がっていました。市としてもこれを地域課題の一つと捉え、新潟大学寄附講座「十日町いきいきエイジング講座」の菖蒲川特任教授、白倉特任助教とともに、検証を重ねてきました。

このたび、地域に必要とされている「出向くケアと医療」の一環として、市立の訪問看護ステーションの開設に至りました。ステーション名前の「おむすび」には、「この地域で、人と人、心と心を結び、想いを込めて握られたおむすびのように、温もりのある看護の提供を目指しながら、市民の皆さんの安心につながる、暮らしに寄り添うステーションに育てていきたい」という願いが込められています。

7月15日の開所日は、午前10時から医療福祉総合センター前で短時間で簡易なものですが、除幕式を行います。

3.越後妻有里山現代美術館・まつだい「農舞台」フィールドミュージアムリニューアルオープンについて

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7月22日(木曜日・祝日)に、大地の芸術祭の主要施設である「越後妻有里山現代美術館」と、まつだい「農舞台」周辺エリアがリニューアルオープンします。

「越後妻有里山現代美術館」は、前回リニューアルから、3回のトリエンナーレを経て、多くの皆さんから来訪していただきました。今回、名称を「越後妻有里山現代美術館(Museum on Echigo-Tsumari)」、愛称を[MonET(モネ)]として、さらに魅力を増して、生まれ変わります。今回は常設作品の多くを入れ替え、国内外の注目作家の新作を公開します。また、キナーレを設計した原広司+アトリエ・ファイ建築研究所が改修を担当し、細部までこだわった美しい美術館となります。レアンドロ・エルリッヒ作品のビューポイントも、より鑑賞しやすくなります。

そして、まつだい「農舞台」や、松代城を含む城山エリア全体は「まつだい『農舞台』フィールドミュージアム」としてリニューアルします。「農舞台」には、イリヤ&エミリア・カバコフの新作3作品が公開され、屋外の人気作品「棚田(2000年)」や「人生のアーチ(2015年)」とあわせて、カバコフ夫妻の作品が集積される、ほかに類を見ないスポットとなります。また、城山エリアの頂上にある「松代城」にも3作家の作品が展示され、各階がアート空間に変わります。

これらリニューアル後の作品公開にあたっては、新型コロナウイルス感染拡大予防対策のガイドラインを策定し、各施設とも来場する皆さんに安心して楽しんでいただけるよう、万全な対策に努めます。

4.東京2020オリンピッククロアチア共和国選手団事前キャンプ受入れについて

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東京2020オリンピック大会に出場するクロアチア共和国選手団が、7月13日(火曜日)から8月1日(日曜日)にかけて、十日町市で事前キャンプを行います。2002年サッカー日韓ワールドカップにおける同国キャンプ地となったことがきっかけとなり、当市がホストタウンに認定され、今回の事前キャンプが実現しました。

選手団は、まず7月10日(土曜日)に先遣隊が1人十日町市に入ります。次に、7月13日(火曜日)から7月18日(日曜日)までは、柔道チーム3人・テコンドーチーム6人・選手以外の派遣団6人が、後半の7月18日(日曜日)から8月1日(日曜日)までは、空手チーム3人が十日町市に滞在し、なかさとアリーナで練習を行います。

キャンプ期間中は、新型コロナウイルス感染症防止のため、市民との交流はオンラインで行い、十分な感染防止対策をとったうえで、公開練習なども計画しています。

クロアチア代表選手の皆さんには、十日町市でしっかりとコンディションを整えて、オリンピック本番での活躍を期待しています。

5.バスやタクシーで利用できる割引クーポン付きチラシを全戸配布します

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新型コロナウイルス感染症の影響で、長期にわたり利用が落ち込んでいるバスやタクシーの利用回復を図るため、千円分の割引クーポンが付いたチラシを、今週末に発送される市報7月10日号に折り込み、全戸配布します。

このクーポンは、バスやタクシーの運賃を支払うとき、またバス回数券を購入するときにも、割引券として利用できるものです。使用期間は、7月10日(土曜日)から令和4年2月28日(月曜日)までとなります。買い物や通院、また新型コロナウイルスのワクチン接種会場への移動など、市民の皆さんはぜひこのクーポンを活用し、バスやタクシーを利用してください。

6.十日町市がイオン「ブルーレシートキャンペーン」に初参加します

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イオンが実施している「ブルーレシートキャンペーン」に、十日町市が初めて参加します。

このキャンペーンは、イオンと新潟県が締結している包括連携協定の取り組みの1つで、県内のカーボンオフセット推進のため、イオンが新潟県版J-クレジットに登録している、県内6市町村のクレジットを購入するものです。期間は7月9日(金曜日)から11日(日曜日)までの3日間で、イオン新潟南店のみ7月13日(火曜日)までの5日間となります。開催店舗は新潟県内のイオン27店舗で、店内に設置される専用ボックスに投函されたブルーレシートの総額の1%相当が「十日町市ふるさとの森づくりクレジット」の購入に充てられます。

期間中は新潟産品の地産地消と販路拡大のための「新潟フェア」が開催されます。あわせて、イオン新潟南店など県内7店舗では「十日町物産展」が行われ、そばや日本酒、コシヒカリなど十日町市の地場産品が販売されます。また、11日(日曜日)にはイオン新潟南店で十日町市の観光ポスターや服部勇馬選手の応援パネルなども展示されます。

ブルーレシートの投函額が多いほど、「十日町市ふるさとの森づくりクレジット」の購入につながりますので、ぜひ多くの皆さんからのキャンペーン参加をお願いします。

7.キョロロ及び博物館の夏季企画展について

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「森の学校」キョロロ

7月17日(土曜日)から、夏季企画展「眼(め)展―生き物が見る世界のカタチ―」を開催します。

十日町市の里山に生息する多様な生き物の眼に注目し、その形態や機能の多様性を生体展示や映像、クイズラリーといった体験型展示を通してたっぷりと紹介します。このほかにも、館内外で里山の自然について子どもから大人まで楽しみながら体験・学ぶことができる体験プログラムを用意しています。

十日町市博物館

7月27日(火曜日)から、夏季企画展「器(うつわ)の移り変わり―縄文から現代まで―」を開催します。

今展では、普段は収蔵庫に保管している十日町市内出土の縄文土器や古代の土器、中世の焼き物を中心に、さらに市民から寄贈された現代の陶磁器なども展示して、この地域で使われていた器の変遷を紹介します。

8.民法改正後の十日町市成人式について

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民法改正により、令和4年4月から、成人年齢が20歳から18歳に引き下げられます。十日町市では成人式に替わる式典として、令和5年度以降も現行の成人式と同様に、前年度中に20歳になった皆さんを対象に、「二十歳のつどい」を開催します。

式典を「20歳開催」とした理由としては、市民アンケート結果で「20歳開催」を望む声が多かったこと、また学生や社会人としての経験を積んだうえで再び故郷に集まることで、家族や友人との交流を深め、改めて自身や故郷を見つめる機会としていただくことなどが挙げられます。

また、18歳になる皆さんへは「成人者のお祝い事業」として、該当者の誕生月にお祝いのメッセージと記念品を送ります。成人を迎えたことを祝福するとともに、責任ある大人としての自覚を持ち、家族や地域社会に対し感謝をする機会となってもらいたいと考えています。

今後の日程については、民法改正に伴い成人者となる皆さんを対象として令和4年4月に「成人者へのお祝い事業」を実施し、それ以降に18歳となる皆さんには、該当者の誕生月に合わせて実施します。また令和4年5月は現行どおりに行う最後の「成人式」を実施し、令和5年以降は「二十歳のつどい」として実施します。

これから成人を迎える若者には、社会に出てからも故郷・十日町市に愛着を持ってもらい、未来を担う人材として、まちづくりに協力していただきたいと願っています。

9.市LINE公式アカウントを活用した情報配信を開始します

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4月にリニューアルした市公式ホームページの情報発信力を強化するため、「LINE」と連携した情報配信を開始します。

7月12日(月曜日)から、ホームページに公開した情報を主に、さまざまな内容を配信します。なお、本日から添付した資料に記載の方法で、配信を受けるための市LINE公式アカウントの友だち登録が可能です。

また、友だち登録後に展開する配信画面には、添付資料「トーク画面イメージ図」にあるとおり、下段にリッチメニューと呼ばれる機能を配置しました。ここから市ホームページなどへアクセスして、LINEを基点に市政情報が入手できます。配信開始する7月12日(月曜日)には、先ほど発表した「ワクチン接種予約システム」へアクセスできるボタンも配置します。また、右下の受信設定では、受信したい情報を絞り込むカテゴリ選択もできるようになっています。

ホームページとLINEを連携し、今まで以上に広く・タイムリーな情報配信を推進していきます。

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