定例記者会見(令和4年1月6日)

更新日:2022年01月06日

1.今冬の雪害状況について

今冬の雪害について、1月6日正午までの発生状況をお知らせします。

昨年の12月25日から十日町市では3度の大雪警報が発表され、市内でも一時1メートル50センチを超える積雪となりました。市では、12月1日から雪害対策室を設置し警戒にあたっておりますが、年末年始にかけ除雪機に巻き込まれたケースや、除雪中の屋根からの転落などにより3人が亡くなりました。そのほか、重症者1人・軽症者7人ですが、そのほとんどが屋根やハシゴからの転落と除雪機による事故です。

そのため、市では防災行政無線やあんしんメールなどで市民に注意を呼び掛けていますが、改めて除雪のときは特に次のことに注意してください。

1点目

除雪機の安全利用として、安全装置であるデッドマンクラッチを無効化するような、器具で固定したり、ひもで縛ったりするような行為は絶対にしないでください。思わぬところで滑って転んでしまったとき、オーガに巻き込まれたり、除雪機の下敷きになるなど重大事故につながります。また、機械に詰まった雪を除去するときは、必ずエンジンを停止してください。

参考(新潟県制作動画)

https://www.youtube.com/watch?v=ecCoMNOd1Ng(外部リンク)

2点目

雪おろしで、屋根にはしごを掛けるときは、倒れないように固定し、特にはしごから屋根に移るときは、慎重に行動してください。また、作業中はヘルメットを着用し、高所での作業は命綱や安全帯を使用するように努めてください。

3点目

1人での作業は発見が遅れ重大事故につながりやすいので、2人以上での作業を心がけてください。やむを得ず、1人で行うときも、事前に家族や隣人に声をかけ、また携帯電話など連絡できるものを持って作業をしてください。

参考(国土交通省の「雪下ろし安全10箇条」の動画)

https://www.youtube.com/watch?v=1wtsPxPktyo(外部サイト)

冬は始まったばかりです。除雪作業には十分注意し、健康管理にも気を配って行いましょう。

2.令和4年「大地の芸術祭」名称・開催日程が決まりました

要旨

延期していた「大地の芸術祭」について、昨年12月に開催した大地の芸術祭実行委員会本部会議で協議した結果、名称を「越後妻有 大地の芸術祭 2022」とすること、開催日程を令和4年4月29日(昭和の日)から、11月13日(日曜日)までとし、全145日間で開催することを決定しました。

全期間を通じて、火曜日と水曜日は、作品や関連施設公開をお休みします。また、新作を含め、作品・施設によって公開時期が異なります。特に、地域との協働による作品の制作・公開時期は、地域の方々や関係機関と相談しながら決定します。今後、詳細が決まり次第、後日ホームページなどで発表します。

さらに、大地の芸術祭は日本経済団体連合会が取り組む「地域共創アクションプログラム」の連携先の一つに認定されるなど、中央の経済界から注目を集めています。このようなご縁に対してツアーや視察にて当地域を深く知っていただく機会を積極的に設けるなど、目に見える関係を一つ一つ大切にし、丁寧に対応することで、さまざまな可能性を今後につなげる芸術祭にしていきます。

3.「むこ投げすみ塗り」を開催します

松之山地域で、江戸時代から伝わる伝統行事「むこ投げすみ塗り」が、今年も開催されます。開催日は1月15日(土曜日)午後2時からで、会場は松之山温泉湯本の薬師堂付近です。

「むこ投げ」は、前の年に結婚した男性を薬師堂から約5メートル下の雪上へ投げ落とします。お嫁さんは雪まみれになったお婿さんの雪をやさしく払い落とし、夫婦の絆を深めます。その後、会場を移動し、「すみ塗り」が行われます。賽の神を燃やした灰と雪を混ぜて墨を作り、だれかれとなくお互いの顔に塗り合い、無病息災と家業繁栄を祈ります。日本の奇祭として、テレビや雑誌などで注目を集めています。

今年の主役は、一般公募で選ばれた菅家さん夫妻です。なお、新型コロナウイルス感染拡大防止ため、例年行われている「福ミカン撒き」は行いません。また、参加にあたってはマスクの着用と、ワクチン接種証明書またはPCR検査陰性証明書の提出が必要です。

4.「第14回縄文楽検定」を開催します

要旨

長岡市など4市1町と連携している信濃川火焔街道連携協議会では、「火焔型土器」、「新潟の縄文文化」をテーマにした「第14回縄文楽検定」を開催します。今回から「上級」が新設されたほか、日本遺産に認定されたストーリー「『なんだ、コレは!』信濃川流域の火焔型土器と雪国の文化」に関する出題も予定しています。

開催日は、3月6日(日曜日)で、会場は十日町市博物館講堂です。ほかにも、県内4会場で同時開催します。受検を希望する人は、2月18日(金曜日)までに往復はがきで十日町市博物館へ申し込んでください。

開催にあたり、新型コロナウィルス感染防止対策のため、各会場において、マスク、手指消毒などを徹底します。また、急遽開催を中止する場合もあります。詳しくは信濃川火焔街道連携協議会のホームページを確認してください。

参考

5.在ミラノ日本国総領事館に十日町産のゆかたが展示されます

要旨

1月7日(金曜日)から1月31日(月曜日)の25日間にわたり、イタリアのミラノにある日本国総領事館に十日町産のゆかたが展示されます。

このゆかたは、コモ市と十日町市の姉妹都市交流事業「きものプロジェクト」で制作されたもので、コモ市のセティフィチョ高校の学生がデザインしたきものの柄を使い、十日町市で22着のゆかたに仕立てられたものです。昨年、このゆかたをコモ市へ贈呈し、コモ市街地やコモ市シルクミュージアムで展示されました。

今回の展示会場となる在ミラノ日本国総領事館は、これから来日する外国人や帰国前の日本人の方が多く立ち寄る場所です。展示されるゆかたを見てもらい、十日町市のことを知り、今後観光などで訪れてもらうきっかけとなることを期待しています。

6.十日町市のPR動画が「第2回新潟ふるさとCM大賞」で第3位に輝きました

要旨

県内30市町村が制作した30秒のPR動画を審査する、「第2回新潟ふるさとCM大賞」が行われ、当市の動画が第3位となりましたのでお知らせします。
新潟ふるさとCM大賞は、新潟県・UX新潟テレビ21・県市町村振興協会の主催で、昨年度から開催されているものです。

動画のタイトルは「IT(会いてぇ)キモチ、ツナグSNS」で、コロナ禍の都会生活に疲れた孫と、早く孫に会える日を楽しみに待つ祖母のストーリーです。タイトルには、田舎(Inaka)のI(あい)と都会(Tokai)のT(てぃ)で離れている2人の会いたい気持ちは、スマホ、そしてSNSを通じて繋がっているという思いを込めました。最大の見どころは、棚田の水田面の形を孫と祖母の触れ合いが繰り広げられる、スマホアプリのトーク画面に見立てているところです。制作にあたり、撮影と編集は専門業者へ委託しましたが、企画・立案・準備は全て市職員で行いました。主なロケ地は「慶地の棚田」で、出演者も市民の方となっています。

動画は今回3位の副賞として、UX新潟テレビ21で1月~8月の期間に合計40本がスポットCMで放送される予定です。市でも、さまざまな媒体や場面で、魅力発信のために活用していきます。

制作した動画

「ITキモチ、ツナグSNS」(外部サイト/公式YouTube)

この記事に関するお問い合わせ先

総務部 企画政策課 広報広聴係

所在地:〒948-8501 新潟県十日町市千歳町3丁目3番地(本庁2階)
直通電話番号:025-757-3112
ファックス番号:025-752-4635

メールでのお問い合わせはこちら